名前が出オチ。 ゲームも「出落ち」。
高所から自由落下しながら障害物を避けて目標地点に着地する落下ゲームの「すごく綺麗なやつ」が先日発売されました。
「AaaaaAAaaaAAAaaAAAAaAAAAA!!! (Force = Mass x Acceleration)」です。
名前長すぎ。
開発元はアメリカの「洗練された小さなバカゲー」を作るのをテーマにしているメーカーで、確かにこのゲームの内容は、そのテーマに沿っているものだと言えますね。
「本体を傾けて障害物の間を抜けながら落下していく」という内容は iPhone には良くあるもので、ゲームシステムに目新しさはないのですが、それを美しい 3D グラフィックとサイバーな雰囲気&演出で盛り上げている、と言った感じです。
内容としてはシンプルで、短時間で終わるショートゲームと言えるものです。
ただ、ステージはかなり豊富に用意されています。

主人公の姿が表示されない、主観視点のゲームです。
操作は iPhone 本体を傾けて行い、慣性が働くため微妙な操作が要求されますが、画面の中央に水平器のような表示があり、これで傾き具合が解るようになっています。
ステージ開始時に画面をタップしますが、その時の本体の角度が水平器の標準位置となります。
ティルト(傾き)操作のゲームとしては、操作性は良いですね。
ステージが始まると、ただひたすら自由落下していきます。
うまく本体を傾けて障害物をかわしながら、得点の書かれたパネルを通過しつつゴールへと向かえばよいのですが・・・ しかし得点はパネルだけでなく、障害物に接近することでも加算されます。
新しい障害物に近づくたびに「Kiss」(キス)のボーナスが入り、さらにビルのような縦長の障害物に接近し続ける事で「HUG」(ハグ)のボーナスが増え続けます。
パネルよりキスやハグの点数の方が重要なステージが多く、よって高得点を狙うには「障害物に接近しつつもギリギリでかわす」というプレイが要求されます。
最後に赤やオレンジの円が現れ、パラシュートボタンが表示されます。
パラシュートを開くとキスやハグの点数が加算されなくなりますが、降下速度が遅くなり、その状態でどこかに着地するとステージクリア。 それが円の中ならボーナスが入ります。
ステージ終了後、稼いだ得点が集計され、★1から★5の評価が付けられます。
得点が低いと無事着地しても「★0」という場合があるため、前述したように「安全すぎる落下」では評価されません。
★の数に応じて Teeth というポイントが得られ、これで各ステージをアンロックしていくことが出来ます。

※クリア後の得点配分。 見てのように「キス」のボーナスが一番多い。 よって「かすり」があるシューティングゲームのように、障害物にどんどん接近してかすりまくる必要があります。
パネルは書かれている点数が加算されますが、「1GRAND」と書かれているものは 1000 点になります。 TWO GRAND だと 2000 点。
着地点はオレンジの大きな円と、赤い小さな円の2種類がある場合があり、もちろん小さくて赤い円に着地した方が点数は高いです。

※スタントボーナス(Stunts Hit)は飛んでいる鳥(?)にぶつかったり、ビルの間の狭いすき間に入ったりすることで得られます。
よってそれらが出てこないステージでは得られませんが、スタントボーナスが得られそうなすき間は大体見れば解ります。

※観客に応えると加算されるボーナス(Spectators Engaged)は、当然観客が出て来るステージでないと得られません。
観客(?)は赤か青の鉄骨のようなものの上にいて、赤い鉄骨の観客には赤いピースサインを、青い鉄骨の観客には青いグーサインを出さないといけません。
成功すると顔のマークが現れて歓声が挙がります。 間違うと「ブブー」という音がします。

※ラクガキボーナス(Graffiti Sprayed)は緑色の「ラクガキ出来るビル」が出てくるステージでないと得られません。
緑のビルに近づくとスプレーのボタンが現れるので、これを押すとプシューと言う音がしてビルに絵や文字がラクガキされます。
絵には色々な種類がありますが・・・ あまり見ている余裕はないですね。
画像を見て解るように、とにかく絵が「サイバー」で、異空間のトンネルような場所を落下していきます。
ビルの間を抜けていくので落下している感じはありますが、ビルはほとんど空中に浮いていて、ワープトンネルの中を進んでいるような感覚も受けますね。
サウンドも良く、賛美歌のような BGM もあります。
ステージは全 47 とかなり豊富で、その構成もバラエティーに富んでいます。
1ステージは短時間で終わりますが、全てクリアしようと思うと相応のボリュームだと言えます。
難点は、ゲーム自体には目立った短所はないのですが・・・
どんなに演出や雰囲気が優れていても、内容はよくある「ティルト操作で障害物をかわすゲーム」に過ぎないので、シンプルな面白さはあるけど、それ以上ではないこと。
色々な工夫は見られるんですけどね・・・

※ステージリストはアイコンのようになっています。 なかなかセンスある格好いいメニューですね。
中には解説用ムービーや、よく解らないリラクゼーションムービー(?)も存在します。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
ムービーでは激しく視点を変更していて、ダイナミックな映像になっていますが、実際にはこんなに視点を変更している余裕はないですね。(常に下を見てないとすぐぶつかります)
価格は 250 円。 ショートゲームとしてはやや高めの価格。
ただグラフィックのクオリティーはかなり高いので、それを考えると妥当なところでしょうか。
iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。
iPhone 4 だとややコマ落ちしている感じを受けるので、iPhone 4S や iPad 2 の方が動きが滑らかになり、より楽しめると思います。 iPad 2 だと迫力もありそうですね。
基本的には「映像を楽しむゲーム」であり、ゲーム自体は面白くない訳ではないけど、まあ普通、と言った印象でしょうか。
スコアシステムが解り辛いですが、シンプルで見栄えがするゲームなので、ライトユーザー向けのアプリと言えるかもしれません。
・AaaaaAAaaaAAAaaAAAAaAAAAA!!! (Force = Mass x Acceleration) (iTunes が起動します)
高所から自由落下しながら障害物を避けて目標地点に着地する落下ゲームの「すごく綺麗なやつ」が先日発売されました。
「AaaaaAAaaaAAAaaAAAAaAAAAA!!! (Force = Mass x Acceleration)」です。
名前長すぎ。
開発元はアメリカの「洗練された小さなバカゲー」を作るのをテーマにしているメーカーで、確かにこのゲームの内容は、そのテーマに沿っているものだと言えますね。
「本体を傾けて障害物の間を抜けながら落下していく」という内容は iPhone には良くあるもので、ゲームシステムに目新しさはないのですが、それを美しい 3D グラフィックとサイバーな雰囲気&演出で盛り上げている、と言った感じです。
内容としてはシンプルで、短時間で終わるショートゲームと言えるものです。
ただ、ステージはかなり豊富に用意されています。

主人公の姿が表示されない、主観視点のゲームです。
操作は iPhone 本体を傾けて行い、慣性が働くため微妙な操作が要求されますが、画面の中央に水平器のような表示があり、これで傾き具合が解るようになっています。
ステージ開始時に画面をタップしますが、その時の本体の角度が水平器の標準位置となります。
ティルト(傾き)操作のゲームとしては、操作性は良いですね。
ステージが始まると、ただひたすら自由落下していきます。
うまく本体を傾けて障害物をかわしながら、得点の書かれたパネルを通過しつつゴールへと向かえばよいのですが・・・ しかし得点はパネルだけでなく、障害物に接近することでも加算されます。
新しい障害物に近づくたびに「Kiss」(キス)のボーナスが入り、さらにビルのような縦長の障害物に接近し続ける事で「HUG」(ハグ)のボーナスが増え続けます。
パネルよりキスやハグの点数の方が重要なステージが多く、よって高得点を狙うには「障害物に接近しつつもギリギリでかわす」というプレイが要求されます。
最後に赤やオレンジの円が現れ、パラシュートボタンが表示されます。
パラシュートを開くとキスやハグの点数が加算されなくなりますが、降下速度が遅くなり、その状態でどこかに着地するとステージクリア。 それが円の中ならボーナスが入ります。
ステージ終了後、稼いだ得点が集計され、★1から★5の評価が付けられます。
得点が低いと無事着地しても「★0」という場合があるため、前述したように「安全すぎる落下」では評価されません。
★の数に応じて Teeth というポイントが得られ、これで各ステージをアンロックしていくことが出来ます。

※クリア後の得点配分。 見てのように「キス」のボーナスが一番多い。 よって「かすり」があるシューティングゲームのように、障害物にどんどん接近してかすりまくる必要があります。
パネルは書かれている点数が加算されますが、「1GRAND」と書かれているものは 1000 点になります。 TWO GRAND だと 2000 点。
着地点はオレンジの大きな円と、赤い小さな円の2種類がある場合があり、もちろん小さくて赤い円に着地した方が点数は高いです。

※スタントボーナス(Stunts Hit)は飛んでいる鳥(?)にぶつかったり、ビルの間の狭いすき間に入ったりすることで得られます。
よってそれらが出てこないステージでは得られませんが、スタントボーナスが得られそうなすき間は大体見れば解ります。

※観客に応えると加算されるボーナス(Spectators Engaged)は、当然観客が出て来るステージでないと得られません。
観客(?)は赤か青の鉄骨のようなものの上にいて、赤い鉄骨の観客には赤いピースサインを、青い鉄骨の観客には青いグーサインを出さないといけません。
成功すると顔のマークが現れて歓声が挙がります。 間違うと「ブブー」という音がします。

※ラクガキボーナス(Graffiti Sprayed)は緑色の「ラクガキ出来るビル」が出てくるステージでないと得られません。
緑のビルに近づくとスプレーのボタンが現れるので、これを押すとプシューと言う音がしてビルに絵や文字がラクガキされます。
絵には色々な種類がありますが・・・ あまり見ている余裕はないですね。
画像を見て解るように、とにかく絵が「サイバー」で、異空間のトンネルような場所を落下していきます。
ビルの間を抜けていくので落下している感じはありますが、ビルはほとんど空中に浮いていて、ワープトンネルの中を進んでいるような感覚も受けますね。
サウンドも良く、賛美歌のような BGM もあります。
ステージは全 47 とかなり豊富で、その構成もバラエティーに富んでいます。
1ステージは短時間で終わりますが、全てクリアしようと思うと相応のボリュームだと言えます。
難点は、ゲーム自体には目立った短所はないのですが・・・
どんなに演出や雰囲気が優れていても、内容はよくある「ティルト操作で障害物をかわすゲーム」に過ぎないので、シンプルな面白さはあるけど、それ以上ではないこと。
色々な工夫は見られるんですけどね・・・

※ステージリストはアイコンのようになっています。 なかなかセンスある格好いいメニューですね。
中には解説用ムービーや、よく解らないリラクゼーションムービー(?)も存在します。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
ムービーでは激しく視点を変更していて、ダイナミックな映像になっていますが、実際にはこんなに視点を変更している余裕はないですね。(常に下を見てないとすぐぶつかります)
価格は 250 円。 ショートゲームとしてはやや高めの価格。
ただグラフィックのクオリティーはかなり高いので、それを考えると妥当なところでしょうか。
iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。
iPhone 4 だとややコマ落ちしている感じを受けるので、iPhone 4S や iPad 2 の方が動きが滑らかになり、より楽しめると思います。 iPad 2 だと迫力もありそうですね。
基本的には「映像を楽しむゲーム」であり、ゲーム自体は面白くない訳ではないけど、まあ普通、と言った印象でしょうか。
スコアシステムが解り辛いですが、シンプルで見栄えがするゲームなので、ライトユーザー向けのアプリと言えるかもしれません。
・AaaaaAAaaaAAAaaAAAAaAAAAA!!! (Force = Mass x Acceleration) (iTunes が起動します)
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