世界総計 300 万ダウンロードを突破し、世界 30 ヶ国以上の国と地域で運営され、12ヶ国で売上一位となり、様々なゲーム賞を受賞、2011 年度の日本の年間トップセールスにもなった、セガの代表的な戦略級オンラインゲーム「Kingdom Conquest」。 通称「キンコン」。
このゲームの成功が、セガを本気でスマートフォンに取り組ませるきっかけになったと言っても過言ではありません。

そのキングダムコンクエストの続編が、長い開発期間の末に先日運営を開始しました。
Kingdom Conquest II」です。

セガのこのシリーズの作品には今年の2月に発売された「三国志コンクエスト」がありますが、そちらは人気が今ひとつで、キンコンの開発メーカーが作ってグリーで運営されている「ドラゴンアーク」の方が、むしろキンコン1の続編っぽいという状況でした。

Kingdom Conquest II はそんな状況で作られたためか、かなり入念な調整が行われているのが見て取れ、開発システムや戦闘システムも大幅に改修されています

キングダムコンクエスト1は、このタイプの戦略級オンラインゲーム(ブラウザゲーム、トラビ系ゲーム)の先駆けの1つ「ブラウザ三国志」のシステムをそのまま踏襲していましたが、今回の Kingdom Conquest II は新しいタイプと言って良いものに進化しています
もちろんキンコンならではの MORPG アクションバトルもよりパワーアップしました。

前作の記事と同じく、今回も「初心者の館」と題して、初心者向けの序盤の解説と攻略を兼ねた内容にしていますので、これからプレイされる方は参考にして頂ければと思います。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2

【 ゲーム概要 】

まずは簡単にゲームの基本を説明しておきましょう。
このゲームは町を作って生産力を高める「都市開発シミュレーションゲーム」と、部隊を編成して領土を広げていく「戦略シミュレーションゲーム」と、数人のプレイヤーと共にモンスターと戦う「アクション RPG」の3つの要素が合わさったゲームです。

リアルタイムで進行するオンラインゲームであり、同じ世界で多くのプレイヤーが領土を広げていて、他の人と同盟したり、時に戦争に発展する場合もあります。

基本の流れは、「自分の城下町に建物を建てて生産力を高める」→「アクションバトルでモンスターを得る」→「モンスターで部隊を編成し、生産された資源で兵士を増やす」→「出来上がった部隊で近隣の土地に進攻する」→「領土を広げていき、各地にある塔の攻略を目指す」と言った形になります。


【 Kingdom Conquest II 都市開発編 】

開発はキンコン1(前作)、及び一般的な同タイプのゲームとは大きく異なるものになりました
以前よりかなり「シムシティー」しています

前作はマスの中に個々の建物を置いていましたが、今回は建物の大きさが種類ごとに異なっており、それを好きな場所に置くことが出来ます。
さらに生産施設は城と「道」で繋げることによって、生産力にボーナスが付くようになりました。

また、前作は製材所は森の近く、鉄工所は鉱山の近くに作らなければなりませんでしたが、今回の森や鉱山は「周囲の生産施設の生産力を底上げするもの」になっていて、建設に必須ではなくなっています

これらにより配置の自由度が増すと同時に、どのように町を作っていくかが生産力に大きく影響するようになりました

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※森の周囲の黄色く光っている範囲に製材所の一部が入っていると生産力 +5 %。
ただ、城と道で繋がっていると生産力 +10 %なので、道路を通しておく方が重要です。 両方あれば +15 %。
視点は二本指ドラッグで動かす事が出来るので、細かい設置をする時は真上からの視点にした方がやりやすいですね。
上部の物資数表示の下側の黄色い数字は、1時間に算出される物資量です。
よって 10 時間空けるのであれば、この 10 倍の収納量がないと物が溢れてしまいます。


施設の配置場所や道路の通し方で結構悩むと思いますが、建物は自由に移動させられるようになったので、「とりあえず仮置きしておく」ということも可能です。

建物の建設は、今回は4つまで設定できるようになりました。
それ以上の建設予約には CP (課金通貨)が必要になりますが、無理に使う必要はありません。
また、最初は順番に1つずつ建設していくのですが、ゲームが進めば2つ同時に建設を進めたり、予約数を増やせるようになっています。

町の画面はグリグリ動かせる 3D グラフィックに変わり、書き込みも細かくなっていて、道路には住民の往来もあります。 本当に「都市開発シミュレーション」らしいです。
町作り自体が楽しくなっているので、ここまで作っているのなら、すき間を埋める装飾や小道具なんかも欲しくなりますね。

また、今回の都市開発シーンの大きな特徴は、開拓地を広げていく要素があること
最初は開発できる範囲が狭いのですが、クエストを達成して「王の証」というアイテムを集める事で、未開拓地を開発用地にしていくことができます。

このシステムのため、今回のクエストは単なるチュートリアルではなく、ゲームを進めていくために必須のものになっています
よって基本的に開発は、クエストの達成条件を見て、それを目標として進めていきましょう。
今回はフィールドマップ上に建設する「拠点」もクエストの報酬として手に入れなければ作れないので、「クエストの進行具合=ゲームの進行具合」と言っても過言ではありません。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※今回のクエスト案内役は、女騎士イリスさん。 前作の黒フードの男よりうさんくささダウン、外見アップ。
クエストの中にはストーリー仕立てのものも存在し、都市内で戦闘が行われるものもあります。
とにかく「王の証」を集めないとゲームが進まないので、それが報酬になっているクエストの達成を優先して、開発や兵士の生産を行って下さい。
いきなり複数の部隊を扱うのではなく、1つの部隊を一点集中で強化していった方が進行しやすくなります。


もう1つ、開発シーンからゲームの戦略、さらに全体の展開にまで関わる大きな変更点は、「糧」がなくなったこと。
これまでは兵士の維持に「糧」が必要で、そのため大部隊を使うには糧を生産する畑を作りまくらなければなりませんでした。
それは三国志コンクエストやドラゴンアークでも同様で、強くなるほど糧の管理に追われていたのですが、今回は「糧を削除」「維持費を削除」という根本的な解決が行われています。

これにより開発の自由度が増していて、兵士も心置きなく増やせるので、かなり遊びやすくなっていますね。
このタイプのゲームとしては、この変更は画期的だと思います。


【 Kingdom Conquest II アクションバトル編 】

キングダムコンクエストの大きな特徴が、MO (マルチプレイ・オンライン)のアクションバトルがあること。
ここで得られる報酬でモンスターカードを引くことが、部隊の強化に繋がります。

アクションバトルの職業には盾役の「剣士」、一撃が強力な「重戦士」、攻撃が素早い「忍者」、遠距離から魔法を使える「魔導士」、回復魔法を使える「僧侶」の5つがあります。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2

前作の基本は盾役の剣士がボスを挑発して守りを硬め、その背後を重戦士や魔術師で攻撃する形でしたが、今回は敵の攻撃が多彩になっており、守りきれないほどの連続技を出したり、ガードブレイク攻撃を繰り出したりします。
よって前作のような「盾役で引き付けて他で殴る」という単純な戦法は通用しにくくなっています

この影響で剣士は盾役を務める場合、前作にも増してテクニカルです。
ただ剣士も様々な攻撃技を覚えられるようになっており、能力のバランスが取れています

忍者は一撃が弱いのですが、攻撃がガスガスと連続ヒットします。
ただし忍者は攻撃力によって与えるダメージにすごく差が出ます。 装備が弱いとダメージがかなりショボいので、攻撃重視にしないと弱くなる印象です。
また動きは速いですが耐久力に劣るため、これもテクニカルな職業ですね。

重戦士は攻撃の振りは遅めですが、一撃が重いので、与えるダメージは高く安定しています
ただし「振りが遅い=隙が大きい」ということなので、この点は注意して下さい。

魔術師は周囲を攻撃する竜巻や、遠くから敵を攻撃できる電撃、貫通弾を放つ風の刃など、多彩な攻撃魔法を持つ職業です。 しかし通常攻撃が単発で、強い魔法を覚えるまで苦戦します。
また連続攻撃がないため、使ってて爽快感に劣ります。
戦いやすい職業ですが、ボスに殴られたらすぐ瀕死になるので立ち回りに注意が必要。

僧侶は攻撃は弱いですが、他のプレイヤーを回復させられるため、いると助かるサポート職です。
攻撃については劣化魔術師なので、状況を見ながら回復魔法を使うのが役目ですね。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※ボスの攻撃をガードしているシーン。 しかし今回は「ガードしていれば安全」とは言えないし、相手がガードを固めてカウンターを出すこともあるので、バトルの難易度は上がっています。
やはり敵を引きつける剣士、アタッカーの重戦士か忍者、強力な電撃を使える魔術師、回復が出来る僧侶と言う感じで、各職業がバランス良くそろっている方が攻略はラクになりますね。
今回は「ロックオン」ボタンがあり、これを押すとターゲットにした敵の方に自動的に向いてくれます。 ロックオンボタンの長押しでロック解除します。


今回はボスが手強くなっていますが、やられても出撃ポイントを消費する事で「その場復活」が出来るようになっています
よって手強いダンジョンに挑む時は、出撃ポイントが少し残っている状態で参戦した方が無難ですね。

各ダンジョンにはボスがいない初級、ボスがいる中級、塔の占領が参加条件の上級の3つの難度があり、序盤は中級が戦いの中心になります。
出撃ポイントの消費は一律ではなく、初級が2、中級は3、上級は4。 クリア後に得られるチケットは初級が2枚、中級が4枚、上級が6枚。 チケットとは別に装備も手に入ります。
初級はソロでもラクに攻略可能ですが、報酬は少なめです。

今回はチケットでカードを引いても、そこから武具が出ることはありません。 必ずモンスターが手に入ります
装備も「合成」できるようになったため、いらない装備でも素材に使えます。
よって前みたいに「カードを引いても武器ばっかりでガッカリ。 しかもいらない武器を売るのがめんどくさい」みたいなことはなくなっています。


【 Kingdom Conquest II 戦争編 】

このゲームの目標は、戦略マップ上の土地に攻め込み、そこを占領して領地を広げていき、各所にある「塔」を攻略し、最終的には「デブリスタワー」を攻め落とすことです。
生産力の拡大やアクションパートのバトルは、そのための手段に過ぎません
まあ、どう遊ぶかはプレイヤーの勝手ではありますが。

今回は部隊の編成に、モンスターだけでなく「司令官」も配備するようになりました。
モンスターの配置場所は前列3ヶ所、後列3ヶ所の 2x3 のマスになっているのですが、どこにユニットを配置できるかは司令官によって変わります。
また、司令官は戦闘を有利にするスキルも所持しています。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※モンスターを配置できる数は司令官次第。 でも配置したモンスターのコストの合計が上限コスト以内でないといけないので、枠がたくさんあっても活用できない場合もあります。
攻撃の中には縦列や横列をまとめて攻撃するものもあり、「一列攻撃」は縦列を、「貫通攻撃」は横列を狙います。
よって隣り合わせて配置しない方がそうした攻撃には強くなるのですが、スキルの中には「隣のモンスターを強化」というものも多いので、この辺が悩みどころ。


モンスターには射程があり、例えば後列のモンスターは射程が2以上ないと敵の前列に攻撃が届かないのですが、今回は敵が射程内でなくても、通常より威力は下がりますが、攻撃ができるようになりました
よって今までほど射程が絶対ではなくなっていて、そのため編成の幅も広がっています。

モンスターには能力やスキル、レベルなどがありますが、戦闘で一番影響するのは「兵士数」であり、基本的に「戦いは数だよアニキ!」なので、十分な兵士を用意して勝つべくして勝てる場所に派兵しましょう。

序盤に攻める各土地の兵士数はおおよそ以下のようになっています。

Lv1 土地 : C の Lv1、20~50 体
Lv2 土地 : C か UC の Lv3、100~200 体 x 2
Lv3 土地 : C か UC の Lv5、400~600 体 x 2
Lv4 土地 : UC の Lv10、1000~2000 体 x 2
Lv5 土地 : UC の Lv15、1500~3000 体 x 3
Lv6 土地 : UC か R の Lv25、4000~7000 体 x 3

ただし距離が遠くなるほど相手の兵士数は増えるため、上記の数はあくまで目安として下さい。
まずは近場から攻略していくのが基本ですね。

ユニットには「スタミナ」という数値があり、時間と共に増えていき、進攻すると減少します。
これが 100 以下だと戦闘力が減少し、200 以下だと入手経験値が下がります。 最大は 500 で、多ければ多いほど経験値は増えるので、基本的には 500 で攻めるようにしましょう
ただし塔に進攻した場合は、スタミナによる経験値ボーナスはありません。

進攻によってスタミナは 200 減少し、回復にかかる時間はモンスターのレベルが高いほど長くなります。
部隊に入れていないモンスターのスタミナは 300 が上限です。

戦闘するとモンスターの経験値が増えてレベルが上がりますが、モンスターのレベルが上がっても振り分けられるステータスポイントは1しか貰えなくなりました。
レベルアップによってモンスターの能力は成長力に従って全体的に上昇していき、振り分けポイントはそれに追加するものになっています。
なお、司令官も戦闘でレベルアップしていきます。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※今回はこんなバトルシーン表示があります。 戦いの経過が超解りやすく、ビジュアル的にもグッド。
モンスターがスキルを使うとカットインの演出も入ります。
もちろん従来の簡易ログ表示も可能です。


スキルの「習得合成」と「強化合成」は大幅に変更されました

他のモンスターに習得させられるスキルは、素材モンスターの初期スキルのみで、候補が複数あると言うことはなくなっています。
成功率は DP (ゲーム内の通貨)で 20 %、CP (課金通貨 100 円分)で 45 %で、この点は前作と同様。
素材モンスターのスキルレベルを上げておくと成功率が若干増えますが、正直言って課金通貨を使わないと厳しく、ここが一番の課金ポイントの気がします。
もちろん成功しても失敗しても素材モンスターは消えます。

スキルの強化合成は「同じ種族のモンスター」を素材にするようになりました
また成功か失敗かではなく、合成は必ず成功し、それによって経験値が増え、経験値が最大になるとレベルが上がるシステムになっています。

同じスキルを持つモンスターを素材にした方が経験値の伸びが良いようで、さらに C (コモン)より UC (アンコモン) や R (レア)の方が経験値の伸びは高くなります。
(C で経験値 10、UC で経験値 50、R で経験値 250 の模様。 同じスキルを持つモンスターは経験増加)

この仕様のため、例えば「亜人族」をメインにしていると、合成で亜人族のカードばかり消費する事になるため、他の種族のカードは余っていくことになります。
その結果、次第に他の種族も使うことになっていくため、この点はバランスの取り方がうまいなと思いますね。

もう1つ、今回は「覚醒合成」というものが加わっています。
これはまったく同じカード(名前もレアリティも同じもの)を合成することでステータスポイントを得られるもので、さらに 10 枚合成するとそのユニットが「覚醒」します

覚醒するとそのユニットの初期スキルが強化バージョンになります。
さらにこの覚醒したスキルを「習得合成」で他のモンスターに覚えさせることも可能です。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2
※同じカードを 10 枚集めれば「覚醒」させることが可能に。
必然的に、C や UC の方が覚醒させやすく、R の覚醒は困難です。 よって有用なスキルを持つ C を覚醒させて使うというのも良いかもしれませんね。
元々キンコンは「SR を使ってりゃ強い」みたいなゲームではないので、どうやって戦うかを考えて、それにマッチしたモンスターとスキルを用意することが大切です。


モンスター覚醒、及び覚醒スキルの習得は今回のポイントと言えそうですが、自力で同じカードを 10 枚集めるのは困難なので、オークションを併用して集めることになるでしょう

なお、前作で猛威を奮った「アサルトシフト」「ディフェンドシフト」などの味方全体の能力をアップさせるシフト系スキルや、敵全体の能力を下げるトリック系スキルは、以前よりも弱体化しているようです。
覚醒させればどうなるか解りませんが、これらのスキルを覚えているモンスターが限られていて、覚醒までいくのはかなり大変な印象。

いずれにせよ、前作のシフト系は明らかに強すぎだったので、調整はされていると思います。
また、今回は強力なスキルは習得合成できないようになっているので、モンスターとセットで使わなければなりません。
以前のように特定のスキルの有無で勝敗が決まってしまうようなことはないと思われます。
まあ、こういうゲームは後々なにがどういう風に影響するか解らないけど・・・


【 Kingdom Conquest II 戦略マップ編 】

戦略マップの扱いも前作と変わっている部分が多くあります。

ただ、Reign (統治力)の数しか占領地を持てない、統治力は 12 時間で1ずつ増えていく、という点は変わっていません。
よって領地は時間の経過と共に、少しずつ増やしていく形ですね。
自分の領地に隣り合っている土地しか占領できない、ナナメは占領 OK 、領地を破棄すると統治力がそのぶん回復する、といった部分も前作と同様です。

新しい土地を占領した後に、元の土地を破棄し、増えた統治力でさらにその先の土地を取る、というのを繰り返して遠くに飛び地の領土を作るのは今回も可能で、戦略のポイントとなっています。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2

今回、戦略マップで大きく変わったのは2点。

まず、領土から得られる収入がかなり増えています
相応のレベルの土地なら拡張した生産施設と同じぐらいの生産力を持つため、戦略シミュレーションゲームらしく領土の拡大が収入の増加にも繋がります。

また、本拠地以外の「拠点」の扱いが全く異なるものになりました。
以前のような「もう1つの開拓地」ではなくなっています

拠点には「軍事基地」「資源基地」「守備基地」などの複数の種類があり、それぞれ「部隊を駐留できる」「周辺の領地の生産力を上げる」「その土地の耐久度を高める」といった効果がありますが、それらを作ってもその土地の中に生産施設を建設することは出来ません。
軍事基地には軍事関連の施設を建設できますが、開拓地は基本的に自分の本拠地のみです。

Kingdom Conquest II キングダムコンクエスト2

拠点の作成条件も、以前は Reign (統治力)が一定量以上になることでしたが、今回はクエストの報酬で本拠地を拡張すると得られるものになっています。
よって拠点作成のためにもクエストを進めることが必要です。
なお、拠点は貰った数しか作れませんが、作った拠点を撤去すれば設置可能数は回復します。

中間攻略目標となる「塔」は、マップ内の各所に存在しています。
三国志コンクエストは塔の数が大幅に減らされ、序盤に目指すものがないという欠点がありましたが、今回はそういうことはありません。
また「遺跡」という、塔以外の攻略目標も用意されました
序盤に攻めるこれらの目標の兵士数は以下の通りです。

Lv1 遺跡 : UC の Lv15、1000 体 x3 の二連戦
Lv2 遺跡 : UC か R の Lv20、1500 体 x3 の二連戦
Lv3 遺跡 : UC か R の Lv25、3000 体 x3 の二連戦

Lv1 塔 : UC の Lv15、2000 体 x3 の三連戦
Lv2 塔 : UC か R の Lv25、5000 体 x3 の三連戦


まだスタートしたばかりなので不明な点もありますが、主な前作からの変更点や、序盤のゲームの進め方の基本は以上です。
アプリ自体は無料で、そのままでも延々と遊べますから、興味のある方はどんなものか試してみると良いでしょう。

もちろん本気で勝つつもりなら、無課金では厳しいです
ただ、キンコンは「ガチャ」で勝つゲームではないので、課金するとしてもそれは生産力や編成コストを一定期間増加させるものになります。
よって一部ではキンコンは「月額課金制のゲーム」と言われています
あとは、習得合成の成功率を高める課金ぐらいでしょうか。

いずれにせよ、かなりヘビーにやっている人でも何万円も出している方は少ないと思いますし、そもそもそんなに出しても勝てるとは限らないゲームです。
プレイヤーの知識と経験と戦術が一番ものを言うので、そこはしっかり「戦略級ゲーム」だと言えますね
また、町作りとアクションバトルだけを楽しむつもりなら、課金の必要はまったくありません。

前作は旧来のブラウザゲームの延長でしたが、今作はかなり変えてきています。
これが成功すれば、今後の同タイプのゲームのスタンダードになることでしょう。

Kingdom Conquest II (iTunes が起動します)