※本家 iPhone AC でスマホ版 FF5 の攻略ページを公開しています。
http://iphoneac.com/FF5.html
すでに FF1~4 までが発売され、iOS の定番 RPG シリーズになりつつある「ファイナルファンタジー」。
昨年末に iOS 版 FF4 が公開された時、そのプロモーションビデオで FF5 の開発も告知され、ユーザーの大きな注目を集めていたのですが、その iOS 版 FF5 が 4 の発売からまだ3ヶ月しか経っていない先日、早くも公開されました。
「FINAL FANTASY V」です。
スマホ用の FF1 と FF2 は PSP 版を、FF3 と FF4 は DS 版をベースにしているのですが、今回の FF5 は GBA(ゲームボーイアドバンス)版をベースとしています。
よって従来作と比べると古い機種からの移植となるのですが、そのためか iOS 版 FF5 はグラフィックを一新。
昔ながらの 2D グラフィックではありますが、スマホの解像度に合わせた背景やモンスター、キャラクターが新たに書き起こされています。
サウンドや演出などもスマホ用にブラッシュアップされていて、もうほとんど「作り直し」に近い状態であり、移植と言うよりは「リメイク」ですね。
デフォルメされたキャラクターのドット絵は静止画で見るとチープに見え、そのため公開前は批判もあったのですが、実際に見てみると思ったより綺麗で、キャラクターの仕草も豊富なためチープさは感じません。
好き嫌いや違和感はあると思いますが、これはこれでアリだと思います。
FF5 は FF3 にあった自由に職業(ジョブ)を変更できる「ジョブチェンジシステム」を、さらに進化させています。
各職業の特性を「アビリティ」というスキルにして、他のジョブにも付加できるようにしたことで、プレイヤーはキャラクターを状況に合わせてカスタマイズ出来るようになりました。
例えば、白魔道士で戦いを続けてレベルを上げると、「白魔法 Lv3」といったアビリティを習得できます。
その後にシーフに転職して、「白魔法 Lv3」を付加すると、Lv3 までの白魔法を使えるシーフになります。
アビリティの中には「剣装備」や「二刀流」などの補助スキルもあり、例えば白魔道士に「剣装備」を付ければ剣を振り回す白魔道士になって、ステータスの「力」も補填されます。
FF3 のように「ジョブチェンジするとしばらく弱くなる」といった制約もなく、プレイヤーは敵に合わせていつでも自由にジョブとアビリティを変更できます。
「ボスが雷に弱いから、そこだけメンバーを黒魔術師にしてサンダーを連発する」といったこともデメリットなしで行えます。
敵を倒せば経験値と ABP(アビリティポイント)が手に入り、ABP が貯まることでそのジョブの新しいアビリティを習得していきます。
キャラの強さはアビリティ次第であるため、FF シリーズでもっとも「レベルが重視されない RPG」でもあります。
その後の FF シリーズに継承されていくアビリティのシステムを形作った作品と言えますね。
※ジョブチェンジはいつでも制約なく行えます。 敵の技を覚えられる「青魔道士」と「ラーニング」も、この FF5 で初めて登場しました。
そのジョブで覚えられるアビリティを全て習得すると「マスター」となり、それ以上ジョブレベルは上がらなくなるため、自然と各キャラは色々なジョブに移り変わっていくことになります。
アビリティは一部の例外を除き、1つしか付加できません。 よって iOS 版の FF シリーズだと、FF4 のデカントアビリティの方がカスタマイズ性は高いかも・・・
前述したように iOS 版 FF5 は GBA 版を元にしているので、GBA で加えられた「追加ダンジョン」「追加ジョブ」が存在するようです。
また、画面のレイアウトが一新され、バトル時のコマンドボタンも右側に表示されるようになり、操作性が向上しました。
加えて文字フォントがさらに見やすいものになっており、高解像度に合わせてアビリティ名や攻撃名、ジョブ名などは漢字で表示されるようになっています。
全体的にスッキリとしたスマートなインターフェイスになっていて、本当に「スマホ向けに進化した FF」になりましたね。
そして iOS 版 FF5 の大きな利点は、オートバトルが追加され、戦闘を自動で進行させられること。
しかも iOS 版 FF4 とは違い、iOS 版 FFL のようにオートバトル中は戦闘が2倍速で進みます。
おかげでゲームがすごくテンポ良く進み、経験値稼ぎや APB 稼ぎもラクに行えます。
戦闘があまり面倒にならないので、非常に快適です。
もちろん従来の FF と同じく随時オートセーブが行われており、ピンチになってもアプリを落としてタスクからも消し、再起動して「再開」を選ぶことで、直前の状態に戻ることが出来ます。
ゲームオーバーになった時も「再開」で復帰できるため、ストレスなくプレイ出来ますね。
※沈没船ダンジョンのワンシーン。全体にモヤがかかっていて、水中にはラスタスクロール(うねるような表現)が加えられています。
他に魔法や特殊攻撃のエフェクトも綺麗になっていて、最新のスマホに合わせた演出の強化が行われています。
移動に関してもオリジナルと違いナナメに動くことが可能で、仮想スティックに最適化されています。
やや批判というか、好き嫌いがあるのは、キャラクターのデザインですね・・・
子供向けにデフォルメされたような、可愛らしい感じのデザインには賛否があります。
実際にゲーム画面で見ると、滑らかに動くしアクションも大きく、イベント画面での表情も豊富です。
だからプレイした感じでは悪く思わないのですが、ただ旧来の FF ファンとしては「コレジャナイ」感もあるんですよね・・・
この辺は言葉で説明しても解りにくいと思うので、実際に見て頂ければと思います。
※左から iOS 版の FF1、FF2、FF5。 FF1 と FF2 は PSP 版がベースです。
余談ですが、私は iOS 版(PSP 版)の FF1 と FF2 は、グラフィックが美しくなりサウンドや演出も改善され、追加要素も豊富に用意されており、十分に素晴らしいリメイクだと思っています。
他の 2D の iOS 版 FF と比べると、絵のタッチが大幅に変わっています。
そして私的には、FF1 や FF2 の絵の方がしっくり来るんだよなぁ・・・
FF5 はソーシャルゲームである「ファイナルファンタジーブリゲイド」っぽい感じでしょうか。
フィールド画面のグラフィックについては、一部で「RPG ツクール」という意見があるようですが、私的にはそこまで酷いとは思えません。
十分に綺麗なドットグラフィックと言って良いでしょう。
元が GBA であることを考えると尚更ですね。
各所で違和感が大きいと言われているのは、ゲーム中のドットキャラと、会話時に表示される天野喜孝さんのイラストが違いすぎること。
髪型、髪の色、アクセサリ、衣服など、何もかもが違うという・・・
私的には「天野さんのイラスト=ファイナルファンタジー」というイメージが強いので、このイラストが出てくることは嬉しいのですが、でもそういうイメージがない人だと「別人だろコレ」ってなりますよねぇ。
ただ、改めてになりますが、静止画で見るとイマイチに見える画面も、実際のゲーム画面で見るとそんなに悪くありません。
※画像が先行公開された時、「RPG ツクールだ」「ひどすぎる」と言われてしまった町の画面。
ただ実際に iPhone / iPad で見ると、解像度が高くて鮮やかに表示されるためか、言われるほどツクールっぽい感じは受けません。
画像を縮小すると高解像度が高解像度でなくなるので、その辺に影響があるのでしょうか。
ただ、よく見るとマスの区切りが滑らかでなかったりするので、やはり SFC 時代後期のドットグラフィックと比べると、落ちるのは確かです。
ポリゴンの時代になったことで、当時のドットグラフィック技術はロストテクノロジーになったのかもしれないですね・・・
価格は 1800 円。 名作として知られる FF5 がスマホに完全に最適化されて蘇ったのですから、この価格でもお得だと言って良いでしょう。
2D のままであるため「初期の FF らしさ」がそのまま残っていますし、ストレスなく遊べるよう改良されているので、間違いなくこれまでのスマホ版 FF の中では一番遊びやすいです。
3D 化された時の「変化っぷり」も新鮮で良いのですが、やはり昔ながらのゲーマーとしては、FF は 2D の方がしっくり来るなぁと思いますね。
今回は難易度も適度なので、万人向けのゲームと言えます。
これまで以上にオススメできるファイナルファンタジーですね。
・FINAL FANTASY V (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
http://iphoneac.com/FF5.html
すでに FF1~4 までが発売され、iOS の定番 RPG シリーズになりつつある「ファイナルファンタジー」。
昨年末に iOS 版 FF4 が公開された時、そのプロモーションビデオで FF5 の開発も告知され、ユーザーの大きな注目を集めていたのですが、その iOS 版 FF5 が 4 の発売からまだ3ヶ月しか経っていない先日、早くも公開されました。
「FINAL FANTASY V」です。
スマホ用の FF1 と FF2 は PSP 版を、FF3 と FF4 は DS 版をベースにしているのですが、今回の FF5 は GBA(ゲームボーイアドバンス)版をベースとしています。
よって従来作と比べると古い機種からの移植となるのですが、そのためか iOS 版 FF5 はグラフィックを一新。
昔ながらの 2D グラフィックではありますが、スマホの解像度に合わせた背景やモンスター、キャラクターが新たに書き起こされています。
サウンドや演出などもスマホ用にブラッシュアップされていて、もうほとんど「作り直し」に近い状態であり、移植と言うよりは「リメイク」ですね。
デフォルメされたキャラクターのドット絵は静止画で見るとチープに見え、そのため公開前は批判もあったのですが、実際に見てみると思ったより綺麗で、キャラクターの仕草も豊富なためチープさは感じません。
好き嫌いや違和感はあると思いますが、これはこれでアリだと思います。
FF5 は FF3 にあった自由に職業(ジョブ)を変更できる「ジョブチェンジシステム」を、さらに進化させています。
各職業の特性を「アビリティ」というスキルにして、他のジョブにも付加できるようにしたことで、プレイヤーはキャラクターを状況に合わせてカスタマイズ出来るようになりました。
例えば、白魔道士で戦いを続けてレベルを上げると、「白魔法 Lv3」といったアビリティを習得できます。
その後にシーフに転職して、「白魔法 Lv3」を付加すると、Lv3 までの白魔法を使えるシーフになります。
アビリティの中には「剣装備」や「二刀流」などの補助スキルもあり、例えば白魔道士に「剣装備」を付ければ剣を振り回す白魔道士になって、ステータスの「力」も補填されます。
FF3 のように「ジョブチェンジするとしばらく弱くなる」といった制約もなく、プレイヤーは敵に合わせていつでも自由にジョブとアビリティを変更できます。
「ボスが雷に弱いから、そこだけメンバーを黒魔術師にしてサンダーを連発する」といったこともデメリットなしで行えます。
敵を倒せば経験値と ABP(アビリティポイント)が手に入り、ABP が貯まることでそのジョブの新しいアビリティを習得していきます。
キャラの強さはアビリティ次第であるため、FF シリーズでもっとも「レベルが重視されない RPG」でもあります。
その後の FF シリーズに継承されていくアビリティのシステムを形作った作品と言えますね。
※ジョブチェンジはいつでも制約なく行えます。 敵の技を覚えられる「青魔道士」と「ラーニング」も、この FF5 で初めて登場しました。
そのジョブで覚えられるアビリティを全て習得すると「マスター」となり、それ以上ジョブレベルは上がらなくなるため、自然と各キャラは色々なジョブに移り変わっていくことになります。
アビリティは一部の例外を除き、1つしか付加できません。 よって iOS 版の FF シリーズだと、FF4 のデカントアビリティの方がカスタマイズ性は高いかも・・・
前述したように iOS 版 FF5 は GBA 版を元にしているので、GBA で加えられた「追加ダンジョン」「追加ジョブ」が存在するようです。
また、画面のレイアウトが一新され、バトル時のコマンドボタンも右側に表示されるようになり、操作性が向上しました。
加えて文字フォントがさらに見やすいものになっており、高解像度に合わせてアビリティ名や攻撃名、ジョブ名などは漢字で表示されるようになっています。
全体的にスッキリとしたスマートなインターフェイスになっていて、本当に「スマホ向けに進化した FF」になりましたね。
そして iOS 版 FF5 の大きな利点は、オートバトルが追加され、戦闘を自動で進行させられること。
しかも iOS 版 FF4 とは違い、iOS 版 FFL のようにオートバトル中は戦闘が2倍速で進みます。
おかげでゲームがすごくテンポ良く進み、経験値稼ぎや APB 稼ぎもラクに行えます。
戦闘があまり面倒にならないので、非常に快適です。
もちろん従来の FF と同じく随時オートセーブが行われており、ピンチになってもアプリを落としてタスクからも消し、再起動して「再開」を選ぶことで、直前の状態に戻ることが出来ます。
ゲームオーバーになった時も「再開」で復帰できるため、ストレスなくプレイ出来ますね。
※沈没船ダンジョンのワンシーン。全体にモヤがかかっていて、水中にはラスタスクロール(うねるような表現)が加えられています。
他に魔法や特殊攻撃のエフェクトも綺麗になっていて、最新のスマホに合わせた演出の強化が行われています。
移動に関してもオリジナルと違いナナメに動くことが可能で、仮想スティックに最適化されています。
やや批判というか、好き嫌いがあるのは、キャラクターのデザインですね・・・
子供向けにデフォルメされたような、可愛らしい感じのデザインには賛否があります。
実際にゲーム画面で見ると、滑らかに動くしアクションも大きく、イベント画面での表情も豊富です。
だからプレイした感じでは悪く思わないのですが、ただ旧来の FF ファンとしては「コレジャナイ」感もあるんですよね・・・
この辺は言葉で説明しても解りにくいと思うので、実際に見て頂ければと思います。
※左から iOS 版の FF1、FF2、FF5。 FF1 と FF2 は PSP 版がベースです。
余談ですが、私は iOS 版(PSP 版)の FF1 と FF2 は、グラフィックが美しくなりサウンドや演出も改善され、追加要素も豊富に用意されており、十分に素晴らしいリメイクだと思っています。
他の 2D の iOS 版 FF と比べると、絵のタッチが大幅に変わっています。
そして私的には、FF1 や FF2 の絵の方がしっくり来るんだよなぁ・・・
FF5 はソーシャルゲームである「ファイナルファンタジーブリゲイド」っぽい感じでしょうか。
フィールド画面のグラフィックについては、一部で「RPG ツクール」という意見があるようですが、私的にはそこまで酷いとは思えません。
十分に綺麗なドットグラフィックと言って良いでしょう。
元が GBA であることを考えると尚更ですね。
各所で違和感が大きいと言われているのは、ゲーム中のドットキャラと、会話時に表示される天野喜孝さんのイラストが違いすぎること。
髪型、髪の色、アクセサリ、衣服など、何もかもが違うという・・・
私的には「天野さんのイラスト=ファイナルファンタジー」というイメージが強いので、このイラストが出てくることは嬉しいのですが、でもそういうイメージがない人だと「別人だろコレ」ってなりますよねぇ。
ただ、改めてになりますが、静止画で見るとイマイチに見える画面も、実際のゲーム画面で見るとそんなに悪くありません。
※画像が先行公開された時、「RPG ツクールだ」「ひどすぎる」と言われてしまった町の画面。
ただ実際に iPhone / iPad で見ると、解像度が高くて鮮やかに表示されるためか、言われるほどツクールっぽい感じは受けません。
画像を縮小すると高解像度が高解像度でなくなるので、その辺に影響があるのでしょうか。
ただ、よく見るとマスの区切りが滑らかでなかったりするので、やはり SFC 時代後期のドットグラフィックと比べると、落ちるのは確かです。
ポリゴンの時代になったことで、当時のドットグラフィック技術はロストテクノロジーになったのかもしれないですね・・・
価格は 1800 円。 名作として知られる FF5 がスマホに完全に最適化されて蘇ったのですから、この価格でもお得だと言って良いでしょう。
2D のままであるため「初期の FF らしさ」がそのまま残っていますし、ストレスなく遊べるよう改良されているので、間違いなくこれまでのスマホ版 FF の中では一番遊びやすいです。
3D 化された時の「変化っぷり」も新鮮で良いのですが、やはり昔ながらのゲーマーとしては、FF は 2D の方がしっくり来るなぁと思いますね。
今回は難易度も適度なので、万人向けのゲームと言えます。
これまで以上にオススメできるファイナルファンタジーですね。
・FINAL FANTASY V (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
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