昨年10月に発売され、iPhone / iPod touch、いやスマートフォン史上最高の FPS (3D ガンシューティング)として君臨してきたゲーム「モダンコンバット2」。
その続編が先日、満を持して登場しました。
「モダンコンバット3:Fallen Nation」です。 今期もっとも期待されていたタイトルの1つですね。
今年に入って様々な FPS/TPS 系のゲームが登場してきましたが、未だ「モダンコンバット2」を越えるものは現れていませんでした。
「Dead Space」は傑作ですが FPS と言うよりサバイバルホラーであり、「Backstab」や「9mm」は期待された程ではなく、「Warm Gun」に至っては大爆死。
「SHADOWGUN」は秀作でしたがモダンコンバット2を越えるほどではありませんでした。
しかし今回発売された「モダンコンバット3」は素晴らしい、いや凄まじい出来栄えです。
やはりモダンコンバットは、モダンコンバットでなければ越えられなかったか。 そんな風に思う内容ですね。
なお、今回のレビューは「iPhone 4」で行っています。
このゲームは iPhone 4S や iPad 2 に最適化されているようなので、iPhone 4 だとやや動きに重い部分が見られ、グラフィックのクオリティーも若干落ちるようです。 その点をご了承下さい。
見てのようにグラフィックの質がハンパじゃないです。
これはムービーではなく、れっきとしたゲーム画面です。 この美しく細密なグラフィックが全編を通して続きます。
SHADOWGUN を見た時もその綺麗さに驚きましたが、このゲームはそれに輪をかけて綺麗ですね。
Retina ディスプレイの解像度の高さもあり、完全に PSP のレベルを超えています。
iPhone 4 だと iPhone 4S や iPad 2 よりグラフィックの質が落ちるらしいのですが、それでもこの綺麗さで、最初に見た時は衝撃を受けました。
ステージも変化に富んでいて、「綺麗だけど同じような場面ばかり続く」みたいな事はありません。
同じステージでも前半と後半でまったく違うシーンになったりするし、それぞれの場面のグラフィックに手抜き感もありません。
1ステージは長い時は 30 分ぐらい続き、かなり長めです。 これはモダンコンバット2の時と同じで、ボリュームも十分ですね。
モダンコンバットやブラザーインアームズ特有の演出の豊富さも相変わらずです。
突然の敵の急襲やヘリの墜落、建物の崩落など、様々な演出が次々と発生して飽きさせません。
モダンコンバット2はイベント時の操作が非常に解りにくいのが難点でしたが、その点も今回は改良されており、画面に出てくるスライドバーをなぞるだけで OK になっています。
以前のように本体をブンブン振り回し、それでも反応しなくてやり直し、みたいなことはないのでご安心を。
ゲームの操作はいくつかのパターンから選択出来ますが、初期設定では画面左側をスライドするとそこに移動スティックが現れるという、スティック位置が固定されていない形になっています。
右下には銃撃や手榴弾のボタン、さらに精密射撃のボタンがあり、このボタン位置はカスタマイズで変更可能です。
初期設定の状態ではジャイロスコープの使用は OFF になっています。 ジャイロ(本体を動かしての操作)で照準や向きを動かしたい方はオプションで設定を切り替えましょう。 ジャイロの感度も調整可能です。
なお、ジャイロ ON の時でも画面をなぞって向きを変えることは可能です。
操作方法はほぼ前作モダンコンバット2と同じなのですが、今回は新たに「ダッシュボタン」が加わっています。
これは押しっぱなしで前方に早く走り続けるもので、急いで逃げたい時に使えます。
走りながら方向を変えれば曲がることもでき、オンラインプレイでも上手い人はダッシュを有効に活用しているようです。
画面左上にレーダーが付いたのも大きな変化で、敵の方向や距離を大まかに知る事が出来ます。
※撃たれると赤い血が表示され、撃たれた方向が半円状の表示で示されます。 ダメージは連続で受けなければ時間と共に回復していきます。 この辺の基本システムは他の FPS と同様ですね。
左下のボタンで「しゃがむ」ことが出来るので、これを使って隠れながら戦いましょう。 主人公は一兵卒なので、敵に正面から突っ込んでも死ぬだけです。
※脱出直前で輸送ヘリが被弾! こんな映画のようなシーンが盛りだくさん。 イベントの豊富さもこのシリーズの特徴ですね。
モダンコンバット2の時のような「イベントのクリア方法が解りにくい」というケースは減っています。
※ステージ2ではガンシップ「AC-130」に乗って上空から敵を狙撃する!
Zombie Gunship というアプリもありますが、最近は AC-130 が流行りなんでしょうか?
ゲームシステムはモダンコンバット2と大差なく、敵を倒しながら指定された場所に進めば次の目標が指示される、というのを繰り返して進行します。
ただ敵の数が多く、AI も前より賢くなっているようで、むやみに前に出て来ません。
「後ろに下がって敵をが来るのを待ち伏せる」という方法は通用しにくくなっていますね。
一方、味方と戦う場面が増えているので、味方に前衛を任せて後ろから狙い撃つ戦法が有効になっています。
ゲームとしてのクオリティーは圧倒的に素晴らしいのですが、グラフィックが凄すぎて、iPhone 4 では重くなる場面が目立ちます。
敵が多い場面での銃撃戦では少しカク付く感じがあり、その影響で照準もやや合わせ辛い印象です。
また画像が細密すぎて敵の姿を確認し辛いです。 iPhone 4 だと敵兵士のライティング(光の映り込み)が少なくなるようなので、それも影響しているかもしれません。
「オートエイム」(自動照準)だと精密射撃に入った時に近くの敵に照準が吸い付き、さらに拡大表示されるため敵の姿を認識しやすくなります。
よって目視で狙うより、レーダーで敵の方向を確認しつつ、精密射撃の ON/OFF を繰り返してオートエイムで敵を撃つことが攻略法の1つと言えます。 オンラインプレイでは通用しませんが。
なおストーリーは、今回はアメリカ国内が主な舞台です。
北朝鮮とパキスタンとロシアの合同軍「KPR軍」がアメリカに攻撃をしかけてきたという設定で、パソコンや XBOX 360 で発売された「HOME FRONT」(アメリカが北朝鮮に占領される FPS)に似ていますね。
※精密射撃にすると敵に照準が吸い付くし、敵の位置も確認できるのでとても便利。 今回はこの精密射撃 ON/OFF での狙い撃ちをメインにしよう。
なお、精密射撃時のガンサイトの形が銃によって全く違うので、これも銃の性能の1つと言えます。 このようにスコープが付いているものは非常に狙いやすくなります。
モダンコンバットで期待されているもう1つの要素が、「オンライン対戦」です。
ゲームロフトが運営するオンラインサーバー「Gameloft Live!」にログインして行うもので、最大12人での対戦が可能、もちろん途中参加もあり。
ゲームモードもチーム戦やフラッグ戦、爆弾を巡る攻防戦や特定の地域を確保し合うなど、前作以上に用意されています。
オンラインプレイのゲーム自体は、良い意味で前作とあまり変わらない印象です。
ただ「レーダー」の存在がゲーム性を変えていて、これで敵の位置が解るのですが、物音を立てていない(銃を撃っていない)敵はレーダーに映りません。
逆に撃ちまくっていると自分の位置を晒して敵に狙われる事になるので、出来るだけ隠密行動しながら動くのが重要になります。
ゲーム中のレスポンスは非常に良好で、倒した相手に表示される「キルマーク」と呼ばれるメッセージもあり、キルだけでなく「アシスト」や「チームメイト救援」などの評価も行われ、それらにより経験値が蓄積されて階級が上がっていきます。
死んでも別の場所からすぐに復活し、ゲームからの退室もいつでも可能です。
もちろん自軍側が勝利して終了すればボーナスが得られます。
前作と大きく違うのは、ここが賛否両論の点なのですが・・・ フリーミアム的な課金要素が加わっていること。
経験値が溜まって階級が上がると新しい武器やスキルがアンロックされていくのですが、今回はこれを「ゴールドクレジット」と呼ばれる通貨で購入しなければ使用可能になりません。
このゴールドクレジットは戦闘でも得られ、大きな戦果を上げたり勝利することでさらにその入手量は増えるのですが、まとまった量が欲しいときにはやはり課金が必要になります。
また、ゲーム中に敵の位置を調べる「衛星スキャン」や、敵を自動的に攻撃する「タレット」を設置できるのですが、これらのアイテムも使用に「ゴールドクレジット」を消費します。
※オンラインプレイ中に連続キルを達成しても、衛星スキャンやタレット設置などのアイテムを入手できます。
ゴールドで購入する場合はポーズメニューから行います。 入手したアイテムは画面右上に表示されるボタンを押して発動させます。
この「ゴールドクレジット」のため、階級が上がってもある程度の課金がないと満足な装備は得られないかもしれません。
また消費アイテムを使える分、課金している人の方が常に有利と言えます。
まあ装備が絶対的な強さのゲームではないし、いくらクレジットがあっても階級が上がらないと装備は買えないので、「課金すれば無敵」という訳ではないのですが、気になる部分であることは否めませんね。
また、現時点ではサーバーがかなり不安定です。
ゲームが始まると全く問題ないのですが、ログイン時、ロビー移動時、そしてゲーム終了後のセーブ処理で切断が多発します。
特にマズイのが「データのセーブが行われないこと」で、せっかくオンラインプレイで経験値を溜めてレベルが上がっても、ぜんぶ「なかったこと」にされてしまうケースが現時点(2011/10/28)では「非常に」多いです。
3回やって1回セーブされるかどうかの状態で、ハッキリ言って「セーブされたらラッキー」です。
何度もセーブされない状態が続くとさすがにガックリ来ますね・・・
正直、このセーブ問題が解決されるまで、あまりオンラインプレイはオススメできない気がします・・・
オンライン対戦自体は面白いんですけどね・・・
※このセーブ問題はまだ解決している訳ではありませんが、オンラインの「フレンド」を作れば解消されるとの情報があります。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 600 円。 クオリティーは普通の市販ソフト並みで、600 円はむしろお得でしょう。
ゲームロフトはセールが多いのでそれを待つ手もありますが、定価以上の価値のあるゲームで、FPS が嫌いでないなら文句なしにオススメです。 まさにゲームロフトの本気ですね。
ただし iPhone 4 でさえ重くなるゲーム。 iPhone 3GS だとかなり厳しいと思われ、3G だと論外でしょう。
もう 3GS も切り捨てられる時代になりつつあるという事でしょうか・・・ 時代の流れは早いですね。
※3GS でもグラフィックの質は若干落ちますが、割とプレイ可能なようです。
iPod でも重いようですが、iPhone 4S や iPad 2 だと非常に快適な模様です。
FPS ファンの期待に応えるゲームが、ようやく出たというところでしょうか。
実は私は、最近のゲームロフトの FPS はクオリティーが落ちており、さらに Android にも対応すると発表されていたため、これもまた期待はずれになるのではないかと考えていました。
しかしさすがに「モダンコンバット2」の看板を汚す訳にはいかなかったのでしょうか。 相当に気合いが入っている事はやっていて解ります。
またモダンコンバットを越える FPS は、当分現れないかもしれませんね。
・モダンコンバット3:Fallen Nation (iTunes が起動、iPad にも対応)
その続編が先日、満を持して登場しました。
「モダンコンバット3:Fallen Nation」です。 今期もっとも期待されていたタイトルの1つですね。
今年に入って様々な FPS/TPS 系のゲームが登場してきましたが、未だ「モダンコンバット2」を越えるものは現れていませんでした。
「Dead Space」は傑作ですが FPS と言うよりサバイバルホラーであり、「Backstab」や「9mm」は期待された程ではなく、「Warm Gun」に至っては大爆死。
「SHADOWGUN」は秀作でしたがモダンコンバット2を越えるほどではありませんでした。
しかし今回発売された「モダンコンバット3」は素晴らしい、いや凄まじい出来栄えです。
やはりモダンコンバットは、モダンコンバットでなければ越えられなかったか。 そんな風に思う内容ですね。
なお、今回のレビューは「iPhone 4」で行っています。
このゲームは iPhone 4S や iPad 2 に最適化されているようなので、iPhone 4 だとやや動きに重い部分が見られ、グラフィックのクオリティーも若干落ちるようです。 その点をご了承下さい。
見てのようにグラフィックの質がハンパじゃないです。
これはムービーではなく、れっきとしたゲーム画面です。 この美しく細密なグラフィックが全編を通して続きます。
SHADOWGUN を見た時もその綺麗さに驚きましたが、このゲームはそれに輪をかけて綺麗ですね。
Retina ディスプレイの解像度の高さもあり、完全に PSP のレベルを超えています。
iPhone 4 だと iPhone 4S や iPad 2 よりグラフィックの質が落ちるらしいのですが、それでもこの綺麗さで、最初に見た時は衝撃を受けました。
ステージも変化に富んでいて、「綺麗だけど同じような場面ばかり続く」みたいな事はありません。
同じステージでも前半と後半でまったく違うシーンになったりするし、それぞれの場面のグラフィックに手抜き感もありません。
1ステージは長い時は 30 分ぐらい続き、かなり長めです。 これはモダンコンバット2の時と同じで、ボリュームも十分ですね。
モダンコンバットやブラザーインアームズ特有の演出の豊富さも相変わらずです。
突然の敵の急襲やヘリの墜落、建物の崩落など、様々な演出が次々と発生して飽きさせません。
モダンコンバット2はイベント時の操作が非常に解りにくいのが難点でしたが、その点も今回は改良されており、画面に出てくるスライドバーをなぞるだけで OK になっています。
以前のように本体をブンブン振り回し、それでも反応しなくてやり直し、みたいなことはないのでご安心を。
ゲームの操作はいくつかのパターンから選択出来ますが、初期設定では画面左側をスライドするとそこに移動スティックが現れるという、スティック位置が固定されていない形になっています。
右下には銃撃や手榴弾のボタン、さらに精密射撃のボタンがあり、このボタン位置はカスタマイズで変更可能です。
初期設定の状態ではジャイロスコープの使用は OFF になっています。 ジャイロ(本体を動かしての操作)で照準や向きを動かしたい方はオプションで設定を切り替えましょう。 ジャイロの感度も調整可能です。
なお、ジャイロ ON の時でも画面をなぞって向きを変えることは可能です。
操作方法はほぼ前作モダンコンバット2と同じなのですが、今回は新たに「ダッシュボタン」が加わっています。
これは押しっぱなしで前方に早く走り続けるもので、急いで逃げたい時に使えます。
走りながら方向を変えれば曲がることもでき、オンラインプレイでも上手い人はダッシュを有効に活用しているようです。
画面左上にレーダーが付いたのも大きな変化で、敵の方向や距離を大まかに知る事が出来ます。
※撃たれると赤い血が表示され、撃たれた方向が半円状の表示で示されます。 ダメージは連続で受けなければ時間と共に回復していきます。 この辺の基本システムは他の FPS と同様ですね。
左下のボタンで「しゃがむ」ことが出来るので、これを使って隠れながら戦いましょう。 主人公は一兵卒なので、敵に正面から突っ込んでも死ぬだけです。
※脱出直前で輸送ヘリが被弾! こんな映画のようなシーンが盛りだくさん。 イベントの豊富さもこのシリーズの特徴ですね。
モダンコンバット2の時のような「イベントのクリア方法が解りにくい」というケースは減っています。
※ステージ2ではガンシップ「AC-130」に乗って上空から敵を狙撃する!
Zombie Gunship というアプリもありますが、最近は AC-130 が流行りなんでしょうか?
ゲームシステムはモダンコンバット2と大差なく、敵を倒しながら指定された場所に進めば次の目標が指示される、というのを繰り返して進行します。
ただ敵の数が多く、AI も前より賢くなっているようで、むやみに前に出て来ません。
「後ろに下がって敵をが来るのを待ち伏せる」という方法は通用しにくくなっていますね。
一方、味方と戦う場面が増えているので、味方に前衛を任せて後ろから狙い撃つ戦法が有効になっています。
ゲームとしてのクオリティーは圧倒的に素晴らしいのですが、グラフィックが凄すぎて、iPhone 4 では重くなる場面が目立ちます。
敵が多い場面での銃撃戦では少しカク付く感じがあり、その影響で照準もやや合わせ辛い印象です。
また画像が細密すぎて敵の姿を確認し辛いです。 iPhone 4 だと敵兵士のライティング(光の映り込み)が少なくなるようなので、それも影響しているかもしれません。
「オートエイム」(自動照準)だと精密射撃に入った時に近くの敵に照準が吸い付き、さらに拡大表示されるため敵の姿を認識しやすくなります。
よって目視で狙うより、レーダーで敵の方向を確認しつつ、精密射撃の ON/OFF を繰り返してオートエイムで敵を撃つことが攻略法の1つと言えます。 オンラインプレイでは通用しませんが。
なおストーリーは、今回はアメリカ国内が主な舞台です。
北朝鮮とパキスタンとロシアの合同軍「KPR軍」がアメリカに攻撃をしかけてきたという設定で、パソコンや XBOX 360 で発売された「HOME FRONT」(アメリカが北朝鮮に占領される FPS)に似ていますね。
※精密射撃にすると敵に照準が吸い付くし、敵の位置も確認できるのでとても便利。 今回はこの精密射撃 ON/OFF での狙い撃ちをメインにしよう。
なお、精密射撃時のガンサイトの形が銃によって全く違うので、これも銃の性能の1つと言えます。 このようにスコープが付いているものは非常に狙いやすくなります。
モダンコンバットで期待されているもう1つの要素が、「オンライン対戦」です。
ゲームロフトが運営するオンラインサーバー「Gameloft Live!」にログインして行うもので、最大12人での対戦が可能、もちろん途中参加もあり。
ゲームモードもチーム戦やフラッグ戦、爆弾を巡る攻防戦や特定の地域を確保し合うなど、前作以上に用意されています。
オンラインプレイのゲーム自体は、良い意味で前作とあまり変わらない印象です。
ただ「レーダー」の存在がゲーム性を変えていて、これで敵の位置が解るのですが、物音を立てていない(銃を撃っていない)敵はレーダーに映りません。
逆に撃ちまくっていると自分の位置を晒して敵に狙われる事になるので、出来るだけ隠密行動しながら動くのが重要になります。
ゲーム中のレスポンスは非常に良好で、倒した相手に表示される「キルマーク」と呼ばれるメッセージもあり、キルだけでなく「アシスト」や「チームメイト救援」などの評価も行われ、それらにより経験値が蓄積されて階級が上がっていきます。
死んでも別の場所からすぐに復活し、ゲームからの退室もいつでも可能です。
もちろん自軍側が勝利して終了すればボーナスが得られます。
前作と大きく違うのは、ここが賛否両論の点なのですが・・・ フリーミアム的な課金要素が加わっていること。
経験値が溜まって階級が上がると新しい武器やスキルがアンロックされていくのですが、今回はこれを「ゴールドクレジット」と呼ばれる通貨で購入しなければ使用可能になりません。
このゴールドクレジットは戦闘でも得られ、大きな戦果を上げたり勝利することでさらにその入手量は増えるのですが、まとまった量が欲しいときにはやはり課金が必要になります。
また、ゲーム中に敵の位置を調べる「衛星スキャン」や、敵を自動的に攻撃する「タレット」を設置できるのですが、これらのアイテムも使用に「ゴールドクレジット」を消費します。
※オンラインプレイ中に連続キルを達成しても、衛星スキャンやタレット設置などのアイテムを入手できます。
ゴールドで購入する場合はポーズメニューから行います。 入手したアイテムは画面右上に表示されるボタンを押して発動させます。
この「ゴールドクレジット」のため、階級が上がってもある程度の課金がないと満足な装備は得られないかもしれません。
また消費アイテムを使える分、課金している人の方が常に有利と言えます。
まあ装備が絶対的な強さのゲームではないし、いくらクレジットがあっても階級が上がらないと装備は買えないので、「課金すれば無敵」という訳ではないのですが、気になる部分であることは否めませんね。
また、現時点ではサーバーがかなり不安定です。
ゲームが始まると全く問題ないのですが、ログイン時、ロビー移動時、そしてゲーム終了後のセーブ処理で切断が多発します。
特にマズイのが「データのセーブが行われないこと」で、せっかくオンラインプレイで経験値を溜めてレベルが上がっても、ぜんぶ「なかったこと」にされてしまうケースが現時点(2011/10/28)では「非常に」多いです。
3回やって1回セーブされるかどうかの状態で、ハッキリ言って「セーブされたらラッキー」です。
何度もセーブされない状態が続くとさすがにガックリ来ますね・・・
正直、このセーブ問題が解決されるまで、あまりオンラインプレイはオススメできない気がします・・・
オンライン対戦自体は面白いんですけどね・・・
※このセーブ問題はまだ解決している訳ではありませんが、オンラインの「フレンド」を作れば解消されるとの情報があります。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 600 円。 クオリティーは普通の市販ソフト並みで、600 円はむしろお得でしょう。
ゲームロフトはセールが多いのでそれを待つ手もありますが、定価以上の価値のあるゲームで、FPS が嫌いでないなら文句なしにオススメです。 まさにゲームロフトの本気ですね。
ただし iPhone 4 でさえ重くなるゲーム。 iPhone 3GS だとかなり
もう 3GS も切り捨てられる時代になりつつあるという事でしょうか・・・ 時代の流れは早いですね。
※3GS でもグラフィックの質は若干落ちますが、割とプレイ可能なようです。
iPod でも重いようですが、iPhone 4S や iPad 2 だと非常に快適な模様です。
FPS ファンの期待に応えるゲームが、ようやく出たというところでしょうか。
実は私は、最近のゲームロフトの FPS はクオリティーが落ちており、さらに Android にも対応すると発表されていたため、これもまた期待はずれになるのではないかと考えていました。
しかしさすがに「モダンコンバット2」の看板を汚す訳にはいかなかったのでしょうか。 相当に気合いが入っている事はやっていて解ります。
またモダンコンバットを越える FPS は、当分現れないかもしれませんね。
・モダンコンバット3:Fallen Nation (iTunes が起動、iPad にも対応)
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