1987 年に登場した、スピード感と爽快感がウリの 3D シューティングゲーム「アフターバーナー」。
映画「トップガン」を思わせる最新鋭戦闘機が登場するゲームで、「ハングオン」「アウトラン」「スペースハリアー」と並ぶセガの可動式大型筐体「体感ゲーム」シリーズの1つです。
セガとアーケードゲームの黄金期を支えたタイトルの1つですね。
そのアフターバーナーの新作として 2006 年に公開されたアーケードゲームが iOS に移植されています。
「After Burner Climax」(アフターバーナー クライマックス)です。
欧米では半年ほど前に公開されていたタイトルですが、ソニック&セガ オールスターレーシング や ジェットセットラジオ と同じく、日本での発売が明言されていなかったため、発売を心待ちにしていた方も多いでしょう。
Android 版も日本での公開が始まっています。
内容はあくまで 3D のシューティングゲームであり、Sky Gamblers や エースコンバット のようなフライトシミュレーターではありません。
自由に旋回・反転することは出来ず、前方に突き進んで行くのみですので、その点は勘違いしないようにして下さい。
ちなみに私は、アーケードの アフターバーナークライマックス は(コンティニュー付きで)1回クリアした程度なのですが、昔の アフターバーナーII は1コインクリアするぐらいやり込んでいました。
仮想スティックかティルト(傾き)操作で移動し、前方の照準に敵を捕らえて「ロックオン」を行った後、ミサイルを発射することで敵機を撃墜することが出来ます。
間近の敵を攻撃できる機銃もありますが、あまり使いません。
ロックオンを行うと敵に丸い照準マークが付き、さらにミサイルを発射して撃墜できることが確定すると、それが×マークに変わります。
これにより「すでに倒している敵」を判別しやすくなっています。
もちろん敵もミサイルを撃って来ますが、3D シューティングなので距離感と飛んで来る方向を掴み辛いのが難点。
「撃たれたら動く」のが基本ですが、敵の弾も誘導ミサイルなので、右に動き続けている時にミサイルを撃たれ、そのまま右に動いたままだと追尾してきたミサイルに当たります。
撃たれてから上や下に方向を変えるのが基本で、このため連続で撃たれている時は画面を □ や ∞ の字を描くように動き続けるのが攻略となります。
左右に素早くスティックを入れると「ローリング」してミサイルを回避できるのですが、むしろ不必要な時に出て被弾する原因になる事が多いので、必要ないローリングが出ないよう、急な左右転換はしないように心がける必要があります。
ミサイルはバシバシ連射することが可能で、爽快に敵を倒していくことが出来ます。
また敵を撃墜して「クライマックスゲージ」が最大になると、全体がスローになり照準が巨大化して、まとめて敵を倒せる「クライマックスモード」を発動することが出来ます。
ミサイルの残弾数は時間と共に増えていくので、メチャクチャ撃ちまくらない限り尽きることはありません。
ただ敵が多いステージではなくなることもあり、残弾表示がボタンの真下に描かれているため、指で見えなくて確認できないのはやや欠点です。
また、画面右にはスロットルバーがあり、これをタップすることでスピードの調整が出来ます。
基本的には低速で飛んだ方が敵を狙いやすいですね。
ただし後ろからミサイルや機銃を撃たれるステージがあり、こういう場合は加速して振り切る必要があります。
※狭い渓谷の間を抜けていくステージ。 危険なのでスピードは最低速にすること!
基本的には、加速する必要がない時以外はずっと低速で飛んだ方がラクです。
※ただし「緊急ミッション」で重要攻撃目標が現れ、加速して追いかけないといけない場合もあります!
画像はステルス機を追撃しているシーン。 ロックオンできないのでスピードを調整しながら機銃で狙わなければなりません。
ゲームモードには「アーケード」と「スコアアタック」があります。
メインモードと言えるアーケードは、ゲーム中に達成した条件によって「残機増加」「コンティニュー増加」「ガンの攻撃力アップ」などの追加オプションを利用可能になります。
中には「照準がずっと巨大化しっぱなし」「耐久力2倍」「コンボが時間で途切れない」などの強力なものもあり、そのため繰り返していればどんどん有利になっていき、初心者の方でもいずれはクリア出来るようになっています。
照準が巨大化しっぱなしだと敵をバリバリ倒しまくれるので、爽快感もありますね。
ただ、こんなモードですから、スコアは追加オプションの有無で決まってしまいます。
よって「スコアを競いたい人はスコアアタックでどうぞ」みたいな感じになっているようです。
こちらはオリジナルの難易度とゲームシステムなので、むしろこちらが本来の意味での「アーケード」ですね。
とは言え、なぜかスコアアタックは残機無限で、いくらやられても OK なので、それはスコアアタックとしてどうなんだというのもありますが。
なお、アフターバーナーII はノリの良い BGM も有名でしたが、ゲーム開始時に昔の BGM と新しい BGM を選択できるようになっています。
昔の BGM で遊べるのは、原作を知っている人には嬉しいですね。
※エンディングまで到達すると、そのゲームで解放された追加オプションが表示されます。
ある意味、成長要素と言えるでしょうか。 ゲームオーバーになってもコンティニュー回数が増えるので、最終的には誰でもクリア出来るはず。
エンディングまでは約 20 分ほどです。
難点は、負荷が高くて、一部のシーンで重くなること。
iPhone 5 だとほとんど問題ないのですが、iPad 3 だと雲海のシーンで明らかに重くなります。
そのためずっと雲海のステージは最悪で、画面はコマ送り、操作も非常にし辛いです。
これだと iPod touch や iPhone 4S 以下の機種は、どうなってしまうのか心配ですね・・・
※iPhone や iPod touch なら、よほど旧機種でない限り雲海のシーンでも問題ないようです。
しかし iPad だと最新の iPad 4 でも雲海は檄重だそうです。
タブレットサイズの Retina 画面で全体にフォグをかけると、かなりの高負荷になるようですね。
さらにステージ間の読み込みが長めです。
これも iPhone 5 だとそんなに気になりませんが、iPad 3 だと割と待たされます。
このゲームはテンポが命なので、それが読み込みで途切れるのは辛く、この点も旧機種だとどうなってしまうんだと思ってしまいます。
iPad 3 だとたまに落ちることもありますね。
また、どうしても気になるのが操作性。
決して悪い訳ではないのですが、仮想スティックですからタッチだけでは反応せず、スライドしないと動きません。
このゲームはとっさの回避が必要な場合も多いのですが、その時にスライドだと一瞬反応が遅れ、かつスライドになってなくて機体が動かないということも起こりがちです。
仕方ないとは思いますが、これが原因の被弾も多いので、難点であることは否めません。
※操作性は改善されているようです。 と言うか、新機種だと処理が早いので、反応も早くなっている?
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 250 円。 このクオリティーのゲームをこの値段で買えるのはお得です。
こういうアーケードゲームがスマホで動く時代になったんだなぁ、というのを感じられますね。
ただ、このゲームはアーケードゲームらしいアーケードゲームで、つまり1回ごとのプレイを楽しむものなので、長期的な育成要素はありません。
まあシューティングゲームというものは総じてそうなのですが、3D シューティングなので 2D よりも解り辛さ、取っ付き辛さなどがあり、私的には 2D ほどスコアアタックが燃えない印象はありますね・・・
このゲームのスコアアタックは完全に「覚えゲー」になるし。
快適に楽しむには最新機種が必要な事もあって、オススメできる幅は狭いかもしれません。
しかし初心者でもクリア出来るように作られてるし、追加オプションがあれば手軽に「無双状態」を楽しめるので、その点ではライトユーザー向けではありますね。
ともあれ、最新スマホの性能を存分に発揮できるハイスピード 3D ゲームです。
iPhone 5 か iPad 3 以上の本体があるなら、一度は見てみるのをオススメしたいゲームですね。
・After Burner Climax (iTunes が起動します)
映画「トップガン」を思わせる最新鋭戦闘機が登場するゲームで、「ハングオン」「アウトラン」「スペースハリアー」と並ぶセガの可動式大型筐体「体感ゲーム」シリーズの1つです。
セガとアーケードゲームの黄金期を支えたタイトルの1つですね。
そのアフターバーナーの新作として 2006 年に公開されたアーケードゲームが iOS に移植されています。
「After Burner Climax」(アフターバーナー クライマックス)です。
欧米では半年ほど前に公開されていたタイトルですが、ソニック&セガ オールスターレーシング や ジェットセットラジオ と同じく、日本での発売が明言されていなかったため、発売を心待ちにしていた方も多いでしょう。
Android 版も日本での公開が始まっています。
内容はあくまで 3D のシューティングゲームであり、Sky Gamblers や エースコンバット のようなフライトシミュレーターではありません。
自由に旋回・反転することは出来ず、前方に突き進んで行くのみですので、その点は勘違いしないようにして下さい。
ちなみに私は、アーケードの アフターバーナークライマックス は(コンティニュー付きで)1回クリアした程度なのですが、昔の アフターバーナーII は1コインクリアするぐらいやり込んでいました。
仮想スティックかティルト(傾き)操作で移動し、前方の照準に敵を捕らえて「ロックオン」を行った後、ミサイルを発射することで敵機を撃墜することが出来ます。
間近の敵を攻撃できる機銃もありますが、あまり使いません。
ロックオンを行うと敵に丸い照準マークが付き、さらにミサイルを発射して撃墜できることが確定すると、それが×マークに変わります。
これにより「すでに倒している敵」を判別しやすくなっています。
もちろん敵もミサイルを撃って来ますが、3D シューティングなので距離感と飛んで来る方向を掴み辛いのが難点。
「撃たれたら動く」のが基本ですが、敵の弾も誘導ミサイルなので、右に動き続けている時にミサイルを撃たれ、そのまま右に動いたままだと追尾してきたミサイルに当たります。
撃たれてから上や下に方向を変えるのが基本で、このため連続で撃たれている時は画面を □ や ∞ の字を描くように動き続けるのが攻略となります。
左右に素早くスティックを入れると「ローリング」してミサイルを回避できるのですが、むしろ不必要な時に出て被弾する原因になる事が多いので、必要ないローリングが出ないよう、急な左右転換はしないように心がける必要があります。
ミサイルはバシバシ連射することが可能で、爽快に敵を倒していくことが出来ます。
また敵を撃墜して「クライマックスゲージ」が最大になると、全体がスローになり照準が巨大化して、まとめて敵を倒せる「クライマックスモード」を発動することが出来ます。
ミサイルの残弾数は時間と共に増えていくので、メチャクチャ撃ちまくらない限り尽きることはありません。
ただ敵が多いステージではなくなることもあり、残弾表示がボタンの真下に描かれているため、指で見えなくて確認できないのはやや欠点です。
また、画面右にはスロットルバーがあり、これをタップすることでスピードの調整が出来ます。
基本的には低速で飛んだ方が敵を狙いやすいですね。
ただし後ろからミサイルや機銃を撃たれるステージがあり、こういう場合は加速して振り切る必要があります。
※狭い渓谷の間を抜けていくステージ。 危険なのでスピードは最低速にすること!
基本的には、加速する必要がない時以外はずっと低速で飛んだ方がラクです。
※ただし「緊急ミッション」で重要攻撃目標が現れ、加速して追いかけないといけない場合もあります!
画像はステルス機を追撃しているシーン。 ロックオンできないのでスピードを調整しながら機銃で狙わなければなりません。
ゲームモードには「アーケード」と「スコアアタック」があります。
メインモードと言えるアーケードは、ゲーム中に達成した条件によって「残機増加」「コンティニュー増加」「ガンの攻撃力アップ」などの追加オプションを利用可能になります。
中には「照準がずっと巨大化しっぱなし」「耐久力2倍」「コンボが時間で途切れない」などの強力なものもあり、そのため繰り返していればどんどん有利になっていき、初心者の方でもいずれはクリア出来るようになっています。
照準が巨大化しっぱなしだと敵をバリバリ倒しまくれるので、爽快感もありますね。
ただ、こんなモードですから、スコアは追加オプションの有無で決まってしまいます。
よって「スコアを競いたい人はスコアアタックでどうぞ」みたいな感じになっているようです。
こちらはオリジナルの難易度とゲームシステムなので、むしろこちらが本来の意味での「アーケード」ですね。
とは言え、なぜかスコアアタックは残機無限で、いくらやられても OK なので、それはスコアアタックとしてどうなんだというのもありますが。
なお、アフターバーナーII はノリの良い BGM も有名でしたが、ゲーム開始時に昔の BGM と新しい BGM を選択できるようになっています。
昔の BGM で遊べるのは、原作を知っている人には嬉しいですね。
※エンディングまで到達すると、そのゲームで解放された追加オプションが表示されます。
ある意味、成長要素と言えるでしょうか。 ゲームオーバーになってもコンティニュー回数が増えるので、最終的には誰でもクリア出来るはず。
エンディングまでは約 20 分ほどです。
難点は、負荷が高くて、一部のシーンで重くなること。
iPhone 5 だとほとんど問題ないのですが、iPad 3 だと雲海のシーンで明らかに重くなります。
そのためずっと雲海のステージは最悪で、画面はコマ送り、操作も非常にし辛いです。
これだと iPod touch や iPhone 4S 以下の機種は、どうなってしまうのか心配ですね・・・
※iPhone や iPod touch なら、よほど旧機種でない限り雲海のシーンでも問題ないようです。
しかし iPad だと最新の iPad 4 でも雲海は檄重だそうです。
タブレットサイズの Retina 画面で全体にフォグをかけると、かなりの高負荷になるようですね。
さらにステージ間の読み込みが長めです。
これも iPhone 5 だとそんなに気になりませんが、iPad 3 だと割と待たされます。
このゲームはテンポが命なので、それが読み込みで途切れるのは辛く、この点も旧機種だとどうなってしまうんだと思ってしまいます。
iPad 3 だとたまに落ちることもありますね。
また、どうしても気になるのが操作性。
決して悪い訳ではないのですが、仮想スティックですからタッチだけでは反応せず、スライドしないと動きません。
このゲームはとっさの回避が必要な場合も多いのですが、その時にスライドだと一瞬反応が遅れ、かつスライドになってなくて機体が動かないということも起こりがちです。
仕方ないとは思いますが、これが原因の被弾も多いので、難点であることは否めません。
※操作性は改善されているようです。 と言うか、新機種だと処理が早いので、反応も早くなっている?
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 250 円。 このクオリティーのゲームをこの値段で買えるのはお得です。
こういうアーケードゲームがスマホで動く時代になったんだなぁ、というのを感じられますね。
ただ、このゲームはアーケードゲームらしいアーケードゲームで、つまり1回ごとのプレイを楽しむものなので、長期的な育成要素はありません。
まあシューティングゲームというものは総じてそうなのですが、3D シューティングなので 2D よりも解り辛さ、取っ付き辛さなどがあり、私的には 2D ほどスコアアタックが燃えない印象はありますね・・・
このゲームのスコアアタックは完全に「覚えゲー」になるし。
快適に楽しむには最新機種が必要な事もあって、オススメできる幅は狭いかもしれません。
しかし初心者でもクリア出来るように作られてるし、追加オプションがあれば手軽に「無双状態」を楽しめるので、その点ではライトユーザー向けではありますね。
ともあれ、最新スマホの性能を存分に発揮できるハイスピード 3D ゲームです。
iPhone 5 か iPad 3 以上の本体があるなら、一度は見てみるのをオススメしたいゲームですね。
・After Burner Climax (iTunes が起動します)
ロード時間は少し長くなりましたが。
iPad3は解像度にグラフィック性能アップが一部追いついていないので…そこなんでしょうね。