ゲーセンや NEOGEO で人気だった、データイーストが開発したパズルゲーム、「マジカルドロップ」。
多くのゲーム機に移植されたこの作品が、ついに iPhone にも登場しました。
※11/17 アップデートが行われたので追記を行いました。
上から徐々に迫ってくる丸い「ドロップ」をキャッチして、それを別の場所に放り込み、同じ色を3つ以上並べて消すというパズルゲーム。
「ぷよぷよ」のような対戦モードが基本であり、大量に消したり連続で消すことで、相手のドロップを早く降ろすことが出来ます。
が、iPhone 版のものは・・・ 操作がダメです!
左右移動が左右に「フリック」、ドロップのキャッチが下に「フリック」、投げるのが上に「フリック」なのです。
つまり、横に3つ動こうと思ったら、横に3回「フリック」しないといけない。 これでは素早く動けない!
操作の反応自体はそんなに悪くありません。 操作ミスが誘発されるようなこともありません。
しかしこのマジカルドロップというゲームは、連続で素早く消すことで連鎖でなくても「チェイン」が発生し、相手を攻撃することが出来るゲームです。
つまり素早く操作できることが非常に重要な訳です。
簡単なルールで、バンバン消して、どんどんチェインする・・・ それが爽快で攻略法でもあるゲームなのに、横に一回移動する度にフリックでは、まともにプレイ出来ません。
つまり操作性が悪いと言うより、ゲームのコンセプトに操作が合っていないのです。
iTunes のコメントでも操作性に関する批判が多いのですが、無理にタッチパネルに最適化しようとして、操作がゲーム性と相反してしまった、そんな例じゃないかなと思いますね。
アップデートでの改善に期待したいところですが、すでに販売から5ヶ月経っててそのままだから、望み薄だろうな・・・
残念ながら、操作がダメで移植失敗になってしまったゲームと言えますね。
・マジカルドロップ Touch(公開終了)
※11/17 追記
マジカルドロップ Touch にアップデートが行われました!
うーん、記事を書いてから数日後に操作方法改善のアップデートが来るとは・・・ ちょっとタイミング悪かったかな。
新しい操作として、仮想キーによるタッチ操作が可能になっています。
この操作方法だと横に3回動きたい時は3回タップすればいいので、以前より素早く動けるようになっています。
ただ、それでも操作性はお世辞にも良いとは言えません・・・
キーが密集しているため、素早く操作したい時に別のキーをミスタッチしてしまいやすいのです。
以前よりは改善されていますが、それでもまだやりやすいとは言えないなぁ・・・
キーをもっと大きくするか、もしくは画面の左半分タッチで左移動、右半分タッチで右移動、キャッチとシュートはフリック、という操作が良いと思うんですが、もうちょっと改善できなかったのでしょうか・・・?
でもアップデートが行われたこと自体は喜ばしいことだし、これなら今後に期待できるかも。
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