世界初の MMORPG (大規模多人数型オンラインRPG)である Ultima Online(ウルティマオンライン)を元にした感じのタワーディフェンス(防衛型ゲーム)。
それが「Protector: The Planes」です。
元は 2008 年に Flash で公開されたゲームで、シリーズ5作目となる欧米ではかなり有名なタワーディフェンスのようですね。
五千万プレイを達成したという実績があるヒットゲームで、オリジナル版は以下のページでプレイ可能です。
http://www.kongregate.com/games/undefined/protector
日本でも Goo が運営するゲームサービスで「マジックディフェンダー」という名前で日本語 Flash 版が公開されており、iPhone / iPod touch 版はその移植となります。
http://game.goo.ne.jp/premium/game07.html
グラフィックはハッキリ言ってショボく、私も最初見た時はまったくプレイする気が起きなかったのですが、しばらくやってみるとかなり奥深いシステムを持っている事が解り、ゲームバランスも良く、すっかりハマってしまいました。
個人的に、Ultima Online(以下 UO)の雰囲気を持っているのも、かつて UO のファンサイトを運営していた者として懐かしく感じましたね。

平らな場所に魔術師や戦士などのユニットを配置し、入口から出口に向かっていく敵軍団を迎撃していきます。
ユニットの設置には資金が必要ですが、これは敵を倒すことで入手可能で、敵を倒すとユニットの「経験値」も増えていきます。
経験値が貯まり、さらに一定の資金を使用することでユニットはレベルアップ、強化されていきます。
敵が出口に到達してしまうとライフが1つ減り、ライフが無くなってしまうと敗北。
ライフがなくなる前に敵を全滅させればステージクリアとなります。
基本的には一般的なタワーディフェンスのルールですね。
敵の通る道筋が決まっているタイプです。
ただ、このゲームならではの特徴も豊富にあります。
まず経験値が貯まり(さらにお金もあれば)ユニットをレベルアップ出来ますが、その際に特殊効果を重視した「スペシャリスト」と基本攻撃力を重視した「ジェネラリスト」の2つを選ぶことができ、用途に応じた強化が可能です。
スペシャリストにすると魔術師の場合、赤ならスプラッシュダメージ(範囲ダメージ)、青ならスロー、緑なら毒(継続ダメージ)、紫なら防御ダウンと言った特殊効果を与えられます。
また、各攻撃に「物理・火・冷・毒・雷」の属性があり、敵には属性に対する「耐性」と「弱点」があるため、これに合わせた配置も重要になります。
前述の特殊効果も無効にする敵がいて、さらに空を飛んでいる敵には剣の攻撃が効かず、足が速い敵や耐性属性を吸収する敵なども存在し、かなり細かく特性が付けられています。
ただ、属性のルールはそれほど難しい訳ではなく、敵のデータは Wave 開始前、及び任意のタイミングで確認出来るため、事前に弱点属性のユニットを用意しておけば対処できます。

ステージも多く用意されており、「マップ画面」があって、特定のステージをクリアするとそこから繋がっている他のステージに進める形になっています。
また、メインマップとは別の特殊ステージも用意されており、ここをクリアするとユニットごとの「必殺技」を習得でき、ステージ中で手に入るアイテムを使って一時的にユニットを強化できると言った仕様もあります。
ステージをクリアすると「スキルポイント」を得られ、それを使って有利になる特典を得たり、上位ユニットを雇用可能にしたりする成長要素もあります。
とにかく様々な仕様が「盛りだくさん」と言った感じですね。
以下は Youtube で公開されている公式の予告動画です。
操作性も悪くなく、チュートリアルや用語解説も用意されており、ゲームスピードの調整やズームイン/アウトも可能、必要な機能は一通りそろっています。
設置したユニットの撤去は出来ませんが、これは元のゲームがそういうシステムだからのようで、設置直後ならやり直しは可能です。
(画面左にやり直しボタンが出てくる)
メインのグラフィックはかなりショボいですが、背景画などは綺麗なので、あえてこの雰囲気にしているのかもしれません。
BGM も数種類あり、本体をシェイクすると変更できます。
そして、UO(Ultima Online)を知らない方には解らないと思いますが・・・
全体的に漂う「UO テイスト」が、知っている方には「ニヤッ」と出来るところです。
魔法を撃ったり剣を振ったりする攻撃モーションはまんま UO のそれだし、そもそも「物理・火・冷気・毒・雷(エネルギー)」という属性からして UO のまんま。
ユニットの職業もパラディンやネクロマンサーなどがいて、パラディンの特殊技が「相手の弱点属性を狙う(コンセクレーション)」とか、この辺もそのままですね。
錬金術師は紫ポーション(爆弾)を投げます。
そして何より効果音が、ほぼ全て UO から「拝借」したものなのです。
「いいのか使って?」とも思うのですが、まあ UO はユーザーフレンドリーなゲームだし、Flash 版は2年前から存在していますから問題ないのでしょう。(UO の Flash はたくさんあったし)
やってて懐かしく思ったのと同時に、「UO の効果音って良く出来てたよなぁ」と改めて再認識したり。
と言う訳で「Protector: The Planes」、見た目がショボイので食指が動き辛いとは思いますが、ゲームは良く出来ています。
さすが Flash 版が大ヒットしていただけありますね。
価格は 230 円で、ボリュームを考えるとかなりお得だと思います。
グラフィック的に万人にはお勧めし辛いのですが、タワーディフェンスが好きな方にはオススメのアプリです。
あと、UO プレイヤーや、UO をしたことがある方にもオススメですね。 ちょっとニヤリと出来ますよ。
久々にハマったタワーディフェンスなので、後日 iPhone AC にも攻略ページを作ろうと思っています。
・Protector: The Planes(iTunes が起動します)
・Protector: The Planes Lite(iTunes が起動します)
それが「Protector: The Planes」です。
元は 2008 年に Flash で公開されたゲームで、シリーズ5作目となる欧米ではかなり有名なタワーディフェンスのようですね。
五千万プレイを達成したという実績があるヒットゲームで、オリジナル版は以下のページでプレイ可能です。
http://www.kongregate.com/games/undefined/protector
日本でも Goo が運営するゲームサービスで「マジックディフェンダー」という名前で日本語 Flash 版が公開されており、iPhone / iPod touch 版はその移植となります。
http://game.goo.ne.jp/premium/game07.html
グラフィックはハッキリ言ってショボく、私も最初見た時はまったくプレイする気が起きなかったのですが、しばらくやってみるとかなり奥深いシステムを持っている事が解り、ゲームバランスも良く、すっかりハマってしまいました。
個人的に、Ultima Online(以下 UO)の雰囲気を持っているのも、かつて UO のファンサイトを運営していた者として懐かしく感じましたね。

平らな場所に魔術師や戦士などのユニットを配置し、入口から出口に向かっていく敵軍団を迎撃していきます。
ユニットの設置には資金が必要ですが、これは敵を倒すことで入手可能で、敵を倒すとユニットの「経験値」も増えていきます。
経験値が貯まり、さらに一定の資金を使用することでユニットはレベルアップ、強化されていきます。
敵が出口に到達してしまうとライフが1つ減り、ライフが無くなってしまうと敗北。
ライフがなくなる前に敵を全滅させればステージクリアとなります。
基本的には一般的なタワーディフェンスのルールですね。
敵の通る道筋が決まっているタイプです。
ただ、このゲームならではの特徴も豊富にあります。
まず経験値が貯まり(さらにお金もあれば)ユニットをレベルアップ出来ますが、その際に特殊効果を重視した「スペシャリスト」と基本攻撃力を重視した「ジェネラリスト」の2つを選ぶことができ、用途に応じた強化が可能です。
スペシャリストにすると魔術師の場合、赤ならスプラッシュダメージ(範囲ダメージ)、青ならスロー、緑なら毒(継続ダメージ)、紫なら防御ダウンと言った特殊効果を与えられます。
また、各攻撃に「物理・火・冷・毒・雷」の属性があり、敵には属性に対する「耐性」と「弱点」があるため、これに合わせた配置も重要になります。
前述の特殊効果も無効にする敵がいて、さらに空を飛んでいる敵には剣の攻撃が効かず、足が速い敵や耐性属性を吸収する敵なども存在し、かなり細かく特性が付けられています。
ただ、属性のルールはそれほど難しい訳ではなく、敵のデータは Wave 開始前、及び任意のタイミングで確認出来るため、事前に弱点属性のユニットを用意しておけば対処できます。

ステージも多く用意されており、「マップ画面」があって、特定のステージをクリアするとそこから繋がっている他のステージに進める形になっています。
また、メインマップとは別の特殊ステージも用意されており、ここをクリアするとユニットごとの「必殺技」を習得でき、ステージ中で手に入るアイテムを使って一時的にユニットを強化できると言った仕様もあります。
ステージをクリアすると「スキルポイント」を得られ、それを使って有利になる特典を得たり、上位ユニットを雇用可能にしたりする成長要素もあります。
とにかく様々な仕様が「盛りだくさん」と言った感じですね。
以下は Youtube で公開されている公式の予告動画です。
操作性も悪くなく、チュートリアルや用語解説も用意されており、ゲームスピードの調整やズームイン/アウトも可能、必要な機能は一通りそろっています。
設置したユニットの撤去は出来ませんが、これは元のゲームがそういうシステムだからのようで、設置直後ならやり直しは可能です。
(画面左にやり直しボタンが出てくる)
メインのグラフィックはかなりショボいですが、背景画などは綺麗なので、あえてこの雰囲気にしているのかもしれません。
BGM も数種類あり、本体をシェイクすると変更できます。
そして、UO(Ultima Online)を知らない方には解らないと思いますが・・・
全体的に漂う「UO テイスト」が、知っている方には「ニヤッ」と出来るところです。
魔法を撃ったり剣を振ったりする攻撃モーションはまんま UO のそれだし、そもそも「物理・火・冷気・毒・雷(エネルギー)」という属性からして UO のまんま。
ユニットの職業もパラディンやネクロマンサーなどがいて、パラディンの特殊技が「相手の弱点属性を狙う(コンセクレーション)」とか、この辺もそのままですね。
錬金術師は紫ポーション(爆弾)を投げます。
そして何より効果音が、ほぼ全て UO から「拝借」したものなのです。
「いいのか使って?」とも思うのですが、まあ UO はユーザーフレンドリーなゲームだし、Flash 版は2年前から存在していますから問題ないのでしょう。(UO の Flash はたくさんあったし)
やってて懐かしく思ったのと同時に、「UO の効果音って良く出来てたよなぁ」と改めて再認識したり。
と言う訳で「Protector: The Planes」、見た目がショボイので食指が動き辛いとは思いますが、ゲームは良く出来ています。
さすが Flash 版が大ヒットしていただけありますね。
価格は 230 円で、ボリュームを考えるとかなりお得だと思います。
グラフィック的に万人にはお勧めし辛いのですが、タワーディフェンスが好きな方にはオススメのアプリです。
あと、UO プレイヤーや、UO をしたことがある方にもオススメですね。 ちょっとニヤリと出来ますよ。
久々にハマったタワーディフェンスなので、後日 iPhone AC にも攻略ページを作ろうと思っています。
・Protector: The Planes(iTunes が起動します)
・Protector: The Planes Lite(iTunes が起動します)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。