酒場のバーテンダーとなってカクテルを作る、アダルトな雰囲気のバーテンダーシミュレーター「Bar Oasis」。
人気シリーズとなったこの作品の最新ストーリーが先日発売されました。
日本語版のアプリ名は「Bar Oasis 2 Japan」です。
5月にプロモーション用の「Bar Oasis 1.5」が無料公開され、その際に「数週間後に Bar Oasis 2 が発売されます!」と告知されていたのですが、Apple の審査に引っかかったのか発売が遅れていました。
しかし 1.5 から2ヶ月ほど空けて、ようやく 2 の公開に至っています。
ゲーム内容ハッキリ言って、Bar Oasis 1 や 1.5 と変わっていません。
よって新作と言うよりは、「最新ストーリー」ですね。
ただ今までと違って「ストーリー分岐」が存在し、そのぶん物語のボリュームは増しています。
ストーリーは 1 と 1.5 の後の話なので、簡単な登場人物の説明はありますが、1 と 1.5 をプレイしていた方がよく解るでしょう。
ゲーム内容については、「前と同じです」の一言で終わるのですが・・・
未プレイの方もいるのでしょうから、一応改めて解説を。
お客さんから注文を受けたら、カウンターの下にあるレシピからカクテル名を選択し、棚から必要なグラスや酒を取り出します。
材料がそろったら作成モードに移行、酒は iPhone 本体を傾けて注ぎ、レモンやオレンジはつまんで絞り、iPhone を振ってシェイクを行います。
リアルな操作方法でカクテル作りを再現しているところがこのゲームの面白さですね。
必要なグラスや酒はレシピ確認ボタンを押すと光るようになるので、丸暗記する必要はありません。
しかし確認ボタンを使わずに必要な材料をそろえると PRO モードとなり、作成したカクテルの評価が上がります。
逆に材料を間違ったり分量が違いすぎたり、作成に時間がかかり過ぎると出来の悪いものになってしまいます。
出来の悪いものを出すとお客さんの機嫌を損ねるので、この時はダブルタップして破棄して作り直す必要がありますが、あまり待たせてもお客さんは怒ってしまいます。
お客さんが増えてくるとテキパキと仕事をこなさないといけなくなりますね。
ただ、カクテルの作成中はお客さんの時間は止まりますし、全体としては雰囲気の良い BGM の流れる、ゆったりとした雰囲気のゲームです。
※今回は主人公が Bar Oasis 1 ですでにバーテンダーの経験を積んでいるためか、最初から作れるカクテルの種類が多いです。
ただしそのため、メニュー選びがちょっと大変。 カクテル名の最初のアルファベットを覚えておき、メニュー一覧の右にあるショートカットを利用しましょう。
作成シーンは今までとまったく同じ。 お酒はタップすると注ぐのを止められるので、これを活用しましょう。
※左下にある小さなボタンを押すとメニューの確認が行われ、必要な材料を光と矢印で指示してくれるようになります。
でも慣れてきたら、簡単なカクテルは確認ボタンを使わずに作れるようになりたいところです。
カクテル名を選択した後のレシピ表示で、使う材料はだいたい解ります。 ジンやウィスキー、ラムなどのお酒はその種類のものならどれを選んでも構いません。 「スクイーズ」はレモンやオレンジを搾ることなので材料選択は必要なし。 砂糖なども勝手に用意してくれます。
シェーカーやミキシンググラスの有無は作り方の中に表記されていて、グラスは見たものを選べば良いので、難しい材料が含まれていなければ、PRO モードでの作成も簡単に行えるはずです。
ぶっちゃけ、前と変わっている点はほとんどありません。
お客さんをタップすると会話できる場合があり、会話が弾むとさらにカクテルを注文してくれるのですが、今作はそのケースが増えているのが違いの1つでしょうか。
ただし3杯の飲ませると酔っぱらい、さらに話しかけるともっと飲ませるか帰らせるかの選択になります。
これはどちらを選んでもミスになる可能性が高いので(飲ませたら気分が悪くなって吐き、飲ませなかったら怒って金を払わずに帰る)、3杯飲ませたら呼ばれるまで相手にしないのが攻略の1つとなりますね。
なお、その日の売上が一定以上だと新しい酒が追加されます。
他の細かい違いとして、作った事があるカクテルをオートで用意できるボタンが追加された事と、最初から作れるカクテルが非常に多いこと。
ただし最初から作れるカクテルが多いことは、初心者の方にとっては混乱しやすいかもしれません。
オート作成はラクですが、必ず評価が「Decent」(普通)になり、チップは貰えなくなります。
※左は酔っぱらった客に話しかけて絡まれてるシーン。 どっちを選んでも最悪になる場合が多いのですが、今作はどちらかと言うと帰らせた方が無難。
3杯飲ませるとこうなるので、相手が酔っぱらったらヘタに話しかけないように。
カクテルの評価は SEWAGE がダメ、DECENT が普通、GOOD は良い、EXCELLENT が最高。
でもレシピを確認して作った場合、大抵は GOOD で +3 の評価となります。 レシピを確認せずに作ると GOOD でも +5、EXCELLENT は +7 となります。 オート作成は常に DECENT です。
ストーリーは1の続きで、主人公も1と同じ。 また 1.5 の女性主人公が同僚として登場します。
冒頭で述べたように、途中に出てくる選択によってストーリーが分岐するようになっており、こういう表現はアレですが、ヒロイン別のルートに分かれるようです。
分岐条件はそんなに難しいものではありません。
難点は、もう何度も述べていますが、前と変わり映えしないこと。
1 から 1.5 になった時はお客さんとの会話が追加されたり、作成に PRO モードが加わったり、レシピに一言コメントが付いたりなど、目に付く変化があったのですが、今回はストーリー以外に目立った変化がないです。
もう1つは、これはもう以前からの難点でしたが、モブキャラ(脇役)の絵がイマイチなこと。
主要キャラは魅力的に描かれているのですが、一般客のグラフィックは相変わらずで、依然として素人が書いたマンガのような絵です。
ここは出来れば何とかして欲しかったところですね・・・
※左は 1.5 の主人公だったカーラの立ち絵。 右はモブキャラの一人。 なんというか、左と違って右は絵に「やる気」が感じられない・・・
もうちょっとマシに出来ないものかと・・・
価格は 250 円。 今回は 1.5 と違いプロモーション用という訳ではないので有料です。
内容が変わらないのに1が 170 円、1.5 が無料なので、それを考えると・・・ と言うのもありますが、でも元々 250 円でも悪くない内容のゲームだと思います。
これまでと同様、他のアプリにはない独特な魅力を持ったゲームです。
前作・前々作が好きだった方で、登場人物のその後が知りたい方には、今作もお勧めですね。
まだシリーズ未経験の方は 1.5 からプレイするのが良いでしょう。
では最後に、お約束の一言を。 お酒は二十歳になってから!
・Bar Oasis 2 Japan (iTunes が起動します)
人気シリーズとなったこの作品の最新ストーリーが先日発売されました。
日本語版のアプリ名は「Bar Oasis 2 Japan」です。
5月にプロモーション用の「Bar Oasis 1.5」が無料公開され、その際に「数週間後に Bar Oasis 2 が発売されます!」と告知されていたのですが、Apple の審査に引っかかったのか発売が遅れていました。
しかし 1.5 から2ヶ月ほど空けて、ようやく 2 の公開に至っています。
ゲーム内容ハッキリ言って、Bar Oasis 1 や 1.5 と変わっていません。
よって新作と言うよりは、「最新ストーリー」ですね。
ただ今までと違って「ストーリー分岐」が存在し、そのぶん物語のボリュームは増しています。
ストーリーは 1 と 1.5 の後の話なので、簡単な登場人物の説明はありますが、1 と 1.5 をプレイしていた方がよく解るでしょう。
ゲーム内容については、「前と同じです」の一言で終わるのですが・・・
未プレイの方もいるのでしょうから、一応改めて解説を。
お客さんから注文を受けたら、カウンターの下にあるレシピからカクテル名を選択し、棚から必要なグラスや酒を取り出します。
材料がそろったら作成モードに移行、酒は iPhone 本体を傾けて注ぎ、レモンやオレンジはつまんで絞り、iPhone を振ってシェイクを行います。
リアルな操作方法でカクテル作りを再現しているところがこのゲームの面白さですね。
必要なグラスや酒はレシピ確認ボタンを押すと光るようになるので、丸暗記する必要はありません。
しかし確認ボタンを使わずに必要な材料をそろえると PRO モードとなり、作成したカクテルの評価が上がります。
逆に材料を間違ったり分量が違いすぎたり、作成に時間がかかり過ぎると出来の悪いものになってしまいます。
出来の悪いものを出すとお客さんの機嫌を損ねるので、この時はダブルタップして破棄して作り直す必要がありますが、あまり待たせてもお客さんは怒ってしまいます。
お客さんが増えてくるとテキパキと仕事をこなさないといけなくなりますね。
ただ、カクテルの作成中はお客さんの時間は止まりますし、全体としては雰囲気の良い BGM の流れる、ゆったりとした雰囲気のゲームです。
※今回は主人公が Bar Oasis 1 ですでにバーテンダーの経験を積んでいるためか、最初から作れるカクテルの種類が多いです。
ただしそのため、メニュー選びがちょっと大変。 カクテル名の最初のアルファベットを覚えておき、メニュー一覧の右にあるショートカットを利用しましょう。
作成シーンは今までとまったく同じ。 お酒はタップすると注ぐのを止められるので、これを活用しましょう。
※左下にある小さなボタンを押すとメニューの確認が行われ、必要な材料を光と矢印で指示してくれるようになります。
でも慣れてきたら、簡単なカクテルは確認ボタンを使わずに作れるようになりたいところです。
カクテル名を選択した後のレシピ表示で、使う材料はだいたい解ります。 ジンやウィスキー、ラムなどのお酒はその種類のものならどれを選んでも構いません。 「スクイーズ」はレモンやオレンジを搾ることなので材料選択は必要なし。 砂糖なども勝手に用意してくれます。
シェーカーやミキシンググラスの有無は作り方の中に表記されていて、グラスは見たものを選べば良いので、難しい材料が含まれていなければ、PRO モードでの作成も簡単に行えるはずです。
ぶっちゃけ、前と変わっている点はほとんどありません。
お客さんをタップすると会話できる場合があり、会話が弾むとさらにカクテルを注文してくれるのですが、今作はそのケースが増えているのが違いの1つでしょうか。
ただし3杯の飲ませると酔っぱらい、さらに話しかけるともっと飲ませるか帰らせるかの選択になります。
これはどちらを選んでもミスになる可能性が高いので(飲ませたら気分が悪くなって吐き、飲ませなかったら怒って金を払わずに帰る)、3杯飲ませたら呼ばれるまで相手にしないのが攻略の1つとなりますね。
なお、その日の売上が一定以上だと新しい酒が追加されます。
他の細かい違いとして、作った事があるカクテルをオートで用意できるボタンが追加された事と、最初から作れるカクテルが非常に多いこと。
ただし最初から作れるカクテルが多いことは、初心者の方にとっては混乱しやすいかもしれません。
オート作成はラクですが、必ず評価が「Decent」(普通)になり、チップは貰えなくなります。
※左は酔っぱらった客に話しかけて絡まれてるシーン。 どっちを選んでも最悪になる場合が多いのですが、今作はどちらかと言うと帰らせた方が無難。
3杯飲ませるとこうなるので、相手が酔っぱらったらヘタに話しかけないように。
カクテルの評価は SEWAGE がダメ、DECENT が普通、GOOD は良い、EXCELLENT が最高。
でもレシピを確認して作った場合、大抵は GOOD で +3 の評価となります。 レシピを確認せずに作ると GOOD でも +5、EXCELLENT は +7 となります。 オート作成は常に DECENT です。
ストーリーは1の続きで、主人公も1と同じ。 また 1.5 の女性主人公が同僚として登場します。
冒頭で述べたように、途中に出てくる選択によってストーリーが分岐するようになっており、こういう表現はアレですが、ヒロイン別のルートに分かれるようです。
分岐条件はそんなに難しいものではありません。
難点は、もう何度も述べていますが、前と変わり映えしないこと。
1 から 1.5 になった時はお客さんとの会話が追加されたり、作成に PRO モードが加わったり、レシピに一言コメントが付いたりなど、目に付く変化があったのですが、今回はストーリー以外に目立った変化がないです。
もう1つは、これはもう以前からの難点でしたが、モブキャラ(脇役)の絵がイマイチなこと。
主要キャラは魅力的に描かれているのですが、一般客のグラフィックは相変わらずで、依然として素人が書いたマンガのような絵です。
ここは出来れば何とかして欲しかったところですね・・・
※左は 1.5 の主人公だったカーラの立ち絵。 右はモブキャラの一人。 なんというか、左と違って右は絵に「やる気」が感じられない・・・
もうちょっとマシに出来ないものかと・・・
価格は 250 円。 今回は 1.5 と違いプロモーション用という訳ではないので有料です。
内容が変わらないのに1が 170 円、1.5 が無料なので、それを考えると・・・ と言うのもありますが、でも元々 250 円でも悪くない内容のゲームだと思います。
これまでと同様、他のアプリにはない独特な魅力を持ったゲームです。
前作・前々作が好きだった方で、登場人物のその後が知りたい方には、今作もお勧めですね。
まだシリーズ未経験の方は 1.5 からプレイするのが良いでしょう。
では最後に、お約束の一言を。 お酒は二十歳になってから!
・Bar Oasis 2 Japan (iTunes が起動します)
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