ホテルが襲撃から身を守るために増築を繰り返すという、なんとも奇妙なタワーディフェンスが登場しています。
「Bad Hotel」です。
「ホテルが戦う」というと意味が解りませんが、あまりホテル云々は関係なく、中心となるパーツに防御パーツや攻撃パーツをくっつけて、周囲から向かってくる敵を迎撃していくという内容です。
既存のゲームで言うと Space Station: Frontier を簡略化して、見た目を Flash 風のオシャレなグラフィックにした感じですね。
このゲームを作ったイギリスのメーカー Lucky Frame はちょっと奇妙なソフトウェアばかり作っているところで、iOS では 2012 年の IGF(インディーズゲームの表彰)でオーディオ賞を受賞した Pugs Luv Beats の開発元として知られています。
Pugs Luv Beats (iTunes 起動)はゲームとして楽しめるようなものではなかったので、当ページでは扱わなかったのですが、とにかく奇妙なアプリで、その独特なスタイルは Bad Hotel でも感じることが出来ますね。
中心にホテルのビルがあり、画面下にはパーツのアイコンが並んでいます。
パーツはドラッグしてビルや設置済みのパーツにくっつけていくことができ、パーツごとに「耐久力が高い」「弾を撃てる」「他のパーツを回復する」などの効果があります。
パーツを配置するための資金は時間と共に増えていき、攻撃能力のない防御用のパーツは収入も高めます。
画面の外側からは爆弾を持った鳥や弾を撃つ UFO、ビルを殴る人間などがやってきて、ホテルを攻撃します。
プレイヤーは攻撃用のパーツでこれを撃退したり、防御用のパーツを置いて防いだりして、中央のビルがやられないように粘ります。
一定時間の経過でステージクリア、中央のビルが破壊されたらゲームオーバーですね。
なかなか忙しいゲームで、敵が飛んで来る方向に合わせてパーツをくっつけ、攻撃用のパーツやダメージを受けたパーツを守らなければなりません。
まずは収入を高めるパーツを置いて、それから弾を撃つパーツなどをくっつけるのが基本ですが、ステージごとに使えるパーツが決められていて、防御パーツだけで粘り続けなければならないステージも存在します。
しかし何度でもリトライ可能で、1ステージは2分ほどで終了するので、やられても手軽に繰り返す事が可能です。
※ 左の画像は防御パーツだけで守るステージ。 大量にパーツをくっつけると、もうホテルと言うよりサボテンみたいになりますね。 自爆して弾をバラまく、爆弾のようなパーツも存在します。
右は5ステージごとに現れるボス戦。 白いシルクハットの紳士が様々な巨大マシンに乗って攻撃してきます。
5つのエリアがあって、それぞれ5ステージで構成されており、全 25 ステージ。
しかし1ステージが短時間で終わるため、集中してやると1時間ちょっとで終わってしまいます。
タワーディフェンスと言ってもそんなに深い戦略性がある訳ではないので、あくまで「カジュアルゲーム」と言った感じですね。
限られたパーツと資金でいかに守るかを考える、パズル要素の方が強いゲームです。
ただ、簡単過ぎる訳ではなく、一方で行き詰まるほど難しい訳ではないので、バランスとしては優れていると思います。
私的にはタワーディフェスの醍醐味は、長期的な計画が必要になる戦略性と、圧倒的な防衛力で大量の敵を撃破する派手な展開だと思うので、あまりカジュアルゲームに向いたジャンルではないと思うのですが、それでもあえて短くまとめるのであれば、このゲームぐらいが良いのかな、とも思います。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 170 円。 こんなもんかな、と言うぐらいの値段でしょうか。
そんなに高い金額が出せるようなゲームではありませんが、シンプルにまとまっています。
こうしたデザインセンスを重視したゲームは、ゲーム性がおろそかになりがちで、悪い意味で「デザイナーのゲーム」になっている場合が多いのですが、このゲームは普通にタワーディフェンスとして楽しめる作りになっています。
見た目がオシャレですし、動きがスムーズで、テンポ良く遊べるので、ライトユーザー向けのタワーディフェンスとしては悪くないのではないでしょうか。
・Bad Hotel (iTunes が起動します)
「Bad Hotel」です。
「ホテルが戦う」というと意味が解りませんが、あまりホテル云々は関係なく、中心となるパーツに防御パーツや攻撃パーツをくっつけて、周囲から向かってくる敵を迎撃していくという内容です。
既存のゲームで言うと Space Station: Frontier を簡略化して、見た目を Flash 風のオシャレなグラフィックにした感じですね。
このゲームを作ったイギリスのメーカー Lucky Frame はちょっと奇妙なソフトウェアばかり作っているところで、iOS では 2012 年の IGF(インディーズゲームの表彰)でオーディオ賞を受賞した Pugs Luv Beats の開発元として知られています。
Pugs Luv Beats (iTunes 起動)はゲームとして楽しめるようなものではなかったので、当ページでは扱わなかったのですが、とにかく奇妙なアプリで、その独特なスタイルは Bad Hotel でも感じることが出来ますね。
中心にホテルのビルがあり、画面下にはパーツのアイコンが並んでいます。
パーツはドラッグしてビルや設置済みのパーツにくっつけていくことができ、パーツごとに「耐久力が高い」「弾を撃てる」「他のパーツを回復する」などの効果があります。
パーツを配置するための資金は時間と共に増えていき、攻撃能力のない防御用のパーツは収入も高めます。
画面の外側からは爆弾を持った鳥や弾を撃つ UFO、ビルを殴る人間などがやってきて、ホテルを攻撃します。
プレイヤーは攻撃用のパーツでこれを撃退したり、防御用のパーツを置いて防いだりして、中央のビルがやられないように粘ります。
一定時間の経過でステージクリア、中央のビルが破壊されたらゲームオーバーですね。
なかなか忙しいゲームで、敵が飛んで来る方向に合わせてパーツをくっつけ、攻撃用のパーツやダメージを受けたパーツを守らなければなりません。
まずは収入を高めるパーツを置いて、それから弾を撃つパーツなどをくっつけるのが基本ですが、ステージごとに使えるパーツが決められていて、防御パーツだけで粘り続けなければならないステージも存在します。
しかし何度でもリトライ可能で、1ステージは2分ほどで終了するので、やられても手軽に繰り返す事が可能です。
※ 左の画像は防御パーツだけで守るステージ。 大量にパーツをくっつけると、もうホテルと言うよりサボテンみたいになりますね。 自爆して弾をバラまく、爆弾のようなパーツも存在します。
右は5ステージごとに現れるボス戦。 白いシルクハットの紳士が様々な巨大マシンに乗って攻撃してきます。
5つのエリアがあって、それぞれ5ステージで構成されており、全 25 ステージ。
しかし1ステージが短時間で終わるため、集中してやると1時間ちょっとで終わってしまいます。
タワーディフェンスと言ってもそんなに深い戦略性がある訳ではないので、あくまで「カジュアルゲーム」と言った感じですね。
限られたパーツと資金でいかに守るかを考える、パズル要素の方が強いゲームです。
ただ、簡単過ぎる訳ではなく、一方で行き詰まるほど難しい訳ではないので、バランスとしては優れていると思います。
私的にはタワーディフェスの醍醐味は、長期的な計画が必要になる戦略性と、圧倒的な防衛力で大量の敵を撃破する派手な展開だと思うので、あまりカジュアルゲームに向いたジャンルではないと思うのですが、それでもあえて短くまとめるのであれば、このゲームぐらいが良いのかな、とも思います。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 170 円。 こんなもんかな、と言うぐらいの値段でしょうか。
そんなに高い金額が出せるようなゲームではありませんが、シンプルにまとまっています。
こうしたデザインセンスを重視したゲームは、ゲーム性がおろそかになりがちで、悪い意味で「デザイナーのゲーム」になっている場合が多いのですが、このゲームは普通にタワーディフェンスとして楽しめる作りになっています。
見た目がオシャレですし、動きがスムーズで、テンポ良く遊べるので、ライトユーザー向けのタワーディフェンスとしては悪くないのではないでしょうか。
・Bad Hotel (iTunes が起動します)
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