画面を指でなぞって「板」を出し、上から降ってくる「おもちゃ」を木箱に入れていく、ゆるやか系(?)の物理パズルゲーム。
それが「Toy Physics」です。

ちょっとシュールでオシャレなグラフィックのゲームなのですが、全体的にゆったりとした動きとサウンドで、独特でゆるい世界観があるゲームですね。
開発したのはアメリカのメーカーのようです。

toyphysics

上からボールやキューブ、その他さまざまな形の「おもちゃ」が落ちてきます。
画面には色々な障害物があり、おもちゃはそれらに当たりながら、物理シミュレートされた動きで下へと落ちていきます。
一番下には木箱があって、ベルトコンベアーのように一方向に動き続けており、この木箱の中におもちゃを指定の数だけ入れればステージクリアとなります。
木箱以外の場所に落ちてしまうとミスとなり、3ミスでゲームオーバーです。

プレイヤーは画面をなぞることで緑色の「板」を出す事が出来ます
これにおもちゃを乗せたり当てたりして木箱に入れていく訳ですが、板は1枚しか出す事ができず、新しい板を描くと前の板は消えてしまいます
おもちゃはどんどん落ちてくるので、1つのおもちゃだけに気を取られていると他のおもちゃが落ちてしまうのが難しいところですね。
板はタップする事で、任意のタイミングで消すことも出来ます。

以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。



「物理・重力シミュレート」のゲームですが、あまり重力は強くなく、月面のようなゆるやかな感じの動きです。
サウンドも見た目もホノボノで、難易度もそんなに高くない、ゆったりしたゲームですね。
子供向けという訳ではありませんが、割と万人向けのゲームではないかと思います。

内容としては、「とびきり面白い」とか「ユニークなアイデアがある」という訳ではないのですが、ほんのりと(?)ストレスなく楽しめます。

ステージは全 40 ステージで、正直ボリュームがあるという程ではなく、集中してやると1時間ぐらいで終わってしまうかもしれません。
難易度には「ノーマル」「ハード」「エキスパート」の3種類があるのですが、ステージはどれも同じで、おもちゃの落ちてくる間隔が短くなるのみです。

toyphysics2

OpenFeint や Game Center などに対応していないのが残念ですが、とても丁寧な作りのゲームですね。

価格は 115 円と安いので、値段を考えると悪くないアプリと言えます。
どちらかと言うと、この洒落た雰囲気は「女性向け」と言えるでしょうか。
私的には iPhone / iPod touch にマッチしたゲームではないかなと思います。

Toy Physics(iTunes が起動します)
Toy Physics Lite(iTunes が起動します)