美しい背景と思わず没頭してしまうゲーム性で人気になった、スマホの投射型ディフェンスゲームのパイオニア「Medieval」。
iPhone 初期の作品の1つですが、その続編が今になって、しかも日本を舞台としたゲームになって登場しました。
「Medieval Japan」です。
攻め込んでくる敵を弓矢で撃退するゲームで、同タイプのゲームには人気の サムライディフェンダー や Clash of the Olympians などがありますが、そのハシリと言えるアプリですね。
全体の動きがゆったりしていて、後発のゲームよりテンポに劣りますが、手軽なゲーム性とパワーアップを主体とした面白さは共通するものがあります。
ゲーム開始時に「ニンジャ軍」と「サムライ軍」のどちらかを選びますが、見た目の違いだけで差はありません。
さらに「高速射撃」と「バトルモード」の2つのモードを選びますが、こちらはゲーム性が大きく変わります。
Medieval 本来のモードは「バトルモード」なので、先にこちらから説明します。
ゲームが始まると2つのお城が出てきて、自分の城の屋根には投射機が付いています。
これで矢や手裏剣をビシュビシュ撃って、相手の城から攻めてくる敵兵を撃退します。
撃つ方法は、本来の Medieval は後ろに引いて、それから指を離す Angry Birds のようなスタイル(ドラッグ射撃)なのですが、タップした場所に発射する「自動射撃」と、矢の軌道が表示される「円弧射撃」も用意されました。
ドラッグ射撃だと狙いを付けるのが難しいのですが、それがゲーム性でもあったため、タップするだけで撃ててしまう自動射撃ではゲームの面白さは半減だと私的には思いますが・・・
でも、難しいという意見も多かったようだし、これも時代の流れかもしれませんね。
画面下には攻撃方法のアイコンが並んでいて、最初は普通の矢(手裏剣)しかありませんが、ショップ画面でパワーアップを購入する事で火矢や 5way 弾、大岩や爆弾なども使えるようになります。
上位の武器は一度使うとしばらく使用できなくなるので、色々な武器を使い分けながら戦うのがコツです。
勝利条件は敵を全滅させるか、敵の城を破壊するか、味方兵士に敵の「旗」を持ち帰らせるかです。
後者ほど難易度が高くなる分、クリアボーナスも多くなります。
こちらの城が破壊されたり、旗が持ち去られると敗北し、リトライとなります。
※騎兵で敵の旗を持って帰っているところ。 ただ、敵兵も迎撃してくるので簡単ではないし、やられて失敗すると資金の無駄になります。
ゲーム序盤は弓矢の強化を優先し、敵を全滅させてクリアする方針で行きましょう。
※ゲームが進むと気球や飛行船も飛んで来ます。
戦国時代に気球があるとか、手裏剣を投射機で発射するとか、こんなに近くに敵の城があるとか、忍者が忍んでないとか、そういうところをツッ込んだら負けです。
今作には前述したように「高速射撃」というゲームモードも用意されています。
これは弾を連射しまくれるモードで、1発ずつ慎重に狙っていく Medieval のゲームシステムを根本からくつがえしています。
強力な連装火矢や爆弾をバシバシ撃ちまくれるため、もはや武器の使い分けも必要ありません。
敵の耐久力も上がっていますが、それ以上にこちらの攻撃力がインフレしているため、敵も城もボッコボコに出来ます。
それがゲームとして面白いのかどうかは別として、とりあえず爽快感はありますね。
オリジナルは慎重に1発ずつ狙いを付けながら撃つゲーム性で、さらに兵士の動きもゆっくりのため、最近の流行りではないことは確かです。
ですからこういうカジュアルなゲームモードも、必要だと判断されたのかもしれません。
でもやはり簡単すぎるので、あくまでお遊びであり、メインは「バトルモード+ドラッグ射撃」だと考えた方が良い・・・ と私的には思います。
難点というか注意点は、道場や鍛冶屋、馬小屋などのパワーアップを行うことで兵士を雇用できますが、雇用に結構な額の資金を消費し、しかも単独で出してもあまり強くないため、兵士を使おうとすると返って資金不足に陥り、パワーアップ出来なくなって不利になってしまうこと。
この「弓より兵士を優先するとハマる」問題は前作と同じで、変わっていません。
Medieval はロングセラーのアプリなので、あえてシステムを変えなかったのだと思いますが・・・
ここはちょっと修正するか、弓の強化の優先を促すようなガイドは欲しかった気がしますね。
※アップグレード画面。 ポーズメニューからいつでも開くことができます。
まずは最下段の弓矢(手裏剣)のパワーアップを優先して下さい。 通常攻撃、火矢、5way ショットを最高まで高めてから他に移るのがお勧め。
兵士はチャンスを見計らってまとめて出さないと効果は薄いです。 ただ、大砲は敵の城を破壊する手助けになるので、城を狙う段階になったら1つ出しておくと便利です。
価格は 200 円。 資金を課金で買う要素もありますが、必要ではありません。
ショートゲームとしてはやや高めかもしれませんが、妥当な価格だと思います。
システムは今となってはやや古い印象も受けますが、個人的に好きなゲームなので、その日本バージョンが出たというのは嬉しいですね。
背景グラフィックもそんなに種類が多い訳ではありませんが、相変わらず美しく、中国と日本がごっちゃになってるような「欧米的アジア観」ではありません。(少なくとも背景は)
延々と続くゲームですが、1ステージはそんなに長くないので、テンポが良いとは言えませんが、手軽に遊び続けられるアプリです。
ヒマ潰し用のゲームとしてお勧めできますね。
・Medieval Japan (iTunes が起動します)
・Medieval Japan Lite (無料体験版です)
iPhone 初期の作品の1つですが、その続編が今になって、しかも日本を舞台としたゲームになって登場しました。
「Medieval Japan」です。
攻め込んでくる敵を弓矢で撃退するゲームで、同タイプのゲームには人気の サムライディフェンダー や Clash of the Olympians などがありますが、そのハシリと言えるアプリですね。
全体の動きがゆったりしていて、後発のゲームよりテンポに劣りますが、手軽なゲーム性とパワーアップを主体とした面白さは共通するものがあります。
ゲーム開始時に「ニンジャ軍」と「サムライ軍」のどちらかを選びますが、見た目の違いだけで差はありません。
さらに「高速射撃」と「バトルモード」の2つのモードを選びますが、こちらはゲーム性が大きく変わります。
Medieval 本来のモードは「バトルモード」なので、先にこちらから説明します。
ゲームが始まると2つのお城が出てきて、自分の城の屋根には投射機が付いています。
これで矢や手裏剣をビシュビシュ撃って、相手の城から攻めてくる敵兵を撃退します。
撃つ方法は、本来の Medieval は後ろに引いて、それから指を離す Angry Birds のようなスタイル(ドラッグ射撃)なのですが、タップした場所に発射する「自動射撃」と、矢の軌道が表示される「円弧射撃」も用意されました。
ドラッグ射撃だと狙いを付けるのが難しいのですが、それがゲーム性でもあったため、タップするだけで撃ててしまう自動射撃ではゲームの面白さは半減だと私的には思いますが・・・
でも、難しいという意見も多かったようだし、これも時代の流れかもしれませんね。
画面下には攻撃方法のアイコンが並んでいて、最初は普通の矢(手裏剣)しかありませんが、ショップ画面でパワーアップを購入する事で火矢や 5way 弾、大岩や爆弾なども使えるようになります。
上位の武器は一度使うとしばらく使用できなくなるので、色々な武器を使い分けながら戦うのがコツです。
勝利条件は敵を全滅させるか、敵の城を破壊するか、味方兵士に敵の「旗」を持ち帰らせるかです。
後者ほど難易度が高くなる分、クリアボーナスも多くなります。
こちらの城が破壊されたり、旗が持ち去られると敗北し、リトライとなります。
※騎兵で敵の旗を持って帰っているところ。 ただ、敵兵も迎撃してくるので簡単ではないし、やられて失敗すると資金の無駄になります。
ゲーム序盤は弓矢の強化を優先し、敵を全滅させてクリアする方針で行きましょう。
※ゲームが進むと気球や飛行船も飛んで来ます。
戦国時代に気球があるとか、手裏剣を投射機で発射するとか、こんなに近くに敵の城があるとか、忍者が忍んでないとか、そういうところをツッ込んだら負けです。
今作には前述したように「高速射撃」というゲームモードも用意されています。
これは弾を連射しまくれるモードで、1発ずつ慎重に狙っていく Medieval のゲームシステムを根本からくつがえしています。
強力な連装火矢や爆弾をバシバシ撃ちまくれるため、もはや武器の使い分けも必要ありません。
敵の耐久力も上がっていますが、それ以上にこちらの攻撃力がインフレしているため、敵も城もボッコボコに出来ます。
それがゲームとして面白いのかどうかは別として、とりあえず爽快感はありますね。
オリジナルは慎重に1発ずつ狙いを付けながら撃つゲーム性で、さらに兵士の動きもゆっくりのため、最近の流行りではないことは確かです。
ですからこういうカジュアルなゲームモードも、必要だと判断されたのかもしれません。
でもやはり簡単すぎるので、あくまでお遊びであり、メインは「バトルモード+ドラッグ射撃」だと考えた方が良い・・・ と私的には思います。
難点というか注意点は、道場や鍛冶屋、馬小屋などのパワーアップを行うことで兵士を雇用できますが、雇用に結構な額の資金を消費し、しかも単独で出してもあまり強くないため、兵士を使おうとすると返って資金不足に陥り、パワーアップ出来なくなって不利になってしまうこと。
この「弓より兵士を優先するとハマる」問題は前作と同じで、変わっていません。
Medieval はロングセラーのアプリなので、あえてシステムを変えなかったのだと思いますが・・・
ここはちょっと修正するか、弓の強化の優先を促すようなガイドは欲しかった気がしますね。
※アップグレード画面。 ポーズメニューからいつでも開くことができます。
まずは最下段の弓矢(手裏剣)のパワーアップを優先して下さい。 通常攻撃、火矢、5way ショットを最高まで高めてから他に移るのがお勧め。
兵士はチャンスを見計らってまとめて出さないと効果は薄いです。 ただ、大砲は敵の城を破壊する手助けになるので、城を狙う段階になったら1つ出しておくと便利です。
価格は 200 円。 資金を課金で買う要素もありますが、必要ではありません。
ショートゲームとしてはやや高めかもしれませんが、妥当な価格だと思います。
システムは今となってはやや古い印象も受けますが、個人的に好きなゲームなので、その日本バージョンが出たというのは嬉しいですね。
背景グラフィックもそんなに種類が多い訳ではありませんが、相変わらず美しく、中国と日本がごっちゃになってるような「欧米的アジア観」ではありません。(少なくとも背景は)
延々と続くゲームですが、1ステージはそんなに長くないので、テンポが良いとは言えませんが、手軽に遊び続けられるアプリです。
ヒマ潰し用のゲームとしてお勧めできますね。
・Medieval Japan (iTunes が起動します)
・Medieval Japan Lite (無料体験版です)
しかしipadでやりたいゲームが マジック2014、jubeatの二つしか思いつかないのです。
他に何か大画面ならではのゲームはありますか?