台湾のメーカーが開発した、オーソドックスな縦スクロールのシューティングゲーム「ライトニングファイター」。
とても遊びやすい内容で、初心者からシューターまで幅広い人気を得ていたゲームですが、その続編が先日公開されました。
「ライトニングファイター2」です。
今回も斬新な部分はないものの、余計なシステムのない遊びやすいシューティングになっていて、攻撃の種類や機体も豊富。 無難に楽しめる内容になっています。
名前からして 1990 年代にサラリーマンから大きな支持を得たゲーム「雷電」を思わせますが、このゲームもその雷電と同じ「万人向け」のコンセプトで作られている印象です。

縦スクロールのシューティングで、ショットは自動です。
操作は俗に言う「相対移動」で、指の位置に関わらず、指を動かした方向とスピードで自機が移動します。
iPhone 5 の場合は下に指置き場となるスペースもでき、操作性は良好ですね。
機体ごとに3つの武器が装備されていて、取ったパワーアップアイテムの色に応じて変化します。
また、パワーアップアイテムは一定時間ごとに色が変わるため、取るタイミングを計ることで任意の武器に変更することができます。
パワーアップは3段階までで、パワーアップアイテムは頻繁に出るので、すぐに最高段階まで到達します。
しかし最高段階になった後、使っている武器と同じ色のアイテムを取ることで「チャージゲージ」が増加し、最大になった後にボタンを押すことで一定時間無敵になり、さらに強力な攻撃を超連射する「スーパーチャージアタック」を発動することが出来ます。
ゲージは自然増加もするため、このチャージアタックは割と頻繁に使えます。
自機の攻撃は「どこかで見たことあるようなもの」が多く、例えば最初の機体は雷電のワイドショットとミサイルに加え、レイストームのようなロックオンレーザーを持ちます。
敵の攻撃は雷電のような弾速が速い「狙い撃ち系」ではなく、弾速が遅めで画面一杯にバラまく「弾幕系」ですが、弾幕と言っても難易度は3段階に分かれていて、最初の段階だとかなり簡単です。
シューティングが苦手な方でも楽しめる難易度ですね。
ちなみに難易度の名前は EASY とか HARD ではなく、「青銅」「白銀」「黄金」というどっかの聖闘士みたいな名前になっています。

※左は雷電 IV で「うにょりレーザー」とか「サラリーマンレーザー」とか言われていたものを模した攻撃。
ただし今作のものは強力だけど敵をロックオンしてくれないので、扱いは難しい。
右はスーパーチャージアタックでミサイルを超連射している状態。 ボスが固いゲームなのでチャージアタックの活用は必須です。
前作は1ステージが長めで、ボスもやたら固かったのですが、今作は道中が短くなっていて、1ステージの時間は短縮されています。
ボスは相変わらず固いのですが、最初からボスの耐久力バーが表示されています。(前作の初期バージョンは耐久力バーがなかった)
ボスの攻撃は多彩で、変形するものも多く、この辺はライトニングファイターの特徴ですね。
背景の書き込みが細かく、さすがに近年の 3D グラフィックのものと比べると見劣りしますが、良い意味で 1990 年代後半っぽい 2D グラフィックの背景になっています。
攻撃の演出も綺麗で、見た目は良いですね。
やや賛否ありそうなのは購入アイテムで、ボムやゲージの即時チャージ、緊急シールドはゲーム開始前に「コイン」で購入しなければなりません。
このコインはゲーム内で手に入るのですが、コインの自動回収とコイン 50 %UP のアイテムは、ゲームごとに課金通貨(ダイヤ)が必要になります。
コインの自動回収と 50 %UP を両方使うとダイヤを 9 消費し、最初にあるダイヤは 40 なので、4回プレイした後は追加課金をしないと利用できません。
しかし新機体の購入に必要なコインはかなり多いので、これらを利用せずに貯めるのは大変です。
まあゲームの難易度に直接関わるアイテムはコインで買えるし、初期機体でも十分に遊べ、機体の購入については長期的に遊ぶための要素とも考えられるのですが・・・
しかし課金通貨でコンティニューも可能で、コンティニューしてもスコアが維持されてしまうのは、ハイスコアを競う楽しみが損なわれていて嫌ですね。
もう1つ個人的に「うーん」と思ったのは、最初は一番下の「青銅」の難易度しか選べませんが、これが簡単すぎること。
ある程度シューティングに慣れている人にはぬるすぎるので、面白いと思えないかもしれません。
最初から中間の「白金」の難易度は解放されていても良いように思えます。
一番上の「黄金」の難易度は、シューターでも歯応えを感じる難しさです。

※機体はコインで購入しなければなりませんが、4機目からはかなり高額。 でもこうした目標があった方がゲームとしては良いですね。
右はアイテムの購入画面で、幸いボムやシールドは安価なので、毎回最大まで買って出撃できます。
課金通貨のアイテムがあるのが良し悪しで、必須なものではないのですが、でも便利なので・・・
価格は 85 円と、内容を考えるとかなり格安。
値段を考えても万人にオススメできるアプリです。(iPad 版は 250 円)
色々な深いスコアシステムや、綺麗な 3D グラフィックを追求するのも良いのですが、やはり基本がしっかりしているオーソドックスなゲームは、それはそれで遊びやすくて良いですね。
解り辛い部分もないし、ハイスコアを狙うために無理に危険な行為をする必要もなく、良い意味でシンプルなシューティングゲームになっています。 指が邪魔になるような攻撃もありません。
今回もロングセラーになるのではないでしょうか。
・ライトニングファイター2 (iTunes が起動します)
・ライトニングファイター2 HD (iPad 専用版です)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
とても遊びやすい内容で、初心者からシューターまで幅広い人気を得ていたゲームですが、その続編が先日公開されました。
「ライトニングファイター2」です。
今回も斬新な部分はないものの、余計なシステムのない遊びやすいシューティングになっていて、攻撃の種類や機体も豊富。 無難に楽しめる内容になっています。
名前からして 1990 年代にサラリーマンから大きな支持を得たゲーム「雷電」を思わせますが、このゲームもその雷電と同じ「万人向け」のコンセプトで作られている印象です。

縦スクロールのシューティングで、ショットは自動です。
操作は俗に言う「相対移動」で、指の位置に関わらず、指を動かした方向とスピードで自機が移動します。
iPhone 5 の場合は下に指置き場となるスペースもでき、操作性は良好ですね。
機体ごとに3つの武器が装備されていて、取ったパワーアップアイテムの色に応じて変化します。
また、パワーアップアイテムは一定時間ごとに色が変わるため、取るタイミングを計ることで任意の武器に変更することができます。
パワーアップは3段階までで、パワーアップアイテムは頻繁に出るので、すぐに最高段階まで到達します。
しかし最高段階になった後、使っている武器と同じ色のアイテムを取ることで「チャージゲージ」が増加し、最大になった後にボタンを押すことで一定時間無敵になり、さらに強力な攻撃を超連射する「スーパーチャージアタック」を発動することが出来ます。
ゲージは自然増加もするため、このチャージアタックは割と頻繁に使えます。
自機の攻撃は「どこかで見たことあるようなもの」が多く、例えば最初の機体は雷電のワイドショットとミサイルに加え、レイストームのようなロックオンレーザーを持ちます。
敵の攻撃は雷電のような弾速が速い「狙い撃ち系」ではなく、弾速が遅めで画面一杯にバラまく「弾幕系」ですが、弾幕と言っても難易度は3段階に分かれていて、最初の段階だとかなり簡単です。
シューティングが苦手な方でも楽しめる難易度ですね。
ちなみに難易度の名前は EASY とか HARD ではなく、「青銅」「白銀」「黄金」というどっかの聖闘士みたいな名前になっています。

※左は雷電 IV で「うにょりレーザー」とか「サラリーマンレーザー」とか言われていたものを模した攻撃。
ただし今作のものは強力だけど敵をロックオンしてくれないので、扱いは難しい。
右はスーパーチャージアタックでミサイルを超連射している状態。 ボスが固いゲームなのでチャージアタックの活用は必須です。
前作は1ステージが長めで、ボスもやたら固かったのですが、今作は道中が短くなっていて、1ステージの時間は短縮されています。
ボスは相変わらず固いのですが、最初からボスの耐久力バーが表示されています。(前作の初期バージョンは耐久力バーがなかった)
ボスの攻撃は多彩で、変形するものも多く、この辺はライトニングファイターの特徴ですね。
背景の書き込みが細かく、さすがに近年の 3D グラフィックのものと比べると見劣りしますが、良い意味で 1990 年代後半っぽい 2D グラフィックの背景になっています。
攻撃の演出も綺麗で、見た目は良いですね。
やや賛否ありそうなのは購入アイテムで、ボムやゲージの即時チャージ、緊急シールドはゲーム開始前に「コイン」で購入しなければなりません。
このコインはゲーム内で手に入るのですが、コインの自動回収とコイン 50 %UP のアイテムは、ゲームごとに課金通貨(ダイヤ)が必要になります。
コインの自動回収と 50 %UP を両方使うとダイヤを 9 消費し、最初にあるダイヤは 40 なので、4回プレイした後は追加課金をしないと利用できません。
しかし新機体の購入に必要なコインはかなり多いので、これらを利用せずに貯めるのは大変です。
まあゲームの難易度に直接関わるアイテムはコインで買えるし、初期機体でも十分に遊べ、機体の購入については長期的に遊ぶための要素とも考えられるのですが・・・
しかし課金通貨でコンティニューも可能で、コンティニューしてもスコアが維持されてしまうのは、ハイスコアを競う楽しみが損なわれていて嫌ですね。
もう1つ個人的に「うーん」と思ったのは、最初は一番下の「青銅」の難易度しか選べませんが、これが簡単すぎること。
ある程度シューティングに慣れている人にはぬるすぎるので、面白いと思えないかもしれません。
最初から中間の「白金」の難易度は解放されていても良いように思えます。
一番上の「黄金」の難易度は、シューターでも歯応えを感じる難しさです。

※機体はコインで購入しなければなりませんが、4機目からはかなり高額。 でもこうした目標があった方がゲームとしては良いですね。
右はアイテムの購入画面で、幸いボムやシールドは安価なので、毎回最大まで買って出撃できます。
課金通貨のアイテムがあるのが良し悪しで、必須なものではないのですが、でも便利なので・・・
価格は 85 円と、内容を考えるとかなり格安。
値段を考えても万人にオススメできるアプリです。(iPad 版は 250 円)
色々な深いスコアシステムや、綺麗な 3D グラフィックを追求するのも良いのですが、やはり基本がしっかりしているオーソドックスなゲームは、それはそれで遊びやすくて良いですね。
解り辛い部分もないし、ハイスコアを狙うために無理に危険な行為をする必要もなく、良い意味でシンプルなシューティングゲームになっています。 指が邪魔になるような攻撃もありません。
今回もロングセラーになるのではないでしょうか。
・ライトニングファイター2 (iTunes が起動します)
・ライトニングファイター2 HD (iPad 専用版です)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
なんでSTGはこういうアホみたいな行為を要求することが多いんですかねー。
理解に苦しみます。