※iOS8 以後、まともにゲームが出来ない問題が発生していましたが、2015年10月のアップデートで解消されています。
現在は iOS8 と iOS9 の双方でプレイ可能です。


世界的定番の FPS (ガンシューティング)、「Call of Duty」(コール オブ デューティー)シリーズ・・・
の、おまけである「ゾンビモード」を iPhone / iPod touch に移植した「Call of Duty: Zombies」の続編が先日発売されました。
Call of Duty: Black Ops Zombies」です。

この Call of Duty のゾンビモードは元々は「おまけ」だったのですが、リアルさよりもサバイバルシューティングとしてのゲーム性を重視した内容と、協力プレイの面白さから、本編を差し置くほどの人気になっていました
iPhone で発売された「Call of Duty: Zombies」も、iPhone 初期の作品のため今見ると古いのですが、それでも最近までアメリカの iTunes ランキングでは常連になっていたロングセラーアプリです。

今回発売された「Call of Duty: Black Ops Zombies」は PC や XBOX360、PS3 などで発売されていた「Call of Duty: Black Ops」(コール オブ デューティー:ブラックオプス)のゾンビモードの移植で、ゾンビモードとしては2作目になります。

なお、残虐表現の強いゲームなので、それらが苦手な方はご注意下さい。

Call of Duty: Black Ops Zombies

ゲームはステージクリアのない、どれだけ生き残れるかを競う完全な「サバイバルゲーム」です。
ガンシューティングのタイプとしては、主人公の姿が映らない FPS(主人公の視点のゲーム)で、よって物陰に隠れるようなアクションはありません。

画面左側をスライドして移動、右側をスライドして視点と照準を動かし、右側をタップすると射撃を行います。
「射撃ボタン」はなく、画面右側のどこをタップしても銃を撃つ形になっていて、操作性は良好です。
照準が自動で敵に張り付いてくれるオートエイム形式ですが、銃によっては着弾地点がブレる場合があります。

ガンシューティングとしての特徴は「部位破壊」があることで、ゾンビの頭を撃ったら頭が吹っ飛び、腕を撃ったら腕が取れます。
手榴弾を投げると下半身が吹っ飛んで、上半身だけで這うようにゾンビが接近してくる事もあり、この辺りがゾンビの恐怖感を出していますね。

もう1つのゲームの大きな特徴は「戦略性の高さ」でしょう。
このゲームは敵に殴られるとすぐに死んでしまいます。 急いで逃げればダメージは回復するのですが、建物内は入り組んでいますし、大量のゾンビに囲まれると身動き取れなくなります。
背後や側面からいつの間にかゾンビが近付いてきて、振り向いたら大量のゾンビがいて「ギャー!」みたいな事も日常茶飯事です。
死角から襲われる恐怖と、油断するとすぐに死ぬ緊張感があるため、ゲーム性から来る独特の恐怖感があります。

よって他の FPS のように、正面を向いてバリバリ撃ちまくっていれば何とかなると言うようなゲームではありません。
どこが戦いやすいのか、どこで守れば粘れるのか、いざという時はどちらに逃げるのか、それらを考えて戦うのがゲームのコツとなります。

また、壁に書かれている銃のラクガキから武器や弾を購入できるのですが、この時に必要なポイントはゾンビを倒さないと増えません。
扉を開けて新しいエリアに行くにもポイントが必要になるので、限られたポイントを何に使うかも重要になりますね。

Call of Duty: Black Ops Zombies

Call of Duty: Black Ops Zombies

ゾンビの進入口に木の板を打ち付けて「バリケード」を築くことも出来ますが、今回のバリケードはすぐに壊されるため、あまり頼りにならないので注意。
ゾンビの多くは頭を狙えば一撃で倒せるので、大量にゾンビがいる時でも慎重にヘッドショットを狙うのがゲームのコツです。

難点は、昨今の FPS としてはグラフィックが見劣りすることでしょう。
前作よりは綺麗になっていますが、それでも当時のレベルとあまり変わりません。
モダンコンバット3SHADOWGUN が登場している今の視点で見ると、ハッキリ言ってショボイです。
バイオハザード4デビルメイクライよりはマシ、と言ったレベルですね。

ただ最新の FPS と比べたらダメですが、そうでなければ相応のグラフィックではありますし、そもそもこのゲームはグラフィックをウリにするようなゲームではないので、最初からその点は重視していないのだと思います。
このグラフィックなら旧機種でも動くでしょうしね。
※旧機種では重くて話にならないようです・・・

なお、このアプリには「おまけモード」なのか「もう1つのメインモード」なのか解らないのですが、まったく違うゲームが同梱されています。
広間で次々やってくるゾンビを撃ちまくり、出てくる金塊や宝石を集めて、全て倒したら次の広間に移動するのを繰り返す、真上視点の全方向シューティングゲームです。

これもオリジナルの CoD: Black Ops にあったおまけモードですが、このアプリでこのゲームをプレイするには「Z」と書かれたコインを集める必要があります。
このコイン、どこで集めるのかというと・・・ ゲーム内ではなく、メニューやオプション設定画面などにさりげなく写っているコインをタップして集めます
これは言われないと解りにくいので注意して下さい。

全方向シューティングの内容については、思ったほどゾンビが出る訳ではないので、やや間延びした展開で、ちょっとイマイチな感じが否めません・・・
ステージが進むと徐々にゾンビが増えてきますが、思ったほど派手な内容ではないですね
ちなみにこのモードのタイトル画面と音楽は、ファミコン時代を再現したレトロ風になっています。
開発者の遊び心が感じられるモードですね。

Call of Duty: Black Ops Zombies

Call of Duty: Black Ops Zombies

オンラインプレイについてですが、今作は Game Center を通したものになりました
前作は独自のサーバーを通してマッチングしていたのですが、Game Center からになったので登録しているフレンドを誘ってゲームが出来る反面、マッチングされるまでボーッと待つしかなく、人数の確認もできません。
モダンコンバットのような「クイックマッチ」「途中参加」「ロビーの確認」のようなものもなく、正直オンラインプレイがしやすい環境ではないですね。

協力プレイが大きなウリの1つなので、ここはちょっと残念な点ですが・・・ シングルでも十分に遊べるゲームですから、それで良しとするしかないでしょうか。

定価は 840 円。 やや高めですが前作よりはマシですね。(前作は初期が 1200 円だった)
正直、現時点ではマップが1つしかないので、グラフィックが見劣りする点なども考えると、この価格でお勧めできるかどうかは微妙なところです。
FPS であるのに加えてハイスコアを競うゲーム性なので、その点もプレイヤーを選ぶと思います。
(一応、階級を上げていく要素もあります)
ただ今後のアップデートで新モードやマップが増える事が告知されていますから、拡張性は期待できそうです

※現在はアップデートでマップや武器が増えています。

「FPS」「ナチスやゾンビを撃ちまくる」「オンラインプレイがウリ」という、いかにもアメリカウケしそうなゲーム。
全方向シューティングのモードも、実はああいうタイプの古い家庭用ゲーム機のヒット作が、アメリカには多くありました。
メニューもアメコミだし、ちょっとおふざけがある点も含めて、とてもアメリカンなアプリだなぁと言う印象ですね。

Call of Duty: Black Ops Zombies (iTunes が起動します)


【 ちょこっと追記 】
攻略については パソコン/XBOX/PS3 の CoD: Black Ops のゾンビモード攻略をそのまま流用できるので、以下の Wiki が参考になります。

Call of Duty: Black Ops @ wiki ゾンビモード
マップ別攻略 KINO DER TOTEN (マップあり)