本日は、本体は無料で公開されているけど、課金による収益を見込んでいる iPhone アプリ3種類をまとめてご紹介したいと思います。
今回扱うのは「メジャータイトル」と言えるゲームを、フリーミアム(本体無料+課金型)に改修したアプリと言えますね。
※以下のゲームタイトルのリンクは iTunes が起動します。
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・100人大戦ボンバーマン
名前のインパクトがまず凄い。 今は亡きハドソンのメジャーゲーム「ボンバーマン」に、「100人対戦」を導入したアプリです。
と言っても 100 人のプレイヤーがオンライン対戦できる訳ではなく、ゲームはあくまで1人用のボンバーマンに過ぎません。
見ての通り「100人対戦ステージ」は超カオス!
ただ 100 人ステージはたまに出てくるボーナスステージのような扱いで、普段は2~6人のステージがメインです。
ルールは一般的な「対戦ボンバーマン」で、相手側のプレイヤーを全滅させれば勝利となります。
ただ、オンライン対戦がありそうな雰囲気ですが、登場するのは他のプレイヤーの「アバター」だけで、実際には対戦相手は AI が担当します。
また全体的に動作が緩慢で、メニューのレスポンスも悪く、常にわざと「コマ落ち」させているような動きです。
読み込みも多くて反応も鈍く、まったく快適にプレイできません。
おそらくですが、このアプリは iPhone と Android の共用なので、性能が低い Android 機種でも動かせるように動作にウェイトをかけ、処理を軽くしているのだと思われます。
でもこれじゃあ iPhone ユーザーは納得出来ないでしょうね。 案の定、iTunes レビューも悲惨な事になっています。
100人対戦ステージは「おバカ全開」で面白く、私的には大好きです。
しかしメニューもゲームも全体的に「もっさり」なので、継続して楽しもうという気にはなれないですね・・・
・パワフルプロ野球TOUCH2012(公開終了)
毎度おなじみパワプロの「2012年版」が登場! ・・・と言いたいのですが、まだ架空チームしか存在していない不完全版です。
今回は本体は無料で、後日アップデートで追加される「ライセンスパック」を課金購入することでプロ野球チームが利用できる形になっています。
しかし 2012 年版の登場で 2011 年版は公開が停止されており、それなのに 2012 年版はまだ不完全ですから、現時点でまともに(プロ野球チームでペナントモードを)遊べるパワプロはストアに存在していません。
そして当然のように、iTunes レビューでは「プロ野球選手もペナントもないパワプロなんてフザケルナ!」という意見が続発中。
「誰もこんなのでパワプロの選手作りたいとは思ってない」と批判された、スクラッチカードと高額課金でオリジナル選手を作る「センシュクラッチ」もそのままで、相変わらず非難の的になっています。
この状態で出せばこうなるのは、ちょっと考えれば解ることだと思いますが・・・ ソーシャル型に傾倒するあまり、ユーザーに目を向けることを忘れてしまったのでしょうかね。
さらに パワプロTOUCH2012 と前述の「100人対戦ボンバーマン」は、Kiwi という会員システムに登録しないとゲームシステムの一部を利用できないのですが、この会員登録が記入項目が多くてめんどくさい。
会員登録がなくても遊べるソーシャルゲームがある中で、のっけからユーザーをはね付けそうなこの登録システムはどうなんだと。
もうちょっと簡略化できそうなものですが、もう色々な部分で「配慮」が足りない印象です。
ただ、ゲームはちゃんと最新の「パワプロ」で、最初から Bluetooth 対戦もあり、それが無料で遊べますから、お得と言えばお得です。
「ライセンスパック」さえ公開されれば、ちゃんと遊べるパワプロになるのではないかと思います。
でも「ユーザーが何を望んでいるのか」を全く考えていないこの売り方は、むしろ売上面でもマイナスに響きそうな気がしますね・・・
・上海 娘
麻雀牌を使ったパズル「上海」のステージをクリアすると、萌え絵の女の子が徐々に表示されていくというアプリ。
最初にこれを見た時は、「あぁ、また中国かどっかのメーカーがパクりとエロで一儲けしようとしてるんだな」と思ったのですが、よく見たら上海のライセンスを持つサンソフトの公式アプリ。
うーんサンソフト、そっち方面に走ったか・・・
ともかくサンソフトの公式の上海なので、動作やレスポンスは良好で、ゲームは普通に楽しむ事が出来ます。
ただし先に言っておきますが、「かなり難しい」です。
オリジナルのサンソフト製上海とは違い、時間制限がありません。
さらにヘルプも使い放題で、いつでも取れる牌を確認可能です。
こう言うと「じゃあ簡単じゃん」と思うかもしれませんが、この簡単そうなシステムにしたからか、「パズル」としての難易度が超上がっていて、何も考えずに取っていくとすぐ手詰まりします。
ステージごと(と言うか女の子の部位ごと)に★1~★5の難易度が付いているのですが、★4とか★5になると超イジワルな配置が連発されます。
初見クリアはまず無理で、同じ配置でのプレイを何度も繰り返し、牌の位置や取る順番を模索していかないとクリアはおぼつきません。
やや手前味噌になりますが、iPhone AC の上海攻略 に書いてあることは全部頭に入れておかないと、お話にならないですね。
ただ、上海としての完成度は高く、海外製の上海にありがちな麻雀の常識を無視した配置(同じ牌が5つ以上あるとか、2つずつで構成されているとか)もありません。
無料のままではキャラクター3人分のステージしか遊べませんが、1キャラクターで5ステージあるうえに難易度が高いので、無料のままでも割と長い時間遊べますね。
ちなみに牌の絵柄を「サンソフトのキャラクター」にすることも可能です。
ファミコン時代の懐かしいゲームや、超マイナーなキャラまで含まれているので、ゲーマーなら必見かも。
全部解った人はかなりのゲーム通(サンソフト通?)です。
今回扱うのは「メジャータイトル」と言えるゲームを、フリーミアム(本体無料+課金型)に改修したアプリと言えますね。
※以下のゲームタイトルのリンクは iTunes が起動します。
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・100人大戦ボンバーマン
名前のインパクトがまず凄い。 今は亡きハドソンのメジャーゲーム「ボンバーマン」に、「100人対戦」を導入したアプリです。
と言っても 100 人のプレイヤーがオンライン対戦できる訳ではなく、ゲームはあくまで1人用のボンバーマンに過ぎません。
見ての通り「100人対戦ステージ」は超カオス!
ただ 100 人ステージはたまに出てくるボーナスステージのような扱いで、普段は2~6人のステージがメインです。
ルールは一般的な「対戦ボンバーマン」で、相手側のプレイヤーを全滅させれば勝利となります。
ただ、オンライン対戦がありそうな雰囲気ですが、登場するのは他のプレイヤーの「アバター」だけで、実際には対戦相手は AI が担当します。
また全体的に動作が緩慢で、メニューのレスポンスも悪く、常にわざと「コマ落ち」させているような動きです。
読み込みも多くて反応も鈍く、まったく快適にプレイできません。
おそらくですが、このアプリは iPhone と Android の共用なので、性能が低い Android 機種でも動かせるように動作にウェイトをかけ、処理を軽くしているのだと思われます。
でもこれじゃあ iPhone ユーザーは納得出来ないでしょうね。 案の定、iTunes レビューも悲惨な事になっています。
100人対戦ステージは「おバカ全開」で面白く、私的には大好きです。
しかしメニューもゲームも全体的に「もっさり」なので、継続して楽しもうという気にはなれないですね・・・
・パワフルプロ野球TOUCH2012(公開終了)
毎度おなじみパワプロの「2012年版」が登場! ・・・と言いたいのですが、まだ架空チームしか存在していない不完全版です。
今回は本体は無料で、後日アップデートで追加される「ライセンスパック」を課金購入することでプロ野球チームが利用できる形になっています。
しかし 2012 年版の登場で 2011 年版は公開が停止されており、それなのに 2012 年版はまだ不完全ですから、現時点でまともに(プロ野球チームでペナントモードを)遊べるパワプロはストアに存在していません。
そして当然のように、iTunes レビューでは「プロ野球選手もペナントもないパワプロなんてフザケルナ!」という意見が続発中。
「誰もこんなのでパワプロの選手作りたいとは思ってない」と批判された、スクラッチカードと高額課金でオリジナル選手を作る「センシュクラッチ」もそのままで、相変わらず非難の的になっています。
この状態で出せばこうなるのは、ちょっと考えれば解ることだと思いますが・・・ ソーシャル型に傾倒するあまり、ユーザーに目を向けることを忘れてしまったのでしょうかね。
さらに パワプロTOUCH2012 と前述の「100人対戦ボンバーマン」は、Kiwi という会員システムに登録しないとゲームシステムの一部を利用できないのですが、この会員登録が記入項目が多くてめんどくさい。
会員登録がなくても遊べるソーシャルゲームがある中で、のっけからユーザーをはね付けそうなこの登録システムはどうなんだと。
もうちょっと簡略化できそうなものですが、もう色々な部分で「配慮」が足りない印象です。
ただ、ゲームはちゃんと最新の「パワプロ」で、最初から Bluetooth 対戦もあり、それが無料で遊べますから、お得と言えばお得です。
「ライセンスパック」さえ公開されれば、ちゃんと遊べるパワプロになるのではないかと思います。
でも「ユーザーが何を望んでいるのか」を全く考えていないこの売り方は、むしろ売上面でもマイナスに響きそうな気がしますね・・・
・上海 娘
麻雀牌を使ったパズル「上海」のステージをクリアすると、萌え絵の女の子が徐々に表示されていくというアプリ。
最初にこれを見た時は、「あぁ、また中国かどっかのメーカーがパクりとエロで一儲けしようとしてるんだな」と思ったのですが、よく見たら上海のライセンスを持つサンソフトの公式アプリ。
うーんサンソフト、そっち方面に走ったか・・・
ともかくサンソフトの公式の上海なので、動作やレスポンスは良好で、ゲームは普通に楽しむ事が出来ます。
ただし先に言っておきますが、「かなり難しい」です。
オリジナルのサンソフト製上海とは違い、時間制限がありません。
さらにヘルプも使い放題で、いつでも取れる牌を確認可能です。
こう言うと「じゃあ簡単じゃん」と思うかもしれませんが、この簡単そうなシステムにしたからか、「パズル」としての難易度が超上がっていて、何も考えずに取っていくとすぐ手詰まりします。
ステージごと(と言うか女の子の部位ごと)に★1~★5の難易度が付いているのですが、★4とか★5になると超イジワルな配置が連発されます。
初見クリアはまず無理で、同じ配置でのプレイを何度も繰り返し、牌の位置や取る順番を模索していかないとクリアはおぼつきません。
やや手前味噌になりますが、iPhone AC の上海攻略 に書いてあることは全部頭に入れておかないと、お話にならないですね。
ただ、上海としての完成度は高く、海外製の上海にありがちな麻雀の常識を無視した配置(同じ牌が5つ以上あるとか、2つずつで構成されているとか)もありません。
無料のままではキャラクター3人分のステージしか遊べませんが、1キャラクターで5ステージあるうえに難易度が高いので、無料のままでも割と長い時間遊べますね。
ちなみに牌の絵柄を「サンソフトのキャラクター」にすることも可能です。
ファミコン時代の懐かしいゲームや、超マイナーなキャラまで含まれているので、ゲーマーなら必見かも。
全部解った人はかなりのゲーム通(サンソフト通?)です。
せめて名前だけでも残して欲しかった。