※このアプリは公開終了しています。
コアなファンを持つ曰く付きの RPG シリーズ「女神転生」(メガテン)。
iOS ではすでに 真・女神転生 と 真・女神転生 II が発売されていますが、シリーズの外伝作品となる真メガテン3作目も先日公開されました。
「真・女神転生 if...」です。
iOS の 真・女神転生 と 真・女神転生 II は GBA(ゲームボーイアドバンス)版を「そのまんま」ベタ移植した、エミュレーター(他のハードのプログラムを動かすソフトウェア)と言っても良いものでしたが、今回の if... は GBA 版が存在しないため、PS(プレステ)版からの移植となっています。
まあ移植と言っても、今回も実質エミュレーターであり、iOS に合わせて最適化されている部分などはなく、良くも悪くも PS 版「そのまんま」ですが。
if... は冒頭でも述べたように、外伝というか、番外編的な扱いです。
宗教やイデオロギーの対立を扱ったヘビーなストーリーの 真1、真2 とは違い、舞台は学校の中で、登場人物は学生や教師ばかりです。
良くある「学園モノ」になっているため、世界観や物語のスケールが小さくなっているのは否めません。
ただ、女神転生の原典である小説は学生のカップルの話なので、そこに原点回帰したとも言えます。
また、身近なストーリーになったことからこれはこれで人気はあったようで、その後に学園を中心にした「ペルソナ」シリーズに繋がっていくことになります。
ゲームは 3D 視点のダンジョンを進む RPG です。
交渉によって敵を「仲魔」に出来るのが特徴で、仲魔を合体させてより強力な仲魔を作り出すなど、メガテンをパイオニアとする仲間モンスターや合体のシステムは健在です。
モンスターは「悪魔」と呼ばれ、すべて神話・宗教・都市伝説などを元とし、天使や神なども悪魔に含む点や、主人公とパートナーの2人をメインキャラとする点、「悪魔召還プログラム」を使ってコンピューターを通して悪魔を召還する点などは、従来のメガテンの設定を踏襲しています。
※今回は学園が舞台なので、「花子さん」などの学校の怪談を元にしたような敵や、「ゾンビちゃん」のような生徒がゾンビ化した敵も出て来ます。
敵のボスは中二病化した天才いじめられっ子で、真1・真2でスケールを大きくし過ぎたためか、今作はあえて小さなストーリーにまとめた印象も受けます。
今作の大きな特徴は「ガーディアンシステム」。
ガーディアンとは守護霊とか守護天使とか言われるものです。
主人公が死ぬとメガテンおなじみの「お花畑と三途の川」が出てくるのですが、今作はそこで「ガーディアン」が憑き、その力によって復活します。
つまり死んでもゲームオーバーになりません。
ダンジョンの入口から再スタートできますし、1度死なないとガーディアンは憑きません。
パートナーも同様に、死ぬとその場でガーディアンが憑きます。
ガーディアンも通常の悪魔と同様にステータスや魔法などを持っており、主人公のステータスがガーディアンのステータスより低ければプラス修正が、高ければマイナス修正が加わります。
例えば、力が高くて知恵が低い主人公に、力が低くて知恵が高いガーディアンが憑くと、力は下がりますが知恵は増えます。
さらにパートナーの場合、ガーディアンが覚えている魔法を習得するので、ガーディアンの存在がより重要になります。
(つまりパートナーは1度死んでガーディアンを憑けないと魔法を覚えられません。 主人公は魔法を覚えないのでステータス修正しか影響はありません)
ガーディアンは敵を倒すと増える「ガーディアンポイント」によって、何が憑くかが決まります。
ポイントが高いと上位のものが憑きますが、低いのに死ぬとランクダウンし、死にまくると最低ランクのものになってしまうので、死んでも復活できるからといって死にまくっているとダメなガーディアンになってしまいます。
他に、銃を撃つと弾を消費するようになった(ノーマル時)、パーティーの属性(ロウ、ニュートラル、カオス)は召還している悪魔の種類で決まる(ゲーム進行では変化しない)、パートナーはゲーム序盤に3人+1から選ぶことができストーリーも変わる、といった点が前作との違いです。
※ゲームは学校からスタートしますが、ここから本編に入るまでの手順が解りにくい。
まずパートナーを「ユミ」「チャーリー」「レイコ」から選び、2階と3階の各教室を回って情報を収集。 2階の隅でディスクも手に入れておきましょう。
その後、1階の保健室で傷薬を貰い、各部室と売店(STORE)で装備を一通り手に入れると、1階の廊下で戦闘になります。
戦闘後「悪魔召還プログラム」を貰ったら、3階の 2-H の教室で先生からコンピューターを貰えます。
そして3階の廊下でハザマと話したら、3階の北西の部屋に入って「ヒーホー君」を仲魔にしましょう。
その後、1階の奧から体育館へ行きボスを倒します。 体育館の手前の廊下でピクシーが出た場合、TALK で特別な会話が発生し、そのまま仲魔に出来ます。
体育館のボスを倒してリングを手に入れたら、1階の LABO に入って大月教授と戦闘。
勝利すれば3階の隅の扉から各ダンジョンへのゲートに行くことが出来ます。
※シリーズおなじみの三途の渡し守「カロン」。 でも今作はこのまま渡らず、ガーディアンの出現によって引き返します。
ガーディアンポイントはガーディアンが憑いた後に主人公やパートナーのステータスを表示して、さらにボタンを押すことで確認できます。
ちなみに三途の川は日本の仏教の伝承ですが、カロンはギリシャ神話の冥界の渡し守です。
そして iOS 版 真・女神転生 if の特徴ですが・・・
まず、ダンジョンのスクロールが非常に滑らかです。 本当に「ぬるぬる」スクロールします。
GBA 版がベースの 真1、真2 は 2D のゲームでしたから、スクロールも疑似立体だったのですが、今回は PS 版が元ですからダンジョンは 3D 表示であり、ポリゴングラフィックでのスクロールになっています。
おかげで移動や旋回する様子がリアルで、動いている方向も解りやすいですね。
他にも攻撃や魔法、ダンジョンのトラップなどで、オリジナル(SFC 版)にはなかった演出が加えられています。
またコンフィグの項目が詳細で、移動速度の設定、オートバトル設定(通常攻撃のみか前回の行動を繰り返すか)、オートリカバー設定(COMP の RECOVER での自動回復でアイテムを使うかどうか)などが可能です。
欠点は、まず表示が全体的にボヤけていること。
iOS 版の 真1、真2 は GBA 版のドットを拡大表示している感じでしたが、それほどボヤけている印象は受けませんでした。
しかし今回は解像度の拡大率が中途半端なのか、明らかにボヤけています。
加えて if は文字フォントが独特なので、それと相まって文字や数字が読み辛い。
また、GBA は元から携帯ゲーム機ですから小さな画面でも見やすい表示で作られていましたが、今回は PS 版がベースなので、小さい画面でのプレイは想定されていないレイアウトであり、情報表示が一回り小さくなっています。
マップもドットがぼやけているおかげで判別し辛い部分が多いですね。
そして 真・女神転生 if 自体の欠点として、ゲームが非常に解りにくい。
完全に 真1・真2 経験者向けに作られているので、基本システムに関する(ゲーム内での)説明はほとんどないし、ゲームのキモとなるガーディアンシステムについても明確な解説がないから、パートナーがいつまで経っても魔法を使えないなんてことになりかねません。
ゲームの難易度やしかけも今の基準で考えると不条理なレベルで、いきなり最初のダンジョンで、初期状態のパーティーではどうあがいても勝てないような編成の敵が出て来ます。
ガーディアンシステムがあるため「とりあえず序盤で1度死んで貰おう」ということなのかもしれませんが、ちょっと厳し過ぎる印象ですね。
ただ、そんな内容だからか、iOS 版(PS 版)の if には EASY モードがあって、これにすると受けるダメージが 20 %減り、ガーディアンポイントや剣の熟練度も上がりやすくなります。
「交渉で銃を外しても自動的に再装備してくれる」「銃の弾数の消費がなくなる」といった遊びやすくする再調整も行われているので、初心者・経験者を問わず、iOS 版はイージーモードでプレイするのをお勧めします。
そして iOS 版 if の最大の特徴と言っても良いのは、オートセーブになっていること。
携帯電話のアプリなのでオートセーブがないと困る訳ですが、そのおかげでピンチに陥っても、アプリを落としてタスクからも消去し、再起動して CONTINUE を選ぶことで、iOS 版の FF シリーズのように直前の状態から再開できます。
コレのおかげで、高難度のゲームですがプレイしやすくなっていますね。
※真・女神転生1、真・女神転生2のセーブデータがあると貰える特典は、3つ目のダンジョン「怠惰界」の3階にある「鑑定屋」に行かないと受け取れません。
貰える特典は真1が主人公とパートナーの全能力+2、真2が仲間の全能力+1、そして両方あると全種類の「香」を2つずつ貰えます。
この「全種類の香2つずつ」というのは PS 版にはなかった特典なので、iOS 版オリジナルという事になります。
なお、怠惰界の3階には「穴掘り」している人に話しかけた後、月齢が1周するまでうろつき、再び話しかけるというのを何度も繰り返さないといけない非常に面倒なイベントがあるのですが、EASY モードだと月齢が 1/4 周で穴掘りが進むようになっています。
※ iOS版(PS 版)は1つ目のダンジョンをクリアした後、学校の3階北西の部屋に新月か満月の時に入ると、メガテンおなじみの「魔人アリス」が現れます。
ここで「お願い」を聞いてあげると、キャラクターが死亡扱いとなり、ガーディアンの付け替えが行われます。
つまりガーディアンを付け替えたい時に、ワザと死ぬ手間が省けます。
価格は 1200 円。 ほとんどエミューレーターに近いものであるため、相変わらず高く感じるのですが・・・
ただ、内容は PS 版のソフトそのままなので、ボリュームなどは十分ですね。
私的にはエミュレーターに近い移植であることについて微妙な思いがしますし、あくまで「経験者向け」であって原作を知らない方には勧められないのですが、当時のままのゲームを iPhone や iPod touch で楽しめるというのは、メガテニスト(メガテンファン)には嬉しいことではありますね。
また SFC 版ではなく PS 版であるため、背景などは SFC 版より綺麗になっていて、演出などにも細かい違いがたくさんあるので、SFC 版しか知らない方だと改めて楽しめるかもしれません。
・真・女神転生 if... (iTunes が起動します)
コアなファンを持つ曰く付きの RPG シリーズ「女神転生」(メガテン)。
iOS ではすでに 真・女神転生 と 真・女神転生 II が発売されていますが、シリーズの外伝作品となる真メガテン3作目も先日公開されました。
「真・女神転生 if...」です。
iOS の 真・女神転生 と 真・女神転生 II は GBA(ゲームボーイアドバンス)版を「そのまんま」ベタ移植した、エミュレーター(他のハードのプログラムを動かすソフトウェア)と言っても良いものでしたが、今回の if... は GBA 版が存在しないため、PS(プレステ)版からの移植となっています。
まあ移植と言っても、今回も実質エミュレーターであり、iOS に合わせて最適化されている部分などはなく、良くも悪くも PS 版「そのまんま」ですが。
if... は冒頭でも述べたように、外伝というか、番外編的な扱いです。
宗教やイデオロギーの対立を扱ったヘビーなストーリーの 真1、真2 とは違い、舞台は学校の中で、登場人物は学生や教師ばかりです。
良くある「学園モノ」になっているため、世界観や物語のスケールが小さくなっているのは否めません。
ただ、女神転生の原典である小説は学生のカップルの話なので、そこに原点回帰したとも言えます。
また、身近なストーリーになったことからこれはこれで人気はあったようで、その後に学園を中心にした「ペルソナ」シリーズに繋がっていくことになります。
ゲームは 3D 視点のダンジョンを進む RPG です。
交渉によって敵を「仲魔」に出来るのが特徴で、仲魔を合体させてより強力な仲魔を作り出すなど、メガテンをパイオニアとする仲間モンスターや合体のシステムは健在です。
モンスターは「悪魔」と呼ばれ、すべて神話・宗教・都市伝説などを元とし、天使や神なども悪魔に含む点や、主人公とパートナーの2人をメインキャラとする点、「悪魔召還プログラム」を使ってコンピューターを通して悪魔を召還する点などは、従来のメガテンの設定を踏襲しています。
※今回は学園が舞台なので、「花子さん」などの学校の怪談を元にしたような敵や、「ゾンビちゃん」のような生徒がゾンビ化した敵も出て来ます。
敵のボスは中二病化した天才いじめられっ子で、真1・真2でスケールを大きくし過ぎたためか、今作はあえて小さなストーリーにまとめた印象も受けます。
今作の大きな特徴は「ガーディアンシステム」。
ガーディアンとは守護霊とか守護天使とか言われるものです。
主人公が死ぬとメガテンおなじみの「お花畑と三途の川」が出てくるのですが、今作はそこで「ガーディアン」が憑き、その力によって復活します。
つまり死んでもゲームオーバーになりません。
ダンジョンの入口から再スタートできますし、1度死なないとガーディアンは憑きません。
パートナーも同様に、死ぬとその場でガーディアンが憑きます。
ガーディアンも通常の悪魔と同様にステータスや魔法などを持っており、主人公のステータスがガーディアンのステータスより低ければプラス修正が、高ければマイナス修正が加わります。
例えば、力が高くて知恵が低い主人公に、力が低くて知恵が高いガーディアンが憑くと、力は下がりますが知恵は増えます。
さらにパートナーの場合、ガーディアンが覚えている魔法を習得するので、ガーディアンの存在がより重要になります。
(つまりパートナーは1度死んでガーディアンを憑けないと魔法を覚えられません。 主人公は魔法を覚えないのでステータス修正しか影響はありません)
ガーディアンは敵を倒すと増える「ガーディアンポイント」によって、何が憑くかが決まります。
ポイントが高いと上位のものが憑きますが、低いのに死ぬとランクダウンし、死にまくると最低ランクのものになってしまうので、死んでも復活できるからといって死にまくっているとダメなガーディアンになってしまいます。
他に、銃を撃つと弾を消費するようになった(ノーマル時)、パーティーの属性(ロウ、ニュートラル、カオス)は召還している悪魔の種類で決まる(ゲーム進行では変化しない)、パートナーはゲーム序盤に3人+1から選ぶことができストーリーも変わる、といった点が前作との違いです。
※ゲームは学校からスタートしますが、ここから本編に入るまでの手順が解りにくい。
まずパートナーを「ユミ」「チャーリー」「レイコ」から選び、2階と3階の各教室を回って情報を収集。 2階の隅でディスクも手に入れておきましょう。
その後、1階の保健室で傷薬を貰い、各部室と売店(STORE)で装備を一通り手に入れると、1階の廊下で戦闘になります。
戦闘後「悪魔召還プログラム」を貰ったら、3階の 2-H の教室で先生からコンピューターを貰えます。
そして3階の廊下でハザマと話したら、3階の北西の部屋に入って「ヒーホー君」を仲魔にしましょう。
その後、1階の奧から体育館へ行きボスを倒します。 体育館の手前の廊下でピクシーが出た場合、TALK で特別な会話が発生し、そのまま仲魔に出来ます。
体育館のボスを倒してリングを手に入れたら、1階の LABO に入って大月教授と戦闘。
勝利すれば3階の隅の扉から各ダンジョンへのゲートに行くことが出来ます。
※シリーズおなじみの三途の渡し守「カロン」。 でも今作はこのまま渡らず、ガーディアンの出現によって引き返します。
ガーディアンポイントはガーディアンが憑いた後に主人公やパートナーのステータスを表示して、さらにボタンを押すことで確認できます。
ちなみに三途の川は日本の仏教の伝承ですが、カロンはギリシャ神話の冥界の渡し守です。
そして iOS 版 真・女神転生 if の特徴ですが・・・
まず、ダンジョンのスクロールが非常に滑らかです。 本当に「ぬるぬる」スクロールします。
GBA 版がベースの 真1、真2 は 2D のゲームでしたから、スクロールも疑似立体だったのですが、今回は PS 版が元ですからダンジョンは 3D 表示であり、ポリゴングラフィックでのスクロールになっています。
おかげで移動や旋回する様子がリアルで、動いている方向も解りやすいですね。
他にも攻撃や魔法、ダンジョンのトラップなどで、オリジナル(SFC 版)にはなかった演出が加えられています。
またコンフィグの項目が詳細で、移動速度の設定、オートバトル設定(通常攻撃のみか前回の行動を繰り返すか)、オートリカバー設定(COMP の RECOVER での自動回復でアイテムを使うかどうか)などが可能です。
欠点は、まず表示が全体的にボヤけていること。
iOS 版の 真1、真2 は GBA 版のドットを拡大表示している感じでしたが、それほどボヤけている印象は受けませんでした。
しかし今回は解像度の拡大率が中途半端なのか、明らかにボヤけています。
加えて if は文字フォントが独特なので、それと相まって文字や数字が読み辛い。
また、GBA は元から携帯ゲーム機ですから小さな画面でも見やすい表示で作られていましたが、今回は PS 版がベースなので、小さい画面でのプレイは想定されていないレイアウトであり、情報表示が一回り小さくなっています。
マップもドットがぼやけているおかげで判別し辛い部分が多いですね。
そして 真・女神転生 if 自体の欠点として、ゲームが非常に解りにくい。
完全に 真1・真2 経験者向けに作られているので、基本システムに関する(ゲーム内での)説明はほとんどないし、ゲームのキモとなるガーディアンシステムについても明確な解説がないから、パートナーがいつまで経っても魔法を使えないなんてことになりかねません。
ゲームの難易度やしかけも今の基準で考えると不条理なレベルで、いきなり最初のダンジョンで、初期状態のパーティーではどうあがいても勝てないような編成の敵が出て来ます。
ガーディアンシステムがあるため「とりあえず序盤で1度死んで貰おう」ということなのかもしれませんが、ちょっと厳し過ぎる印象ですね。
ただ、そんな内容だからか、iOS 版(PS 版)の if には EASY モードがあって、これにすると受けるダメージが 20 %減り、ガーディアンポイントや剣の熟練度も上がりやすくなります。
「交渉で銃を外しても自動的に再装備してくれる」「銃の弾数の消費がなくなる」といった遊びやすくする再調整も行われているので、初心者・経験者を問わず、iOS 版はイージーモードでプレイするのをお勧めします。
そして iOS 版 if の最大の特徴と言っても良いのは、オートセーブになっていること。
携帯電話のアプリなのでオートセーブがないと困る訳ですが、そのおかげでピンチに陥っても、アプリを落としてタスクからも消去し、再起動して CONTINUE を選ぶことで、iOS 版の FF シリーズのように直前の状態から再開できます。
コレのおかげで、高難度のゲームですがプレイしやすくなっていますね。
※真・女神転生1、真・女神転生2のセーブデータがあると貰える特典は、3つ目のダンジョン「怠惰界」の3階にある「鑑定屋」に行かないと受け取れません。
貰える特典は真1が主人公とパートナーの全能力+2、真2が仲間の全能力+1、そして両方あると全種類の「香」を2つずつ貰えます。
この「全種類の香2つずつ」というのは PS 版にはなかった特典なので、iOS 版オリジナルという事になります。
なお、怠惰界の3階には「穴掘り」している人に話しかけた後、月齢が1周するまでうろつき、再び話しかけるというのを何度も繰り返さないといけない非常に面倒なイベントがあるのですが、EASY モードだと月齢が 1/4 周で穴掘りが進むようになっています。
※ iOS版(PS 版)は1つ目のダンジョンをクリアした後、学校の3階北西の部屋に新月か満月の時に入ると、メガテンおなじみの「魔人アリス」が現れます。
ここで「お願い」を聞いてあげると、キャラクターが死亡扱いとなり、ガーディアンの付け替えが行われます。
つまりガーディアンを付け替えたい時に、ワザと死ぬ手間が省けます。
価格は 1200 円。 ほとんどエミューレーターに近いものであるため、相変わらず高く感じるのですが・・・
ただ、内容は PS 版のソフトそのままなので、ボリュームなどは十分ですね。
私的にはエミュレーターに近い移植であることについて微妙な思いがしますし、あくまで「経験者向け」であって原作を知らない方には勧められないのですが、当時のままのゲームを iPhone や iPod touch で楽しめるというのは、メガテニスト(メガテンファン)には嬉しいことではありますね。
また SFC 版ではなく PS 版であるため、背景などは SFC 版より綺麗になっていて、演出などにも細かい違いがたくさんあるので、SFC 版しか知らない方だと改めて楽しめるかもしれません。
・真・女神転生 if... (iTunes が起動します)
スクエニのファイナルファンタジー(特に3から)は素晴らしい移植でした
iPhoneはケータイなので触れる人が多く、若い世代の人にも名作の良さを伝えられますし、iPhoneアプリはアップデートを継続すればずっと残ります
それだけに、メガテンはエミュレータなどではなくちゃんと移植していって欲しかったのですよね