自分で作った 3D のドットグラフィックモデルが宇宙を飛ぶ、レトロ風のシューティングゲームが登場しています。
「Space Qube」です。
東京ゲームショウ 2013 でも話題になった作品です。
台湾のメーカーが作ったゲームで、ボクセル編集機能と、その反映・公開・ダウンロードが最大のウリです。
(2D のドットを『ピクセル』と呼ぶのに対し、3D のドットは『ボクセル』と呼びます)
すでに多くのユーザーの力作が公開されており、それを自由にダウンロードして遊ぶことが出来ます。
一方、ゲームとしては・・・ 凡庸な 3D シューティングゲームに過ぎません。
物足りないのが本音で、あくまでこのアプリは 3D モデルを作る方がメインという印象ですね。
外見は 3D ですが、ゲーム的には固定画面の 2D シューティングをナナメ後方から見ている感じです。
本体の傾きかスライド操作で自機を左右に動かし、前方に現れる敵を撃ち落としていきます。
上下や前後に移動することは出来ません。
横にフリックするとローリングしながら高速移動し、敵の攻撃を回避できるのですが、スライド操作の場合はこれが暴発しやすい問題があります。
さらに動きに若干の慣性があるため、やや違和感を感じる操作性です。
またショットを自動にしていても、画面を押している時でないと弾が出ないため、止まっている時でも指を画面から離してはいけません。
ティルト操作(本体の傾き操作)の場合はこれらの問題がないため、寝転がってプレイ出来ない難点もありますが、ティルトの方がプレイしやすいですね。
たまに出てくるアイテムを撃つことで、一定時間レーザーや誘導ミサイルを発射したり、シールドを張ったりすることが出来ます。
しばらくザコを倒しているとボスが出現、これを倒せばステージクリアです。
敵を倒すとブロックをポロポロ落とし、これを集めることで自機を作成するためのブロックを貯めることが出来ます。
また、ブロックを消費して自機をパワーアップさせる事も出来ます。
このゲームはパワーアップなしだと弱すぎて敵を倒し辛いので、ショットの強化は必須です。
※ボス戦の模様。 ボスの種類は結構豊富で、それがランダムな順番で出現します。
ステージ 13 でラスボスが現れ、倒すとそのまま2周目に入るループゲームです。
※パワーアップのうち、マグネットやキューブ入手量2倍などの補助系は、購入すれば以後全てのゲームに適用されます。
武器のパワーアップはその機体だけの強化ですが、パワーアップなしだと攻撃がショボ過ぎるので、最低でも「銃弾」は1度強化しておきましょう。
パワー2段階目で 3WAY、3段階目で 5WAY になります。 レーザーは最初から 3WAY で、1度強化すると 5WAY。
注目のキャラクター作成(ボクセル編集)では、16x16 か 32x32 の 3D ドットモデルを作ることができます。
レイヤー(段、階層)を変えながら方眼紙の上にタップでドットを打っていく形で、レイヤーの向きも変えられます。
現在のレイヤーの絵を他のレイヤーにコピーしたり、自動的に左右対称の絵を作成する機能もあります。
画面左には作成途中の 3D モデルが表示されており、自由に回転して見回すことが出来ます。
作った 3D モデルはサーバーにアップロード可能で、他の人が作ったモデルをダウンロードすることも出来ます。
さらに 3D プリンターがあれば、それを使って実物のオブジェを作り出すことも出来るようです。
どういう計算になっているのかよく解りませんが、作ったモデルに応じて「スピード」と「装甲」が決められ、それが機体の能力になります。
ただ、機体の能力はそんなに気にする必要はありません。
※キャラ編集画面はこんな感じ。 立体モデルなのでレイヤー(階層)ごとにドットを打つ必要があります。
正直、iPhone の小さな画面では作業し辛いので、iPad 推奨ですね。
※アップロードされているモデルは自由に閲覧可能。 そのキャラを長押しすることでメニューが表示され、詳細の確認やダウンロードを行えます。
ローカルに保存されているモデルも長押しすることで編集や 3D プリンターへの出力を行えます。
難点は前述したように、シューティングゲームとしては凡庸で、パッとしないこと。
演出やサウンドは良いのですが、敵が散発的に出てくるだけの退屈なザコ戦が延々と続き、弾もそんなに飛んで来ず、面白味に欠けます。
ボスから不意打ちを食らうぐらいしかやられることはなく、しかもやられても少量のブロックでその場コンティニュー可能で、緊張感やゲーム性が乏しいです。
ブロックが飛び散る爆発は派手ですが、敵が多くないので爽快感も少なく、だからいつも途中で中断してしまいます。
全くのクソゲーという訳ではないんだけど、本当に「凡庸」としか言えないですね。
難易度的にイージーもいいところで、ステージの長さを半分にして、敵の数と難易度を倍にしないと、ダラダラ過ぎてやってられない感じです。
3D モデルによって攻撃が変わると言うこともないし、アプリとしてはあくまでエディット機能がメインであって、ゲームはそれを試用する場所といった印象です。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 250 円。 ブロックを購入する追加課金もありますが、必須ではありません。
マインクラフト系をクラフトモードでプレイしているような、物作り「のみ」を楽しむ人に勧められるゲームでしょうか。
シューティングシーンがアッサリしていて簡単過ぎるのも、ゲームとしてはあえてシンプルにして、「作成が中心でゲームは苦手」という人をターゲットに考えているためかもしれません。
私はマインクラフト系はサバイバルモードで遊んでいて、さらに弾幕シューティングが好きなので、根本的に合っていないのかもしれませんね。
作成モードを中心に考えれば、作ったモデルをアップロードして公開できるし、ドットキャラを自作してみたい方もいると思うので、悪くないかもしれません。
それにこのアプリの一番のウリはゲームではなく、3D プリンターへの出力機能かも。
・Space Qube (iTunes が起動します)
※この画像は iTunes Store からの引用です。
「Space Qube」です。
東京ゲームショウ 2013 でも話題になった作品です。
台湾のメーカーが作ったゲームで、ボクセル編集機能と、その反映・公開・ダウンロードが最大のウリです。
(2D のドットを『ピクセル』と呼ぶのに対し、3D のドットは『ボクセル』と呼びます)
すでに多くのユーザーの力作が公開されており、それを自由にダウンロードして遊ぶことが出来ます。
一方、ゲームとしては・・・ 凡庸な 3D シューティングゲームに過ぎません。
物足りないのが本音で、あくまでこのアプリは 3D モデルを作る方がメインという印象ですね。
外見は 3D ですが、ゲーム的には固定画面の 2D シューティングをナナメ後方から見ている感じです。
本体の傾きかスライド操作で自機を左右に動かし、前方に現れる敵を撃ち落としていきます。
上下や前後に移動することは出来ません。
横にフリックするとローリングしながら高速移動し、敵の攻撃を回避できるのですが、スライド操作の場合はこれが暴発しやすい問題があります。
さらに動きに若干の慣性があるため、やや違和感を感じる操作性です。
またショットを自動にしていても、画面を押している時でないと弾が出ないため、止まっている時でも指を画面から離してはいけません。
ティルト操作(本体の傾き操作)の場合はこれらの問題がないため、寝転がってプレイ出来ない難点もありますが、ティルトの方がプレイしやすいですね。
たまに出てくるアイテムを撃つことで、一定時間レーザーや誘導ミサイルを発射したり、シールドを張ったりすることが出来ます。
しばらくザコを倒しているとボスが出現、これを倒せばステージクリアです。
敵を倒すとブロックをポロポロ落とし、これを集めることで自機を作成するためのブロックを貯めることが出来ます。
また、ブロックを消費して自機をパワーアップさせる事も出来ます。
このゲームはパワーアップなしだと弱すぎて敵を倒し辛いので、ショットの強化は必須です。
※ボス戦の模様。 ボスの種類は結構豊富で、それがランダムな順番で出現します。
ステージ 13 でラスボスが現れ、倒すとそのまま2周目に入るループゲームです。
※パワーアップのうち、マグネットやキューブ入手量2倍などの補助系は、購入すれば以後全てのゲームに適用されます。
武器のパワーアップはその機体だけの強化ですが、パワーアップなしだと攻撃がショボ過ぎるので、最低でも「銃弾」は1度強化しておきましょう。
パワー2段階目で 3WAY、3段階目で 5WAY になります。 レーザーは最初から 3WAY で、1度強化すると 5WAY。
注目のキャラクター作成(ボクセル編集)では、16x16 か 32x32 の 3D ドットモデルを作ることができます。
レイヤー(段、階層)を変えながら方眼紙の上にタップでドットを打っていく形で、レイヤーの向きも変えられます。
現在のレイヤーの絵を他のレイヤーにコピーしたり、自動的に左右対称の絵を作成する機能もあります。
画面左には作成途中の 3D モデルが表示されており、自由に回転して見回すことが出来ます。
作った 3D モデルはサーバーにアップロード可能で、他の人が作ったモデルをダウンロードすることも出来ます。
さらに 3D プリンターがあれば、それを使って実物のオブジェを作り出すことも出来るようです。
どういう計算になっているのかよく解りませんが、作ったモデルに応じて「スピード」と「装甲」が決められ、それが機体の能力になります。
ただ、機体の能力はそんなに気にする必要はありません。
※キャラ編集画面はこんな感じ。 立体モデルなのでレイヤー(階層)ごとにドットを打つ必要があります。
正直、iPhone の小さな画面では作業し辛いので、iPad 推奨ですね。
※アップロードされているモデルは自由に閲覧可能。 そのキャラを長押しすることでメニューが表示され、詳細の確認やダウンロードを行えます。
ローカルに保存されているモデルも長押しすることで編集や 3D プリンターへの出力を行えます。
難点は前述したように、シューティングゲームとしては凡庸で、パッとしないこと。
演出やサウンドは良いのですが、敵が散発的に出てくるだけの退屈なザコ戦が延々と続き、弾もそんなに飛んで来ず、面白味に欠けます。
ボスから不意打ちを食らうぐらいしかやられることはなく、しかもやられても少量のブロックでその場コンティニュー可能で、緊張感やゲーム性が乏しいです。
ブロックが飛び散る爆発は派手ですが、敵が多くないので爽快感も少なく、だからいつも途中で中断してしまいます。
全くのクソゲーという訳ではないんだけど、本当に「凡庸」としか言えないですね。
難易度的にイージーもいいところで、ステージの長さを半分にして、敵の数と難易度を倍にしないと、ダラダラ過ぎてやってられない感じです。
3D モデルによって攻撃が変わると言うこともないし、アプリとしてはあくまでエディット機能がメインであって、ゲームはそれを試用する場所といった印象です。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 250 円。 ブロックを購入する追加課金もありますが、必須ではありません。
マインクラフト系をクラフトモードでプレイしているような、物作り「のみ」を楽しむ人に勧められるゲームでしょうか。
シューティングシーンがアッサリしていて簡単過ぎるのも、ゲームとしてはあえてシンプルにして、「作成が中心でゲームは苦手」という人をターゲットに考えているためかもしれません。
私はマインクラフト系はサバイバルモードで遊んでいて、さらに弾幕シューティングが好きなので、根本的に合っていないのかもしれませんね。
作成モードを中心に考えれば、作ったモデルをアップロードして公開できるし、ドットキャラを自作してみたい方もいると思うので、悪くないかもしれません。
それにこのアプリの一番のウリはゲームではなく、3D プリンターへの出力機能かも。
・Space Qube (iTunes が起動します)
※この画像は iTunes Store からの引用です。
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