ゲームロフトが iPhone / iPod touch 向けに開発した SF な設定を持つ FPS (3D 視点のガンシューティング) で、ハイレベルなグラフィックと滑らかな動きでヒット作となったのが「N.O.V.A.」です。
英会話スクールではありません。
その NOVA の続編が先日登場しました。
「N.O.V.A. 2 - Near Orbit Vanguard Alliance」です。
1作目が出たのは今年の4月。
その時に「携帯機器とは思えないグラフィックだ!」と評判になった訳ですが、それから約8ヶ月でもう続編が登場し、グラフィックもさらに綺麗になっていて、しかし最近の大作ラッシュの中ではこれでも並レベル(?)だという・・・
いやはや、技術の進歩は早いものです。
ちなみに N.O.V.A. は XBOX で大ヒットした SF 系 FPS 「HALO」を元にしているようで、言わば「ゲームロフト版 HALO」なんて言われてたりします。
「大ヒットゲームを携帯機器で高クオリティーに再現する」というのがゲームロフトの手法の1つのようですね。

ゲームは SF である点以外は、一般的な FPS (ガンシューティング)と言えます。
FPS は撃ちまくって敵を倒しまくる「スポーツ系 FPS」と、実戦をリアルに再現した「リアル系 FPS」の2つに大別されますが、このゲームはその中間と言えます。
主人公はパワードスーツに身を包んだ、言わば「超人的な存在」で、正面から撃ち合って敵を倒しまくることが可能、搭乗可能な巨大ロボットなども登場します。
しかし銃には弾数があり、リロードも頻繁に必要で、手榴弾にも弾数があるなど、この点はリアルなスタイルとなっています。
ゲームとしての特徴は、あまり隠れる必要が無いことでしょうか。
リアル系の FPS だと物陰に身を隠し、攻撃を受けないようにしながら撃ち合う必要がありますが、このゲームは敵の攻撃の弾速が遅く、こちらが歩いていれば滅多に当たりません。
撃たれてから動いても、素早く反応できれば十分かわせるぐらいです。
さらに耐久力(このゲームではシールド)も他の FPS より多く、回復も早いため、ダメージを受けながら撃ち合っても敵を倒しながら進む事が出来ます。
もしやられてもセーブポイントがかなり多く、あまり戻されないので、サクサクと進むことが出来ます。
全体的に「初心者向けの FPS」ですね。
一方で、敵の兵士の動きは意外とリアルです。
近くに遮蔽物があったらサッと隠れ、そこから少しだけ身を出して撃ってきたり、転がりながら飛び出して撃った後、再び転がって身を隠すなど、割と実戦ぽい動きをします。
側面に回り込んでくる事も多く、「非リアル系」のゲームであるにも関わらず、敵兵士の AI は一番リアルな気がしますね。
ステージ構成もバラエティーに富んでいて、ジープに乗って走るステージや、二足歩行ロボットに乗って戦うステージが登場。
中には自動で敵を攻撃するマシンガンをフィールド上に設置し、攻めてくる敵を迎撃するというタワーディフェンスのようなステージもあります。
iPhone 4 のジャイロスコープに対応しているため、iPhone 4 なら非常に操作性が良く、本体を動かした方に向きを変えることが出来ます。
もちろん通常のタッチ操作でも操作性は悪くありません。

グラフィックに関しては、非常に綺麗ではあるのですが・・・
ただ、iPhone 3G などの「旧機種」にも対応したゲームなので、やはり新機種(3GS 以降)のみを対象にしたゲームと比べると、ポリゴン(3D グラフィックの1つの面)が大きく、全体的に角張っているのは否めません。
これらと比べるべきではないと思いますが、最近発売された Infinity Blade や Rage HD、Real Racing 2 と比較すると、見劣りするのは否めませんね。
しかしそれでも Retina ディスプレイに対応した綺麗なグラフィックになっており、「旧機種にも対応したゲームとしては、間違いなく最高レベルのグラフィック」とは言えます。
これは iPhone 3G や iPod touch 第二世代の人には嬉しいのではないでしょうか。
また、ゲームロフトのアプリにありがちだった「質感の無さ」「NPC キャラの動きのショボさ」も、このゲームではあまり感じません。
以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
全体的には FPS としては初心者向けですが、内容もボリュームも十分だと言えます。
ただ、正面からバンバン撃ち合ったり、歩いていれば敵弾をかわせるという展開は、FPS にリアルさを求めている人だと今ひとつに感じるかもしれません。
SF 系の設定もアメリカではウケるのですが、日本ではそれ程でもないでしょうしね。
私的には「ミリタリーもの」の方が好きなので、NOVA のゲーム性や、完全に架空の SF な設定は今ひとつに感じましたが・・・ この点は人それぞれだと思います。
価格は 800 円と割高。
内容はそれだけのものは備わっていますが、今月は話題作や技術大作がもっとリーズナブルな価格で数多く登場しているため、それらと比較して考えると、高く感じてしまうのは否めません。
私的にはセール待ちの方が良い気がするかな・・・
・N.O.V.A. 2 (iTunes が起動します)
英会話スクールではありません。
その NOVA の続編が先日登場しました。
「N.O.V.A. 2 - Near Orbit Vanguard Alliance」です。
1作目が出たのは今年の4月。
その時に「携帯機器とは思えないグラフィックだ!」と評判になった訳ですが、それから約8ヶ月でもう続編が登場し、グラフィックもさらに綺麗になっていて、しかし最近の大作ラッシュの中ではこれでも並レベル(?)だという・・・
いやはや、技術の進歩は早いものです。
ちなみに N.O.V.A. は XBOX で大ヒットした SF 系 FPS 「HALO」を元にしているようで、言わば「ゲームロフト版 HALO」なんて言われてたりします。
「大ヒットゲームを携帯機器で高クオリティーに再現する」というのがゲームロフトの手法の1つのようですね。

ゲームは SF である点以外は、一般的な FPS (ガンシューティング)と言えます。
FPS は撃ちまくって敵を倒しまくる「スポーツ系 FPS」と、実戦をリアルに再現した「リアル系 FPS」の2つに大別されますが、このゲームはその中間と言えます。
主人公はパワードスーツに身を包んだ、言わば「超人的な存在」で、正面から撃ち合って敵を倒しまくることが可能、搭乗可能な巨大ロボットなども登場します。
しかし銃には弾数があり、リロードも頻繁に必要で、手榴弾にも弾数があるなど、この点はリアルなスタイルとなっています。
ゲームとしての特徴は、あまり隠れる必要が無いことでしょうか。
リアル系の FPS だと物陰に身を隠し、攻撃を受けないようにしながら撃ち合う必要がありますが、このゲームは敵の攻撃の弾速が遅く、こちらが歩いていれば滅多に当たりません。
撃たれてから動いても、素早く反応できれば十分かわせるぐらいです。
さらに耐久力(このゲームではシールド)も他の FPS より多く、回復も早いため、ダメージを受けながら撃ち合っても敵を倒しながら進む事が出来ます。
もしやられてもセーブポイントがかなり多く、あまり戻されないので、サクサクと進むことが出来ます。
全体的に「初心者向けの FPS」ですね。
一方で、敵の兵士の動きは意外とリアルです。
近くに遮蔽物があったらサッと隠れ、そこから少しだけ身を出して撃ってきたり、転がりながら飛び出して撃った後、再び転がって身を隠すなど、割と実戦ぽい動きをします。
側面に回り込んでくる事も多く、「非リアル系」のゲームであるにも関わらず、敵兵士の AI は一番リアルな気がしますね。
ステージ構成もバラエティーに富んでいて、ジープに乗って走るステージや、二足歩行ロボットに乗って戦うステージが登場。
中には自動で敵を攻撃するマシンガンをフィールド上に設置し、攻めてくる敵を迎撃するというタワーディフェンスのようなステージもあります。
iPhone 4 のジャイロスコープに対応しているため、iPhone 4 なら非常に操作性が良く、本体を動かした方に向きを変えることが出来ます。
もちろん通常のタッチ操作でも操作性は悪くありません。

グラフィックに関しては、非常に綺麗ではあるのですが・・・
ただ、iPhone 3G などの「旧機種」にも対応したゲームなので、やはり新機種(3GS 以降)のみを対象にしたゲームと比べると、ポリゴン(3D グラフィックの1つの面)が大きく、全体的に角張っているのは否めません。
これらと比べるべきではないと思いますが、最近発売された Infinity Blade や Rage HD、Real Racing 2 と比較すると、見劣りするのは否めませんね。
しかしそれでも Retina ディスプレイに対応した綺麗なグラフィックになっており、「旧機種にも対応したゲームとしては、間違いなく最高レベルのグラフィック」とは言えます。
これは iPhone 3G や iPod touch 第二世代の人には嬉しいのではないでしょうか。
また、ゲームロフトのアプリにありがちだった「質感の無さ」「NPC キャラの動きのショボさ」も、このゲームではあまり感じません。
以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
全体的には FPS としては初心者向けですが、内容もボリュームも十分だと言えます。
ただ、正面からバンバン撃ち合ったり、歩いていれば敵弾をかわせるという展開は、FPS にリアルさを求めている人だと今ひとつに感じるかもしれません。
SF 系の設定もアメリカではウケるのですが、日本ではそれ程でもないでしょうしね。
私的には「ミリタリーもの」の方が好きなので、NOVA のゲーム性や、完全に架空の SF な設定は今ひとつに感じましたが・・・ この点は人それぞれだと思います。
価格は 800 円と割高。
内容はそれだけのものは備わっていますが、今月は話題作や技術大作がもっとリーズナブルな価格で数多く登場しているため、それらと比較して考えると、高く感じてしまうのは否めません。
私的にはセール待ちの方が良い気がするかな・・・
・N.O.V.A. 2 (iTunes が起動します)
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