本家の iPhone AC の「iPhone おすすめゲームアプリ」のコーナーに、ボードゲーム / ドイツゲーム編 を追加しました。
簡潔なカタログ形式で、今回は7本のアプリを厳選し紹介しています。

今回の選出は特に悩みませんでした。
知名度とアプリの完成度を考えると、この7本が突出しているからです

なお、「モノポリー」や「いたスト」などのスゴロク系アプリの iTunes レビューは、勝てない人が「AI がインチキしている。★1」という評価を付けてヒドイ事になってたりしますが、こういうのが出てくるのはスゴロク系・麻雀系・花札系などでは毎度のことであり、実際には問題なくプレイ出来るので気にしないで良いでしょう。

ただ桃鉄の「さくま」に関しては、出目操作を公に認めてたりするため、その限りではありませんが・・・

iPhone おすすめゲームアプリ ボードゲーム / ドイツゲーム 編

今回も選出したアプリと、選出を考えたけど除外した「次点」のアプリ、及びその理由を掲載します。
いずれも秀作なので、ドイツゲームが好きな方は参考にして頂ければと思います。
評価は私の独断と偏見なのでご容赦を。

MONOPOLY(モノポリー)(選出)
まずはこれを取り上げておかないとダメでしょうね。 ボードゲームの大定番。
知名度と値段の安さ故に、iTunes にはアレなレビューが多くありますが・・・ 私がやった限りでは問題はない印象です。

いただきストリート for SMARTPHONE(選出)
「いたスト」。 これも当然の選出でしょう。 日本のボードゲームではゲーム性は一番でしょうね。
長期的に遊べるゲームモードがあり、1人でも長く楽しめるのが良いところ。
全てのマップとキャラクターを導入すると 2350 円と高額になるのが難点ですが・・・

桃太郎電鉄JAPAN+(選出)
「桃鉄」。 知名度は最強。 ガラケーアプリがベースなので私的には簡易版である印象が否めないのですが、それでも桃鉄なので選ばないとダメでしょう。
ベースが普通のスゴロクなので、誰でもすぐ始められるようになっていて、それを考えるとパーティーゲームとして良く出来てるなぁと今更ながら思います。

Carcassonne(カルカソンヌ)(選出)
iOS の NO.1 ドイツゲームアプリ。 あまりにも完成度が高くて非の打ち所がない。
やればやるほどハマるゲームで、適度な時間で遊べるし、落ち着いた雰囲気もいいですね。

Catan(カタン)(選出)
「カタンの開拓者たち」。 世界でもっともプレイされているドイツゲームでしょう。
アップデートで横画面になったのが賛否両論ですが、画面が綺麗になったし、追加ルールもあるし、1人用のキャンペーンモードもあるし、当初より確実にパワーアップしてると思います。

San Juan(サンファン)(選出)
村開発ボードゲームをカードゲーム化したアプリで、クオリティーも高い。
人気ドイツゲームをカード化したものは割とあるのですが、その中で最も評価されているゲームですね。

Ticket to Ride(チケット トゥ ライド)(選出)
簡単ルールながら奥が深い。 アプリのクオリティーが高く iPad なら日本語に対応。
3人か4人でプレイする場合が多いと思いますが、2人対戦も邪魔と読み合いの勝負になるので面白いです。

Caylus(ケイラス)
今回は選出アプリで迷いませんでしたが、これだけは選出するかどうか最後まで悩みました。
労働者配置型のゲームとしては内容もアプリのクオリティも一番なのですが、1回1回の対戦を楽しむのみで、対戦モードもなく、ルールも複雑。
後で入れるかもしれないけど、今回はパス。

Ra(ラー)
「競りゲーム」枠として入れようかと思ったけど、アプリの完成度が選出したものと比べると劣る。
私的には好きなゲームなのですが、競りゲームとしてのゲーム性は Medici(メディチ)の方が上かも。

BANG! the Official Video Game
人狼系の西部劇カードゲーム。 人狼系は入れたかったけど、でもこれは「人狼系」というほどでもないかな。
アプリのクオリティは高いのですが、この手のゲームは人とやってナンボってのもあるかも。

Elder Sign: Omens(エルダーサイン)
ソリティア系ダイスゲーム。 コンピューターゲームの場合、ソリティア系のゲームも悪くないと思います。
アプリのクオリティーも高い。 でもドイツゲームって感じではないかな・・・ 個人的には好き。

Tigris & Euphrates(チグリス・ユーフラテス)
小国の興亡を描いたボードゲーム。 個人的には、ゲーム性だけ見ればかなり上位のドイツゲームだと思います。
しかしアプリのクオリティが・・・

Keltis(ケルト)
全体的に選出するレベルではない気がするけど、最近アップデートされて iPhone 5 に対応し、ケルト民謡の BGM の音質もよくなり、AI の強さも強化。
短時間で終わるのでスマホ向きでもあり、私的には高評価。

Lost Cities(ロストシティ)
ケルトの前身のカードゲーム。 短時間で遊べるスマホにマッチした1対1のゲームで、アプリも良くできている。
が、対戦メインのアプリなのに、その対戦がメール形式(非同期対戦)なのが頂けない。
相手がログイン状態で、リアルタイムで対戦できた時は面白いのですが・・・

Agricola(アグリコラ)
ドイツゲームとしての知名度はかなり高い。 が、アプリのクオリティーはやや劣る。
また、130 に及ぶ追加拡張カードの英文が辛い・・・ コンピューターゲーム化には向いてないかも?

Wars of the Roses(ローゼンケーニッヒ)
アブストラクトゲーム(将棋やチェスのような運の要素の少ないボードゲーム)。
思考性が高く、全体の雰囲気もシックな大人向きのゲーム。
やや地味で原作の知名度も低いので、最初はリストに含めてなかったけど、人気があるので後日追加。