プレステや Wii や DS、さらに PSP や携帯電話まで、あらゆる機種に移植されている「ことばのパズル もじぴったん」。
それが遂に iPhone / iPod touch にも登場しました。
アプリ名はシンプルに「もじぴったん」です。
クロスワードのようにマスに「ひらがな」を置いていき、言葉を作りながらクリア条件を満たすパズルゲームで、その性質上日本でしか販売できないゲームなので、iPhone のアプリにはなりにくいと思っていたのですが・・・ 出してきましたね。
私も好きなゲームなので嬉しいです。
アプリ本体は無料で問題集が有料という、言わば「アイテム課金型」のアプリとなっています。
画面左に手札となる「ひらがな」のパネルがあり、空いたマスの上にドラッグで移す事が出来ます。
置いたパネルを使って縦横一列で何かの「言葉」が出来ていれば得点が入り、一度に複数の言葉が出来たり、長い言葉が出来ていればより多くのスコアが加算されます。
iPhone / iPod touch 版の言葉の収録数は不明ですが、少なくとも数万語は入っており、そのため適当においても何かの言葉が次々と出来る場合が多いです。
思わぬ大連鎖や知らない言葉が出来たりすることもあって、その意外性も面白さの1つですね。
ただし、どのステージにも「3文字以上の言葉を10個作れ」とか「ブロックを全て使用しろ」などのクリア条件があるため、適当にやったのではクリア困難。 頭を使わないとクリア出来ないステージが多くあります。
iPhone / iPod touch 版はパネルをドラッグで移せますから操作性は非常に良いです。
また、もじぴったんはボーカル付きの BGM が良いことで知られていますが、他機種版で評判の良かった曲が iPhone にも収録されており、ちゃんと声で歌ってくれます。
(DS 版は1曲しかボーカル付きの曲がなくてガッカリだったのですが、そう言うことはありません)
ただ、PSP 版などと比べると BGM の数は減っています。
ゲームモードは通常モードの他に「即答モード」「対戦モード」の2つが用意されていて、即答モードは数秒で終わる短いステージが次々と出てくるタイムトライアル的なモード。
対戦モードは交互にパネルを置き、言葉を作ったパネルが自分の色になって、先に自分の色のパネルを指定枚数以上にした方が勝利になるモードです。
即答モードは携帯機器である iPhone / iPod touch に合わせたモードと言えますね。
ただ、アプリ自体は良く出来ているのですが、ちょっと残念な点や気になる点も多くあります。
まず、「即答モード」と「対戦モード」に実績の記録のようなものがない。
「通常モード」にはステージごとに決められたスコア以上でクリアすると「スタンプ」が貰えるという要素があるのですが、「即答モード」と「対戦モード」にはそう言った要素が一切ありません。
即答モードはハイスコアを競うモードであるにも関わらず、記録が残りません。 もちろんオンラインランキングなどの要素もなし。
これじゃハイスコアを狙う意欲も薄れるというもの・・・
コンピューターと戦う対戦モードも面白いのですが、例えば「クリアしたステージにはマークが付く」とか言った要素は一切ありません。
単に1勝負するだけ。
どちらもオンライン要素が不可欠だと思うシステムなのに、それがないと言う事は、もしかすると「将来的には実装する予定だけど、まだ出来ていない」という事なのかもしれません・・・?
いずれにせよ、今の時点では物足りない&未完成感が漂います。
即答モードは購入時に「1000 問」と書かれている割には、同じステージばかりが出現し、調整不足な感も否めません。
もう1つの問題点は、無料時(未課金時)の内容と価格。
前述したように、このアプリの本体は無料で提供されています。
ところが無料の状態でのステージ数があまりにも少なすぎる。
通常モードはたったの1ステージのみ、即答モードも数秒で終わるステージが5つだけ。 対戦モードも1ステージのみです。
元々もじぴったんは1ステージにかかる時間がそんなに長くありません。
その短時間で終わるステージが「たったの1つ」なのでは、試用にさえなりません。
無料体験版は諸刃の剣でもあり、そこで「遊べない」と判断されたら逆効果になる訳で・・・
それなのにこんな短時間しか楽しめないのでは購買意欲を誘発できるのか非常に疑問です。
加えて課金の価格。
通常モードのステージパックが 20 ステージで 250 円、即答モードのプレイが 350 円、対戦モードも 20 ステージで 350 円。
全部買ったら約 1000 円。
えぇ、「タダより高いものはない」のパターンです。
それでも私は好きなゲームだから、全部買っても悔いはないのですが・・・ やはり割高。
「全てのモードを楽しむ場合は 1000 円かかるアプリ」だと考えておいた方が良いでしょう。
※現在は無料の通常ステージが5つになり、ステージパックが App Store の価格改定の影響で 250 円から 170 円に値下げ。 即答モードと対戦モードも 250 円に値下げされました。
以前よりはマシになっています。
先日の「Jubeat plus」の時も思ったのですが、最近は「無料アプリこそ金がかかる」というパターンが増えつつあるので、逆に注意した方が良い気がします。
まあ、新しいビジネスモデルが構築されるのは、悪いことではないとは思いますけどね・・・
ともあれ「もじぴったん」、やったことがある人はもちろん、まだやったことがない人もぜひ体験してみて欲しいゲームです。
無料体験したい方は、このアプリの体験版より、以下の公式サイト「もじぴったんうぇぶ」で公開されている Flash のおためし版をやった方が良いでしょう。
http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/mojipittan/
ゲーム部分はファンの期待を裏切らない出来なので、決して悪いアプリではないですね。
・もじぴったん(iTunes が起動します)
それが遂に iPhone / iPod touch にも登場しました。
アプリ名はシンプルに「もじぴったん」です。
クロスワードのようにマスに「ひらがな」を置いていき、言葉を作りながらクリア条件を満たすパズルゲームで、その性質上日本でしか販売できないゲームなので、iPhone のアプリにはなりにくいと思っていたのですが・・・ 出してきましたね。
私も好きなゲームなので嬉しいです。
アプリ本体は無料で問題集が有料という、言わば「アイテム課金型」のアプリとなっています。
画面左に手札となる「ひらがな」のパネルがあり、空いたマスの上にドラッグで移す事が出来ます。
置いたパネルを使って縦横一列で何かの「言葉」が出来ていれば得点が入り、一度に複数の言葉が出来たり、長い言葉が出来ていればより多くのスコアが加算されます。
iPhone / iPod touch 版の言葉の収録数は不明ですが、少なくとも数万語は入っており、そのため適当においても何かの言葉が次々と出来る場合が多いです。
思わぬ大連鎖や知らない言葉が出来たりすることもあって、その意外性も面白さの1つですね。
ただし、どのステージにも「3文字以上の言葉を10個作れ」とか「ブロックを全て使用しろ」などのクリア条件があるため、適当にやったのではクリア困難。 頭を使わないとクリア出来ないステージが多くあります。
iPhone / iPod touch 版はパネルをドラッグで移せますから操作性は非常に良いです。
また、もじぴったんはボーカル付きの BGM が良いことで知られていますが、他機種版で評判の良かった曲が iPhone にも収録されており、ちゃんと声で歌ってくれます。
(DS 版は1曲しかボーカル付きの曲がなくてガッカリだったのですが、そう言うことはありません)
ただ、PSP 版などと比べると BGM の数は減っています。
ゲームモードは通常モードの他に「即答モード」「対戦モード」の2つが用意されていて、即答モードは数秒で終わる短いステージが次々と出てくるタイムトライアル的なモード。
対戦モードは交互にパネルを置き、言葉を作ったパネルが自分の色になって、先に自分の色のパネルを指定枚数以上にした方が勝利になるモードです。
即答モードは携帯機器である iPhone / iPod touch に合わせたモードと言えますね。
ただ、アプリ自体は良く出来ているのですが、ちょっと残念な点や気になる点も多くあります。
まず、「即答モード」と「対戦モード」に実績の記録のようなものがない。
「通常モード」にはステージごとに決められたスコア以上でクリアすると「スタンプ」が貰えるという要素があるのですが、「即答モード」と「対戦モード」にはそう言った要素が一切ありません。
即答モードはハイスコアを競うモードであるにも関わらず、記録が残りません。 もちろんオンラインランキングなどの要素もなし。
これじゃハイスコアを狙う意欲も薄れるというもの・・・
コンピューターと戦う対戦モードも面白いのですが、例えば「クリアしたステージにはマークが付く」とか言った要素は一切ありません。
単に1勝負するだけ。
どちらもオンライン要素が不可欠だと思うシステムなのに、それがないと言う事は、もしかすると「将来的には実装する予定だけど、まだ出来ていない」という事なのかもしれません・・・?
いずれにせよ、今の時点では物足りない&未完成感が漂います。
即答モードは購入時に「1000 問」と書かれている割には、同じステージばかりが出現し、調整不足な感も否めません。
もう1つの問題点は、無料時(未課金時)の内容と価格。
前述したように、このアプリの本体は無料で提供されています。
ところが無料の状態でのステージ数があまりにも少なすぎる。
通常モードはたったの1ステージのみ、即答モードも数秒で終わるステージが5つだけ。 対戦モードも1ステージのみです。
元々もじぴったんは1ステージにかかる時間がそんなに長くありません。
その短時間で終わるステージが「たったの1つ」なのでは、試用にさえなりません。
無料体験版は諸刃の剣でもあり、そこで「遊べない」と判断されたら逆効果になる訳で・・・
それなのにこんな短時間しか楽しめないのでは購買意欲を誘発できるのか非常に疑問です。
加えて課金の価格。
通常モードのステージパックが 20 ステージで 250 円、即答モードのプレイが 350 円、対戦モードも 20 ステージで 350 円。
全部買ったら約 1000 円。
えぇ、「タダより高いものはない」のパターンです。
それでも私は好きなゲームだから、全部買っても悔いはないのですが・・・ やはり割高。
「全てのモードを楽しむ場合は 1000 円かかるアプリ」だと考えておいた方が良いでしょう。
※現在は無料の通常ステージが5つになり、ステージパックが App Store の価格改定の影響で 250 円から 170 円に値下げ。 即答モードと対戦モードも 250 円に値下げされました。
以前よりはマシになっています。
先日の「Jubeat plus」の時も思ったのですが、最近は「無料アプリこそ金がかかる」というパターンが増えつつあるので、逆に注意した方が良い気がします。
まあ、新しいビジネスモデルが構築されるのは、悪いことではないとは思いますけどね・・・
ともあれ「もじぴったん」、やったことがある人はもちろん、まだやったことがない人もぜひ体験してみて欲しいゲームです。
無料体験したい方は、このアプリの体験版より、以下の公式サイト「もじぴったんうぇぶ」で公開されている Flash のおためし版をやった方が良いでしょう。
http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/mojipittan/
ゲーム部分はファンの期待を裏切らない出来なので、決して悪いアプリではないですね。
・もじぴったん(iTunes が起動します)
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