※続編の DEAD TRIGGER 2 も公開されています。 レビューは こちら。
昨年、3D グラフィックのゲームエンジン「Unity」を使った FPS/TPS (3D ガンシューティング)「SHADOWGUN」を公開し、その技術力の高さを見せつけたチェコのメーカー MADFINGER Games が、ゾンビを撃ちまくる新作の FPS を公開しました。
「DEAD TRIGGER」です。
そのグラフィックのクオリティーはハンパではなく、モダンコンバット3に勝るとも劣らない美しさです。
SHADOWGUN の時も「Unity ってここまで綺麗で滑らかなゲームを作れるのか!」と驚きましたが、今作はそれ以上の衝撃を受けました。
ホント、Unity の現時点のフラグシップ的なゲームではないでしょうか。
ゲーム内容の方は「モダンコンバット」や「ブラザーインアームズ」のようなストーリー性のあるリアル系のゲームではなく、「スポーツ系 FPS」とも呼ばれるシンプルに戦闘を繰り返すのみの内容です。
Call of Duty: Zombies に似ているのですが、それよりもっとシンプルで、1ステージが短時間で終わるステージクリア型のゲームです。
これはこれで、手軽に楽しめて良いと思います。
画面左側をスライドして移動、画面右にある射撃ボタンで銃を撃ち、画面中央部をドラッグして視点を変える、一般的な操作方法の 3D ガンシューティングです。
リロードは自動で行われますが、画面右にあるボタンで任意に行う事も可能です。
主人公視点のゲームで、壁や障害物に隠れたりするアクションはありません。
屈みやダッシュはなく、オートエイム(照準の吸い付き)や精密射撃などもなく、FPS としては簡易的なのですが、そのぶん複雑な操作がないためプレイはしやすくなっています。
このゲームの操作の特徴は、射撃ボタンを押しっぱなしにすると銃を連射しますが、そのまま指をスライドすることで照準の微調整を行えること。
つまり射撃ボタンはボタンと言うより、スティックに近いと言えます。
この操作方法は同メーカーのゲーム SHADOWGUN と同じスタイルですね。
ただ、この操作は攻略上非常に重要なのですが、気付きにくいのが難点です。
(どこかに説明があるのかもしれないけど、英文なので日本人には理解し辛い)
しかしこれを知らないとマシンガン系やピストル系は使い辛くなってしまうので注意して下さい。
ステージごとに「敵を一定数倒す」「ダンボールを見つけて運ぶ」「扉を一定時間守る」などのクリア条件があり、達成することで経験値とお金を入手することができます。(失敗しても少量もらえます)
お金はショップで銃や使い捨てアイテム、パワーアップなどを買うのに使用しますが、上位の装備はレベルが高くならないと購入することは出来ません。
ステージは3~5分前後でクリア出来るものが多く、他の FPS と比べて短時間で遊ぶことが出来ます。
※銃はピストル系、サブマシンガン系、アサルトライフル系、ショットガン系の4つに大別できます。
最初に買うであろう $3000 の SCORPION は「サブマシンガン」ですが、これは集弾率(ACCURACY)が低く弾がバラついてしまい、あまり使い勝手は良くありません。
次にお金で購入できる $5000 の RMGT 870 は「ショットガン」で、かなり強力ですが、4発撃ったらリロードしないといけないうえにリロード時間が長めなので、敵が多いと辛くなります。 ただゾンビの腕や体を吹っ飛ばしやすいのでボーナスを稼げる利点があります。
COLT M4 は課金コイン(GOLD)でないと購入できませんが、連射力があり狙いも付けやすい「アサルトライフル」で、ゲーム冒頭で使っていたのもコレ。 このタイプが一番バランスが取れてますね。
同じく課金コインでないと買えない WALTHER P99 は「ピストル」でいかにも弱そうですが、最初のピストルと比べるとかなり強く、しかも集弾率が高くて狙いを付けやすいのでヘッドショットしやすいです。
※ ミッション選択画面。 ドクロマークは一定数敵を撃破、円グラフマークは一定時間耐える、箱マークはダンボールを見つけて所定の場所に運ぶ、盾マークは指定の扉を守るミッションです。
ゲームを進めていると「メインクエスト」が現れ、それをクリアする事でストーリーが進行し、ボスゾンビが登場する事もあります。
たまに補給ヘリが飛んできて、報酬が多めの特殊ミッションを投下してくれることも。
フィールドはそれほど広くなく、ミッションにもよりますが、狭い範囲で敵を迎撃し続ける展開です。
敵を倒しているとたまに弾薬やお金を落とす事があり、これで残弾数などを補充できます。
弾薬アイテムは残弾が少なくなるとよく落とすようになるので、弾切れになることはあまりありません。
ただ格闘攻撃がないため、弾切れになって弾薬アイテムもない場合、どうしようもなくなります。
ここはちょっと頂けない点ですね・・・
なお、銃を複数装備している場合、弾が無くなると自動的に武器の切り替えが行われます。
弾薬を取ると使っていない武器の弾が優先して補充されるようです。
ゾンビは窓のような場所や通路の奧はもちろん、金網のすき間とか、小さな排水溝など、至るところから出て来ます。
画面左上にはレーダーがあり、これで周囲のゾンビの方向を確認できるのですが、それほど範囲が広くないうえに四方八方から来るので、突然横や後ろから襲われて焦ることもあります。
この「急に襲われる恐怖感」は CoD:Zombie に通じるものがありますね。
と言うか、バリケードを作れないことと、マップが広くないこと、ステージクリアがあること以外は CoD:Zombie のグラフィック強化バージョンという感じです。
そしてグラフィック、特に画面の演出効果はハンパないです。
非常に美しく、水たまりでは水面がリアルに揺らめき、雨漏りしているところではカメラに水滴が付いて表示が歪み、木が生えているところでは木の葉が風に吹かれて飛び交います。
木漏れ日のあるところでは持っている銃が照らされるなど、自然表現が素晴らしいです。
もちろん新 iPad の大画面 Retina ディスプレイにも対応しています。
しかもこれが滑らかに動くので、最初に見た時は思わず「Unity スゲー!」と心の中で叫んでしまいましたね。
※雨漏りの真下に立っていると水滴で画面が「リアルに」歪む。 こうした効果も Unity の機能のようですね。
風に舞う葉っぱも最初に見た時は「おぉ~」と思います。 もはや携帯機器のレベルではないです。
なお、ややマニアックな話になりますが、このゲームの開発は NVIDIA の協力を受けていて、NVIDIA のグラフィックチップ Tegra 3 に最適化されているとのことです。 よって Unity や Tegra 3 の技術アピールの意味もあるようですね。
iPhone や iPad は Tegra 3 ではないので、Android の Tegra 3 搭載機だとさらに高度な表現が可能になっているハズですが・・・ そもそも Tegra 3 搭載機が少ないのが現状・・・
※ゾンビにヘッドショットを決めているシーン。 一撃で倒せるうえにクリア後のボーナスも加算されるので、常にこれを狙うのが基本です。
CoD:Zombie のように体のパーツが取れる場合もあり、足だけ吹っ飛ぶと上半身だけで這うように接近して来たりします。
ただし、機種によってグラフィックのクオリティが調整され、旧機種だと影がなくなったり、水面や木の葉の表現が消えたりします。
以下は iPhone 4 と iPad 3rd の同じシーンを比べた画像です。
iPhone 4S は iPad 3rd と同じ画質のようです。 初代 iPad は iPhone 4 の画面と変わりませんでした。
見てのように最新機種ではパイプから水蒸気が吹き出していて、ライトの光源処理があり、水たまりがあって水面が反射しています。
しかし旧機種ではこれらの画面効果は一切ありません。 屋外でも雪が無くなったり、ホコリが舞ってなかったり、全体的に演出がカットされています。
ただ、iPhone 4 でも普通に綺麗なグラフィックではあり、他の FPS/TPS と比べて見劣りする程ではありません。
動きも非常に滑らかで、十分に「凄い」とは言えます。
ただ、最新機種の場合は「もの凄い」レベルですが。
非常に高クオリティーなゲームですが、いくつか気になる点もあります。
1つ目は、マップが少ない。
ベースとなるマップは4つぐらいしかないようで、ミッションはスタート地点や移動ルートを変えただけの「同じマップの使い回し」です。
マップ自体も広くないので、どうしても同じ場所での戦いばかりになってしまいます。
敵の種類も歩いてくるゾンビのみなので、長く続けていると展開が単調になって来ますね。
おそらくこれは、Android (つまり Tegra の機種)は保存容量が少ないものが多いため、あまりボリューム(アプリサイズ)を増やせないためだと思われます。
そうだとすると、アップデートでの拡張もあまり期待できませんね・・・
もう1つは攻撃を受けた時、その方向を表示する演出がないこと。
普通この手の FPS/TPS はダメージを受けたら攻撃が来た方向に赤い血のようなものが表示され、どこからやられたのかが解るようになっています。
しかしこのゲームは方向によるダメージ演出の違いがないので、殴ってきたゾンビの方向が解りにくくなっています。
特に側面や後方から殴られてゲームオーバーになると何が原因でそうなったのか解らないまま終わるので、釈然としない終わり方になります。
後は、課金用の装備が多いことも難点と言えるでしょうか・・・
ただ定価が安いので、この点はしょうがないかなぁ、とも思いますが・・・
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
定価は 85 円。 ハッキリ言って、このクオリティーで 85 円って破格値もいいとこですね。
追加課金の要素があるので、その点を考慮しての値段だとは思いますが。
※ Android 版で不正コピーが横行した影響で、アプリは無料化されました。
ただ追加課金についても、85 円課金すれば相応の装備が買えるだけのコイン(GOLD)が手に入るので、それほど高額が必要な訳ではありません。
85 円で GOLD を購入すると強力なピストル(WALTHER P99)と使いやすいアサルトライフル(COLT M4)が手に入り、装備枠を増やして両方を装備すれば弾薬不足も改善されます。
さらに余ったコインでパワーアップも購入できるので、序盤をスムーズに攻略することが出来ます。(無課金だと序盤はやや辛い)
それでも 85 + 85 で 170 円しかかからないので、私的にはこの形の購入がオススメですね。
Infinity Blade は Unreal Engine の技術アピールでもあったのですが、Unity は今後、この会社が技術アピールを担うのでしょうか?
ともあれ最新機種を持っているなら必見のグラフィックで、ゲームも楽しめるものなので、かなりオススメのアプリです。
・DEAD TRIGGER (iTunes が起動します)
昨年、3D グラフィックのゲームエンジン「Unity」を使った FPS/TPS (3D ガンシューティング)「SHADOWGUN」を公開し、その技術力の高さを見せつけたチェコのメーカー MADFINGER Games が、ゾンビを撃ちまくる新作の FPS を公開しました。
「DEAD TRIGGER」です。
そのグラフィックのクオリティーはハンパではなく、モダンコンバット3に勝るとも劣らない美しさです。
SHADOWGUN の時も「Unity ってここまで綺麗で滑らかなゲームを作れるのか!」と驚きましたが、今作はそれ以上の衝撃を受けました。
ホント、Unity の現時点のフラグシップ的なゲームではないでしょうか。
ゲーム内容の方は「モダンコンバット」や「ブラザーインアームズ」のようなストーリー性のあるリアル系のゲームではなく、「スポーツ系 FPS」とも呼ばれるシンプルに戦闘を繰り返すのみの内容です。
Call of Duty: Zombies に似ているのですが、それよりもっとシンプルで、1ステージが短時間で終わるステージクリア型のゲームです。
これはこれで、手軽に楽しめて良いと思います。
画面左側をスライドして移動、画面右にある射撃ボタンで銃を撃ち、画面中央部をドラッグして視点を変える、一般的な操作方法の 3D ガンシューティングです。
リロードは自動で行われますが、画面右にあるボタンで任意に行う事も可能です。
主人公視点のゲームで、壁や障害物に隠れたりするアクションはありません。
屈みやダッシュはなく、オートエイム(照準の吸い付き)や精密射撃などもなく、FPS としては簡易的なのですが、そのぶん複雑な操作がないためプレイはしやすくなっています。
このゲームの操作の特徴は、射撃ボタンを押しっぱなしにすると銃を連射しますが、そのまま指をスライドすることで照準の微調整を行えること。
つまり射撃ボタンはボタンと言うより、スティックに近いと言えます。
この操作方法は同メーカーのゲーム SHADOWGUN と同じスタイルですね。
ただ、この操作は攻略上非常に重要なのですが、気付きにくいのが難点です。
(どこかに説明があるのかもしれないけど、英文なので日本人には理解し辛い)
しかしこれを知らないとマシンガン系やピストル系は使い辛くなってしまうので注意して下さい。
ステージごとに「敵を一定数倒す」「ダンボールを見つけて運ぶ」「扉を一定時間守る」などのクリア条件があり、達成することで経験値とお金を入手することができます。(失敗しても少量もらえます)
お金はショップで銃や使い捨てアイテム、パワーアップなどを買うのに使用しますが、上位の装備はレベルが高くならないと購入することは出来ません。
ステージは3~5分前後でクリア出来るものが多く、他の FPS と比べて短時間で遊ぶことが出来ます。
※銃はピストル系、サブマシンガン系、アサルトライフル系、ショットガン系の4つに大別できます。
最初に買うであろう $3000 の SCORPION は「サブマシンガン」ですが、これは集弾率(ACCURACY)が低く弾がバラついてしまい、あまり使い勝手は良くありません。
次にお金で購入できる $5000 の RMGT 870 は「ショットガン」で、かなり強力ですが、4発撃ったらリロードしないといけないうえにリロード時間が長めなので、敵が多いと辛くなります。 ただゾンビの腕や体を吹っ飛ばしやすいのでボーナスを稼げる利点があります。
COLT M4 は課金コイン(GOLD)でないと購入できませんが、連射力があり狙いも付けやすい「アサルトライフル」で、ゲーム冒頭で使っていたのもコレ。 このタイプが一番バランスが取れてますね。
同じく課金コインでないと買えない WALTHER P99 は「ピストル」でいかにも弱そうですが、最初のピストルと比べるとかなり強く、しかも集弾率が高くて狙いを付けやすいのでヘッドショットしやすいです。
※ ミッション選択画面。 ドクロマークは一定数敵を撃破、円グラフマークは一定時間耐える、箱マークはダンボールを見つけて所定の場所に運ぶ、盾マークは指定の扉を守るミッションです。
ゲームを進めていると「メインクエスト」が現れ、それをクリアする事でストーリーが進行し、ボスゾンビが登場する事もあります。
たまに補給ヘリが飛んできて、報酬が多めの特殊ミッションを投下してくれることも。
フィールドはそれほど広くなく、ミッションにもよりますが、狭い範囲で敵を迎撃し続ける展開です。
敵を倒しているとたまに弾薬やお金を落とす事があり、これで残弾数などを補充できます。
弾薬アイテムは残弾が少なくなるとよく落とすようになるので、弾切れになることはあまりありません。
ただ格闘攻撃がないため、弾切れになって弾薬アイテムもない場合、どうしようもなくなります。
ここはちょっと頂けない点ですね・・・
なお、銃を複数装備している場合、弾が無くなると自動的に武器の切り替えが行われます。
弾薬を取ると使っていない武器の弾が優先して補充されるようです。
ゾンビは窓のような場所や通路の奧はもちろん、金網のすき間とか、小さな排水溝など、至るところから出て来ます。
画面左上にはレーダーがあり、これで周囲のゾンビの方向を確認できるのですが、それほど範囲が広くないうえに四方八方から来るので、突然横や後ろから襲われて焦ることもあります。
この「急に襲われる恐怖感」は CoD:Zombie に通じるものがありますね。
と言うか、バリケードを作れないことと、マップが広くないこと、ステージクリアがあること以外は CoD:Zombie のグラフィック強化バージョンという感じです。
そしてグラフィック、特に画面の演出効果はハンパないです。
非常に美しく、水たまりでは水面がリアルに揺らめき、雨漏りしているところではカメラに水滴が付いて表示が歪み、木が生えているところでは木の葉が風に吹かれて飛び交います。
木漏れ日のあるところでは持っている銃が照らされるなど、自然表現が素晴らしいです。
もちろん新 iPad の大画面 Retina ディスプレイにも対応しています。
しかもこれが滑らかに動くので、最初に見た時は思わず「Unity スゲー!」と心の中で叫んでしまいましたね。
※雨漏りの真下に立っていると水滴で画面が「リアルに」歪む。 こうした効果も Unity の機能のようですね。
風に舞う葉っぱも最初に見た時は「おぉ~」と思います。 もはや携帯機器のレベルではないです。
なお、ややマニアックな話になりますが、このゲームの開発は NVIDIA の協力を受けていて、NVIDIA のグラフィックチップ Tegra 3 に最適化されているとのことです。 よって Unity や Tegra 3 の技術アピールの意味もあるようですね。
iPhone や iPad は Tegra 3 ではないので、Android の Tegra 3 搭載機だとさらに高度な表現が可能になっているハズですが・・・ そもそも Tegra 3 搭載機が少ないのが現状・・・
※ゾンビにヘッドショットを決めているシーン。 一撃で倒せるうえにクリア後のボーナスも加算されるので、常にこれを狙うのが基本です。
CoD:Zombie のように体のパーツが取れる場合もあり、足だけ吹っ飛ぶと上半身だけで這うように接近して来たりします。
ただし、機種によってグラフィックのクオリティが調整され、旧機種だと影がなくなったり、水面や木の葉の表現が消えたりします。
以下は iPhone 4 と iPad 3rd の同じシーンを比べた画像です。
iPhone 4S は iPad 3rd と同じ画質のようです。 初代 iPad は iPhone 4 の画面と変わりませんでした。
見てのように最新機種ではパイプから水蒸気が吹き出していて、ライトの光源処理があり、水たまりがあって水面が反射しています。
しかし旧機種ではこれらの画面効果は一切ありません。 屋外でも雪が無くなったり、ホコリが舞ってなかったり、全体的に演出がカットされています。
ただ、iPhone 4 でも普通に綺麗なグラフィックではあり、他の FPS/TPS と比べて見劣りする程ではありません。
動きも非常に滑らかで、十分に「凄い」とは言えます。
ただ、最新機種の場合は「もの凄い」レベルですが。
非常に高クオリティーなゲームですが、いくつか気になる点もあります。
1つ目は、マップが少ない。
ベースとなるマップは4つぐらいしかないようで、ミッションはスタート地点や移動ルートを変えただけの「同じマップの使い回し」です。
マップ自体も広くないので、どうしても同じ場所での戦いばかりになってしまいます。
敵の種類も歩いてくるゾンビのみなので、長く続けていると展開が単調になって来ますね。
おそらくこれは、Android (つまり Tegra の機種)は保存容量が少ないものが多いため、あまりボリューム(アプリサイズ)を増やせないためだと思われます。
そうだとすると、アップデートでの拡張もあまり期待できませんね・・・
もう1つは攻撃を受けた時、その方向を表示する演出がないこと。
普通この手の FPS/TPS はダメージを受けたら攻撃が来た方向に赤い血のようなものが表示され、どこからやられたのかが解るようになっています。
しかしこのゲームは方向によるダメージ演出の違いがないので、殴ってきたゾンビの方向が解りにくくなっています。
特に側面や後方から殴られてゲームオーバーになると何が原因でそうなったのか解らないまま終わるので、釈然としない終わり方になります。
後は、課金用の装備が多いことも難点と言えるでしょうか・・・
ただ定価が安いので、この点はしょうがないかなぁ、とも思いますが・・・
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
追加課金の要素があるので、その点を考慮しての値段だとは思いますが。
※ Android 版で不正コピーが横行した影響で、アプリは無料化されました。
ただ追加課金についても、85 円課金すれば相応の装備が買えるだけのコイン(GOLD)が手に入るので、それほど高額が必要な訳ではありません。
85 円で GOLD を購入すると強力なピストル(WALTHER P99)と使いやすいアサルトライフル(COLT M4)が手に入り、装備枠を増やして両方を装備すれば弾薬不足も改善されます。
さらに余ったコインでパワーアップも購入できるので、序盤をスムーズに攻略することが出来ます。(無課金だと序盤はやや辛い)
それでも 85 + 85 で 170 円しかかからないので、私的にはこの形の購入がオススメですね。
Infinity Blade は Unreal Engine の技術アピールでもあったのですが、Unity は今後、この会社が技術アピールを担うのでしょうか?
ともあれ最新機種を持っているなら必見のグラフィックで、ゲームも楽しめるものなので、かなりオススメのアプリです。
・DEAD TRIGGER (iTunes が起動します)
真逆な意味で100メガショック、、、。