2009 年後半から 2010 年にかけて、iPhone では優秀な「タワーディフェンス」が数多く登場していました。
しかしあまりにブームになっていたからか、秀作が登場しすぎてハードルが高くなったからか、2011 年に入ってからは急に数が減ってしまいました。
三国TD や タワーディフェンス:LOST EARTH HD、変わり種の Anomaly Warzone Earth などもありましたが、普通のタワーディフェンスはやや飽きられてきたのかもしれません・・・
しかしそんな中、2010 年に登場した秀作と言えるタワーディフェンス Pew Pew Land に続編が登場しています。
「Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game」です。
タワーディフェンスのタイプとしては敵の通り道が決まっている「ルート固定型」で、ゲーム性としては「geoDefense」に似ています。
前作と比べると特にデザイン面でパワーアップしていますが、今回は課金要素がある「フリーミアム」のようなアプリになっていて、この点がゲームとしては良し悪しだと言えます。
開発は台湾のメーカーのようですね。
敵が緑のランプの入口から赤いランプの出口に向かって、道に沿って進んで行きます。
プレイヤーは敵を自動的に攻撃するユニットを道の周囲に配置して、これを迎撃します。
要するに一般的なタワーディフェンスのルールですね。
配置したユニットが敵の攻撃を受けたりすることはありません。
ユニットの種類は多めで、アップグレードすると複数の玉を発射するショットガンや、スプラッシュダメージ(範囲ダメージ)を持つミサイル、遠距離攻撃のスナイパー、貫通攻撃のレーザーなど、オーソドックスなものが一通りそろっています。
ただし最初は少数のユニットしか使えず、ステージクリア時に得られるクレジットを貯めてアンロックしていかなければなりません。
必要なクレジットは基本ユニットは安いのですが、上位ユニットはかなり高額で、がんばって貯めるか、もしくは課金で購入しなければなりません。
また初期資金を多くしたり、ユニットのアップグレード上限をアップさせられる「アビリティー」もあるのですが、これらも課金しなければ利用することは出来ません。
ステージはかなり豊富で、5つのワールドに各 20 ステージがあり、合計 100 ステージ!
2つ目のワールド以降はなかなか手強いステージがそろっていますが、難易度は Easy から Nightmare まで4段階用意されており、ステージごとに選択可能です。
低い難易度だとクリア評価が低くなりますが、自分のレベルに合わせて楽しむ事もできますね。
※ユニットは全部で14種類。 基本ユニット9、高額な上級ユニット5です。 ただし出撃させられるのは5種類まで。
ステージ評価はノーマルかナイトメア以上でノーダメージなら「S」になります。 出来るだけ高評価を並べていくのが楽しいゲームと言えますね。
グラフィックは前作以上にポップな感じになっていて、より見栄えのするユニークなデザインになっています。
ただ、このデザインはイギリスのメーカー Big Pixel Studios が作ったアプリ Piyo Blocks や Meow Meow Happy Fight に非常によく似ています。
単に真似ただけなのか、グラフィックデザイナーが同一なのか・・・ ちょっと気になりますね。
タワーディフェンスとしては相変わらず楽しめるのですが、難点はフリーミアム化した事と、クリア時に得られるクレジットにステージごとの差がないこと。
ユニットは前述したように基本ユニットと上位ユニットに分かれており、上位ユニットを使えるようにするにはかなりのクレジットが必要になります。
課金しない場合は地道に貯める必要がありますが、難しい後半ステージをがんばってクリアしてもノーダメージでないと得られるクレジットは微々たるもの。 これでは上位ユニットの購入はおぼつきません。
となると必然的に、課金するか、1面をひたすら繰り返す作業をするかになります・・・
難易度「ナイトメア」でパーフェクトクリアすると $300 貰えますが、これは1面でも 100 面でも同じなので、まだユニットがそろっていない段階だと普通にステージをクリアして行く気が削がれます。
(上位ユニットのアンロックには1つ $5000 ぐらい要ります。 普通のクリアでは $100~$50 ぐらいしか貰えず、しかも中盤以降は1ステージが 50 Wave とかある)
しかし「金稼ぎ作業」はやってるうちに飽きるので、この辺のバランスがイマイチですね。
特に前作の Pew Pew Land は初心者は初心者なりに楽しめ、上級者でも歯応えがあるバランスの良い難易度が大きなウリと言えました。
それがフリーミアム化によって崩れてしまった印象で、この点に関しては前作の方が良かったかなぁ、と言うのが本音です。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
やや難点もありますが、価格は 85 円。
このクオリティーとボリュームでこの値段は安いです。
課金もそれほど高い訳ではなく、上位ユニットを全部買える資金を得て、さらにアビリティー(初期資金増加・レベル上限拡大)も購入しても 85×5 で 450 円ぐらい。
また課金しないとプレイ出来ないと言うようなゲームでもありません。
最近見なくなってしまった、「歯応えのあるタワーディフェンス」に飢えている人にはお勧めですね。
・Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game (iTunes が起動します)
しかしあまりにブームになっていたからか、秀作が登場しすぎてハードルが高くなったからか、2011 年に入ってからは急に数が減ってしまいました。
三国TD や タワーディフェンス:LOST EARTH HD、変わり種の Anomaly Warzone Earth などもありましたが、普通のタワーディフェンスはやや飽きられてきたのかもしれません・・・
しかしそんな中、2010 年に登場した秀作と言えるタワーディフェンス Pew Pew Land に続編が登場しています。
「Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game」です。
タワーディフェンスのタイプとしては敵の通り道が決まっている「ルート固定型」で、ゲーム性としては「geoDefense」に似ています。
前作と比べると特にデザイン面でパワーアップしていますが、今回は課金要素がある「フリーミアム」のようなアプリになっていて、この点がゲームとしては良し悪しだと言えます。
開発は台湾のメーカーのようですね。
敵が緑のランプの入口から赤いランプの出口に向かって、道に沿って進んで行きます。
プレイヤーは敵を自動的に攻撃するユニットを道の周囲に配置して、これを迎撃します。
要するに一般的なタワーディフェンスのルールですね。
配置したユニットが敵の攻撃を受けたりすることはありません。
ユニットの種類は多めで、アップグレードすると複数の玉を発射するショットガンや、スプラッシュダメージ(範囲ダメージ)を持つミサイル、遠距離攻撃のスナイパー、貫通攻撃のレーザーなど、オーソドックスなものが一通りそろっています。
ただし最初は少数のユニットしか使えず、ステージクリア時に得られるクレジットを貯めてアンロックしていかなければなりません。
必要なクレジットは基本ユニットは安いのですが、上位ユニットはかなり高額で、がんばって貯めるか、もしくは課金で購入しなければなりません。
また初期資金を多くしたり、ユニットのアップグレード上限をアップさせられる「アビリティー」もあるのですが、これらも課金しなければ利用することは出来ません。
ステージはかなり豊富で、5つのワールドに各 20 ステージがあり、合計 100 ステージ!
2つ目のワールド以降はなかなか手強いステージがそろっていますが、難易度は Easy から Nightmare まで4段階用意されており、ステージごとに選択可能です。
低い難易度だとクリア評価が低くなりますが、自分のレベルに合わせて楽しむ事もできますね。
※ユニットは全部で14種類。 基本ユニット9、高額な上級ユニット5です。 ただし出撃させられるのは5種類まで。
ステージ評価はノーマルかナイトメア以上でノーダメージなら「S」になります。 出来るだけ高評価を並べていくのが楽しいゲームと言えますね。
グラフィックは前作以上にポップな感じになっていて、より見栄えのするユニークなデザインになっています。
ただ、このデザインはイギリスのメーカー Big Pixel Studios が作ったアプリ Piyo Blocks や Meow Meow Happy Fight に非常によく似ています。
単に真似ただけなのか、グラフィックデザイナーが同一なのか・・・ ちょっと気になりますね。
タワーディフェンスとしては相変わらず楽しめるのですが、難点はフリーミアム化した事と、クリア時に得られるクレジットにステージごとの差がないこと。
ユニットは前述したように基本ユニットと上位ユニットに分かれており、上位ユニットを使えるようにするにはかなりのクレジットが必要になります。
課金しない場合は地道に貯める必要がありますが、難しい後半ステージをがんばってクリアしてもノーダメージでないと得られるクレジットは微々たるもの。 これでは上位ユニットの購入はおぼつきません。
となると必然的に、課金するか、1面をひたすら繰り返す作業をするかになります・・・
難易度「ナイトメア」でパーフェクトクリアすると $300 貰えますが、これは1面でも 100 面でも同じなので、まだユニットがそろっていない段階だと普通にステージをクリアして行く気が削がれます。
(上位ユニットのアンロックには1つ $5000 ぐらい要ります。 普通のクリアでは $100~$50 ぐらいしか貰えず、しかも中盤以降は1ステージが 50 Wave とかある)
しかし「金稼ぎ作業」はやってるうちに飽きるので、この辺のバランスがイマイチですね。
特に前作の Pew Pew Land は初心者は初心者なりに楽しめ、上級者でも歯応えがあるバランスの良い難易度が大きなウリと言えました。
それがフリーミアム化によって崩れてしまった印象で、この点に関しては前作の方が良かったかなぁ、と言うのが本音です。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
やや難点もありますが、価格は 85 円。
このクオリティーとボリュームでこの値段は安いです。
課金もそれほど高い訳ではなく、上位ユニットを全部買える資金を得て、さらにアビリティー(初期資金増加・レベル上限拡大)も購入しても 85×5 で 450 円ぐらい。
また課金しないとプレイ出来ないと言うようなゲームでもありません。
最近見なくなってしまった、「歯応えのあるタワーディフェンス」に飢えている人にはお勧めですね。
・Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game (iTunes が起動します)
蛇足かもしれませんが、
Batman Arkham city lockdown
が未レビューなのは何故なのでしょうか?
desert zombies、warmgunなどは取り上げておられていて、こちらが未レビューなのはどうしてかな、と少し疑問だったので、
余計なお世話と感じられるかもしれませんが、お聞きさせて頂いてもよろしいでしょうか?