棒人間が次々襲いかかってくる敵をバシバシと斬り倒していく、爽快感のある真横視点の格闘アクションゲームの新作が登場し人気になっています。
カートォーンウォーズ:ブレード」です。

こうした「棒人間系」のゲームは見た目がイマイチで、棒人間なのに血がドバドバ出るスプラッタな表現のものが多かったため、個人的には毛嫌いしていたのですが・・・
このゲームにはそうしたスプラッタな表現はなく、最新作であるため背景や演出などはちゃんと書き込まれており、もはや手抜き感はありません。
キャラの動きは思ったほど滑らかではないのですが、多種多様な敵が大量に出現し、それをバタバタと倒していく「無双系」の面白さがあって、操作もシンプルで手軽に遊べます

ライトユーザーでもゲーマーでも楽しめる内容で、ゲームのテンポも良いため、ランキングの上位になっているのも頷けますね。

カートォーンウォーズ:ブレード

仮想スティックで動き、スライドボタンで敵を攻撃する 2D の格闘アクションです。
ユニークなのはスライドボタンを右にスライドすると右に攻撃し、左にスライドすると左に攻撃すること
この手の格闘ゲームではあまり見ない操作法ですが、攻撃方向を指示しやすくて良いですね。
攻撃ボタンは押しっぱなしで自動的に連続攻撃を出してくれます。 連打の必要はありません。

通常の攻撃ボタンの他に「スキルボタン」がありますが、これは武器のスキルを獲得していないと使用できません。
敵を倒したりステージをクリアすると「ゴールド」と「クリスタル」を得られ、これを使ってステージ間のショップで装備の購入や強化を行うことができ、ある程度強化するとスキルを得られます
スキルには回転斬りや連続突き、体力回復や移動速度向上など様々なものがありますが、武器ごとに使えるものが決まっています。
また使用するには MP が必要なため、無制限には使えません。(MP は敵を倒すと回復します)
ショップでは防具や主人公自身のステータスを強化することも可能です。

武器には「ショートソード」「ロングソード」「ガン」の3種類があり、正確には短距離武器(剣、斧、爪など)、長柄武器(槍系)、遠距離攻撃(弓矢や銃)です。
通常の武器はショートとロングで、この2つは一定時間で自動的に切り替わります。 2種類の武器を「半強制的に」使い分けなければならないのがポイントです。
ガンはゲージが貯まった時に使える強力な武器で、貫通射撃を行えますが、一定時間しか使えません。
ただステージによってはガンのゲージが自動的に補充され、敵を撃ちまくれるボーナスステージのようなシーンになることもあります。

「避けて斬る」というシンプルな内容なので、誰でも遊ぶことが出来ますが、ステージが進むと敵も手強くなっていき、遠距離攻撃を行う敵も多くなるため、ヒット&アウェイや武器のスキルをうまく活用しなければ勝てなくなってきます。
強力な装備もないと太刀打ち出来なくなりますが、やられてもペナルティーはなく、倒した分の資金は貰えるので、行き詰まることはないと思います。
また、資金稼ぎに向いている「ダンジョン」という追加ステージもあり、そこでお金を稼ぐことも可能です。

ゴールドやクリスタルは課金購入も可能で、おそらくこのゲームはそれをメインの収入源に考えているのだと思いますが、私がやった限りでは課金の必要性は感じませんでした。
無課金でも十分に進められる難易度であり、課金は苦戦している人の救済用だと思えば良いでしょう。

カートォーンウォーズ:ブレード
※ステージ間のショップ画面。 キャラクターの右上の HP や DEF / ATT の数値の色は能力値の評価で、そのステージで戦うのに必要とされる能力値より高いか低いかを表しています。
緑や黄色で + が付いていると基準値より高く、N なら平均、- で赤字だと能力不足であることを意味します。
ただ、あくまで参考評価であり、-- でもテクニックでカバーすることは十分可能です。
あまりにも能力が基準値より低いとされる場合は「パワーアップしましょう」という案内が出る親切設計です。(状況によっては余計なお世話ですが)


カートォーンウォーズ:ブレード
※槍の必殺技、貫通突き。 相手に大ダメージを与えつつダウンさせます。 必殺技の使用中は無敵です。
ゲームが進むと正面から攻撃しに行っても反撃を食らうようになるので、能力が十分でない場合は必殺技を使ったヒット&アウェイで戦うことが大切です。
初心者で課金 OK の人は装備を頼りにゴリ押し出来ますし、ゲーマーな人は無課金でテクニックで勝負することも出来ます。 この辺のバランスは良い具合に取られている印象ですね。


このゲームの大きな特徴は、とにかく敵キャラクターが豊富なこと
ラクガキ風のキャラクターなのでデザインがラクというのもあると思いますが、とにかく多くのキャラが登場します。

最初のうちは敵も棒人間が多いのですが、そのうち鳥や魔術師、クマや溶岩戦士が登場し、さらにはロボットや歩くマシンガンなどの機械系の敵も登場、とにかく多種多様です。
しかもそれぞれ異なる攻撃方法を持ち、ランダムに炎を出したり、一直線にレーザーや魔法を射出したり、行動パターンも豊富。
70 ステージほど進んでもまだ数ステージごとに新しい敵キャラが出続けるぐらいで、一体どれだけのキャラがいるのか想像が付きません。

主人公の武器も非常に豊富で、ステージ数も膨大なため、長期的に遊ぶ事が出来ますね。
それでいて1ステージは短めで、勝っても負けてもサクサク進みます

やや難点なのはゲームの序盤、スキルが無くて見た目もショボく、敵の種類も少ないため、つまらないゲームにしか思えないこと
20 ステージほど進むと面白さが解ってくるのですが、「序盤がイマイチ」ってのは iPhone のアプリでは不利ですね。
でも目立った難点はそのぐらいで、全体としては「高クオリティーって訳じゃないけど、すごく遊びやすい」という感じのゲームです。

カートォーンウォーズ:ブレード
※ステージが進むと火炎や氷結、暗黒などの魔法を使う敵も出現します。 遠距離攻撃を行う敵は優先して倒しておかないと危険。
意外とムチャは出来ないので、敵が多いときは軸をズラしながら慎重に戦いましょう。


カートォーンウォーズ:ブレード
※ステージが進むとちょっとしたストーリーシーンのようなものも登場します。
棒人間なのに、それなりにシリアスっぽいシナリオです。


価格は 85 円。 価格以上に遊べるゲームで、お得なアプリだと言えるでしょう。
追加課金はありますが、前述したように無理に行う必要はありません。

この手の 2D 格闘アクションとしては Third Blade ~這い寄る混沌~ の方が爽快感やゲーム性は上だと思うのですが、敵の種類が少なかった Third Blade に対し、こちらは豊富な敵キャラとサクサク進むテンポの良さがあるので、こちらにはこちらの良さがありますね。

序盤で見限らなければ長く楽しめるゲームです。 割と幅広いユーザーにオススメできるアプリです。

カートォーンウォーズ:ブレード (iTunes が起動します)