マンガ「北斗の拳」をモチーフにした「フリック入力練習アプリ」が登場し、同時期に発売された大作ゲームを押し退けて、iTunes ランキングの首位に立つというスマッシュヒットとなっています。
「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」です。
北斗の拳の入力練習ソフトと言えば、かつて Windows で発売された「タイピング奥義 北斗の拳 激打」が有名でしょう。
タイピング練習ソフトに「北斗の拳」をモチーフにしたゲーム性を加え、キーを叩くたびに「あたぁ!」「ほあちゃ!」「あたたたた!」などの声が聞こえ、ストーリーに沿って強敵との戦いを行いながらゲームと練習を進めていくという、タイピング練習ソフトに革命を起こした大ヒットソフトです。
このソフトのヒットの後、ガンダムやエヴァンゲリオンなど、様々なアニメや漫画とタイアップしたタイピング練習ソフトが多数発売されました。
iPhone / iPod touch の「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」もその「激打」に非常によく似ていて、入力するたびにケンシロウや敵の様々な音声が流れます。
ストーリーは昔のものではなく、近年になって物語が再構成されたアニメ映画「真救世主伝説 北斗の拳」がベースになっているようです。
ステージクリア制のフリック入力練習ゲームで、画面に表示される文字や文章を入力していきます。
入力に成功すると敵の体力が、入力ミスすると自分の体力が減少し、先に敵の体力を 0 にすればステージクリアとなります。
ステージ開始前にはストーリーが表示され、物語の概要が語られます。
敵はザコやシン、ジャギ、サウザーなどの原作でおなじみのキャラクターで、基本的にザコや脇役との戦いでは時間制限のようなものは存在しません。
よってタップリと時間をかけて、確認しながら慎重に入力していけば良いので、強敵との戦い以外でやられることはまずないですね。
一方、強敵との戦いでは制限時間があり、この時間以内に入力出来ないとダメージを受け、問題もパスされてしまいます。
言わばザコが練習、ボスが試験といったところでしょうか。
ストーリーシーンや戦闘時には敵の絵が表示されますが、単なる一枚絵であり動きは全くありません。
攻撃をした時、受けた時の表示も画面がフラッシュするのみで、正直言って画面上の演出は乏しいです。
しかし音声は非常に豊富で、攻撃時やダメージ時、さらに勝利時や敗北時のセリフなどが声で流れます。
各場面ごとの BGM もあり、このサウンドのおかげでゲームとしても楽しめるものになっていると言えます。
また強敵との戦いでは「北斗百裂拳」などの必殺技が発生、「た」を連打することで「あたたたたたたたた・・・!」とケンシロウが勢いよく叫び、入力した数に応じた大ダメージを与える事が出来ます。
これは結構気持ちがいいですね。
現時点での難点は、入力ミスや制限時間オーバーなどでダメージを受けると攻撃された画面が表示されるのですが、その間は入力が一切受け付けられないこと。
そのため入力をミスった時にすかさず修正しても、その修正がダメージを受けている最中だと無効にされてしまい、しかも自分はそれで入力が出来ていると思ってるから次の文字を入力して、さらに間違ったことにされてしまう、と言う状況が多発します。
入力練習ソフトで入力が受け付けられない時間が存在すると言うのは非常にマズいと思うので、ここはアップデートでの改善を望みたいですね。
また、フリック入力練習ソフトとして見ると、練習ソフトとしての機能に乏しいと言えます。
最初は1文字で、徐々に長文になっていくというバランスにはなっているのですが、練習補助機能はそれしかありません。
文字の位置のガイドや、ミスりやすい文字の表示、ミスった文章の復習機能など、近年のタイピング練習ソフトではあって当たり前の機能は一切ありません。
まあ iPhone / iPod touch のアプリだから、いきなりそこまで要求するのは酷だと思いますが、GREE の「フリッククエスト」は段階的な学習や文字位置のガイド機能などがあるため、純粋に「フリック入力練習ソフト」として見ると(GREE への登録が必要になりますが)フリッククエストの方が優れていると言えます。
やっていて面白いのは「北斗の拳」の方ですけどね。
と言う訳で「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」、かつて Windows の「北斗の拳 激打」が大ヒットしたように、こちらもフリック入力ソフトとして大ヒットするような予兆が見えています。
Android 版も発売されるようで、これを機にまた様々なキャラクターものの入力練習ソフトが登場する事になるのでしょうか?
価格は 350 円と、内容を考えると若干高めの価格設定。
割とシンプルなアプリなので、ちょっと割高感はあるのですが、「北斗の拳」を使っているためライセンス料もいると思うので、この辺は仕方がないところでしょうか。
まあ高すぎる価格ではないと思います。
ハイスコアを競う「タイムトライアルモード」もあり、ゲームと実用アプリの両面をちゃんと両立しているところが良いですね。
実際、自分のフリック入力もかなり早くなったと思います。 まだラオウに勝てませんが。
こういうアプリは一般ユーザーにもゲームユーザーにも希求力があるので、ロングセラーになる可能性は高そうです。
・北斗の拳フリック奥義 百裂拳 (iTunes が起動します)
「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」です。
北斗の拳の入力練習ソフトと言えば、かつて Windows で発売された「タイピング奥義 北斗の拳 激打」が有名でしょう。
タイピング練習ソフトに「北斗の拳」をモチーフにしたゲーム性を加え、キーを叩くたびに「あたぁ!」「ほあちゃ!」「あたたたた!」などの声が聞こえ、ストーリーに沿って強敵との戦いを行いながらゲームと練習を進めていくという、タイピング練習ソフトに革命を起こした大ヒットソフトです。
このソフトのヒットの後、ガンダムやエヴァンゲリオンなど、様々なアニメや漫画とタイアップしたタイピング練習ソフトが多数発売されました。
iPhone / iPod touch の「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」もその「激打」に非常によく似ていて、入力するたびにケンシロウや敵の様々な音声が流れます。
ストーリーは昔のものではなく、近年になって物語が再構成されたアニメ映画「真救世主伝説 北斗の拳」がベースになっているようです。
ステージクリア制のフリック入力練習ゲームで、画面に表示される文字や文章を入力していきます。
入力に成功すると敵の体力が、入力ミスすると自分の体力が減少し、先に敵の体力を 0 にすればステージクリアとなります。
ステージ開始前にはストーリーが表示され、物語の概要が語られます。
敵はザコやシン、ジャギ、サウザーなどの原作でおなじみのキャラクターで、基本的にザコや脇役との戦いでは時間制限のようなものは存在しません。
よってタップリと時間をかけて、確認しながら慎重に入力していけば良いので、強敵との戦い以外でやられることはまずないですね。
一方、強敵との戦いでは制限時間があり、この時間以内に入力出来ないとダメージを受け、問題もパスされてしまいます。
言わばザコが練習、ボスが試験といったところでしょうか。
ストーリーシーンや戦闘時には敵の絵が表示されますが、単なる一枚絵であり動きは全くありません。
攻撃をした時、受けた時の表示も画面がフラッシュするのみで、正直言って画面上の演出は乏しいです。
しかし音声は非常に豊富で、攻撃時やダメージ時、さらに勝利時や敗北時のセリフなどが声で流れます。
各場面ごとの BGM もあり、このサウンドのおかげでゲームとしても楽しめるものになっていると言えます。
また強敵との戦いでは「北斗百裂拳」などの必殺技が発生、「た」を連打することで「あたたたたたたたた・・・!」とケンシロウが勢いよく叫び、入力した数に応じた大ダメージを与える事が出来ます。
これは結構気持ちがいいですね。
現時点での難点は、入力ミスや制限時間オーバーなどでダメージを受けると攻撃された画面が表示されるのですが、その間は入力が一切受け付けられないこと。
そのため入力をミスった時にすかさず修正しても、その修正がダメージを受けている最中だと無効にされてしまい、しかも自分はそれで入力が出来ていると思ってるから次の文字を入力して、さらに間違ったことにされてしまう、と言う状況が多発します。
入力練習ソフトで入力が受け付けられない時間が存在すると言うのは非常にマズいと思うので、ここはアップデートでの改善を望みたいですね。
また、フリック入力練習ソフトとして見ると、練習ソフトとしての機能に乏しいと言えます。
最初は1文字で、徐々に長文になっていくというバランスにはなっているのですが、練習補助機能はそれしかありません。
文字の位置のガイドや、ミスりやすい文字の表示、ミスった文章の復習機能など、近年のタイピング練習ソフトではあって当たり前の機能は一切ありません。
まあ iPhone / iPod touch のアプリだから、いきなりそこまで要求するのは酷だと思いますが、GREE の「フリッククエスト」は段階的な学習や文字位置のガイド機能などがあるため、純粋に「フリック入力練習ソフト」として見ると(GREE への登録が必要になりますが)フリッククエストの方が優れていると言えます。
やっていて面白いのは「北斗の拳」の方ですけどね。
と言う訳で「北斗の拳フリック奥義 百裂拳」、かつて Windows の「北斗の拳 激打」が大ヒットしたように、こちらもフリック入力ソフトとして大ヒットするような予兆が見えています。
Android 版も発売されるようで、これを機にまた様々なキャラクターものの入力練習ソフトが登場する事になるのでしょうか?
価格は 350 円と、内容を考えると若干高めの価格設定。
割とシンプルなアプリなので、ちょっと割高感はあるのですが、「北斗の拳」を使っているためライセンス料もいると思うので、この辺は仕方がないところでしょうか。
まあ高すぎる価格ではないと思います。
ハイスコアを競う「タイムトライアルモード」もあり、ゲームと実用アプリの両面をちゃんと両立しているところが良いですね。
実際、自分のフリック入力もかなり早くなったと思います。 まだラオウに勝てませんが。
こういうアプリは一般ユーザーにもゲームユーザーにも希求力があるので、ロングセラーになる可能性は高そうです。
・北斗の拳フリック奥義 百裂拳 (iTunes が起動します)
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