先日、Apple の 2012 年度の表彰「AppStore BEST of 2012」で、昨年のベストゲームに選ばれた「レイマン ジャングル ラン」をご紹介しましたが、この表彰は iPhone 部門と iPad 部門が別になっていて、レイマンは iPhone 部門での表彰作です。
そこで今回は iPad 部門の表彰作である、ミステリアスな箱の謎を解いていく 3D のアドベンチャーゲームをご紹介いたします。
「The Room」です。
開発したのは Fireproof Games というイギリスのメーカーで、自社発売はこの作品が初めてのようですが、以前から大手メーカーの下請けを行っていたところのようです。
名前は「ルーム」ですが、部屋はあまり関係なく、中央にデンと置かれた箱を色々いじって、そこに隠されているしかけを作動させていく内容です。
「ポリスノーツ」の時限爆弾の解体や、同じく爆弾を解体する「鈴木爆発」が、美しい 3D グラフィックのミステリーアドベンチャー風になったもの、と言えば解る人には解るでしょうか・・・
って、こんな説明じゃ解る人は少ないだろうな・・・
タップ、スライド、ピンチ操作などで、中央に置かれている箱の謎を解いていきます。
画面スライドして視点を回転させ、ダブルタップでズーム、ピンチ操作でズームアウトし、それら一連の操作に合わせて 3D グラフィックの箱が非常に滑らかに動きます。
書き込みの細密さはかなりのもので、iPad で拡大表示してもまったく粗が見えません。
つまみを動かしたり、ハンドルを回したりする操作は、実際にその部分を指でスライドしたり、グルグル回して行います。
タッチパネルを活用した操作感と、それに合わせて作動する装置のリアルな動きが、実際に箱をいじっているかのような臨場感を出しています。
メッセージがすべて英語なので、登場する手紙などを読むのは日本人には困難ですが、タップやスライドで解いていける内容なので、ノーヒントでもいじりまくっていれば何とかなりますし、ストーリーはあって無きが如しなので気にしなくて構いません。
冒頭のチュートリアルが解りやすいので、操作で悩むことはないはずです。
※現在は日本語版が公開されています。
※第一章でやや解りにくいのは、この足のスイッチを押すしかけ。
手紙がヒントだと思うのですが、英文なので・・・ でも、このぐらいの謎はまだ簡単な方ですね。
チュートリアルは簡単な英語なので解ると思いますが、注意点は以下の通りです。
・最初は机の上の手紙をダブルタップで拡大して下さい。
・eyepiece と言うのは「接眼レンズ」のことで、右にあるレンズアイコンをタップすると使用します。
・拡大した状態からはピンチアウト操作で抜けます。
・小物入れの中のメッセージを見た後は、足に付いている FIRE のボタンを押します。(上画像)
なお、メタルプレートは社名のラベルに使用します。
※接眼鏡にレンズをはめた後、レンズアイコンをタップすると・・・
このレンズは2章以後も多用します。
「しかけを解いたけど何もないな」「解読するヒントがないな」と思った時は、まずこのレンズを使用して、隠された情報がないかチェックしてみましょう。
ただ、ヒントメッセージが英文なのは、日本人にとっては敷居が高い点ですね。
このゲームは謎をなかなか解明できず、しばらく悩んでいると、?マークのヒントボタンが現れます。
これを押すとチェックすべき場所のヒントが与えられ、それでも悩んでいると更に詳しいヒントが表示されます。
このような段階的なヒントによって、プレイヤーが行き詰まりにくいようになっているのですが、しかしそのヒントが英文ですから日本人にとっては理解し辛い。
英語が読めなくてもプレイできる内容ではありますが、The Lost City ほど文字情報が排除されている訳ではありません。
※改めてになりますが、現在は日本語化されています。
ただ、色々悩みながらいじり回すのが楽しいゲームだと思いますし、解法を掲載しているサイトもあります。
英文もそこそこの英語力があれば理解できる範囲なので、「英語が解らないとどうしようもない」というレベルではありません。
※第二章はこの六角形の箱の謎を解く。
大きく3段階に分かれていて、ステージ1とは比べものにならないほどしかけが満載です。
このゲームはここからが本番。 意外なところが開いたり、予想外なところにヒントが付いてたりするので、箱をよーく眺めてみましょう。
例えば、柱とか、足とか・・・
※これは結構解除が進んでいる状態。 いろんな所がいろんな事になってます。
どうしても解らない時は、いたるところをダブルタップしまくってみるのも手。 何か隠されている場所ならズームが行われます。
「装置を作動させたけど、そこから読み取るべきものが解らない」という時は、レンズの出番です。
※このしかけは正直、英文のヒントが読めないと解除は困難。
「本体の傾き」を利用します。 寝転がってやってると、どうやっても対処できない。
似たしかけが他にもあるので注意。
※第三章はスタートと、何をどこに置けば良いのかが解り辛い・・・
最初はメーカーのエンブレムを確認し、写真はレンズの前に、クリスタルは黄色の凹みに、装置はレーザーの上部に設置します。 時間制のしかけも登場するので注意。
ゲーム自体はシンプルなので、レビューで語るべき部分はあまりありませんが、グラフィックの質と雰囲気が非常に素晴らしく、細かい部分まで作り込まれていて、Apple に表彰されるだけあるクオリティーですね。
定価は 450 円だったようですが、ずっと 170 円での販売が続けられています。
セールの表記がないため、おそらく値下げされたのだと思われます。
※現在はアプリ本体は無料、フルバージョンにするのに 120 円の課金が必要になっています。
対応機種は iPad 2 以上、及び iPhone 4S か iPod touch 第5世代以上です。
iTunes のレビューには対応外の機種で購入して、「動かない。★1」とか言ってるものが散見されますが、ちゃんと説明文を見て、対応機種を確認してから購入するようにしましょう。
簡易アドベンチャーゲームとしてはトップクラスの内容です。
ゲーム後半の演出も良いので、この手のゲームが嫌いでない人にはかなりオススメできるアプリですね。
・The Room (iTunes が起動します)。
※現在は続編の The Room Two、The Room Three も公開されています。
そこで今回は iPad 部門の表彰作である、ミステリアスな箱の謎を解いていく 3D のアドベンチャーゲームをご紹介いたします。
「The Room」です。
開発したのは Fireproof Games というイギリスのメーカーで、自社発売はこの作品が初めてのようですが、以前から大手メーカーの下請けを行っていたところのようです。
名前は「ルーム」ですが、部屋はあまり関係なく、中央にデンと置かれた箱を色々いじって、そこに隠されているしかけを作動させていく内容です。
「ポリスノーツ」の時限爆弾の解体や、同じく爆弾を解体する「鈴木爆発」が、美しい 3D グラフィックのミステリーアドベンチャー風になったもの、と言えば解る人には解るでしょうか・・・
って、こんな説明じゃ解る人は少ないだろうな・・・
タップ、スライド、ピンチ操作などで、中央に置かれている箱の謎を解いていきます。
画面スライドして視点を回転させ、ダブルタップでズーム、ピンチ操作でズームアウトし、それら一連の操作に合わせて 3D グラフィックの箱が非常に滑らかに動きます。
書き込みの細密さはかなりのもので、iPad で拡大表示してもまったく粗が見えません。
つまみを動かしたり、ハンドルを回したりする操作は、実際にその部分を指でスライドしたり、グルグル回して行います。
タッチパネルを活用した操作感と、それに合わせて作動する装置のリアルな動きが、実際に箱をいじっているかのような臨場感を出しています。
メッセージがすべて英語なので、登場する手紙などを読むのは日本人には困難ですが、タップやスライドで解いていける内容なので、ノーヒントでもいじりまくっていれば何とかなりますし、ストーリーはあって無きが如しなので気にしなくて構いません。
冒頭のチュートリアルが解りやすいので、操作で悩むことはないはずです。
※現在は日本語版が公開されています。
※第一章でやや解りにくいのは、この足のスイッチを押すしかけ。
手紙がヒントだと思うのですが、英文なので・・・ でも、このぐらいの謎はまだ簡単な方ですね。
チュートリアルは簡単な英語なので解ると思いますが、注意点は以下の通りです。
・最初は机の上の手紙をダブルタップで拡大して下さい。
・eyepiece と言うのは「接眼レンズ」のことで、右にあるレンズアイコンをタップすると使用します。
・拡大した状態からはピンチアウト操作で抜けます。
・小物入れの中のメッセージを見た後は、足に付いている FIRE のボタンを押します。(上画像)
なお、メタルプレートは社名のラベルに使用します。
※接眼鏡にレンズをはめた後、レンズアイコンをタップすると・・・
このレンズは2章以後も多用します。
「しかけを解いたけど何もないな」「解読するヒントがないな」と思った時は、まずこのレンズを使用して、隠された情報がないかチェックしてみましょう。
ただ、ヒントメッセージが英文なのは、日本人にとっては敷居が高い点ですね。
このゲームは謎をなかなか解明できず、しばらく悩んでいると、?マークのヒントボタンが現れます。
これを押すとチェックすべき場所のヒントが与えられ、それでも悩んでいると更に詳しいヒントが表示されます。
このような段階的なヒントによって、プレイヤーが行き詰まりにくいようになっているのですが、しかしそのヒントが英文ですから日本人にとっては理解し辛い。
英語が読めなくてもプレイできる内容ではありますが、The Lost City ほど文字情報が排除されている訳ではありません。
※改めてになりますが、現在は日本語化されています。
ただ、色々悩みながらいじり回すのが楽しいゲームだと思いますし、解法を掲載しているサイトもあります。
英文もそこそこの英語力があれば理解できる範囲なので、「英語が解らないとどうしようもない」というレベルではありません。
※第二章はこの六角形の箱の謎を解く。
大きく3段階に分かれていて、ステージ1とは比べものにならないほどしかけが満載です。
このゲームはここからが本番。 意外なところが開いたり、予想外なところにヒントが付いてたりするので、箱をよーく眺めてみましょう。
例えば、柱とか、足とか・・・
※これは結構解除が進んでいる状態。 いろんな所がいろんな事になってます。
どうしても解らない時は、いたるところをダブルタップしまくってみるのも手。 何か隠されている場所ならズームが行われます。
「装置を作動させたけど、そこから読み取るべきものが解らない」という時は、レンズの出番です。
※このしかけは正直、英文のヒントが読めないと解除は困難。
「本体の傾き」を利用します。 寝転がってやってると、どうやっても対処できない。
似たしかけが他にもあるので注意。
※第三章はスタートと、何をどこに置けば良いのかが解り辛い・・・
最初はメーカーのエンブレムを確認し、写真はレンズの前に、クリスタルは黄色の凹みに、装置はレーザーの上部に設置します。 時間制のしかけも登場するので注意。
ゲーム自体はシンプルなので、レビューで語るべき部分はあまりありませんが、グラフィックの質と雰囲気が非常に素晴らしく、細かい部分まで作り込まれていて、Apple に表彰されるだけあるクオリティーですね。
定価は 450 円だったようですが、ずっと 170 円での販売が続けられています。
セールの表記がないため、おそらく値下げされたのだと思われます。
※現在はアプリ本体は無料、フルバージョンにするのに 120 円の課金が必要になっています。
対応機種は iPad 2 以上、及び iPhone 4S か iPod touch 第5世代以上です。
iTunes のレビューには対応外の機種で購入して、「動かない。★1」とか言ってるものが散見されますが、ちゃんと説明文を見て、対応機種を確認してから購入するようにしましょう。
簡易アドベンチャーゲームとしてはトップクラスの内容です。
ゲーム後半の演出も良いので、この手のゲームが嫌いでない人にはかなりオススメできるアプリですね。
・The Room (iTunes が起動します)。
※現在は続編の The Room Two、The Room Three も公開されています。
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