コミカルなロボットがサーフィンをしながら、水没した世界をひたすら突き進む「ワンキーゲーム」(ボタン1つだけで操作するゲーム)が登場しています。
Robo Surf」です。

iPhone / iPod touch だけでなく Android 版も公開されています。
スマートフォンなのでボタンはありませんが、画面を押さえると上昇、離すと下降という、シンプルな操作のゲームですね。
開発したのはスウェーデンの小メーカーのようです。

Robo Surf

波乗りしているロボットが現れ、画面のタップで上下移動させる事ができます。
横への移動はなく、また当たり判定があるのはロボットの部分だけで、波の部分は飾りに過ぎません。

前方からは鳥やコウモリが飛んでくるので、それを避けながらひたすら進みます。
ぶつかってしまうと転落し、即ゲームオーバーです。
スコアは「進んだ距離」になります。

前方からは「オイル缶」も流れてきて、これを取ると画面下のエネルギーゲージが増えていきます。
最大になったところで画面を横にフリックすると、ロボットが炎をまとって猛ダッシュ!
ダッシュ中は鳥やコウモリを吹っ飛ばしながら高速で進むことが出来ます。
敵を吹っ飛ばしてもスコアは増えませんが、少しエネルギーが回復するので、出来るだけ倒しながら進んだ方がいいですね。
大量に連なった鳥を気持ちよく吹っ飛ばしまくれる場面もあります。

エネルギーゲージが最大の時は敵にぶつかっても一度だけ無効化できるので、バリア代わりに溜めたままで進む手もあります。
ただしゲージが最大のままで一定時間経つと、ゲージはリセットされてしまいます。

また、敵にうまく「かする」ことでもエネルギーが若干上昇します
サーフボードの部分をうまく鳥に当てると「ポコッ」と音がして少し飛び跳ね、繰り返しているとエネルギーが増えていくので、余裕がある時はこれを狙うのもテクニックの1つです。

しばらく進むとボスが出現、ボスは跳ねながら向かって巨大魚や、体当たりしてくるヒトデ、墨を吐いてくるタコなど数種類用意されています。
ボスが出現したら攻撃をかわしながらエネルギーを溜め、ダッシュで撃退しなければなりません。

ボスは 500m おきに出てくる場合が多く、500m を越えるとミスしてもその地点から再開できます
このゲームはダッシュ系の「ショートゲーム」(短時間で終わるシンプルなゲーム)と言えるのですが、「やられた所から再開し、継続して記録を伸ばし続ける事ができるゲーム」でもあります。
多くのショートゲームはミスしたら最初からなので、この点はちょっと珍しいですね。

Robo Surf
※6.5km 地点、ハリセンボンとタコのボスの混合攻撃。
やられてもこの場所から再開して、記録を伸ばし続ける事ができます。
主人公がロボットじゃなくなっていますが、ゲームを進めてアチーブメント(実績)を集めると別の主人公に変えることが出来ます。
見た目の変化だけで、性能の違いのようなものはありません。

画面を押したり離したりするだけの操作なので片手でも OK で、どこでも気軽にプレイ出来るのが良い点です。
軽快な BGM とポップアートのような絵柄も良い感じですね。

進んで行くと昼から夜に変わり、風景も南国から氷山へと変化し、さらに水没した都市のような場所まで出て来て、先に進んでいく楽しみもあります。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



定価はよく解りませんが・・・
現在は発売記念セールで 115 円で公開されています。
シンプルなショートゲームですから値段は 115 円、高くても 230 円が妥当でしょうね。

気軽に楽しめ、それでいて継続的に楽しめる面白さもあるゲームです。
ボタンを押せるのが 10 回だけに限定されている「超ショートモード(10 Wave)」も用意されています。
Game Center と Retina ディスプレイに対応し、iPad にも対応しているユニバーサルアプリでもあります。

通勤・通学時などにヒマを潰せるゲームが欲しい人に、特にオススメのアプリですね。

Robo Surf (iTunes が起動します)