高クオリティーな 3D グラフィックのゲームを次々と発売しているおなじみのメーカー「ゲームロフト」が、アーサー王物語をダークにアレンジした剣劇アクションゲームを発売しています。
「ワイルド ブラッド」(Wild Blood)です。
このゲームは 3D グラフィックのゲームエンジン Unreal Engine(アンリアルエンジン)を使っていることで、発売前から話題になっていたゲームです。
私的には モダンコンバット3 や N.O.V.A.3 を自前で作り上げたゲームロフトが、わざわざライセンス料を支払って Unreal Engine を使う理由が解らないのですが、何かのテストケースなのでしょうか・・・?
いずれにせよ、そのグラフィックは確かに素晴らしく、こうした接近戦を行うゲームだと Unreal Engine の方が良いのかもしれませんね。

3D のフィールドで戦闘を繰り返して進む、剣や斧を使った格闘アクションです。
既存のゲームで言うと「デビル・メイ・クライ」や「鬼武者」のような感じで、iOS の既存のゲームで言うと「セイクリッド オデッセイ」から謎解きを無くした感じでしょうか。
画面の左側をスライドして移動し、画面右のボタンで攻撃を行います。 操作性は良好ですね。
攻撃は近くに敵がいなくても、ボタンを押すと自動的に敵の方にダッシュしていき、そのまま連続攻撃を行ってくれる半自動タイプで、アメイジング・スパイダーマン や ダークナイト ライジング でも取り入れられていた最近のゲームロフトおなじみのシステムです。
よって攻撃は手軽に行えるのですが、回避はちゃんと「方向キー+回避ボタン」で敵の攻撃タイミングにあわせて避ける必要があり、さらに位置によってはうまく回避できないこともあります。
さらに多い時は5~6体の敵に囲まれる場合もあり、矢や魔法を撃ってくる敵も多いため、ザコ敵でもなかなか手強く、歯応えのある戦闘が続きます。
ただ、セーブポイントが各所に用意されており、そこでは体力や MP も全快するため、ダメージの回復は頻繁に行う事が出来ます。
セーブポイントでは敵や宝箱から得られるコインでパワーアップすることも可能で、これで主人公の武器や鎧を強化し、徐々に強くなっていくことが出来ます。

※氷の魔法発動! 魔法は「火」「氷」「雷」の3つが用意されており、炎は継続ダメージ、氷は速度低下、雷は放電効果が発生します。
通常攻撃の威力は弱めですが、魔法はかなり強力で、MP も頻繁に回復するので、惜しまずにバシバシ使っていくのが攻略と言えますね。
しかも魔法の出始めは無敵なので、緊急回避にもなります。

※パワーアップの画面。 武器の攻撃力を上げたり、魔法の習得や強化を行えるのですが、重要なのは武器よりも鎧。
ちょっと解りにくいのですが、武器のタブの一番右は鎧になっていて、ここで HP や MP、スピードなどをアップさせることが出来ます。
特に重要なのが HP の強化で、これを高める事で耐久力がかなり増します。 攻撃力と同じくらい HP の強化も優先して下さい!
なお、ゲームセッティングの「敵HPバー」を ON にすると、ザコ敵の HP も確認できるようになります。
ステージの進行によって攻撃回数の多い「二丁斧」や、遠距離攻撃を行える「弓」も手に入ります。
備え付けのバリスタ(大型クロスボウ)で射撃を行うシーンもあり、ステージも空中庭園や神殿の中などが登場し、展開はバラエティーに富んでいます。
似たような景色ばかりということはなく、ステージの最後にはボスも登場、このボスもステージごとに戦い方やタイプが異なります。
やや難点と言えるのは、ステージ1~2が簡単なのに、ステージ3から急に難しくなること。
ただクリア困難という程ではないし、前のステージを再度プレイしてコインを稼ぎ、パワーアップしてくることも可能です。
加えてゲーム中にポーズすることで、コインでポーションを買ってその場で飲むことが出来るので、コインさえあればいくらでも回復が可能です。(さらにコインは課金で購入する事も出来ます)
もちろん薬を買い過ぎるとパワーアップ出来なくなりますが、難易度が高いぶん救済ルールも多い印象で、その点でうまくバランスが取られている気はしますね。

※普段メインで使うのは剣か斧ですが、ボス戦では弓が必須になる場合も多いので、弓のパワーアップもある程度は行っておきましょう。
弓は攻撃力がイマイチですが、「タメ撃ち」をすると威力が高まります。
なお、弓はボタンを押しっぱなしにしたままで指をズラすと、照準の微調整が出来ます。 これは重要テクなので覚えておきましょう。
注目されていたグラフィックは、書き込みがかなり細かく、とても綺麗です。
しかもこのゲームの場合、iPhone 4 でプレイしても思ったほど重くなく、しかもグラフィックもあまり見劣りしません。
アンリアルエンジンのゲームはかなり重い場合が多いので、これはちょっと意外です。
以下は同じ場所で撮影した iPhone 4 と iPad 3rd の画面です。

iPad 3rd だと、朝靄や朝日の効果がかかっていて、焚き火からは煙も出ています。
こうした効果が iPhone 4 だとなくなり、敵を斬ったときに出る血の演出なども少なくなるのですが、しかし iPhone 4 でも非常に綺麗な画面で、テクスチャが粗いという部分もなく、しかも割と滑らかにスクロールします。
このゲームは iPod touch や iPhone 3GS でもプレイ可能で、これらが対象外にされるケースが増えている昨今、旧機種や iPod touch ユーザーには嬉しいゲームだと言えますね。
フィールドはそれほど広くないのですが、うまく(面倒でない形で)往来を繰り返すようなステージ構成になっているため、狭さはあまり感じません。
完成度が高く、これと言った難点はないのですが、やや批判が出そうなのは・・・
これを言うとかなりネタバレなのですが、この際言ってしまうと、このゲームは「2周エンド」です。
こうしたゲームは「魔界村」を始め昔は結構あったので、私的には違和感ないのですが、最近の人だと「せっかくエンディングだと思ったのに安易な方法で引き延ばされた! バカヤロー」と言う人が出て来そうな気がしますね・・・
このゲームは「オンライン対戦」があるのも特徴で、最大8人が2チームに分かれて戦うことが可能です。
Game Center ではなく、ゲームロフトの独自サーバーに Gameloft Live! を通してログインを行い、すでに作られている対戦ルームに途中参戦することも可能です。
基本的にはモダンコンバットや N.O.V.A. の対戦システムと同じだと思って構いません。
対戦は8人で入り乱れて斬り合う感じで、解る人にしか解らない表現ですが、「ザコがいない真・三国無双 Online」という感じです。
手軽に遊べますし、対戦自体はなかなか楽しいのですが、戦績によるアイテム獲得とか、装備追加とか、レベルアップとか、そう言った要素は何もありません。 キャラクターのステータスは全員同じです。
単に対戦するだけなので、もうちょっと長期的に楽しめる要素があれば・・・ と言うのが本音ですね。
価格は 600 円。 クオリティーを考えると高くない値段だと思います。
ゲームロフトのゲームと言えば、作りが甘い部分があったり、何かのパクリだったりして、その点で批判されることも多いのですが、このゲームにはそうした部分は見られません。
iOS の剣劇アクションと言えば Infinity Blade ですが、ゲームロフトが最近得意とする半自動の格闘システムで Infinity Blade に対抗した、と言ったところでしょうか。
市販ソフトレベルの格闘アクションで、ゲームロフトのゲームの中でも間違いなく上位です。 十分オススメできるアプリですね。
・ワイルド ブラッド (iTunes が起動します)
「ワイルド ブラッド」(Wild Blood)です。
このゲームは 3D グラフィックのゲームエンジン Unreal Engine(アンリアルエンジン)を使っていることで、発売前から話題になっていたゲームです。
私的には モダンコンバット3 や N.O.V.A.3 を自前で作り上げたゲームロフトが、わざわざライセンス料を支払って Unreal Engine を使う理由が解らないのですが、何かのテストケースなのでしょうか・・・?
いずれにせよ、そのグラフィックは確かに素晴らしく、こうした接近戦を行うゲームだと Unreal Engine の方が良いのかもしれませんね。

3D のフィールドで戦闘を繰り返して進む、剣や斧を使った格闘アクションです。
既存のゲームで言うと「デビル・メイ・クライ」や「鬼武者」のような感じで、iOS の既存のゲームで言うと「セイクリッド オデッセイ」から謎解きを無くした感じでしょうか。
画面の左側をスライドして移動し、画面右のボタンで攻撃を行います。 操作性は良好ですね。
攻撃は近くに敵がいなくても、ボタンを押すと自動的に敵の方にダッシュしていき、そのまま連続攻撃を行ってくれる半自動タイプで、アメイジング・スパイダーマン や ダークナイト ライジング でも取り入れられていた最近のゲームロフトおなじみのシステムです。
よって攻撃は手軽に行えるのですが、回避はちゃんと「方向キー+回避ボタン」で敵の攻撃タイミングにあわせて避ける必要があり、さらに位置によってはうまく回避できないこともあります。
さらに多い時は5~6体の敵に囲まれる場合もあり、矢や魔法を撃ってくる敵も多いため、ザコ敵でもなかなか手強く、歯応えのある戦闘が続きます。
ただ、セーブポイントが各所に用意されており、そこでは体力や MP も全快するため、ダメージの回復は頻繁に行う事が出来ます。
セーブポイントでは敵や宝箱から得られるコインでパワーアップすることも可能で、これで主人公の武器や鎧を強化し、徐々に強くなっていくことが出来ます。

※氷の魔法発動! 魔法は「火」「氷」「雷」の3つが用意されており、炎は継続ダメージ、氷は速度低下、雷は放電効果が発生します。
通常攻撃の威力は弱めですが、魔法はかなり強力で、MP も頻繁に回復するので、惜しまずにバシバシ使っていくのが攻略と言えますね。
しかも魔法の出始めは無敵なので、緊急回避にもなります。

※パワーアップの画面。 武器の攻撃力を上げたり、魔法の習得や強化を行えるのですが、重要なのは武器よりも鎧。
ちょっと解りにくいのですが、武器のタブの一番右は鎧になっていて、ここで HP や MP、スピードなどをアップさせることが出来ます。
特に重要なのが HP の強化で、これを高める事で耐久力がかなり増します。 攻撃力と同じくらい HP の強化も優先して下さい!
なお、ゲームセッティングの「敵HPバー」を ON にすると、ザコ敵の HP も確認できるようになります。
ステージの進行によって攻撃回数の多い「二丁斧」や、遠距離攻撃を行える「弓」も手に入ります。
備え付けのバリスタ(大型クロスボウ)で射撃を行うシーンもあり、ステージも空中庭園や神殿の中などが登場し、展開はバラエティーに富んでいます。
似たような景色ばかりということはなく、ステージの最後にはボスも登場、このボスもステージごとに戦い方やタイプが異なります。
やや難点と言えるのは、ステージ1~2が簡単なのに、ステージ3から急に難しくなること。
ただクリア困難という程ではないし、前のステージを再度プレイしてコインを稼ぎ、パワーアップしてくることも可能です。
加えてゲーム中にポーズすることで、コインでポーションを買ってその場で飲むことが出来るので、コインさえあればいくらでも回復が可能です。(さらにコインは課金で購入する事も出来ます)
もちろん薬を買い過ぎるとパワーアップ出来なくなりますが、難易度が高いぶん救済ルールも多い印象で、その点でうまくバランスが取られている気はしますね。

※普段メインで使うのは剣か斧ですが、ボス戦では弓が必須になる場合も多いので、弓のパワーアップもある程度は行っておきましょう。
弓は攻撃力がイマイチですが、「タメ撃ち」をすると威力が高まります。
なお、弓はボタンを押しっぱなしにしたままで指をズラすと、照準の微調整が出来ます。 これは重要テクなので覚えておきましょう。
注目されていたグラフィックは、書き込みがかなり細かく、とても綺麗です。
しかもこのゲームの場合、iPhone 4 でプレイしても思ったほど重くなく、しかもグラフィックもあまり見劣りしません。
アンリアルエンジンのゲームはかなり重い場合が多いので、これはちょっと意外です。
以下は同じ場所で撮影した iPhone 4 と iPad 3rd の画面です。

iPad 3rd だと、朝靄や朝日の効果がかかっていて、焚き火からは煙も出ています。
こうした効果が iPhone 4 だとなくなり、敵を斬ったときに出る血の演出なども少なくなるのですが、しかし iPhone 4 でも非常に綺麗な画面で、テクスチャが粗いという部分もなく、しかも割と滑らかにスクロールします。
このゲームは iPod touch や iPhone 3GS でもプレイ可能で、これらが対象外にされるケースが増えている昨今、旧機種や iPod touch ユーザーには嬉しいゲームだと言えますね。
フィールドはそれほど広くないのですが、うまく(面倒でない形で)往来を繰り返すようなステージ構成になっているため、狭さはあまり感じません。
完成度が高く、これと言った難点はないのですが、やや批判が出そうなのは・・・
これを言うとかなりネタバレなのですが、この際言ってしまうと、このゲームは「2周エンド」です。
こうしたゲームは「魔界村」を始め昔は結構あったので、私的には違和感ないのですが、最近の人だと「せっかくエンディングだと思ったのに安易な方法で引き延ばされた! バカヤロー」と言う人が出て来そうな気がしますね・・・
このゲームは「オンライン対戦」があるのも特徴で、最大8人が2チームに分かれて戦うことが可能です。
Game Center ではなく、ゲームロフトの独自サーバーに Gameloft Live! を通してログインを行い、すでに作られている対戦ルームに途中参戦することも可能です。
基本的にはモダンコンバットや N.O.V.A. の対戦システムと同じだと思って構いません。
対戦は8人で入り乱れて斬り合う感じで、解る人にしか解らない表現ですが、「ザコがいない真・三国無双 Online」という感じです。
手軽に遊べますし、対戦自体はなかなか楽しいのですが、戦績によるアイテム獲得とか、装備追加とか、レベルアップとか、そう言った要素は何もありません。 キャラクターのステータスは全員同じです。
単に対戦するだけなので、もうちょっと長期的に楽しめる要素があれば・・・ と言うのが本音ですね。
価格は 600 円。 クオリティーを考えると高くない値段だと思います。
ゲームロフトのゲームと言えば、作りが甘い部分があったり、何かのパクリだったりして、その点で批判されることも多いのですが、このゲームにはそうした部分は見られません。
iOS の剣劇アクションと言えば Infinity Blade ですが、ゲームロフトが最近得意とする半自動の格闘システムで Infinity Blade に対抗した、と言ったところでしょうか。
市販ソフトレベルの格闘アクションで、ゲームロフトのゲームの中でも間違いなく上位です。 十分オススメできるアプリですね。
・ワイルド ブラッド (iTunes が起動します)
iPhone4はiPad3とかわらないのでしょうか。
もしよかったら教えていただけると嬉しいです。