iPhone と iPad の看板タイトルの1つと言えるゲームアプリ「Infinity Blade」(インフィニティ・ブレード)。
ゲーム内容には賛否ありますが、もはや携帯電話とは思えない非常に美しいグラフィックは誰もが認めるところです。
そんな Infinity Blade の期待の続編が、本日ついに公開されました!
「Infinity Blade II」です。
iTunes の登録名は「Infinity Blade 2」ではなく「Infinity Blade II」なのでご注意下さい。
iPhone 4S と iOS5 の発表会でも大型タイトルの1つとして紹介された、全世界注目のアプリですね。
開発は前作と同じく、3D グラフィックのゲームエンジン「Unreal Engine」(アンリアルエンジン)の開発元 Epic Games と、その傘下の開発スタジオ ChAIR 。
Unreal Engine の実力を存分にアピールしたグラフィックは今作ではさらに強化され、一目見て「前作を越えた!」と思えるほどの超美麗なものになっています。
なお、このゲームは iPhone 4S と iPad 2 に最適化されていますが、今回のレビューの画像は iPhone 4 でプレイしたものなので、若干グラフィックの質が落ちています。 ご了承下さい。
しかし iPhone 4 でプレイしても前作を余裕で越えるほどの非常に綺麗なグラフィックになっており、ゲームも問題なく動作します。
ゲーム内容自体は前作と大きく変わりません。
最初の舞台が今までとまったく違う和風な雰囲気で、しかもいきなり意外なストーリーが展開されるため「おおっ」と思う事になりますが、その後はいつものインフィニティブレードらしい展開になります。
約 40 分ほどでラスボスに到達する「1セット」を繰り返すという内容もそのままで、フィールドは自由に動ける訳ではなく、移動できるポイントが決められている点も前作と同様です。
この「短いサイクルの繰り返し」「自由に移動できない」という部分が前作では賛否両論だったのですが、もうこれが「インフィニティブレードの基本システム」になった感じがありますね。
私的には、約 40 分ほどでスカッと決着が付くシステムは気に入っています。
戦闘の合間にある、静寂間が漂う「独特の間」も健在です。
また、今作は繰り返しと言っても複数の「ルート分岐」が用意されています。
今作には最初はロックされているいくつかの入口があり、プレイを繰り返すことで移動できるルートが増えて行きます。
そして最後に到達するボスも複数用意されており、毎回同じボスに行き着いていた前作とは異なります。
また繰り返しの際に毎回少し違う、ちょっとしたデモも表示されます。
戦闘も前作と大差はありません。
普通に攻撃しても通用せず、敵の攻撃を一通り回避するかガードして、チャンスになってから斬らないと有効打にならないシステムです。
攻撃は画面をなぞって行い、横にフリックすると横斬り、縦にフリックすると縦斬りになります。
回避とガードは画面下のボタンで行いますが、ガードには回数制限があります。
剣を使って戦う場合は今までとほぼ同じと言って良いのですが、ガードが従来より強化されていて、ガード回数がなくなってもある程度のダメージは軽減でき、体制も崩れにくくなっています。
さらにタイミング良くガードすると「パーフェクトガード」が発生し、ガード回数が減りません。
またパリィ(打ち払い)がやりやすくなって、長めの攻撃チャンスを発生させやすくなっています。
最大の違いは武器の種類が増えていることで、今までの「片手剣+盾」の他に、強力な「斧・ハンマー」と、盾を持たない「二刀流」が存在します。
斧・ハンマー(ヘビー系)は一撃の威力が強く、さらに攻撃時に同じ方向に2回斬ることで矢印が表示され、その矢印に沿ってフリックすることで強力な「パーフェクトスラッシュ」を決めることが出来ます。
普通のコンボよりも出しやすく、強力な武器で高威力の技が出せるので、かなりの破壊力を誇ります。
難点は回避がないことで、防御は「左ガード」「正面ガード」「右ガード」の3つになります。
攻撃が来る方向に合わせてガードしないと防ぐ事が出来ず、しかもガードなので防ぐたびにガード回数が減っていき、なくなると防御してもダメージを受けるようになります。
タイミングを測らなくて良いのはガードの利点ですが、ガード破り(ブロークン・ブロック)やガード回数を大きく削る攻撃には弱いので、時にはパリィで防ぐ事も必要になりますね。
二刀流は盾がないため、ガードが出来ません。
ガードボタンは「ダッキング」(屈み)のボタンになり、これで左右からの攻撃をかわせますが、正面からの攻撃や下まで斬り下ろしてくる攻撃には当たってしまいます。
二刀流の長所は「連続コンボ攻撃」で、一度コンボを発生させるとその後の攻撃が全て強力なコンボ攻撃になります。 よって一気に大ダメージを与えることが可能です。
ただしこれを活用するにはコンボの発生条件を知っておく必要があります。
右・左・右 と斬るか 左・右・左 と斬るとコンボになるので、攻撃のチャンスになったらコマンドを入力するように慎重に前述の斬り方を行うようにしましょう。
なお、片手剣だと「左・左・右・右」か「右・右・左・左」でもコンボになるのですが、二刀流だと連続コンボがあるためか、これらの攻撃ではコンボが発生しないので注意して下さい。
※左・右・上・下・左の5回攻撃コンボは今回なくなっている模様?
また、ゲージを貯めると一度だけ無条件で攻撃に移れる「スーパー」のボタンを使えるのですが、二刀流はこのスーパー攻撃が連続突き攻撃になり、より強力な技を出す事が出来ます。
どの武器が良いかは人によりますが、私的には新武器の斧・ハンマー系か二刀流の方が強い気がしますね。
片手剣(ライト系)はガードでどの方向からの攻撃でも防げるのが利点で、モンハンのように防御重視の武器になった印象です。
ただ、インフィニティブレードは「装備に経験値が蓄積されていき、最大になると装備を変えないと経験値が増えなくなる」というシステムなので、最終的には様々な武器を使う事になるでしょう。
また今回は「ガード○回成功」「回避を○回行う」などの条件が提示され、それを満たすとボーナス経験値を得られるシステムが導入されたので、それに合わせて装備を変えた方が良いこともあります。
ガードできない二刀流でガード成功の条件は満たせませんからね。
また今回から追加された仕様として、武器に「ジェム」を付けて強化できるようになりました。
ジェムには水や炎などの属性や「ゴールド入手量アップ」などの効果があり、装備には宝石をはめられる穴が空いていて、その穴と同じ形の宝石を入れると攻撃に属性が付いたり特殊効果が発揮されたりします。
今回は魔法を使ってくる敵がいるので、そういう相手には特定の属性に強い防具も有効になります。
無属性の武器に魔法効果を付加することも可能です。
以下は Youtube で公開されている公式のゲームプレイ解説トレーラーです。
価格は 600 円。 クオリティーを考えれば安いと言って良いのではないでしょうか。
アップデートも色々と予定されており、今後の更なる拡張も期待できます。
「前作の正当進化形」と言えますが、前作が賛否両論で批判されていた方も多かったので、そう言う方には今回も合わないかもしれません。
逆に前作が楽しめた方なら今作も文句なく「買い」でしょう。
良くも悪くも「インフィニティブレードはインフィニティブレードのまま」ですね。
私的には前作から好きなゲームだったし、グラフィックはますます美しく、静と動の独特な雰囲気も維持されており、長く楽しめる工夫も多く盛り込まれていて、十分にお勧めできるゲームだと思います。
・IInfinity Blade II (iTunes が起動、iPhone / iPad 両対応)
ゲーム内容には賛否ありますが、もはや携帯電話とは思えない非常に美しいグラフィックは誰もが認めるところです。
そんな Infinity Blade の期待の続編が、本日ついに公開されました!
「Infinity Blade II」です。
iTunes の登録名は「Infinity Blade 2」ではなく「Infinity Blade II」なのでご注意下さい。
iPhone 4S と iOS5 の発表会でも大型タイトルの1つとして紹介された、全世界注目のアプリですね。
開発は前作と同じく、3D グラフィックのゲームエンジン「Unreal Engine」(アンリアルエンジン)の開発元 Epic Games と、その傘下の開発スタジオ ChAIR 。
Unreal Engine の実力を存分にアピールしたグラフィックは今作ではさらに強化され、一目見て「前作を越えた!」と思えるほどの超美麗なものになっています。
なお、このゲームは iPhone 4S と iPad 2 に最適化されていますが、今回のレビューの画像は iPhone 4 でプレイしたものなので、若干グラフィックの質が落ちています。 ご了承下さい。
しかし iPhone 4 でプレイしても前作を余裕で越えるほどの非常に綺麗なグラフィックになっており、ゲームも問題なく動作します。
ゲーム内容自体は前作と大きく変わりません。
最初の舞台が今までとまったく違う和風な雰囲気で、しかもいきなり意外なストーリーが展開されるため「おおっ」と思う事になりますが、その後はいつものインフィニティブレードらしい展開になります。
約 40 分ほどでラスボスに到達する「1セット」を繰り返すという内容もそのままで、フィールドは自由に動ける訳ではなく、移動できるポイントが決められている点も前作と同様です。
この「短いサイクルの繰り返し」「自由に移動できない」という部分が前作では賛否両論だったのですが、もうこれが「インフィニティブレードの基本システム」になった感じがありますね。
私的には、約 40 分ほどでスカッと決着が付くシステムは気に入っています。
戦闘の合間にある、静寂間が漂う「独特の間」も健在です。
また、今作は繰り返しと言っても複数の「ルート分岐」が用意されています。
今作には最初はロックされているいくつかの入口があり、プレイを繰り返すことで移動できるルートが増えて行きます。
そして最後に到達するボスも複数用意されており、毎回同じボスに行き着いていた前作とは異なります。
また繰り返しの際に毎回少し違う、ちょっとしたデモも表示されます。
戦闘も前作と大差はありません。
普通に攻撃しても通用せず、敵の攻撃を一通り回避するかガードして、チャンスになってから斬らないと有効打にならないシステムです。
攻撃は画面をなぞって行い、横にフリックすると横斬り、縦にフリックすると縦斬りになります。
回避とガードは画面下のボタンで行いますが、ガードには回数制限があります。
剣を使って戦う場合は今までとほぼ同じと言って良いのですが、ガードが従来より強化されていて、ガード回数がなくなってもある程度のダメージは軽減でき、体制も崩れにくくなっています。
さらにタイミング良くガードすると「パーフェクトガード」が発生し、ガード回数が減りません。
またパリィ(打ち払い)がやりやすくなって、長めの攻撃チャンスを発生させやすくなっています。
最大の違いは武器の種類が増えていることで、今までの「片手剣+盾」の他に、強力な「斧・ハンマー」と、盾を持たない「二刀流」が存在します。
斧・ハンマー(ヘビー系)は一撃の威力が強く、さらに攻撃時に同じ方向に2回斬ることで矢印が表示され、その矢印に沿ってフリックすることで強力な「パーフェクトスラッシュ」を決めることが出来ます。
普通のコンボよりも出しやすく、強力な武器で高威力の技が出せるので、かなりの破壊力を誇ります。
難点は回避がないことで、防御は「左ガード」「正面ガード」「右ガード」の3つになります。
攻撃が来る方向に合わせてガードしないと防ぐ事が出来ず、しかもガードなので防ぐたびにガード回数が減っていき、なくなると防御してもダメージを受けるようになります。
タイミングを測らなくて良いのはガードの利点ですが、ガード破り(ブロークン・ブロック)やガード回数を大きく削る攻撃には弱いので、時にはパリィで防ぐ事も必要になりますね。
二刀流は盾がないため、ガードが出来ません。
ガードボタンは「ダッキング」(屈み)のボタンになり、これで左右からの攻撃をかわせますが、正面からの攻撃や下まで斬り下ろしてくる攻撃には当たってしまいます。
二刀流の長所は「連続コンボ攻撃」で、一度コンボを発生させるとその後の攻撃が全て強力なコンボ攻撃になります。 よって一気に大ダメージを与えることが可能です。
ただしこれを活用するにはコンボの発生条件を知っておく必要があります。
右・左・右 と斬るか 左・右・左 と斬るとコンボになるので、攻撃のチャンスになったらコマンドを入力するように慎重に前述の斬り方を行うようにしましょう。
なお、片手剣だと「左・左・右・右」か「右・右・左・左」でもコンボになるのですが、二刀流だと連続コンボがあるためか、これらの攻撃ではコンボが発生しないので注意して下さい。
※左・右・上・下・左の5回攻撃コンボは今回なくなっている模様?
また、ゲージを貯めると一度だけ無条件で攻撃に移れる「スーパー」のボタンを使えるのですが、二刀流はこのスーパー攻撃が連続突き攻撃になり、より強力な技を出す事が出来ます。
どの武器が良いかは人によりますが、私的には新武器の斧・ハンマー系か二刀流の方が強い気がしますね。
片手剣(ライト系)はガードでどの方向からの攻撃でも防げるのが利点で、モンハンのように防御重視の武器になった印象です。
ただ、インフィニティブレードは「装備に経験値が蓄積されていき、最大になると装備を変えないと経験値が増えなくなる」というシステムなので、最終的には様々な武器を使う事になるでしょう。
また今回は「ガード○回成功」「回避を○回行う」などの条件が提示され、それを満たすとボーナス経験値を得られるシステムが導入されたので、それに合わせて装備を変えた方が良いこともあります。
ガードできない二刀流でガード成功の条件は満たせませんからね。
また今回から追加された仕様として、武器に「ジェム」を付けて強化できるようになりました。
ジェムには水や炎などの属性や「ゴールド入手量アップ」などの効果があり、装備には宝石をはめられる穴が空いていて、その穴と同じ形の宝石を入れると攻撃に属性が付いたり特殊効果が発揮されたりします。
今回は魔法を使ってくる敵がいるので、そういう相手には特定の属性に強い防具も有効になります。
無属性の武器に魔法効果を付加することも可能です。
以下は Youtube で公開されている公式のゲームプレイ解説トレーラーです。
価格は 600 円。 クオリティーを考えれば安いと言って良いのではないでしょうか。
アップデートも色々と予定されており、今後の更なる拡張も期待できます。
「前作の正当進化形」と言えますが、前作が賛否両論で批判されていた方も多かったので、そう言う方には今回も合わないかもしれません。
逆に前作が楽しめた方なら今作も文句なく「買い」でしょう。
良くも悪くも「インフィニティブレードはインフィニティブレードのまま」ですね。
私的には前作から好きなゲームだったし、グラフィックはますます美しく、静と動の独特な雰囲気も維持されており、長く楽しめる工夫も多く盛り込まれていて、十分にお勧めできるゲームだと思います。
・IInfinity Blade II (iTunes が起動、iPhone / iPad 両対応)
2やる前に前作やっといた方がいいですか?