自称「正統スペース・シューティングゲーム」。
韓国のメーカーで作られたオーソドックスな縦スクロールシューティングが、この「Astrowings」です。

iTunes の評価が高めで、内容も無難そうだったので試してみたのですが・・・ こりゃちょっと「やられた」かも・・・
まあ、詳しくは後述します・・・

astrowings

耐久力制でステージクリア型の、一般的な「縦シュー」です。
指の動きに合わせて自機が移動するタイプで、指を置く位置や動かす位置は画面内のどこでも構いません。

ただし指を画面から離して画面下にある情報表示部分をタップした場合、「武器の変更」や「アイテムの使用」になるため自機は動きませんので注意して下さい。
この問題があるため操作性はやや難点もあると言えます。

自機は4つの武器を持っていて、画面右下の武器アイコンをタップすると変更出来ます。
武器は多数の弾を撃つマシンガン、敵をサーチするプラズマ、威力が高いレーザー、前方に連射するウェーブの4つです。

縦スクロールシューティングですが「敵を全滅させると次の敵が出る」という形になっている場面が多いため、敵を避けて進むことは出来ません。
ステージ中には中ボスも多く登場し、最後にボスが出現、倒すとクリアとなります。
弾幕シューティングと一般的なシューティングの中間的な感じで、弾の量は多めですね。
ハッキリ言って難易度は高いです。

敵を倒すことでお金を貯めることができ、ステージ開始前にパワーアップを購入することが出来ます
使い捨てアイテムの購入も可能で、ボムや敵弾のスピードダウンなどがあります。
ただし道中で死んだ場合、入手出来る資金は 1/10 となってしまいます。

以下は Youtube にアップされている公式トレーラーです。



しかしこのゲーム、もっとも大切な部分が出来ていません・・・
「ゲームバランス」がおかしいのです。

実はこのゲームは1面が異様に難しいです。
最初だからパワーアップがないので自機が弱く、それなのに敵の攻撃が激しくて、おまけにボスが異常に硬い。
ハッキリ言って普段シューティングゲームをやらない人や、シューティングが苦手な人だと、イージーの1面さえ突破できないでしょう。

私は最初「ノーマル」で始めたため、敵の攻撃、自機の低耐久、ボスの硬さを見て、「なんだこのゲームは!」と思いました。
おまけに死ぬと資金が 1/10 になり、それでは武器なんてまともに買えないため、多くの人が「ゲーム開始直後にハマる」と思います。
ある意味、最悪です。

さらに1面クリアするか、何度もやり直してお金を貯めて、メイン武器を Lv2 にした途端・・・ 急に簡単になります。
武器のレベルアップが凄く極端で、特にマシンガンは Lv2 や Lv3 にすると突然異様に強くなります
ゲームバランス、メチャクチャです。

最初がすごく弱いだけに、パワーアップした時の強さや爽快感を実感する事が出来ると言うのもあるのですが・・・
お世辞にもまともなバランスとは言えませんね。

お金が貯まり辛いので、武器も一点集中でパワーアップした方が良く、武器が4つ用意されている利点もあまりありません。
クリア済みのステージでお金を稼ぐ事は可能なのですが、1面が突破できない状況だと意味がありません。

astrowings2

後半ステージも難易度が高く、イージーでプレイしても終盤になるとかなり難しくなります。
シューティングに自身がある人でもイージー以外でプレイするのはオススメできません。

あと、ちょっと気になるのは「ヘンな日本語」でしょうか。
がんばって日本語化してくれているのは嬉しいのですが、ややおかしいところが目に付きますね。
(そして証拠もなくこう言うのも何ですが・・・ iTunes のレビューにも、同じような日本語がおかしい高評価レビューが連発されていて・・・)


と、色々と気になる点は多いのですが、それでも縦シューとしては相応に遊べるアプリです。
イージーでやって1面クリアが出来て、メイン武器さえ強化すれば、後は普通に楽しめるので、シューティング好きなら悪くはないと思います。

価格は 230 円で、内容を考えると相応の値段かなと思いますね。
iPhone のシューティングは最近急激にレベルアップしており、「ケイブシュー」(怒首領蜂エスプなど)や定番の縦シューに比べるとさすがに劣りますが、ゲームバランス以外の点は「正統派」と言えるだけの内容にはなっています。

シューティングゲームが好きな人「だけ」に、そこそこオススメです。

Astrowings(iTunes が起動します)