世界的大ヒットゲーム Civilization(シヴィライゼーション)シリーズの生みの親 Sid Meier (シド・メイヤー)が監修した、戦闘機同士の空中戦を扱ったターン制のシミュレーションゲーム(SLG)が発売されています。
「Sid Meier's Ace Patrol」です。
「Sid Meier's」が付いていて、さらにシド・メイヤー氏が所属する Firaxis Games が開発を行っており、さらにそれが iOS 専用のタイトルと言うことで世界的な注目を集めているゲームですが、内容はスマホ向けに簡略化されたカジュアル的なシミュレーションゲームという感じです。
「シド・メイヤーらしさ」は感じるのですが、私的には SLG というよりボードゲームに近い印象を受けますね。
手軽に楽しめる内容ですが、シヴィライゼーションのような壮大なゲーム性は期待しないで下さい。
戦闘機のコマを交互に少しずつ動かしていく、ターン制のゲームです。
フィールドはヘックス(六角形のマス)で構成されています。
自分の番が来ると、戦闘機が移動可能な場所に円で囲まれた矢印が表示されます。
これをダブルタップするとその場所に移動します。
基本的に戦闘機は、前方は2マス、左右旋回時には1マスしか動けません。
矢印は移動後の戦闘機の向きを表しており、戦闘機は通常、急な方向転換は出来ません。
進めるのは正面、右前、左前のみで、真後ろやナナメ後ろには動けません。
さらに右に旋回すると機体が右に傾き、その状態から左方向に急な旋回をすることは出来ません。
航空機の機体の動きがシミュレートされた形になっていて、ここが他のシミュレーションゲームとは大きく違う点です。
さらに戦闘機の状況には、「高度」とパイロットにかかる「G」(重力負荷)が存在します。
高度は矢印が上向きや下向きの移動を行うことで変化します。
高度が高い状態で、高度を下げながらの移動を行うと、通常より1マス多く動けます。
これにより3マス進んだり、左右に2マス旋回したりすることが可能ですが、下げた高度は上げる移動を行わないと戻りません。
パイロットへの G(重力)は、旋回などの「High G-Forces」(高重力)の行動を取り続けることで蓄積されていきます。
それは数値では解らないのですが、画面上部で爽やかに微笑んでいるパイロットの背景の色が、だんだん黒くなっていくことで解ります。
完全に黒になるとブラックアウト(失神)寸前となっており、高重力がかかる行動は出来なくなります。
この状態は負荷の低い行動(単に真っ直ぐ飛ぶなど)を行うことで回復します。
※戦闘機や矢印の傾きは、そのまま機体の体制を表しています。 単なる演出ではありません。
機体の下に描かれているドット付きの線は機体の高度を表しています。
丸印をタップすると、そこに移動するために行う機体運動の名前が下部に表示され、その行動の特徴を示すアイコンも表示されます。
上記の「Bank Right」だと、機体がバンクし(傾く)、高い G がかかります。
※赤い枠で囲まれているのは敵の対空砲の範囲で、ここに入るとダメージを受けてしまいます。
しかし高度を下げながら一気に動く方法で、撃たれずに突っ切ることも可能です。
雲がある場合は、その中に入ると攻撃されないのでうまく活用しましょう。
攻撃は敵が射程内に入っていれば自動で行われます。
この時、空中戦らしい 3D の攻撃シーンが表示されます。
攻撃できない移動は青い丸印、攻撃できる移動は緑の丸印で表示され、もっとも大きなダメージを与えられる移動先には照準マークが付きます。
ただ、照準マークが付いた場所がその後に不利になる場所であることもあるので、一概に「照準がある場所に飛べば良い」という訳ではありません。
攻撃で与えられるダメージには機体の武装や防御力に加え、自機の体勢、敵機の体勢、機体の向き、距離、双方の高度などが複雑に関係しており、シンプルなゲームでありながら、奥深さのある内容になっています。
各ステージに「敵を全滅させる」「爆撃機や輸送車を護衛する」「敵基地を爆撃して帰還する」などの目標があり、それを達成するとミッション成功となります。
そして戦果に応じて機体のパワーアップやパイロットの新機動の習得などを行えます。
重要なのはパイロットの機動の習得で、通常は前進か左右旋回しか出来ませんが、ロールやスリップ、ループなどを習得する事で、急旋回したり、横に平行移動したり、真後ろに反転したり、一回転してその場に留まったりする事ができます。
ただしこれらの特殊機動の多くは、高度が下がったり、機体が上下反転して後で戻す必要があったり、実行中は攻撃できなかったりするので、使い方が重要になります。
いずれにせよ、特殊機動を覚えれば移動の選択肢が増えて有利になると同時に、ゲームが面白くなりますね。
※新しい機動の習得画面。 パイロットは敵機にトドメを刺すと経験値が貯まり、レベルアップして機動を習得できます。
たくさんの機動がありますが、このうちの1つを覚えるのではなく、例えば Roll の機動を覚えると、Roll に属する5つの機動をまとめて習得できます。
アイコンの意味は、下向き矢印は高度低下、機体の絵が描かれているものは向きが変化、照準に斜線は攻撃不可、グネグネの矢印は回避行動を意味します。
変わったものでは、ピンチの時に不時着して難を逃れるものもあります。
ミッションの進行はちょっと変わっています。
各日程ごとに3つのミッションが与えられ、クリアすると次の日に進むのですが、ミッションに失敗しても次の日に進みます。
ミッションの成否にかかわらず日程は進行し続けます。
もし撃墜されたり大ダメージを受けたりすると、機体の修理やパイロットの治療が必要になり、これは症状によって1~5日かかります。
よって出撃できなくなったら他のパイロットを使う必要があります。
パイロットは4人いて、もし全員使用できなくなると、何もせずに日程をスキップしなければなりません。
1つの戦地は6日の日程になっていて、6日目は全員出撃のミッションになります。
もちろん全員出撃と言っても、出撃不可の人は参加できません。
そして6日目の結果によって、その戦地での勝敗が決まります。
4つ目の戦地の6日目の戦いを終えると戦争終結、それまでの結果に応じて大勝利、辛勝、敗戦などが判定されます。
ゲームの難易度は「Skill Level」のボタンでいつでも任意に変更できます。
高い難度ほどスコア倍率が良くなるのですが、撃墜されると後が大変になるので、パイロットや任務に合わせて随時変更していきましょう。
※パイロット選択画面。 しかし左上は修理中、右上は捕虜、左下は治療中。 出撃できるのは右下の人のみ。
捕虜の人はその戦地の戦いが終わらないと戻ってきません。
出撃できない人をすぐに復帰させる課金もありますが・・・
※日程画面。 青が作戦成功、赤が作戦失敗。 成功しようが失敗しようが日程は構わず進み続けます。
高難度ほどスコアは高くなりますが、無理は禁物ですね。
ゲームとしては、最初は地味な印象を受けますが、機体運動が理解できると面白くなって来ます。
1ステージが短時間で終わることもあり、慣れてくると繰り返し遊びたくなるゲームではありますね。
ただ、やってて「スゲーオモシレー!」という感じは受けず、淡々としています。
ターン制のシミュレーションゲームは多種多様なユニットを、状況に合わせて使い分けながら進軍していくのが面白さだと思いますが、このゲームは戦闘機だけの戦いですから、ユニットは1種類。
同時に出現するユニットも2機や4機とかで、少数対少数の戦いなので、全体的に「こぢんまり」しているのです。
その分、飛行機の様々な挙動をシミュレートした奥深い動きが出来るようになってますが、やはりこれでは派手さとか、敵の軍勢を次々撃破していく楽しさとかはないですね。
また、ミッションの種類が思ったより少なく、ユニットの少なさをカバー出来ていない印象です。
「敵を全滅」「爆撃機を護衛/撃墜」「飛行船や気球を護衛/撃墜」「列車や輸送車を護衛/攻撃」「敵基地を爆撃」ぐらいしかなく、どれもいまいち変わり映えしません。
シナリオもイギリス、ドイツ、フランス、アメリカがありますが、登場する機体が違うだけで、ミッションに変化はないようです。
あと、日本人にとって欠点だと思うのは「英語」であること。
海外のゲームですから英語なのは当たり前なのですが、このゲームは飛行機の機動や命中判定に関する細かい設定・情報が解らないと、やってて面白くありません。
ところが英語なので、その肝心な点が日本人には解り辛いのです。
にも関わらず、ゲーム自体は解らないままでも何となくプレイできてしまうので、そんな状態だと「つまんない。もういいや」になってしまいがちですね。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
本体の価格は無料。 ただし無料のままでは体験版で、イギリスの最初の戦地(6ステージ)しかプレイできません。
ただ、イギリスの全ステージは 85 円、ドイツ・フランス・アメリカは 170 円で、つまりイギリスでそのままプレイするなら 85 円だけで構いません。
他の国にしてもゲーム進行に大差はなく、エースパイロットを加えられる課金とか、パイロットの復活課金とかもありますが、それらは必須ではありません。
前述したように「オモシレー!」と熱中するようなゲームではないのですが、相応に遊べるゲームで、それでいてこの安さなので、オススメできないゲームではありませんね。
ターン制 SLG でありながら手軽に楽しめるので、通勤通学時に遊ぶアプリとしても薦められます。
戦術シミュレーションゲームが好きな方には、コストパフォーマンスの良いアプリだと思います。
ただ、「シド・メイヤーだから」みたいな期待はあまり持たない方が良いかも。
・Sid Meier's Ace Patrol (iTunes が起動します)
「Sid Meier's Ace Patrol」です。
「Sid Meier's」が付いていて、さらにシド・メイヤー氏が所属する Firaxis Games が開発を行っており、さらにそれが iOS 専用のタイトルと言うことで世界的な注目を集めているゲームですが、内容はスマホ向けに簡略化されたカジュアル的なシミュレーションゲームという感じです。
「シド・メイヤーらしさ」は感じるのですが、私的には SLG というよりボードゲームに近い印象を受けますね。
手軽に楽しめる内容ですが、シヴィライゼーションのような壮大なゲーム性は期待しないで下さい。
戦闘機のコマを交互に少しずつ動かしていく、ターン制のゲームです。
フィールドはヘックス(六角形のマス)で構成されています。
自分の番が来ると、戦闘機が移動可能な場所に円で囲まれた矢印が表示されます。
これをダブルタップするとその場所に移動します。
基本的に戦闘機は、前方は2マス、左右旋回時には1マスしか動けません。
矢印は移動後の戦闘機の向きを表しており、戦闘機は通常、急な方向転換は出来ません。
進めるのは正面、右前、左前のみで、真後ろやナナメ後ろには動けません。
さらに右に旋回すると機体が右に傾き、その状態から左方向に急な旋回をすることは出来ません。
航空機の機体の動きがシミュレートされた形になっていて、ここが他のシミュレーションゲームとは大きく違う点です。
さらに戦闘機の状況には、「高度」とパイロットにかかる「G」(重力負荷)が存在します。
高度は矢印が上向きや下向きの移動を行うことで変化します。
高度が高い状態で、高度を下げながらの移動を行うと、通常より1マス多く動けます。
これにより3マス進んだり、左右に2マス旋回したりすることが可能ですが、下げた高度は上げる移動を行わないと戻りません。
パイロットへの G(重力)は、旋回などの「High G-Forces」(高重力)の行動を取り続けることで蓄積されていきます。
それは数値では解らないのですが、画面上部で爽やかに微笑んでいるパイロットの背景の色が、だんだん黒くなっていくことで解ります。
完全に黒になるとブラックアウト(失神)寸前となっており、高重力がかかる行動は出来なくなります。
この状態は負荷の低い行動(単に真っ直ぐ飛ぶなど)を行うことで回復します。
※戦闘機や矢印の傾きは、そのまま機体の体制を表しています。 単なる演出ではありません。
機体の下に描かれているドット付きの線は機体の高度を表しています。
丸印をタップすると、そこに移動するために行う機体運動の名前が下部に表示され、その行動の特徴を示すアイコンも表示されます。
上記の「Bank Right」だと、機体がバンクし(傾く)、高い G がかかります。
※赤い枠で囲まれているのは敵の対空砲の範囲で、ここに入るとダメージを受けてしまいます。
しかし高度を下げながら一気に動く方法で、撃たれずに突っ切ることも可能です。
雲がある場合は、その中に入ると攻撃されないのでうまく活用しましょう。
攻撃は敵が射程内に入っていれば自動で行われます。
この時、空中戦らしい 3D の攻撃シーンが表示されます。
攻撃できない移動は青い丸印、攻撃できる移動は緑の丸印で表示され、もっとも大きなダメージを与えられる移動先には照準マークが付きます。
ただ、照準マークが付いた場所がその後に不利になる場所であることもあるので、一概に「照準がある場所に飛べば良い」という訳ではありません。
攻撃で与えられるダメージには機体の武装や防御力に加え、自機の体勢、敵機の体勢、機体の向き、距離、双方の高度などが複雑に関係しており、シンプルなゲームでありながら、奥深さのある内容になっています。
各ステージに「敵を全滅させる」「爆撃機や輸送車を護衛する」「敵基地を爆撃して帰還する」などの目標があり、それを達成するとミッション成功となります。
そして戦果に応じて機体のパワーアップやパイロットの新機動の習得などを行えます。
重要なのはパイロットの機動の習得で、通常は前進か左右旋回しか出来ませんが、ロールやスリップ、ループなどを習得する事で、急旋回したり、横に平行移動したり、真後ろに反転したり、一回転してその場に留まったりする事ができます。
ただしこれらの特殊機動の多くは、高度が下がったり、機体が上下反転して後で戻す必要があったり、実行中は攻撃できなかったりするので、使い方が重要になります。
いずれにせよ、特殊機動を覚えれば移動の選択肢が増えて有利になると同時に、ゲームが面白くなりますね。
※新しい機動の習得画面。 パイロットは敵機にトドメを刺すと経験値が貯まり、レベルアップして機動を習得できます。
たくさんの機動がありますが、このうちの1つを覚えるのではなく、例えば Roll の機動を覚えると、Roll に属する5つの機動をまとめて習得できます。
アイコンの意味は、下向き矢印は高度低下、機体の絵が描かれているものは向きが変化、照準に斜線は攻撃不可、グネグネの矢印は回避行動を意味します。
変わったものでは、ピンチの時に不時着して難を逃れるものもあります。
ミッションの進行はちょっと変わっています。
各日程ごとに3つのミッションが与えられ、クリアすると次の日に進むのですが、ミッションに失敗しても次の日に進みます。
ミッションの成否にかかわらず日程は進行し続けます。
もし撃墜されたり大ダメージを受けたりすると、機体の修理やパイロットの治療が必要になり、これは症状によって1~5日かかります。
よって出撃できなくなったら他のパイロットを使う必要があります。
パイロットは4人いて、もし全員使用できなくなると、何もせずに日程をスキップしなければなりません。
1つの戦地は6日の日程になっていて、6日目は全員出撃のミッションになります。
もちろん全員出撃と言っても、出撃不可の人は参加できません。
そして6日目の結果によって、その戦地での勝敗が決まります。
4つ目の戦地の6日目の戦いを終えると戦争終結、それまでの結果に応じて大勝利、辛勝、敗戦などが判定されます。
ゲームの難易度は「Skill Level」のボタンでいつでも任意に変更できます。
高い難度ほどスコア倍率が良くなるのですが、撃墜されると後が大変になるので、パイロットや任務に合わせて随時変更していきましょう。
※パイロット選択画面。 しかし左上は修理中、右上は捕虜、左下は治療中。 出撃できるのは右下の人のみ。
捕虜の人はその戦地の戦いが終わらないと戻ってきません。
出撃できない人をすぐに復帰させる課金もありますが・・・
※日程画面。 青が作戦成功、赤が作戦失敗。 成功しようが失敗しようが日程は構わず進み続けます。
高難度ほどスコアは高くなりますが、無理は禁物ですね。
ゲームとしては、最初は地味な印象を受けますが、機体運動が理解できると面白くなって来ます。
1ステージが短時間で終わることもあり、慣れてくると繰り返し遊びたくなるゲームではありますね。
ただ、やってて「スゲーオモシレー!」という感じは受けず、淡々としています。
ターン制のシミュレーションゲームは多種多様なユニットを、状況に合わせて使い分けながら進軍していくのが面白さだと思いますが、このゲームは戦闘機だけの戦いですから、ユニットは1種類。
同時に出現するユニットも2機や4機とかで、少数対少数の戦いなので、全体的に「こぢんまり」しているのです。
その分、飛行機の様々な挙動をシミュレートした奥深い動きが出来るようになってますが、やはりこれでは派手さとか、敵の軍勢を次々撃破していく楽しさとかはないですね。
また、ミッションの種類が思ったより少なく、ユニットの少なさをカバー出来ていない印象です。
「敵を全滅」「爆撃機を護衛/撃墜」「飛行船や気球を護衛/撃墜」「列車や輸送車を護衛/攻撃」「敵基地を爆撃」ぐらいしかなく、どれもいまいち変わり映えしません。
シナリオもイギリス、ドイツ、フランス、アメリカがありますが、登場する機体が違うだけで、ミッションに変化はないようです。
あと、日本人にとって欠点だと思うのは「英語」であること。
海外のゲームですから英語なのは当たり前なのですが、このゲームは飛行機の機動や命中判定に関する細かい設定・情報が解らないと、やってて面白くありません。
ところが英語なので、その肝心な点が日本人には解り辛いのです。
にも関わらず、ゲーム自体は解らないままでも何となくプレイできてしまうので、そんな状態だと「つまんない。もういいや」になってしまいがちですね。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
本体の価格は無料。 ただし無料のままでは体験版で、イギリスの最初の戦地(6ステージ)しかプレイできません。
ただ、イギリスの全ステージは 85 円、ドイツ・フランス・アメリカは 170 円で、つまりイギリスでそのままプレイするなら 85 円だけで構いません。
他の国にしてもゲーム進行に大差はなく、エースパイロットを加えられる課金とか、パイロットの復活課金とかもありますが、それらは必須ではありません。
前述したように「オモシレー!」と熱中するようなゲームではないのですが、相応に遊べるゲームで、それでいてこの安さなので、オススメできないゲームではありませんね。
ターン制 SLG でありながら手軽に楽しめるので、通勤通学時に遊ぶアプリとしても薦められます。
戦術シミュレーションゲームが好きな方には、コストパフォーマンスの良いアプリだと思います。
ただ、「シド・メイヤーだから」みたいな期待はあまり持たない方が良いかも。
・Sid Meier's Ace Patrol (iTunes が起動します)
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