Flight Control を発売して iPhone アプリの有名メーカーとなり、去年は Real Racing シリーズを開発してユーザーを驚かせたオーストラリアのヒットメーカー「Firemint」。
その Firemint は今年5月に EA (Electronic Arts)に買収されたのですが、買収後初となる Firemint 製作のゲームが先日公開されました。
「SPY mouse」です。
「製作に2年を費やした」というゲームですが、2年前と言えば Flight Control が発売された数ヶ月後。
ゲーム内容は Flight Control と同じくラインを引いてキャラクターを導いていくもので、Flight Control から派生したゲームと言って良さそうですね。
移動したいルートを指でなぞるとそこにラインが引かれ、そのラインに沿ってネズミが移動します。
特定のルートを巡回している「ネコ」に見つからないよう、ステージ内にある「チーズ」を集めて出口に入ればステージクリア。
ネコに触れてしまうとミスになりますが、リトライは何度でも可能です。
ゲームのジャンルは、強いて言えば「アクションパズル」になるでしょうか。
ネコは前方への「視界」を持っており、後方や側面は見えませんが、正面にネズミを捉えると接近して来ます。
ネコによっては距離が近いと飛びかかってきます。
しかし壁をうまく使って相手の視界に入らないようにすれば見つからずにクリアすることが可能で、つまりスニーク(潜入)アクションゲームである「メタルギア」によく似ていると言えますね。
チーズは取ってもその場で食べる訳ではなく、引っ張って持っていきます。
ステージが進むと複数のチーズを持ち運べるようになりますが、運ぶチーズが多いほど移動速度が低下してしまいます。
ステージによっては運んでいるチーズを食べられる「安全穴」があるので、これを使って少しずつチーズを減らしていくことも必要になります。
ただ、チーズをまとめて出口や安全穴に運び込むとスコアにボーナスが付きます。
アイテムやしかけも豊富で、ワープゾーンとなる穴や土管、ネコを無力化するテレビ、かぶると見つからなくなるティーカップやバケツ、通路を開閉するスイッチなど様々です。
各エリアは 10 前後のステージで構成されており、ラストにはネコを見つからないように追跡していく特殊ステージや、ボス戦も用意されています。
2年費やしたというステージ構成は、実際かなり練り込まれています。
どのステージもクリアするだけなら難しくないのですが、各ステージに「勲章」が貰える条件が3つ設定されていて、これを達成しようとすると難易度が上がります。
多くのステージで勲章を得るにはパズル的に解法を考えなければならない場合が多く、各勲章ごとに3つの解き方が必要なステージもあり、1つのステージを何度も楽しめるように設計されています。
もちろん勲章を無視してどんどん先に進んでも良いので、気軽に楽しむ事もやり込むことも出来るゲームだと言えますね。
また「隠しエリア」や「隠し出口」などの要素もあり、隠し出口から出るとシークレットステージが出現するなど、様々な要素が盛り込まれています。
オープニングムービーは「トムとジェリー」のような雰囲気があり、また「スパイマウス」なので BGM やサウンドはスパイ映画のようになっています。
グラフィックもデザインセンスの良いもので、特に難点が見当たらない、非常に高い完成度のゲームですね。
ただ、私的には「ちょっとまとまり過ぎてるかなぁ」という印象も。
ひたすら逃げまくるゲームなのでボス戦以外では反撃の機会はないし、アクション性が薄くてスピード感もないので、ゲーム展開が淡々としていてちょっと盛り上がりに欠ける気もします。
まあそう言うゲームではないのは解っているのですが、もう少しゲーム進行に起伏が欲しかった気もしますね・・・
ステージ自体はバラエティーに富んでいるのですが・・・
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 85 円で、このクオリティーで 85 円は破格でしょう。
やってて「すごく面白い!」というゲームではないのですが、良く出来ていて誰でも楽しめるアプリです。
キャラクターもかわいく、グラフィックも綺麗なので、お勧めしやすいゲームと言えますね。
ステージ数も多く、やり込もうとすれば長時間遊ぶ事が出来るでしょう。
じっくり型のゲームですが、集中してプレイするゲームでもないと思うので、空いた時間や移動時間などに少しずつ進めていくのに向いていると思います。
・SPY mouse (iTunes が起動します)
その Firemint は今年5月に EA (Electronic Arts)に買収されたのですが、買収後初となる Firemint 製作のゲームが先日公開されました。
「SPY mouse」です。
「製作に2年を費やした」というゲームですが、2年前と言えば Flight Control が発売された数ヶ月後。
ゲーム内容は Flight Control と同じくラインを引いてキャラクターを導いていくもので、Flight Control から派生したゲームと言って良さそうですね。
移動したいルートを指でなぞるとそこにラインが引かれ、そのラインに沿ってネズミが移動します。
特定のルートを巡回している「ネコ」に見つからないよう、ステージ内にある「チーズ」を集めて出口に入ればステージクリア。
ネコに触れてしまうとミスになりますが、リトライは何度でも可能です。
ゲームのジャンルは、強いて言えば「アクションパズル」になるでしょうか。
ネコは前方への「視界」を持っており、後方や側面は見えませんが、正面にネズミを捉えると接近して来ます。
ネコによっては距離が近いと飛びかかってきます。
しかし壁をうまく使って相手の視界に入らないようにすれば見つからずにクリアすることが可能で、つまりスニーク(潜入)アクションゲームである「メタルギア」によく似ていると言えますね。
チーズは取ってもその場で食べる訳ではなく、引っ張って持っていきます。
ステージが進むと複数のチーズを持ち運べるようになりますが、運ぶチーズが多いほど移動速度が低下してしまいます。
ステージによっては運んでいるチーズを食べられる「安全穴」があるので、これを使って少しずつチーズを減らしていくことも必要になります。
ただ、チーズをまとめて出口や安全穴に運び込むとスコアにボーナスが付きます。
アイテムやしかけも豊富で、ワープゾーンとなる穴や土管、ネコを無力化するテレビ、かぶると見つからなくなるティーカップやバケツ、通路を開閉するスイッチなど様々です。
各エリアは 10 前後のステージで構成されており、ラストにはネコを見つからないように追跡していく特殊ステージや、ボス戦も用意されています。
2年費やしたというステージ構成は、実際かなり練り込まれています。
どのステージもクリアするだけなら難しくないのですが、各ステージに「勲章」が貰える条件が3つ設定されていて、これを達成しようとすると難易度が上がります。
多くのステージで勲章を得るにはパズル的に解法を考えなければならない場合が多く、各勲章ごとに3つの解き方が必要なステージもあり、1つのステージを何度も楽しめるように設計されています。
もちろん勲章を無視してどんどん先に進んでも良いので、気軽に楽しむ事もやり込むことも出来るゲームだと言えますね。
また「隠しエリア」や「隠し出口」などの要素もあり、隠し出口から出るとシークレットステージが出現するなど、様々な要素が盛り込まれています。
オープニングムービーは「トムとジェリー」のような雰囲気があり、また「スパイマウス」なので BGM やサウンドはスパイ映画のようになっています。
グラフィックもデザインセンスの良いもので、特に難点が見当たらない、非常に高い完成度のゲームですね。
ただ、私的には「ちょっとまとまり過ぎてるかなぁ」という印象も。
ひたすら逃げまくるゲームなのでボス戦以外では反撃の機会はないし、アクション性が薄くてスピード感もないので、ゲーム展開が淡々としていてちょっと盛り上がりに欠ける気もします。
まあそう言うゲームではないのは解っているのですが、もう少しゲーム進行に起伏が欲しかった気もしますね・・・
ステージ自体はバラエティーに富んでいるのですが・・・
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 85 円で、このクオリティーで 85 円は破格でしょう。
やってて「すごく面白い!」というゲームではないのですが、良く出来ていて誰でも楽しめるアプリです。
キャラクターもかわいく、グラフィックも綺麗なので、お勧めしやすいゲームと言えますね。
ステージ数も多く、やり込もうとすれば長時間遊ぶ事が出来るでしょう。
じっくり型のゲームですが、集中してプレイするゲームでもないと思うので、空いた時間や移動時間などに少しずつ進めていくのに向いていると思います。
・SPY mouse (iTunes が起動します)
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