勝手にお送りしている「黒い主人公のアプリ」シリーズ第三弾。
でも、今回のアプリは取り上げるかどうか悩みました・・・ 面白い訳じゃないし、そもそもゲームじゃないし。
ただ、iTunes のランキングで妙に上位になってるので、やっぱり取り上げといた方が良いんだろうなぁ・・・

月灯りの道をただ歩くだけの、幻想的な雰囲気のアプリ。
Blue Moon (ブルームーン)」です。

このアプリ、新作という訳ではありません。
2011 年末、今から1年以上前に出た「Star Sky」というアプリの名称を変えたものです
実際、アイコン名や起動時のタイトル名は Star Sky のままになっていて、以前と何も変わっていないようです。
なぜ今頃になって名前を変えて、しかもランキングの上位になっているのか、よく解らないアプリですね・・・

前述したようにこのアプリはゲームではなく、「環境アプリ」であり、雰囲気を楽しむためのものです。

Blue Moon ブルームーン Star Sky

画面を押しっぱなしにすると、男が歩いていきます。 二本指で押すと早歩きします。
離すと止まります。

以 上 。

ゲーム性は皆無ですね・・・

特定の場所で立ち止まると、何かの演出が発生します
例えば、バラの前で立ち止まるとバラを摘み、バラを持って女性の前で立ち止まるとそれをプレゼントします。
そうしたアクションを見つけていく、それだけの内容です。

看板や家など、いかにも何かが起こりそうな場面もありますが、何もない草原や森の真ん中で立ち止まらないと発生しないような、解りにくい演出もあります。
立ち止まった時、反応がある場所なら白い光のようなものが出るので、それが目印になります。

最終的に、イベントで男がいなくなるか、一定距離を進むと終了。 後戻りは出来ません。
見つかったイベントが最後に表示され、1回のプレイはそんなに長くありません。

Blue Moon ブルームーン Star Sky

雰囲気が良く、効果音も美しいのですが、何かのストーリーがある訳ではなく、ゲーム性もなく、イベントもそんなに多い訳ではありません。
演出に関しても、ちょっとしたものに過ぎません。
技術的・ゲーム的には見るべきところはなく、本当に「雰囲気を味わうのみ」です。

ただ、このゲームはそんなアプリだからこそランキングの上位になっているのかもしれません。
手軽に短時間で、難しい操作もなく、ただ歩いていくだけで雰囲気を楽しめるので、それがゲームをやらないユーザーには良いのかもしれませんね。

また、これは勝手な推測ですが、このアプリは女性に評価されているのではないかと思います。
「月灯りと星空の下、男女が二人っきりで薄暗い草原を歩いて行く」というシチュエーションは、非常にロマンチックで、女性ウケが良さそうな気がします。

私的には、雰囲気狙いのアプリとしてもイベントが少なすぎて、物足りない印象しか受けないのですが、それはゲーマー的な考えであって、私のようなタイプの人間が評価すべきではないのかもしれません・・・

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 85 円。 私としては「有料アプリのレベルじゃない」というのが本音ですが、しかし価格は安いし、確かに雰囲気は良いので、それを味わいたい人なら悪くないのかも。

アップデートは意外に小まめなようで、iPhone 5 の画面サイズや新 iPad の大画面 Retina 解像度などに対応しています。
ですから「インタラクティブアプリ」を名乗るだけの、グラフィックに関する対応は行われているようです。
あえてこれ以上作り込まず、この形を「完成形」とするのが良いと考えているのでしょうね。

Blue Moon (ブルームーン) (iTunes が起動します)

余談ですが、この手のアプリだったら、私はこちらの方が好みです。

星めぐりの夜 (iTunes が起動、無料です)