ジャンプと前転でブロックをかわしながら、ただひたすら走り続ける。
そんなシンプルなショートゲームが「Line Runner」です。

115 円の有料アプリなのですが、無料セールが行われ、加えてテレビで芸能人が紹介した事もあって、無料アプリランキングの上位に位置し続けていました

ただ、あまりにシンプルで、内容としては「無料だから許されるレベル」に過ぎません
しかし「シンプル・イズ・ベスト」という言葉もありますし、あまりゲームをしない方は難しいルールは敬遠しますから、このぐらい解りやすい方が一般ウケしやすいのかもしれませんね。

開発はこうした「紙の上のラクガキ風」のアプリを多く出しているオーストリアの小メーカーで、他にも Stick Stunt Biker などを公開しており、結構人気アプリを連発しているメーカーです。

linerunner

ルールは非常にシンプルです。
棒人間が自動的に走り始め、画面左下をタップすると前転右下をタップするとジャンプします。
ブロックにぶつからないように走り続け、ぶつかったらスコアが表示されてゲームオーバーです。
以上。

ただ、ジャンプは画面を押しっぱなしにすると少し滞空時間が延びます
これを知っておかないとマトモに進めないので注意して下さい。

ブロックは触れた瞬間にアウトです。 上から乗ってもダメです。
コースは複数用意されていますが、ブロックの出現パターンが少し違うだけで、あまり変化は感じられません。
動きはかなり滑らかで、ペーパー風のグラフィックは味がありますね。


正直、特筆すべき点のない非常にシンプルなゲームです。
あまりにも書くことがなさ過ぎて困るぐらいなのですが、無料アプリはライトユーザーの割合が多いので、見た目がスマートでルールもシンプル、加えてテレビでの紹介や「セールでの誘引」があれば、上位に位置し続けるのは納得できます。

一応ゲームもテンポ良く繰り返せる程よい難しさがあるので、思わずやり続けてしまう楽しさはありますね。
見た目が「チャリ走」などに似ているため、一般携帯電話から来たライトユーザーが好んで選んでいる可能性もありそうです。

良くゲームをやる方には、勧められるレベルのアプリではありません
前述したようにゲームの内容は「無料レベル」に過ぎず、有料に戻ったらお勧めできません。

ただ、普段まったくゲームをやらない人にゲームをやらせてみる場合は、このアプリはベストなのではないか、そんな風にも思うアプリですね。

Line Runner (iTunes が起動します)