元はガラケーで展開されていた、聖剣伝説風のアクション RPG 「イノティア戦記」。
iPhone でも イノティア戦記3 ~カーニアの子供たち~ が昨年大きなヒットとなっていましたが、その続編が先日ついに登場しました。
「イノティア戦記4 ~ベルケルの暗殺者~」です。
イノティア戦記はナンバリングがやや複雑で、ガラケーの1が iPhone 版の2、ガラケーの2がスマホ版(iPhone / Android)の3になっています。
そして今回発売された「4」は、最初からスマホ用に開発されている模様です。
そのためグラフィックが全体的に向上していて、特にキャラクターの立ち絵は Retina 画質になりました。
ストーリーはこれまでのシリーズで敵として暗躍していた「暗黒教団」の暗殺者が主人公になっています。
よってアンチヒーロー的な主人公で、今までとはちょっと違うストーリーが展開されます。
私的には、少年誌のマンガのような印象を受けましたね。
ゲーム面においては、仲間を自由に入れ替えられる「傭兵システム」が大きな特徴です。
なお、開発は Slice it! や ホームランバトル2 の開発元でもある Com2us です。
方向キーで移動し、ボタンで攻撃を行う、2D の見下ろし型アクション RPG です。
イノティア戦記は元がガラケーのゲームだったため、方向キーに「ななめ」がありません。 移動は上下左右のみとなっていて、それは今作でも同様です。
よってスマホのゲームとしてはやや違和感があるのですが、(iPhone なら)それほどやり辛さは感じませんね。
攻撃ボタンは武器を振ると言うより、「近くの敵を攻撃しにいくボタン」で、向いている方向に関わらず射程内の敵を殴ってくれます。
攻撃を開始した後は押しっぱなしで攻撃し続けてくれますが、その敵が倒れて別の敵を狙う時は、改めてボタンを押し直す必要があります。(よって敵が多いときは連打した方が良いです)
攻撃ボタンの周囲には「ショートカットボタン」が豊富に用意されていて、ここにはスキルやアイテムをセットして、ボタン1つで使用する事が出来ます。
このショートカットボタンは「2ページ目」に切り替えることも可能で、1ページに6つ用意されているため、12 個ものショートカットを登録できます。
これだけあれば大抵のアイテムやスキルは登録できますね。
強敵との戦いでは薬やスキルを急いで使ったり、逃げながら MP 回復オーブを集めたりする必要がありますが、大抵のザコ戦は攻撃ボタンを押しているだけでバシバシ倒していけるので、戦闘の難易度はそれほど高くありません。
ゲーム開始時には主人公の職業を 騎士・弓使い・魔術師・神官 などの6つの中から選択します。
これによって使用できるスキルや装備が変わり、ゲームの難易度やプレイスタイルにも大きく関わります。
本格的にゲームを始める前に、いくつか試してから選んだ方が良いかもしれません。
※主人公は前作までの悪役「暗黒教団」の一員なので、職業もブラックナイトとか暗殺者とか暗黒の神官とか、悪っぽいものが多い。
弓矢や魔法の射程はそれほど長くないので、単独でのヒット&アウェイは難しく、少なくともゲーム前半は正面から殴り合える戦士系や僧侶系の方がやりやすい印象です。
そしてこの「イノティア戦記」の特徴が、AI に従って自動で戦う仲間の存在でしょう。
このゲームは最大3人のパーティーで戦うのですが、プレイヤーが操作していないキャラは自動で動きます。
仲間はプレイヤーが攻撃した敵を狙うのですが、その際のスキルの使用頻度をスキルごとに「使わない」「ふつう」「よく使う」から選択でき、さらに敵から攻撃された時の反撃の設定も可能です。
また、画面右に表示されている仲間のステータス欄をタップする事で、いつでもプレイキャラクターの切り替えが可能です。
つまり操作するのは主人公以外でも良くて、戦士でプレイしている時でも、状況に合わせて仲間の僧侶や魔法使いなどにチェンジできます。
さらに今作の大きな特徴が「傭兵システム」。
ストーリーの進行に応じてパーティーに加わる仲間もいますが、大半の時間は「傭兵」を使用します。
傭兵はイベントで手に入ったり、敵が落とす「紋章」というアイテムで雇用可能で、レベルアップによって強くなり、固有のスキルを持ち、装備はプレイヤーが自由に変更可能です。
傭兵は初期状態でも最大6人まで保持可能で、いつでも切り替えが可能、さらに課金でスロットを増やすと最大 18 人まで保有することが出来ます。
パーティーは3人(うち1人は主人公)ですから、やり込む場合でない限り6枠でも十分なのですが、アクション RPG で仲間が多数いるというのはユニークですね。
色々な職業のキャラで戦えるので、ゲームとしても面白みがあります。
※傭兵を得るための「紋章」はストーリーの進行でいくつか貰える他に、敵がドロップする場合があり、課金ポイントでも購入可能です。
また傭兵しか持っていない「傭兵スキル」というものも存在します。
スキル構成は傭兵ごとに違うので、当たり外れがある場合も。 ある意味、仲間もアイテム!?
※韓国の RPG らしく、装備個所と種類が非常に豊富で、装備によってキャラクターの見た目も変化します。
アイテムには通常アイテムの他に、ランダムな特殊効果の付いた「マジックアイテム」や、特定の効果を持つ「ユニークアイテム」も存在します。
これらの「アイテム集め」もゲームの面白さと言えるでしょう。 傭兵にも装備が必要なので、お下がりはそちらに回していきましょう。
クエストの多くは KRPG(韓国製 RPG)らしく、「○○の敵を○体倒してこい」や「○○を倒すと手に入る○○を○個集めてこい」というものが大半なのですが、それほど集めるのが大変なものはありません。
メインクエストとサブクエストがあり、どちらも前述のような条件が多いのですが、サブクエストはメインクエストのついでに達成できるものばかりで、「やらされてる感」は少なめです。
合成アイテムなどが豊富で、それによってバッグが一杯になってしまうのは前作と同様なのですが、今回はバッグの拡張をゲーム内のお金で行うことが可能で、拡張アイテムを敵がドロップすることもあります。
よってバッグの容量で困ることは以前ほどではなくなっています。
若干翻訳がおかしい部分もありますが、iPhone でプレイしている限り、特に難点と思える部分はありません。
サクサク進行できますし、没頭してやってしまう楽しさがありますね。
ただiPad でプレイした場合は、やや操作性に難があります。
コントローラーがそのまま画面の大きさに合わせて引き伸ばされるため、方向キーが大きくなって、「ななめ」がない影響で操作の反応が鈍くなります。 またショートカットキーと指の距離が遠くなるので押し辛いです。
あくまで iPhone / iPod touch 向けのボタン配置という感じですね。
あと、これを難点と言うのは違うかもしれませんが・・・ 「手動セーブ」のゲームなので、セーブせずに終わったらデータが消える場合があります。
その影響か、iTunes では「データが消えた!」という意見がいくつか見られます。
個人的には「セーブせずに電源切ったらデータが消えるのは当たり前だ!」と言いたくなるのですが、最近の iPhone のゲームはオートセーブが多いし、セーブボタンはポーズしてオプションのアイコンをタップしないと表示されないので、ちょっと解り辛いかも。
以下は Youtube で公開されている公式のプレイ動画(英語版)です。
動画は容量を軽減するためかコマ送りっぽいのですが、実際のゲームの動きはもっと滑らかです。
価格は無料版と有料版があり、なんと無料版でもゲーム進行に制限はないようです。
有料版(イノティア戦記4 PLUS)は 250 円で、こちらは課金アイテムを買うための「ジェム」が 400 円分付属されています。
つまり無料版に課金するんだったら、有料版を買った方がお得という訳ですね。
Com2us のユーザーアカウントを作成してログイン後、タイトルメニューのオプションから Data Backup のセーブを行うと、ゲームデータがサーバー側に保存され(その時点で端末側のデータは消える)、その後に Data Backup のロードを行うとサーバー側のデータの復元が行えます。
これを利用して、無料版から有料版へのデータ移行も可能なので、まずは無料版でやってみて、課金したくなったら有料版を買ってデータを移す、ということも行えます。
(なお、Shop への初回ログイン時には登録作業をしているのか、アクセスにやや時間がかかります)
遊びやすいアクション RPG で、おまけにタダですから、もちろんオススメです。
課金要素はありますが、無理に課金しなくてもゲームは十分に進行できます。
(有料版を買った人も、ジェムはすぐに使わず、ある程度進行してから使い道を考えた方が良いでしょう)
これは前作の時も感じたのですが、「日本人好みのゲームだな」という印象ですね。
・イノティア戦記4 ~ベルケルの暗殺者~ (無料版です)
・イノティア戦記4 PLUS ~ベルケルの暗殺者~ (有料版、課金ジェム付属)
※ Retina 対応端末(iPhone 4 以降、iPod touch 第3世代以降)のみ対応です。
iPhone でも イノティア戦記3 ~カーニアの子供たち~ が昨年大きなヒットとなっていましたが、その続編が先日ついに登場しました。
「イノティア戦記4 ~ベルケルの暗殺者~」です。
イノティア戦記はナンバリングがやや複雑で、ガラケーの1が iPhone 版の2、ガラケーの2がスマホ版(iPhone / Android)の3になっています。
そして今回発売された「4」は、最初からスマホ用に開発されている模様です。
そのためグラフィックが全体的に向上していて、特にキャラクターの立ち絵は Retina 画質になりました。
ストーリーはこれまでのシリーズで敵として暗躍していた「暗黒教団」の暗殺者が主人公になっています。
よってアンチヒーロー的な主人公で、今までとはちょっと違うストーリーが展開されます。
私的には、少年誌のマンガのような印象を受けましたね。
ゲーム面においては、仲間を自由に入れ替えられる「傭兵システム」が大きな特徴です。
なお、開発は Slice it! や ホームランバトル2 の開発元でもある Com2us です。
方向キーで移動し、ボタンで攻撃を行う、2D の見下ろし型アクション RPG です。
イノティア戦記は元がガラケーのゲームだったため、方向キーに「ななめ」がありません。 移動は上下左右のみとなっていて、それは今作でも同様です。
よってスマホのゲームとしてはやや違和感があるのですが、(iPhone なら)それほどやり辛さは感じませんね。
攻撃ボタンは武器を振ると言うより、「近くの敵を攻撃しにいくボタン」で、向いている方向に関わらず射程内の敵を殴ってくれます。
攻撃を開始した後は押しっぱなしで攻撃し続けてくれますが、その敵が倒れて別の敵を狙う時は、改めてボタンを押し直す必要があります。(よって敵が多いときは連打した方が良いです)
攻撃ボタンの周囲には「ショートカットボタン」が豊富に用意されていて、ここにはスキルやアイテムをセットして、ボタン1つで使用する事が出来ます。
このショートカットボタンは「2ページ目」に切り替えることも可能で、1ページに6つ用意されているため、12 個ものショートカットを登録できます。
これだけあれば大抵のアイテムやスキルは登録できますね。
強敵との戦いでは薬やスキルを急いで使ったり、逃げながら MP 回復オーブを集めたりする必要がありますが、大抵のザコ戦は攻撃ボタンを押しているだけでバシバシ倒していけるので、戦闘の難易度はそれほど高くありません。
ゲーム開始時には主人公の職業を 騎士・弓使い・魔術師・神官 などの6つの中から選択します。
これによって使用できるスキルや装備が変わり、ゲームの難易度やプレイスタイルにも大きく関わります。
本格的にゲームを始める前に、いくつか試してから選んだ方が良いかもしれません。
※主人公は前作までの悪役「暗黒教団」の一員なので、職業もブラックナイトとか暗殺者とか暗黒の神官とか、悪っぽいものが多い。
弓矢や魔法の射程はそれほど長くないので、単独でのヒット&アウェイは難しく、少なくともゲーム前半は正面から殴り合える戦士系や僧侶系の方がやりやすい印象です。
そしてこの「イノティア戦記」の特徴が、AI に従って自動で戦う仲間の存在でしょう。
このゲームは最大3人のパーティーで戦うのですが、プレイヤーが操作していないキャラは自動で動きます。
仲間はプレイヤーが攻撃した敵を狙うのですが、その際のスキルの使用頻度をスキルごとに「使わない」「ふつう」「よく使う」から選択でき、さらに敵から攻撃された時の反撃の設定も可能です。
また、画面右に表示されている仲間のステータス欄をタップする事で、いつでもプレイキャラクターの切り替えが可能です。
つまり操作するのは主人公以外でも良くて、戦士でプレイしている時でも、状況に合わせて仲間の僧侶や魔法使いなどにチェンジできます。
さらに今作の大きな特徴が「傭兵システム」。
ストーリーの進行に応じてパーティーに加わる仲間もいますが、大半の時間は「傭兵」を使用します。
傭兵はイベントで手に入ったり、敵が落とす「紋章」というアイテムで雇用可能で、レベルアップによって強くなり、固有のスキルを持ち、装備はプレイヤーが自由に変更可能です。
傭兵は初期状態でも最大6人まで保持可能で、いつでも切り替えが可能、さらに課金でスロットを増やすと最大 18 人まで保有することが出来ます。
パーティーは3人(うち1人は主人公)ですから、やり込む場合でない限り6枠でも十分なのですが、アクション RPG で仲間が多数いるというのはユニークですね。
色々な職業のキャラで戦えるので、ゲームとしても面白みがあります。
※傭兵を得るための「紋章」はストーリーの進行でいくつか貰える他に、敵がドロップする場合があり、課金ポイントでも購入可能です。
また傭兵しか持っていない「傭兵スキル」というものも存在します。
スキル構成は傭兵ごとに違うので、当たり外れがある場合も。 ある意味、仲間もアイテム!?
※韓国の RPG らしく、装備個所と種類が非常に豊富で、装備によってキャラクターの見た目も変化します。
アイテムには通常アイテムの他に、ランダムな特殊効果の付いた「マジックアイテム」や、特定の効果を持つ「ユニークアイテム」も存在します。
これらの「アイテム集め」もゲームの面白さと言えるでしょう。 傭兵にも装備が必要なので、お下がりはそちらに回していきましょう。
クエストの多くは KRPG(韓国製 RPG)らしく、「○○の敵を○体倒してこい」や「○○を倒すと手に入る○○を○個集めてこい」というものが大半なのですが、それほど集めるのが大変なものはありません。
メインクエストとサブクエストがあり、どちらも前述のような条件が多いのですが、サブクエストはメインクエストのついでに達成できるものばかりで、「やらされてる感」は少なめです。
合成アイテムなどが豊富で、それによってバッグが一杯になってしまうのは前作と同様なのですが、今回はバッグの拡張をゲーム内のお金で行うことが可能で、拡張アイテムを敵がドロップすることもあります。
よってバッグの容量で困ることは以前ほどではなくなっています。
若干翻訳がおかしい部分もありますが、iPhone でプレイしている限り、特に難点と思える部分はありません。
サクサク進行できますし、没頭してやってしまう楽しさがありますね。
ただiPad でプレイした場合は、やや操作性に難があります。
コントローラーがそのまま画面の大きさに合わせて引き伸ばされるため、方向キーが大きくなって、「ななめ」がない影響で操作の反応が鈍くなります。 またショートカットキーと指の距離が遠くなるので押し辛いです。
あくまで iPhone / iPod touch 向けのボタン配置という感じですね。
あと、これを難点と言うのは違うかもしれませんが・・・ 「手動セーブ」のゲームなので、セーブせずに終わったらデータが消える場合があります。
その影響か、iTunes では「データが消えた!」という意見がいくつか見られます。
個人的には「セーブせずに電源切ったらデータが消えるのは当たり前だ!」と言いたくなるのですが、最近の iPhone のゲームはオートセーブが多いし、セーブボタンはポーズしてオプションのアイコンをタップしないと表示されないので、ちょっと解り辛いかも。
以下は Youtube で公開されている公式のプレイ動画(英語版)です。
動画は容量を軽減するためかコマ送りっぽいのですが、実際のゲームの動きはもっと滑らかです。
価格は無料版と有料版があり、なんと無料版でもゲーム進行に制限はないようです。
有料版(イノティア戦記4 PLUS)は 250 円で、こちらは課金アイテムを買うための「ジェム」が 400 円分付属されています。
つまり無料版に課金するんだったら、有料版を買った方がお得という訳ですね。
Com2us のユーザーアカウントを作成してログイン後、タイトルメニューのオプションから Data Backup のセーブを行うと、ゲームデータがサーバー側に保存され(その時点で端末側のデータは消える)、その後に Data Backup のロードを行うとサーバー側のデータの復元が行えます。
これを利用して、無料版から有料版へのデータ移行も可能なので、まずは無料版でやってみて、課金したくなったら有料版を買ってデータを移す、ということも行えます。
(なお、Shop への初回ログイン時には登録作業をしているのか、アクセスにやや時間がかかります)
遊びやすいアクション RPG で、おまけにタダですから、もちろんオススメです。
課金要素はありますが、無理に課金しなくてもゲームは十分に進行できます。
(有料版を買った人も、ジェムはすぐに使わず、ある程度進行してから使い道を考えた方が良いでしょう)
これは前作の時も感じたのですが、「日本人好みのゲームだな」という印象ですね。
・イノティア戦記4 ~ベルケルの暗殺者~ (無料版です)
・イノティア戦記4 PLUS ~ベルケルの暗殺者~ (有料版、課金ジェム付属)
※ Retina 対応端末(iPhone 4 以降、iPod touch 第3世代以降)のみ対応です。
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