昨年からスマホ市場を席巻している、あの「なめこ」が登場する探偵(?)アドベンチャーゲーム「おさわり探偵 小沢里奈」の続編が先日 iOS に登場しました。
「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2」です。
ご存じのように「おさわり探偵 小沢里奈」は、あの「なめこ栽培キット」でおなじみの「なめこ」が活躍する脱出ゲームで、おまけとして小沢里奈というキャラクターが登場するシュールなアドベンチャーゲームが付属されています。(若干違うかも)
今回のシーズン2 1/2 はその続編であり、2007 年に発売された DS 版の移植になります。
ちなみに題名の「1/2」や、サブタイトルの「里奈は見た! いや、見てない。」は単なるパロディーで、深い意味はないようです。
また、「おさわり探偵」といういかにもいかがわしいタイトルが付いていますが、別にエロ的な表現がある訳ではないので悪しからず。

なめこの助手で自称「探偵」の小沢里奈という内気な女の子が、事件とは名ばかりの「ご町内の小さなトラブル」を解決していくシュールで奇妙な日常アドベンチャーです。
ただ今回は「怪盗モロコシ」と言うヘンテコなライバルが登場し、ちゃんとトリックがある窃盗事件を解決するシナリオもあるため、おさわり探偵らしからぬ探偵アドベンチャーっぽい展開にもなっています。
ただし相変わらず非現実的な内容で、まともな推理をするようなゲームではないので、「探偵もの」だとは思わない方がいいでしょう。
でもシナリオは今作の方が面白いと思います。
画面をタップして物を調べたり、他の人と会話して情報を収集することでゲームは進行していきます。
アドベンチャーゲームとしては「総当たり型」に近く、何の情報や脈絡もなくカウンターやポットなどを調べないと先に進めないようなケースがあり、調べられる物は全部調べないと先に進むのは困難です。
またタップ位置もややシビアで、例えば扉の鍵を調べるときは正確に鍵をタップしないと反応せず、逆に扉を開けて進みたい場合は鍵以外の場所をタップしないと進めない、といった場合があります。
これらの理論的に解法を導く事が出来ないアドベンチャーゲームとしての「解りにくさ」は、前作の時からそうだったのですが・・・ 今作でもあまり変わっていません。
ただし前作よりはタップすべき物が解りやすくなっていて、会話でヒントを貰えるケースも多くなっているため、前よりは進行しやすい印象です。

※新キャラの「警部」も登場し、一応「探偵もの」っぽくなっていますが・・・ 全体的に「ヘン」。
でもこの作品は、このシュールで奇妙な世界観が魅力でしょう。
今回もノーヒントでタップする場所を探さなければならないケースが多く、「行き詰まりやすいゲーム」と言えますが、5年前のゲームの移植なので、どうしても解らない時はネットで検索すれば・・・

※DS 版は二画面を利用し、上画面に心の中のつぶやきが、下画面に実際のセリフや光景が表示されていました。
iPhone 版は一画面なので、心の中のつぶやきと実際のセリフが交互に表示される形になっています。
心の中のつぶやきが出る時は拡大されたキャラ絵が表示されます。
グラフィックは前作同様、iPhone / iPod touch 用に描き直されています。
DS 版より遥かに綺麗で、iPad で2倍表示にしてもドットの荒さがあまり目立ちません。
Retina 対応ではないのですが、十分に見栄えのする画質ですね。
iPhone 版の「おさわり探偵」のもう1つの魅力が、「なめこ」が主人公のモードがあることですが・・・
今作に追加されている「なめこ・ザ・インタビュワー」は前作のような独立したゲームではなく、本編の「後日談」と言えるもので、ゲーム性はありません。
前作のような脱出ゲームやアドベンチャーゲーム的なものを考えていると、肩すかしになるかも。
ただ今作には iPhone 版オリジナルという訳ではありませんが、町の中を巡りながら小さな依頼を完了させていく「おまけシナリオ」が用意されています。
ここはちゃんとアドベンチャーゲームしているので、こちらがおまけのメインと言えるでしょうか。

※「なめこ・ザ・インタビュワー」は本編の後日談となるミニ劇場。
ほぼ会話のみで進行します。 ぶっちゃけ、なめこはあまり活躍しません・・・

※今作も無課金の場合、2章の途中で課金について「じい」が説明する特別なシーンが挿入されます。
単に「課金して下さい」ではなく、こうした特別なシーンが入るのは iPhone 版の小沢里奈の特長です。
すぐ課金すると見れないので、あえてここまで課金せずに進めるのもいいかも?
本体は無料ですが、無料のままでは体験版に過ぎず、1章と2章の前半までしか遊べません。
しかし1章だけでも相応のボリュームがあり、十分な時間遊べるので、まずは無料分だけやってみるのが良いでしょう。
価格は全シナリオ解除で 800 円。 全5章で、前作の全4章よりボリュームはあります。
「なめこ・ザ・インタビュワー」は各章の後日談なので、課金をして、さらに2章以降をクリアしないと見れません。
元々 5000 円で発売されていた DS の市販ソフトをブラッシュアップしたものであるため、iPhone のアドベンチャーゲームとしては十分な内容です。
ただしシュールな絵柄や世界観、ストーリーなどが独特すぎて、好き嫌いがあると思うので、課金を考えるのは1章を終えてからでも良いと思います。
どちらかと言うと「脱出ゲーム」に近い内容なので、その手のものが好きな方にオススメですね。
・おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 (iTunes が起動します)
「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2」です。
ご存じのように「おさわり探偵 小沢里奈」は、あの「なめこ栽培キット」でおなじみの「なめこ」が活躍する脱出ゲームで、おまけとして小沢里奈というキャラクターが登場するシュールなアドベンチャーゲームが付属されています。(若干違うかも)
今回のシーズン2 1/2 はその続編であり、2007 年に発売された DS 版の移植になります。
ちなみに題名の「1/2」や、サブタイトルの「里奈は見た! いや、見てない。」は単なるパロディーで、深い意味はないようです。
また、「おさわり探偵」といういかにもいかがわしいタイトルが付いていますが、別にエロ的な表現がある訳ではないので悪しからず。

なめこの助手で自称「探偵」の小沢里奈という内気な女の子が、事件とは名ばかりの「ご町内の小さなトラブル」を解決していくシュールで奇妙な日常アドベンチャーです。
ただ今回は「怪盗モロコシ」と言うヘンテコなライバルが登場し、ちゃんとトリックがある窃盗事件を解決するシナリオもあるため、おさわり探偵らしからぬ探偵アドベンチャーっぽい展開にもなっています。
ただし相変わらず非現実的な内容で、まともな推理をするようなゲームではないので、「探偵もの」だとは思わない方がいいでしょう。
でもシナリオは今作の方が面白いと思います。
画面をタップして物を調べたり、他の人と会話して情報を収集することでゲームは進行していきます。
アドベンチャーゲームとしては「総当たり型」に近く、何の情報や脈絡もなくカウンターやポットなどを調べないと先に進めないようなケースがあり、調べられる物は全部調べないと先に進むのは困難です。
またタップ位置もややシビアで、例えば扉の鍵を調べるときは正確に鍵をタップしないと反応せず、逆に扉を開けて進みたい場合は鍵以外の場所をタップしないと進めない、といった場合があります。
これらの理論的に解法を導く事が出来ないアドベンチャーゲームとしての「解りにくさ」は、前作の時からそうだったのですが・・・ 今作でもあまり変わっていません。
ただし前作よりはタップすべき物が解りやすくなっていて、会話でヒントを貰えるケースも多くなっているため、前よりは進行しやすい印象です。

※新キャラの「警部」も登場し、一応「探偵もの」っぽくなっていますが・・・ 全体的に「ヘン」。
でもこの作品は、このシュールで奇妙な世界観が魅力でしょう。
今回もノーヒントでタップする場所を探さなければならないケースが多く、「行き詰まりやすいゲーム」と言えますが、5年前のゲームの移植なので、どうしても解らない時はネットで検索すれば・・・

※DS 版は二画面を利用し、上画面に心の中のつぶやきが、下画面に実際のセリフや光景が表示されていました。
iPhone 版は一画面なので、心の中のつぶやきと実際のセリフが交互に表示される形になっています。
心の中のつぶやきが出る時は拡大されたキャラ絵が表示されます。
グラフィックは前作同様、iPhone / iPod touch 用に描き直されています。
DS 版より遥かに綺麗で、iPad で2倍表示にしてもドットの荒さがあまり目立ちません。
Retina 対応ではないのですが、十分に見栄えのする画質ですね。
iPhone 版の「おさわり探偵」のもう1つの魅力が、「なめこ」が主人公のモードがあることですが・・・
今作に追加されている「なめこ・ザ・インタビュワー」は前作のような独立したゲームではなく、本編の「後日談」と言えるもので、ゲーム性はありません。
前作のような脱出ゲームやアドベンチャーゲーム的なものを考えていると、肩すかしになるかも。
ただ今作には iPhone 版オリジナルという訳ではありませんが、町の中を巡りながら小さな依頼を完了させていく「おまけシナリオ」が用意されています。
ここはちゃんとアドベンチャーゲームしているので、こちらがおまけのメインと言えるでしょうか。

※「なめこ・ザ・インタビュワー」は本編の後日談となるミニ劇場。
ほぼ会話のみで進行します。 ぶっちゃけ、なめこはあまり活躍しません・・・

※今作も無課金の場合、2章の途中で課金について「じい」が説明する特別なシーンが挿入されます。
単に「課金して下さい」ではなく、こうした特別なシーンが入るのは iPhone 版の小沢里奈の特長です。
すぐ課金すると見れないので、あえてここまで課金せずに進めるのもいいかも?
本体は無料ですが、無料のままでは体験版に過ぎず、1章と2章の前半までしか遊べません。
しかし1章だけでも相応のボリュームがあり、十分な時間遊べるので、まずは無料分だけやってみるのが良いでしょう。
価格は全シナリオ解除で 800 円。 全5章で、前作の全4章よりボリュームはあります。
「なめこ・ザ・インタビュワー」は各章の後日談なので、課金をして、さらに2章以降をクリアしないと見れません。
元々 5000 円で発売されていた DS の市販ソフトをブラッシュアップしたものであるため、iPhone のアドベンチャーゲームとしては十分な内容です。
ただしシュールな絵柄や世界観、ストーリーなどが独特すぎて、好き嫌いがあると思うので、課金を考えるのは1章を終えてからでも良いと思います。
どちらかと言うと「脱出ゲーム」に近い内容なので、その手のものが好きな方にオススメですね。
・おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 (iTunes が起動します)
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