本日は iTunes ランキングの上位になっているアプリを3つ、まとめてご紹介いたします。
※タイトル名のリンクは iTunes が起動します。

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LINE Birzzle PLUS(170円)

昨年(2011年)の春に登場し、ハデな展開と遊びやすいゲームシステムで大ヒットした「マッチ3ゲーム」の新鋭 Birzzle(バズル)
このゲームが、急速に世界規模で普及している無料通話サービス「LINE」とタイアップし、LINE と連携できる新バージョンが発売されました。
LINE Birzzle PLUS」です。

LINE は日本でハンゲームなどを運営している NHN Japan が作成したもので、NHN Japan は韓国 NHN の日本法人にあたります。
Birzzle も enfeel という韓国メーカーのゲームなので、このタイアップは納得できるものと言えますね。

ただ、ネット上で中傷があるようなので補足しておきますが、NHN Japan は NHN 本社とは独立してソフトウェア開発を行っており、その意味で LINE はれっきとした日本製です
NHN Japan のアプリ開発力については、マジモン麻雀 天極牌ピクロジ を始め優秀なアプリが数多く公開されていますから、iPhone ユーザーには改めて説明する必要はないでしょう。
(こう言うとステマだなんだと言い出す人が出てきそうなので予め言っておきますが、うちのサイトにそんなものは全くありません、悪しからず)

LINE Birzzle PLUS

LINE Birzzle PLUS のゲーム内容については・・・ ぶっちゃけ、オリジナルの Birzzle とあまり変わりません
QUESTGHOST という2つのゲームモードがありますが、QUEST の各ステージはいわゆる「チュートリアル」であり、これを一通りクリアすると最後に「エンドレス」をプレイ出来るようになります。
エンドレスの内容はオリジナルのメインモードとほぼ同じです。

ただ「コイン」を消費して、一定期間有利な効果を発揮するアイテムを購入することが出来ます。
ちょっとユニークなのは「回数制」ではなく、「一定期間」だということ
1日、1週間、4週間の3つがあり、4週間だと一度購入すれば1ヶ月ずっと効果が続きます。 このシステムはこの手のゲームでは珍しいですね。

GHOST はオリジナルの PANDORA モードに当たるもので、名前は違いますがルールはほぼ同じです。
ですからゲームとしては「ICE BREAK」モードがない以外はオリジナルと同じなので、概要はオリジナルの Birzzle の攻略ページを見て頂ければと思います。

今作は LINE のシステムを利用して、友だちを誘ったりスコアを競えるのが大きな特徴でしょう。
欧米のマッチ3ゲームの定番 Bejeweled (Bejeweled BLITZ)は Facebook を利用してスコアを競えるゲームなので、LINE は Birzzle でスコアを競えるようにした、といったところでしょうか。
LINE は Twitter や Facebook と並ぶ SNS になることを目指しているようで、その布石の1つと言えるため、今後の展開に注目したいですね。


ブレイドマスター (85円)

Android で人気だった物理パズルゲーム
表示されている板を指でなぞるとスパッと真っ二つになり、物理シミュレートに従って落下していきます。
決められた切断回数以内で、茶色の板を画面下に落とせばクリアになる、シンプルなルールです。

ブレイドマスター

どのステージもクリアするだけなら簡単なのですが、茶色の板を全部落とすパーフェクトクリアを目指そうとするとなかなか難しいゲームで、意外と頭を使います
物理シミュレートのゲームであるため板が予想外の動きをする事も多く、パーフェクトにはやや運も絡みますが、手早く何度でもリトライすることが出来るため、思わずパーフェクトを目指して繰り返してしまいます

ゲームモード(と言うかステージセット)は4つ、それぞれに 24 のステージがあり、合計 96 ステージ。
斬れる回数が少ない HARD も含めるとステージは 200 近くになります。

おなじ切断系のゲーム(?)としては、Slice It!iSlash には全体的なクオリティーで劣りますが、これはこれで楽しめる内容です。
価格も安いので、ちょっとした時間に遊ぶアプリとして良いですね。


どうぶつしょうぎ(公式)(350円)

Amazon の子供用おもちゃ部門で1位を取ったこともあるという、簡易的な将棋型ボードゲームの iOS アプリ版です。
わざわざ名前に「公式」と付いているのは、他に非公式なアプリも存在しているからのようです。
(と言うか、元々あったアプリはライセンスを引き継ぐことが出来なかったようです)

マスは 3x4 と小さく、コマもたった4つだけ。 だから「将棋」と言ってもすごく簡易的。
そのため大人がやるようなものではない、子供がテキトーにやって遊ぶ程度のものかと思っていたのですが、高い難度になるとなかなか手強く、適度な時間で決着が付くので、大人でも楽しめますね

どうぶつしょうぎ

コマは前に進むだけのヒヨコ、上下左右に進むキリン、ナナメに進むゾウ、周囲8方向に進むライオンの4つ。
どのコマも一度に進めるのは1マスだけです。
ヒヨコは一番奧まで進むと将棋の「金」と同じように移動できる「ニワトリ」に成れます。
将棋ですから取った相手のコマは持ち駒となり、自分の番に好きな場所に打つことが出来ます。

勝利する方法は相手のライオンを取る(キャッチ)か、自分のライオンを一番奥まで進める(トライ)か。
ただしライオンを一番奥まで進めても、その直後に取られてしまう形だと「トライ」にはなりません。
なお、このゲームに二歩(二ひよこ?)はありません。

最初のうちは非常に簡単で、いくらでも「まった」が出来るので、子供でも楽しめる難易度です。
しかし最後の「てごわい森」になると「まった」は使用できず、コンピューターもかなり手強くなり、じっくり考えないと勝てなくなります。 勝ち抜き戦となる隠し難度も用意されています。

価格は 350 円とちょっと高めですが、(2012/8/7)現在は 85 円で販売されています。(って言うか「ずっとセール」というやつかも)
大人から子供まで楽しめるゲームなので、85 円ならお得なアプリですね。