ボールを投げて空き缶を倒していく、シンプルで解りやすいルールの 3D 物理投射ゲーム「Can Knockdown」にシリーズ3作目が登場しています。
「Can Knockdown 3」です。
Can Knockdown は世界的に有名なスマホアプリで、日本でも以前人気になっていたのでご存じの方が多いと思いますが、フリックに対するボールの反応が今イチで、定番の投射ゲームである Paper Toss や Flick Kick Football に比べると見劣りする、B級のイメージが拭えませんでした。
しかし今作はグラフィックが大幅にパワーアップし、ステージクリア型のゲームになってボリュームが増加。
そして懸念の「フリックに対する反応」も改善され、かなり良くなっています。
今後の定番ショートゲームの1つになってもおかしくない、素晴らしい完成度ですね。
開発はポーランドのメーカーで、Android 版も公開されています。
手前にあるボールをフリックし、奧にある缶にぶつけ、すべて倒せばステージクリアの解りやすいゲームです。
ボールが全てなくなったらアウト。 持ち玉を多く残した状態でクリアするほど評価が高くなります。
奥行きがある 3D 視点のゲームなので、投げる強さの調整が難しそうですが、画面をなぞって指を離した位置に着弾するようになっているため、投げ込む場所のコントロールは容易に行えます。
この「3D 視点なのに狙いやすい」というのが Can Knockdown シリーズの特徴です。
しかしこの操作が、これまでの Can Knockdown の欠点でもありました。
「画面から指を離すと、そこにボールが飛んでいく」というシステムであったため、ボールをフリックで飛ばすのではなく、「操作した後、ワンテンポ遅れてボールがひとりでに飛んでいく」といった感じの、違和感のある動きになっていたからです。
せっかくタッチパネルなのに、これではダイレクトな操作感を得られません。
しかし今作はこの点が修正され、ボールはフリックを開始した直後に飛んでいくようになりました。
ちゃんと「指で弾き飛ばした」という操作感を得られます。
さらに指を離した地点に着弾するように、飛んでいるボールの軌道が微調整されるようになっています。
よって Can Knockdown シリーズらしい「狙いやすさ」も維持されています。
また、今回は速くフリックすると強いボールが飛んでいくようになっており、この点でも操作のリアル感が増しています。
もう今作はボールの動きに違和感を感じることはなくなっていて、タッチパネルの投射ゲームらしいダイレクトな操作になってますね。
※物理シミュレートのゲームなので、缶は重量バランスや衝撃などに応じてリアルに動きます。
左の画像のドクロマークの缶は、倒してはいけない缶。 ドクロ缶を避け、左に傾くように倒す必要があります。
また、速くフリックするとボールの勢いが強くなり、高速でフリックするとボールが光る「パワーショット」になります。
右の画像はパワーショットで右端の木の板を粉砕しているところ。
手前にあるボールはドラッグすると位置調整できるので、それも攻略のポイントになります。
これまでの Can Knockdown は持ち玉がなくなったら終了のショートゲームでしたが、今作は Angry Birds のようなステージクリア制になりました。
手持ちのボールがなくなる前に缶を全て倒せたら次のステージに進み、評価に応じて最高3つの「★」を獲得できます。
★は上位のエリアのアンロックに必要で、最終的にはほとんどのステージで最高評価を取るようにしないと先に進めません。
しかし難易度はそれほど高くなく、1投で終わるステージも多いので、非常にテンポ良く、ゲームはサクサク進みます。
ミスっても簡単にリトライ出来ますし、ストレスなく遊ぶことができますね。
現時点(2013/5)でエリアは4つ、1つのエリアに 20 ステージあるので、合計 80 ステージですが、かなりサクサク進むため、集中してやると短時間で終わってしまいます。
しかし1つのエリアの全ステージで最高評価を取ると、そのエリアの「エンドレスモード」が登場します。
これは今までの Can Knockdown と同じスコアを競うモードで、ボールの残り数はステージをクリアしても引き継ぎます。
連続でパーフェクトを取ると得点倍率が蓄積されていくため、うまくやれば飛躍的にスコアは伸びていきます。
このモードも面白く、一通りのステージをクリアしても、こちらで遊ぶことができますね。
※従来通りのエンドレスモードもちゃんと用意されています。 工場風の演出も良い感じ。
物理投射ゲームなので、運悪く缶が残ったりすることもあり、スコアには運も絡みますが、適度に難しいのでハマってしまいます。 強めに投げるのがコツでしょうか。
価格は 200 円。 購入しやすい、お得なアプリだと思います。
冒頭にも書きましたが、今作は「B級ショートゲーム」だったこのシリーズが、Angry Birds や Siege Hero などと肩を並べられるA級のゲームに昇華したという印象です。
リアルなサウンドや光と影が美しいグラフィックも素晴らしく、欠点と思える部分は特にありません。
万人にオススメできるアプリですね。
・Can Knockdown 3 (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
「Can Knockdown 3」です。
Can Knockdown は世界的に有名なスマホアプリで、日本でも以前人気になっていたのでご存じの方が多いと思いますが、フリックに対するボールの反応が今イチで、定番の投射ゲームである Paper Toss や Flick Kick Football に比べると見劣りする、B級のイメージが拭えませんでした。
しかし今作はグラフィックが大幅にパワーアップし、ステージクリア型のゲームになってボリュームが増加。
そして懸念の「フリックに対する反応」も改善され、かなり良くなっています。
今後の定番ショートゲームの1つになってもおかしくない、素晴らしい完成度ですね。
開発はポーランドのメーカーで、Android 版も公開されています。
手前にあるボールをフリックし、奧にある缶にぶつけ、すべて倒せばステージクリアの解りやすいゲームです。
ボールが全てなくなったらアウト。 持ち玉を多く残した状態でクリアするほど評価が高くなります。
奥行きがある 3D 視点のゲームなので、投げる強さの調整が難しそうですが、画面をなぞって指を離した位置に着弾するようになっているため、投げ込む場所のコントロールは容易に行えます。
この「3D 視点なのに狙いやすい」というのが Can Knockdown シリーズの特徴です。
しかしこの操作が、これまでの Can Knockdown の欠点でもありました。
「画面から指を離すと、そこにボールが飛んでいく」というシステムであったため、ボールをフリックで飛ばすのではなく、「操作した後、ワンテンポ遅れてボールがひとりでに飛んでいく」といった感じの、違和感のある動きになっていたからです。
せっかくタッチパネルなのに、これではダイレクトな操作感を得られません。
しかし今作はこの点が修正され、ボールはフリックを開始した直後に飛んでいくようになりました。
ちゃんと「指で弾き飛ばした」という操作感を得られます。
さらに指を離した地点に着弾するように、飛んでいるボールの軌道が微調整されるようになっています。
よって Can Knockdown シリーズらしい「狙いやすさ」も維持されています。
また、今回は速くフリックすると強いボールが飛んでいくようになっており、この点でも操作のリアル感が増しています。
もう今作はボールの動きに違和感を感じることはなくなっていて、タッチパネルの投射ゲームらしいダイレクトな操作になってますね。
※物理シミュレートのゲームなので、缶は重量バランスや衝撃などに応じてリアルに動きます。
左の画像のドクロマークの缶は、倒してはいけない缶。 ドクロ缶を避け、左に傾くように倒す必要があります。
また、速くフリックするとボールの勢いが強くなり、高速でフリックするとボールが光る「パワーショット」になります。
右の画像はパワーショットで右端の木の板を粉砕しているところ。
手前にあるボールはドラッグすると位置調整できるので、それも攻略のポイントになります。
これまでの Can Knockdown は持ち玉がなくなったら終了のショートゲームでしたが、今作は Angry Birds のようなステージクリア制になりました。
手持ちのボールがなくなる前に缶を全て倒せたら次のステージに進み、評価に応じて最高3つの「★」を獲得できます。
★は上位のエリアのアンロックに必要で、最終的にはほとんどのステージで最高評価を取るようにしないと先に進めません。
しかし難易度はそれほど高くなく、1投で終わるステージも多いので、非常にテンポ良く、ゲームはサクサク進みます。
ミスっても簡単にリトライ出来ますし、ストレスなく遊ぶことができますね。
現時点(2013/5)でエリアは4つ、1つのエリアに 20 ステージあるので、合計 80 ステージですが、かなりサクサク進むため、集中してやると短時間で終わってしまいます。
しかし1つのエリアの全ステージで最高評価を取ると、そのエリアの「エンドレスモード」が登場します。
これは今までの Can Knockdown と同じスコアを競うモードで、ボールの残り数はステージをクリアしても引き継ぎます。
連続でパーフェクトを取ると得点倍率が蓄積されていくため、うまくやれば飛躍的にスコアは伸びていきます。
このモードも面白く、一通りのステージをクリアしても、こちらで遊ぶことができますね。
※従来通りのエンドレスモードもちゃんと用意されています。 工場風の演出も良い感じ。
物理投射ゲームなので、運悪く缶が残ったりすることもあり、スコアには運も絡みますが、適度に難しいのでハマってしまいます。 強めに投げるのがコツでしょうか。
価格は 200 円。 購入しやすい、お得なアプリだと思います。
冒頭にも書きましたが、今作は「B級ショートゲーム」だったこのシリーズが、Angry Birds や Siege Hero などと肩を並べられるA級のゲームに昇華したという印象です。
リアルなサウンドや光と影が美しいグラフィックも素晴らしく、欠点と思える部分は特にありません。
万人にオススメできるアプリですね。
・Can Knockdown 3 (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
ちょこちょこと1週間かけて今プレイ可能な全面をクリアしました。
欠点はショートゲームのくせに起動が重いところですかね…