んふんふ(2006 年にニンテンドー DS で発売された、奇妙でシュールな世界観と独特なグラフィックデザインを持つ、一風変わったアドベンチャーゲームが iPhone / iPod touch に移植されました。
「おさわり探偵 小沢里奈」です。
名前からしてエロゲーを連想しそうですが、そう言った内容ではありません。 民主党とも無関係です。
コマンドの選択が少なく、画面を「触って」捜査するのがメインとなるアドベンチャーゲームで、一応「探偵モノ」ですが、「夢を盗む犯人を捜す」などのちょっと変わったストーリーが展開されます。
iPhone / iPod touch では先行公開されたこのゲームのプロモーションアプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」がスマッシュヒット、無料アプリランキングで上位に位置し続けています。
そのため本編の「小沢里奈」も以前から注目されていました。
独特な世界観のためか、コアなファンが多いゲームでもあるようですね。

ゲームは探偵が事件を解決していく推理アドベンチャーゲーム・・・ ではありません。
主人公は一応探偵ではあるものの、人の話を聞いていない内気な女の子で、事件の関係者は天然を通り越して電波な友達、事件も訳の解らないシュールなもので、言わば奇妙な日常ドラマ(?)のようなストーリーです。
よって推理が必要な場面はあまりありません。
人との会話ではコマンドの選択を行いますが、それ以外のシーンではコマンドは一切なく、画面内にあるものを触る(タップする)ことで調査や移動を行います。
また画面左下には入手したアイテムを使うボタンがあり、アイテムを調べたり組み合わせることが可能です。
ただストーリーや展開が突拍子もないこともあって、理論的に正解を考えられない場面が多く、いわゆる「総当たり」で調べていくしかないようなゲームになっています。
例えば、何の脈絡もなくホットドッグ屋をタップしないと情報が得られないとか、あるタイミングで画面端の見にくい扉に移動しないとゲームが進まないとか、ノーヒントに近い状態でそれらを見つけ出さなければなりません。
画面左下のぬいぐるみをタップしないと進まないのに、左下にあるボタンが邪魔で非常にタップし辛い(しかもこれがほぼノーヒント)なんて場面も存在します。
またタップの範囲がシビアな場合もあり、例えばタンスの引き出しを調べる時はタンスをタップするだけではダメで、タンスにある調査したい引き出しを正確にタップする必要があります。
コマンド選択型のゲームなら総当たりでも割とラクなのですが、タップで調べるゲームですから画面中をくまなく探す必要がある訳で、アドベンチャーゲームとしては難易度が高く、行き詰まりやすいゲームであることは否めませんね。


ただ、このゲームの最大の魅力はやはりそのシュールな世界観と絵柄でしょう。
これはもうこのゲームにしかない唯一無二なもので、そこいらのアドベンチャーゲームとは一線を画しています。
またグラフィックは iPhone / iPod touch の解像度に合わせて描き直されており、Retina 対応かと見間違うぐらいに綺麗です。
iPad で2倍表示にしても全く違和感がありません。
ニンテンドー DS 版は上画面に主人公の心の中のつぶやきが、下画面に実際の光景やセリフが表示されていて、それも特徴的なシステムだったのですが、iPhone / iPod touch 版は1画面しかないので心の中の思いと実際のセリフが交互に出る形になっています。
ここは若干劣化した点と言えますが、DS 版とはグラフィックの解像度が大きく違うので、やはり綺麗な絵で楽しめる iPhone 版の方が良いですね。
また iPhone / iPod touch 版のもう1つの利点が、「なめこ」が主人公のミニゲーム「なめこ・ザ・エスケイパー」を遊べること。
これは「脱出ゲーム」と言えるミニアドベンチャーで、そんなにボリュームがある訳ではありませが、難易度も長さも適度で楽しめます。

そしてこのゲームのもう1つの特徴が、アプリ本体が無料で、しかも無料のままでも1章をまるまるプレイ出来るという事。 さらに2章の前半もプレイ出来ます。
この1章まるまると言うのは相応にボリュームがあり、「逆転裁判」のように「1章は短めのチュートリアル」という事はありません。
体験版としては十分過ぎるほどの内容ですね。
2章以降は一章あたり 350 円か、全部含めて 800 円の課金が必要になります。
この辺りのシステムは「ゴーストトリック」と同じと言えます。
またこのゲームのユニークな点として、無課金のままで2章の前半終了まで進むと、登場人物が集まって課金についての説明を行う特別なシーンに移ります。
単に「これ以上進むには課金して下さい」と表示されるだけではなく、このような特別なシーンが発生して移動や会話により説明が行われると、より「課金したい」「続きが見てみたい」という気になりますね。
このシステムは今後、他のゲームでも取り入れられるのではないでしょうか。

と言う訳で「おさわり探偵 小沢里奈」、前述したように無料分だけでも十分に遊べるので、とりあえず試してみるのをオススメします。
アドベンチャーゲームとしては行き詰まりやすい内容ですが、ぶっちゃけ4年前のゲームなので wiki とかありますから、どうしても進めない時はカンニング出来ますしね。
その奇妙でシュールなグラフィックは、一見の価値があります。
・おさわり探偵 小沢里奈 (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のプロモーションムービーです)
「おさわり探偵 小沢里奈」です。
名前からしてエロゲーを連想しそうですが、そう言った内容ではありません。 民主党とも無関係です。
コマンドの選択が少なく、画面を「触って」捜査するのがメインとなるアドベンチャーゲームで、一応「探偵モノ」ですが、「夢を盗む犯人を捜す」などのちょっと変わったストーリーが展開されます。
iPhone / iPod touch では先行公開されたこのゲームのプロモーションアプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」がスマッシュヒット、無料アプリランキングで上位に位置し続けています。
そのため本編の「小沢里奈」も以前から注目されていました。
独特な世界観のためか、コアなファンが多いゲームでもあるようですね。

ゲームは探偵が事件を解決していく推理アドベンチャーゲーム・・・ ではありません。
主人公は一応探偵ではあるものの、人の話を聞いていない内気な女の子で、事件の関係者は天然を通り越して電波な友達、事件も訳の解らないシュールなもので、言わば奇妙な日常ドラマ(?)のようなストーリーです。
よって推理が必要な場面はあまりありません。
人との会話ではコマンドの選択を行いますが、それ以外のシーンではコマンドは一切なく、画面内にあるものを触る(タップする)ことで調査や移動を行います。
また画面左下には入手したアイテムを使うボタンがあり、アイテムを調べたり組み合わせることが可能です。
ただストーリーや展開が突拍子もないこともあって、理論的に正解を考えられない場面が多く、いわゆる「総当たり」で調べていくしかないようなゲームになっています。
例えば、何の脈絡もなくホットドッグ屋をタップしないと情報が得られないとか、あるタイミングで画面端の見にくい扉に移動しないとゲームが進まないとか、ノーヒントに近い状態でそれらを見つけ出さなければなりません。
画面左下のぬいぐるみをタップしないと進まないのに、左下にあるボタンが邪魔で非常にタップし辛い(しかもこれがほぼノーヒント)なんて場面も存在します。
またタップの範囲がシビアな場合もあり、例えばタンスの引き出しを調べる時はタンスをタップするだけではダメで、タンスにある調査したい引き出しを正確にタップする必要があります。
コマンド選択型のゲームなら総当たりでも割とラクなのですが、タップで調べるゲームですから画面中をくまなく探す必要がある訳で、アドベンチャーゲームとしては難易度が高く、行き詰まりやすいゲームであることは否めませんね。


ただ、このゲームの最大の魅力はやはりそのシュールな世界観と絵柄でしょう。
これはもうこのゲームにしかない唯一無二なもので、そこいらのアドベンチャーゲームとは一線を画しています。
またグラフィックは iPhone / iPod touch の解像度に合わせて描き直されており、Retina 対応かと見間違うぐらいに綺麗です。
iPad で2倍表示にしても全く違和感がありません。
ニンテンドー DS 版は上画面に主人公の心の中のつぶやきが、下画面に実際の光景やセリフが表示されていて、それも特徴的なシステムだったのですが、iPhone / iPod touch 版は1画面しかないので心の中の思いと実際のセリフが交互に出る形になっています。
ここは若干劣化した点と言えますが、DS 版とはグラフィックの解像度が大きく違うので、やはり綺麗な絵で楽しめる iPhone 版の方が良いですね。
また iPhone / iPod touch 版のもう1つの利点が、「なめこ」が主人公のミニゲーム「なめこ・ザ・エスケイパー」を遊べること。
これは「脱出ゲーム」と言えるミニアドベンチャーで、そんなにボリュームがある訳ではありませが、難易度も長さも適度で楽しめます。

そしてこのゲームのもう1つの特徴が、アプリ本体が無料で、しかも無料のままでも1章をまるまるプレイ出来るという事。 さらに2章の前半もプレイ出来ます。
この1章まるまると言うのは相応にボリュームがあり、「逆転裁判」のように「1章は短めのチュートリアル」という事はありません。
体験版としては十分過ぎるほどの内容ですね。
2章以降は一章あたり 350 円か、全部含めて 800 円の課金が必要になります。
この辺りのシステムは「ゴーストトリック」と同じと言えます。
またこのゲームのユニークな点として、無課金のままで2章の前半終了まで進むと、登場人物が集まって課金についての説明を行う特別なシーンに移ります。
単に「これ以上進むには課金して下さい」と表示されるだけではなく、このような特別なシーンが発生して移動や会話により説明が行われると、より「課金したい」「続きが見てみたい」という気になりますね。
このシステムは今後、他のゲームでも取り入れられるのではないでしょうか。

と言う訳で「おさわり探偵 小沢里奈」、前述したように無料分だけでも十分に遊べるので、とりあえず試してみるのをオススメします。
アドベンチャーゲームとしては行き詰まりやすい内容ですが、ぶっちゃけ4年前のゲームなので wiki とかありますから、どうしても進めない時はカンニング出来ますしね。
その奇妙でシュールなグラフィックは、一見の価値があります。
・おさわり探偵 小沢里奈 (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のプロモーションムービーです)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。