おなじみの「五目並べ」を改良した、近年発表された新しいテーブルゲーム。
それが「六目並べ」です。 海外では「コネクト6(Connect6)」とも呼ばれています。
その六目並べの iPhone / iPod touch / iPad 用アプリが登場しました。
名前はそのまま「六目並べ」です。
六目並べは 1999 年頃に中国のネット上の掲示板に登場したと言われていますが、正確な起源は不明です。
※1980年代に京都で同じルールの六目並べが行われていて、京都連珠会の冊子にルールと棋譜が紹介されているという情報を頂きました。
一般に普及したのは、このゲームのコンピュータープログラムが 2005 年に台湾で開催されたプログラム・オリンピックで金メダルを受賞してからで、以後「Connect6」の名で世界に広まっていきました。
つまり、まだ 5~10 年ほどの歴史しかない新興のテーブルゲームです。
「五目並べ」は先手が有利なゲームで、互角ではない問題点があり、その「先手必勝」をくつがえすために様々なローカルルールが加えられました。(連珠もその1つです)
しかし「六目並べ」は五目並べより展開が豊富で先手有利の問題もなく、ゲームとして優れていると言われています。
プレイヤーは囲碁が盛んな国々、つまり日本・中国・韓国などで多いようですが、なぜかロシアでも盛んで大会なども開かれています。
iOS 版の「六目並べ」は中国のアプリですが、ほぼ日本語化されています。
ルールは「五目並べ」と似ていますが、以下の点が違います。
1・先手は黒で、まず1つだけ打つ
2・後手の白は、一度に2つ打つ
3・以後は交互に2つずつ打つ
4・先に6目並べた方が勝ち
最初の一手以外は2つずつ置けるのがポイントです。
そのため積極的に攻めることも、1つ目で相手を妨害し、もう1つで3や4を作ると言った事も可能です。
明らかに五目並べより展開や選択肢が豊富で、やってみれば「なるほど、これは五目並べがパワーアップしているな」と思えます。
「連珠」にある禁手(黒の33や44など)はありません。
これらは先手(黒)が有利なのを制限するためのルールですから、先手の有利がない「六目並べ」には必要ないからです。
ゲームの攻略としては、「44」を作り、かつ一方の4の両側が止められていない状態を作るのが必勝となります。
これは「五目並べ」で言うところの「四三」にあたり、これが出来れば相手はどうやっても六目を止められません。
よって五目並べとは異なるゲームですが、五目並べの戦法を応用することは可能で、五目並べで「四三」の概念を知っている人の方が六目並べでも強いと言えます。
並べ方によっては「444」などを作る事も可能です。
iOS 用の「六目並べ」は、3や4が出来るとラインが引かれ、それが一目で解るようになっています。
このラインには 青、水色、オレンジ、赤 の4色があり、後者ほど危険です。
赤のラインは相手側はすぐに止めないと、6目をそろえられてしまいます。
このラインのおかげで攻防の状態が一目で解るようになっていて、これも遊びやすさに繋がっていますね。
操作性も良く、ドラッグでスクロール、ピンチ操作で拡大縮小が可能です。
碁盤をタップするとそこに石を置きますが、手前にある石をドラッグして置く事も可能で、この時は置き場所が拡大される「虫眼鏡」が表示されます。
2手目は戻せませんが、1手目は置き直す事も可能です。

コンピューターの強さは3段階ですが、五目並べに慣れた人がある程度コツを掴むと、相手が「困難」でも勝つのはそれほど難しくなくなります。
しかしこのゲームには 180 問もある詰め将棋のような「パズルモード」も用意されていて、そして何より「オンライン対局」に対応しています。
オンラインの対局は Game Center を利用した自動マッチングで、プレイヤーはまだそれほど多い訳ではありませんが、日本の夜の時間帯ならそれなりにいます。
レスポンスは良好で、気軽に対戦が楽しめますね。
定価は 230 円のようですが、現在(2011/6)はセールで 115 円で販売されています。
価格はこのぐらいが妥当だと思います。 とりあえず 115 円なら、購入しやすい値段だと言えますね。
iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応しているユニバーサルアプリでもあります。
囲碁や将棋などのテーブルゲームが好きな方にオススメできるゲームです。
五目並べが苦手な人には難しいかもしれませんが、ルールは非常にシンプルで、インターフェイスも良いので、プレイ方法で悩む事はないはずです。
まだマイナーな「六目並べ」(コネクト6)ですが、プログラムオリンピックで金メダルになっただけあり、なかなか面白いテーブルゲームです。
私は五目並べ(連珠)が好きだったので、この六目並べもかなり気に入っています。
・六目並べ (iTunes が起動します)
コメント一覧 (2)
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- 2012/01/04 16:42
- 私の知る限りは少なくとも1980年代には京都で全く同じルールの六目並べが行われていて、京都連珠会の冊子にルールと棋譜が紹介されていることを報告させていただきます。
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- 2012/01/05 21:02
- ありがとうございます。
本文の方に頂いた情報を追加しておきますね。
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