本日はメディア露出が多かったり、表彰を受けていたりする、有名どころの無料アプリを3種類まとめてご紹介したいと思います。
どれもちょっとした「ミニゲーム」的なものですが、シンプルだからこそ解りやすく、広くプレイされているというのもありますね。
ゲーマーには物足りないと思いますが、ライトユーザーにはお勧めの、気軽に試せるアプリばかりです。

※以下のゲームタイトルのリンクは iTunes が起動します。

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Sense 体内感覚 / Sence2 ~体内感覚で料理を作ろう~

先日お伝えした iPhone ゲーム大賞 2011 の「子供向け賞」一般投票5位となり、さらに Apple が選出する App Store Rewind 2011 でも 2011 年度の代表ゲームの1つにノミネートされた、無料アプリとしてはかなりメジャーなゲームです。
プレイヤーの「感覚」を計るという、シンプルなミニゲーム集ですね。
ちなみに見た目はいかにも海外っぽいデザインですが、開発したのは沖縄の Web 開発会社です。

Sence 体内感覚

1作目の「Sense 体内感覚」は、正確な円を描く、ストップウォッチを決まった秒数で止める、指定の角度を測る、指定の長さの線を引く、という4つのミニゲームをプレイし、その結果を競います。
内容としては非常にシンプルなのですが、味のある絵柄とテンポ良く遊べる作りで、思わず何度も繰り返してしまいます。

「Sence2 ~体内感覚で料理を作ろう~」はミニゲームを料理の工程に見立てていて、食材を均等に切る、「本体を揺らして」正確な円を描く、「本体を傾けて」水をこぼし指定の量を残す、調味料を目分量で量る、という4つのミニゲームの結果を競います。
傾きセンサーを使ったゲームが導入されたのが特徴で、味のあるユニークなグラフィックも健在です。

一人でやるより、家族や友人、子供と遊ぶときにプレイするのがオススメですね。 特に絵柄は小さな子供も喜びそうなタッチです。
これ以上ないほど「万人向け」「家族向け」のゲームと言えるでしょう。


Touch the Numbers Live

シンプルな内容とセンスの良い見た目で、特に芸能人にファンが多く、そのためメディア露出も多くて非常に知名度のあるアプリ「Touch the Numbers」に、オンライン対戦バージョンが登場しました。
ユーザー登録に Twitter アカウントが必要ですが、登録後は自動マッチングでサクサク対戦できます
プレイ時に勝手にツイッタースパムされたりすることはないのでご安心を。

Touch the Numbers

1 から 25 までのボタンを順番に押し、そのタイムを競うだけの非常にシンプルなゲームです。
単純ですが気楽に遊べ、「周辺視野も鍛えられる」とのこと。
オンライン対戦は先に 25 まで押した方が勝利。 相手の状況は画面上部にリアルタイムに表示されており、タイムは 0.001 秒単位で計られます

同レベルの相手と対戦できれば、なかなか楽しめるというか、暇つぶしになりますね。
しかしユーザーの多くは 10 秒を切るのが当たり前の猛者ばかり。 よって並レベルの人が入っても相手になりません
この辺はこの手のオンラインゲームに良くある問題点です。

よって1人用の Touch the Numbers をよほどやり込んだ人でないと楽しめないと思いますが、有名なゲームだけに好きな人は多いと思うので、自信のある方はチャレンジしてみては如何でしょうか。


Four Letter Words 英語脳トレゲーム Lite

毎年2月~3月に開催されるアメリカのインディーズゲームの表彰「Independent Games Festival(IGF)」で、特別賞にノミネートされていたゲームです。

今年の IGF 2012 は iPhone ゲームの表彰は少なく、ビジュアル賞に Beat Sneak BanditLume、オーディオ賞に Waking Mars 、モバイルゲーム賞に iBlast Moki 2 や Temple Run 、デザイン賞に SpaceChem などがノミネートされていましたが、これと言った新ゲームはありませんでした。
いくつか見覚えのないゲームもノミネートされていましたが、やってみてもイマイチで、以前から IGF はゲームの面白さよりデザインやセンスを重視する傾向があったのですが、今年は特にそれが強かった印象ですね。

しかしそんな中、「相応に遊べて勉強にもなるな」と思ったのがこの「Four Letter Words」です。

Four Letter Words

最初に4文字の英単語が表示されます。 この英単語の中の1文字を入れ替えて、別の単語を作っていきます
例えば、「FAST」という単語の F をタップすると文字の候補が現れ、その中から L を選択すると「LAST」という新しい単語が作られます。
さらに LAST の A を O に変えると LOST が新たに作られ、さらに L を P に変えると POST が作られます。
このようにしてどんどん単語を作っていく事で、評価が上がっていきます。

単語の意味は「?」アイコンをタップする事で、ちゃんと日本語で表示されます
ですから4文字の英単語のみですが、単語を覚える勉強にもなりますね。

ゲームモードは制限時間内にいくつ単語を作れるかを競う Classic と、コンボボーナスなどがあり時間内に指定数の単語を作るとステージクリアになる Arcade の2つ。
無料版と有料版がありますが、双方に違いは感じられず、無料版で普通に遊べます
特に学生の方にオススメのゲームと言えるでしょう。