脈々と続くゲームハードの歴史を辿っていく、非常にシンプルながら、ゲーマーなら妙に引き付けられるアプリが登場しています。
ゲームクラブ」です。

ゲーセンのような部屋にゲーム機を設置し、一定時間ごとに生み出されるお金を回収して、ハードの R&D(研究開発)を行います。
ゲーム内容はほぼこれだけ

しかし進化の歴史を辿るかの如く、オシロスコープから始まって、パソコンとアーケードゲームに分岐し、テニスゲーム(PONG)を経て、ゲームウォッチから携帯ゲーム機に続き、さらに LSI ゲームや家庭用ゲーム機に進んでいく様子を見るのは、ゲーマーとして感慨深いものがあります。

ゲームクラブ

いわゆる「放置系ゲーム」で、お金を回収したらアプリは落としておいても構いません。
次に起動した時には、経過した時間に応じた分のお金を再び回収できます。

お金が貯まったら虫眼鏡のアイコンをタップして開発画面へ。
研究したいゲーム機をタップして、Develop(開発)のボタンを押すと、なぜか「倉庫番」のミニゲームが始まります。
矢印を十字ボタンで操作し、箱を押して所定の場所に移動させると開発成功となり、そのゲーム機が誕生します。

ゲーム機には「コイン集めの効率」(1分あたりのコインの蓄積量)と、「コインの容量」(最大貯蓄量)の2つのステータスがあり、新しいゲーム機を開発した後、部屋のゲームを新しいものに入れ替えることで、収入をアップさせることが出来ます。

ただし開発しただけではゲーム機は手に入らず、作った後に購入しないといけないので、上位のゲーム機に入れ替えていくのは結構大変ですね。

当然いきなり上位のゲーム機を開発することは出来ません。
進化系統図に従って下から順に作っていかなければならず、ゲーム機によっては複数の技術が条件になっている場合もあります。

ゲームクラブ
※左が開発時に行う「倉庫番」。 ミスっても右上の「Reset」ボタンを押せば最初からやり直せます。
制限時間はなく、リセットも何度でも行えるので、じっくり考えましょう。 慣れればそんなに難しくないはず。
ミニゲームをせずに開発を完了させるボタンもありますが、かなり割高です。
右は開発済みハードの購入画面。 携帯ゲームの方が割安になっているようです。


冒頭でも述べたように内容はシンプルで、出来ることはあまりありません。
また序盤のゲーム機は数分でコインが満タンになってしまうので、頻繁に起動して回収しなければならず、やや煩わしさもあります。

しかし進化系統図の先にどんなゲームやハードが設定されているのか、ゲーマーだと見たくてしょうがなくなるので、ついつい続けてしまいますね。

進化径路については、ゲーマー視点で見ると「おかしいだろそれ」と思う部分も多々あります
ややネタバレになりますが、アーケードゲームの流れが スペースインベーダー → マリオブラザーズ → ストリートファイター になっていて、「パックマンがないのはどうなんだ」と思ったり、ファミコンの後がいきなりセガサターンで、「メガドラと PC エンジンはどこいった」とか思ってしまいます。

ただ、中国のメーカーのゲームだからか、視点が日本ではなく、どちらかと言うと欧米的なようで、日本では販売されていなかったゲーム機も含まれています。
前述の PC エンジンがないのも、欧米は長くアタリショック(ATARI というゲーム機がクソゲーを連発してアメリカのゲーム業界が壊滅した事件)を引きずっていたので、その頃に出たハードは知名度がないのかもしれません。

ゲームクラブ
※左は伝説の名機ファミコン。 開発技術は「大普及」。
このあと CD-ROM技術 を開発することでサターンに繋がり、そこから3つの次世代機に分岐します。
右は、任天堂の黒歴史の・・・ アレ。
★マークはアップデートの回数で、「コイン集めの効率」が少し上がりますが、費用対効果が悪いので、中盤以降はアップデートより新規開発を優先した方が良いです。


アプリは無料。 画面下に広告がありますが邪魔ではなく、追加課金もありません
簡易的なゲームですが、気軽にダウンロードして手軽に遊べます。

とは言え、かなりのコアゲーマーでなければまったく興味がない内容でしょうから、人に勧められるものではありませんね。
このレビューを呼んで「やってみたい」と思った人以外は、全然楽しくないでしょう。
ゲーム的には面白いものではありませんから。

ただ、私のようなヘビーゲーマーにとっては、思わずやり込みたくなるアプリです。

※後日追記
このゲームは、通常画面は「星のカービィ3」から、音楽は「クロノトリガー」からの盗作だったようです。
記事はそのままにしていますが、アプリリンクは削除しました。
中国製のアプリはこういう事があるので、やはり気を抜けませんね・・・