超有名なアメリカンヒーロー「バットマン」となり、各地の悪漢を拳で殴り倒していく高クオリティーな格闘アクションゲームが登場しています。
「Batman Arkham City Lockdown」です。
3D グラフィックのゲームエンジン「Unreal Engine」(アンリアルエンジン)で作られた、タップで回避しつつフリックで攻撃を行う「インフィニティ・ブレード」型のゲームで、バットマンの「カッコ良さ」が良く表現されています。
アンリアルエンジンのゲームには当たり外れがありますが、このゲームは「当たり」ですね。
バットマンにはコミック版やアニメ版、映画版などがあり、それぞれ描かれ方が異なりますが、このゲームは映画版をベースにしていて、渋くダークな雰囲気になっています。
なお、XBOX360 や PS3 で同じバットマンの格闘アクションゲーム「Batman Arkham City」が発売されており、同じワーナーブラザーズからの販売ですが、開発スタジオが全く違うため、この両者に(開発面での)関連はないようです。

敵と1対1で戦う格闘ゲームで、決められた人数を倒すか、ボスを倒せばステージクリアとなります。
タップで回避、左フリックで左に振るパンチ、右フリックで右に振るパンチを出すインフィニティブレードに似たスタイルのゲームですが、移動シーンやルート分岐などはなく、敵を倒すと自動的に先に進み、すぐに次の敵が現れます。
基本スタイルこそインフィニティブレードに似ていますが、「敵の攻撃を回避してから自分が攻撃する」と言うような決まりはなく、いきなり相手を殴っても当たる時は当たります。
もちろん回避してから殴った方が当たりやすいのですが、相手が攻撃をするタイミングを狙って殴っても当たるので、こちらの方が融通が利くシステムと言えますね。
また、下にフリックすると相手の攻撃をマントで受け流す動作をし、これが決まると相手に必ず大きな隙が出来ます。
ただし相手が赤く光る強攻撃を出す事があり、これは受け流したり殴って潰したりすることは出来ないので、必ず回避する必要があります。
特定の敵のモーションや受け流しの成功時に、相手の体が光ることがあります。
これをタップすると投げ技や当て身技、関節技などが決まり、時には相手が持っているものを奪い取り、敵が素手になると言った変化が生じることもあります。
これらの特徴のため、実際にやってみるとインフィニティブレードとは違うゲーム性を感じます。
攻撃がパンチとキックなので「ボクシングゲーム」に近い印象ですね。
回避も方向が存在せず、タイミング良くタップするだけでどんな攻撃でもかわせるので、こちらの方がより手軽に戦えます。


ステージをクリアする事で研究資金(Waynetech)を得ることができ、それを使ってバットマン自身や装備(ガジェット)を強化する事も出来ます。
ガジェットは戦闘中にアイコンをタップする事で使用でき、体力回復や煙幕、電撃パンチ、さらにコウモリを敵に取り付かせる攻撃を行えます。
回復が重要なのはもちろん、煙幕やコウモリは敵の強攻撃や銃撃を潰す事が出来るので、先にこれらの装備を一通りそろえておく方が有利ですね。
敵を倒して経験値を増やし、レベルアップすることでも強くなります。
クリア済みのステージも再プレイ可能なので、ボス戦で行き詰まっても前のステージに戻ってレベルアップしてくることが可能です。
ボスはなかなか手強く、ミニゲーム的な戦い方をしたり、回避し辛い技を使って来るなど、それぞれに特徴があります。 登場時の演出なども良いですね。


ゲーム自体は非常に高クオリティーで、動作も iPhone 4 でプレイしていますがとても快適、動きも滑らかです。
(ただしゲーム中にスクリーンショットを撮るなど、バックで何かを動かすとやや不安定になります)
グラフィックも美しく、バットマンの動作もいちいちシブカッコイイです。
ゲームも面白く、かなり評価できる内容なのですが・・・ 大きな難点が1つあります。
それは、ボリュームがない。
3つのサブステージと1つのボスステージで構成されているエリアが4つ、合計 16 ステージなのですが、1ステージが3分ほどで終わるため、クリアまでそんなに時間はかかりません。
ボスステージはやや長めで、またストレートにクリアするのは困難ですが、それでも1時間強の時間で1周が終わってしまいます。
1周だけでは全てのパワーアップを解除することは出来ないし、敵が強くなった2周目が以降が始まるので、「何周もして楽しんで下さい」という形なのだと思いますが、インフィニティブレードと違ってストーリーは1周で完結するし、敵は見た目も内容も同じだし、何周もさせるための要素に乏しいです。
またザコは全員人型で、見た目の違い以外は手持ちの武器が変わるだけなので、ボス以外の敵の変化が少なく、また背景や敵のグラフィックは同一エリアは全部同じ。
移動シーンもないので、ゲームシステム以外の面で見てもボリューム不足は否めません。
ゲームが面白いだけに、「あぁ、もっと色々なステージをやりたいのに・・・」という気になってしまいますね。
一応、マップ上には5つ目のステージエリアが用意されているのですが、現時点(2011/12)では利用出来ません。
なお、バットマンの「スキン」(外観)を変化させる有料課金があり、他の映画やアニメのバットマンの姿に替えることが出来るのですが、単なる見た目の変化だけで技やモーションなどは全く同じでした。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
定価は 500 円。 十分に値段分のクオリティーはありますね。
正直、バットマンにあまり興味がなかったのでプレイしていなかったのですが、やってみたらインフィニティブレードに勝るとも劣らない面白さのゲームでした。(ボリューム以外は)
ボリュームについては今後のアップデートに期待というところでしょうか・・・
インフィニティブレード(1)もボリュームの点で批判されていましたが、このゲームはそれより早く終わります。
でもこのまま終わるのは勿体ないアプリですね・・・
価格とボリュームの点を考えるとオススメし辛い部分もありますが、インフィニティブレード系としてはかなりの秀作なので、試して欲しいゲームであることは確かです。
・Batman Arkham City Lockdown (iTunes が起動します)
「Batman Arkham City Lockdown」です。
3D グラフィックのゲームエンジン「Unreal Engine」(アンリアルエンジン)で作られた、タップで回避しつつフリックで攻撃を行う「インフィニティ・ブレード」型のゲームで、バットマンの「カッコ良さ」が良く表現されています。
アンリアルエンジンのゲームには当たり外れがありますが、このゲームは「当たり」ですね。
バットマンにはコミック版やアニメ版、映画版などがあり、それぞれ描かれ方が異なりますが、このゲームは映画版をベースにしていて、渋くダークな雰囲気になっています。
なお、XBOX360 や PS3 で同じバットマンの格闘アクションゲーム「Batman Arkham City」が発売されており、同じワーナーブラザーズからの販売ですが、開発スタジオが全く違うため、この両者に(開発面での)関連はないようです。

敵と1対1で戦う格闘ゲームで、決められた人数を倒すか、ボスを倒せばステージクリアとなります。
タップで回避、左フリックで左に振るパンチ、右フリックで右に振るパンチを出すインフィニティブレードに似たスタイルのゲームですが、移動シーンやルート分岐などはなく、敵を倒すと自動的に先に進み、すぐに次の敵が現れます。
基本スタイルこそインフィニティブレードに似ていますが、「敵の攻撃を回避してから自分が攻撃する」と言うような決まりはなく、いきなり相手を殴っても当たる時は当たります。
もちろん回避してから殴った方が当たりやすいのですが、相手が攻撃をするタイミングを狙って殴っても当たるので、こちらの方が融通が利くシステムと言えますね。
また、下にフリックすると相手の攻撃をマントで受け流す動作をし、これが決まると相手に必ず大きな隙が出来ます。
ただし相手が赤く光る強攻撃を出す事があり、これは受け流したり殴って潰したりすることは出来ないので、必ず回避する必要があります。
特定の敵のモーションや受け流しの成功時に、相手の体が光ることがあります。
これをタップすると投げ技や当て身技、関節技などが決まり、時には相手が持っているものを奪い取り、敵が素手になると言った変化が生じることもあります。
これらの特徴のため、実際にやってみるとインフィニティブレードとは違うゲーム性を感じます。
攻撃がパンチとキックなので「ボクシングゲーム」に近い印象ですね。
回避も方向が存在せず、タイミング良くタップするだけでどんな攻撃でもかわせるので、こちらの方がより手軽に戦えます。


ステージをクリアする事で研究資金(Waynetech)を得ることができ、それを使ってバットマン自身や装備(ガジェット)を強化する事も出来ます。
ガジェットは戦闘中にアイコンをタップする事で使用でき、体力回復や煙幕、電撃パンチ、さらにコウモリを敵に取り付かせる攻撃を行えます。
回復が重要なのはもちろん、煙幕やコウモリは敵の強攻撃や銃撃を潰す事が出来るので、先にこれらの装備を一通りそろえておく方が有利ですね。
敵を倒して経験値を増やし、レベルアップすることでも強くなります。
クリア済みのステージも再プレイ可能なので、ボス戦で行き詰まっても前のステージに戻ってレベルアップしてくることが可能です。
ボスはなかなか手強く、ミニゲーム的な戦い方をしたり、回避し辛い技を使って来るなど、それぞれに特徴があります。 登場時の演出なども良いですね。


ゲーム自体は非常に高クオリティーで、動作も iPhone 4 でプレイしていますがとても快適、動きも滑らかです。
(ただしゲーム中にスクリーンショットを撮るなど、バックで何かを動かすとやや不安定になります)
グラフィックも美しく、バットマンの動作もいちいちシブカッコイイです。
ゲームも面白く、かなり評価できる内容なのですが・・・ 大きな難点が1つあります。
それは、ボリュームがない。
3つのサブステージと1つのボスステージで構成されているエリアが4つ、合計 16 ステージなのですが、1ステージが3分ほどで終わるため、クリアまでそんなに時間はかかりません。
ボスステージはやや長めで、またストレートにクリアするのは困難ですが、それでも1時間強の時間で1周が終わってしまいます。
1周だけでは全てのパワーアップを解除することは出来ないし、敵が強くなった2周目が以降が始まるので、「何周もして楽しんで下さい」という形なのだと思いますが、インフィニティブレードと違ってストーリーは1周で完結するし、敵は見た目も内容も同じだし、何周もさせるための要素に乏しいです。
またザコは全員人型で、見た目の違い以外は手持ちの武器が変わるだけなので、ボス以外の敵の変化が少なく、また背景や敵のグラフィックは同一エリアは全部同じ。
移動シーンもないので、ゲームシステム以外の面で見てもボリューム不足は否めません。
ゲームが面白いだけに、「あぁ、もっと色々なステージをやりたいのに・・・」という気になってしまいますね。
一応、マップ上には5つ目のステージエリアが用意されているのですが、現時点(2011/12)では利用出来ません。
なお、バットマンの「スキン」(外観)を変化させる有料課金があり、他の映画やアニメのバットマンの姿に替えることが出来るのですが、単なる見た目の変化だけで技やモーションなどは全く同じでした。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
定価は 500 円。 十分に値段分のクオリティーはありますね。
正直、バットマンにあまり興味がなかったのでプレイしていなかったのですが、やってみたらインフィニティブレードに勝るとも劣らない面白さのゲームでした。(ボリューム以外は)
ボリュームについては今後のアップデートに期待というところでしょうか・・・
インフィニティブレード(1)もボリュームの点で批判されていましたが、このゲームはそれより早く終わります。
でもこのまま終わるのは勿体ないアプリですね・・・
価格とボリュームの点を考えるとオススメし辛い部分もありますが、インフィニティブレード系としてはかなりの秀作なので、試して欲しいゲームであることは確かです。
・Batman Arkham City Lockdown (iTunes が起動します)
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