高クオリティーなグラフィックとカジュアルで遊びやすいゲーム性を持つ、万人向けのガンシューティングゲーム「EPOCH.」。
iPhone / Android 共に人気となったタイトルですが、その続編が先日登場しました。
「EPOCH.2」です。
ロボット同士の戦争によって文明が崩壊した未来が舞台で、前作で発見されたプリンセスの生存者捜索を助けるのが今回の目的となります。
前作は日本語化されていなかったため、ストーリーがよく解らない難点がありましたが、今回は日本語化されており、ムービーも字幕付き。 物語も楽しむことが出来ます。
こうした 3D 視点のガンシューティングはマニアックなものが多いのですが、このゲームは攻撃は半自動で、回避に専念すれば良く、手軽に楽しめるシステムになっています。 これが大きなヒットとなった要因でしょう。
ただ、今回はゲーム性が高まっている分、難易度も高くなっており、「カジュアルさ」は減っています。
この点は賛否両論ある気がしますね。
パッと見は 3D グラフィックのフィールドが広がっているように見えますが、自由に探索できるゲームではありません。
左右フリックで横に飛び移り、下フリックで身を隠し、敵をタップでロックオン、上フリックで身を乗り出して敵を射撃します。
射撃は敵をロックオンしていれば自動で行われます。
また、身を乗り出している時に上フリックすると大ジャンプし、これで敵の攻撃をかわしたり、反対側に飛び移ったり、別の足場に移動したりできます。
移動できる場所が決まっているのが特徴で、多くのシーンは左・中央・右の3ヶ所のみです。
左にいる時に右フリックすると中央に移動し、そこで左フリックするとまた元の位置に戻ります。 その中間はありません。
「ゲームウォッチのようなシステム」と言えば、昔のゲームを知っている人には解りやすいかもしれません。
ただし移動できる場所はシーンごとに変化し、左と右の2ヶ所しかない時もあれば、6ヶ所ほど移動できる場合もあります。
身を隠している時に下にフリックするとリロードを行います。
リロードは弾がなくなると自動で行われますが、今回は任意にリロードするとメーターが現れ、それを見ながらタイミング良くフリックすると、一時的に攻撃力がアップするボーナスが付きます。
他に、隠れている敵にも当たる手榴弾、敵全員を攻撃する誘導ミサイル、様々な特殊効果を発揮する追加装備も使用可能で、回数の制限はなく、一定時間ごとに使うことができます。
※横になぎ払うレーザービーム。 これは横移動ではかわせないので、ジャンプで回避する必要があります。
見てからかわすのが困難な攻撃も多いので、撃っては動くを繰り返すのが基本。
※これがリロード時のタイミングメーター。 白いところでフリックすると、その時にチャージされた弾は攻撃力が少しアップします。
攻撃と回避を忙しく繰り返している時、これのタイミングまで計るのはちょっと大変ですが・・・
ステージをクリアするとストーリームービーが表示され、ゲームの背景が語られているファイルやクレジットなども入手できます。
前述したように今回は日本語化されているので、前作のように「英語の長文が解らないからチンプンカンプン」ということはありません。
クレジットはショップ(廃棄物処理場)で装備を買うのに使用でき、武器にはマシンガン系や電撃系、グレネードランチャーやスナイパーライフルなど多様なものがそろっています。
追加装備も、一定時間スローにしたり、デコイ(おとり)を出すなどのユニークなものがあります。
ステージによってはボスや中ボスも登場。
なかなか手強く、きっちりとした攻略が必要になります。
ただ、場面が切り替わる際にセーブが行われ、やられてもそこから再開できるので、繰り返していれば勝つ方法も見えてくるはずです。
※装備購入画面。 右下に書かれている「ベストアタック」「ベストディフェンス」は次のステージで有利になる属性。
その属性の装備を身に着けて出撃したいところですが、武器の場合は種類によって使い勝手が違うので、その辺も加味したいところ。
防具(アーマー)を変更すると見た目もガラッと変わります。
※ストーリーシーン。 前作でコールドスリープ状態のプリンセスを発見したけど、パワーがないから目覚めさせられない。
そこでまず、各所を巡ってパワーコアを探して回るのですが・・・
※終盤に登場する、レーザーポインター付きのスナイパーライフルを持つ敵は要注意!
撃たれたら即着弾して大ダメージを受けるので、まともに戦っても倒せません。
全体をスローにする特殊装備を使い、その効果中だけ撃って、効果が切れる前に隠れ、ちびちび減らしていきましょう。
かなり時間がかかるので面倒ですが、普通にやり合うのは自殺行為です・・・
全体としては、前作をそのままパワーアップさせたような感じです。
グラフィックにさらに磨きがかかり、武器や敵の種類が増え、ストーリー演出も増加。
それでいて遊びやすいゲームシステムはそのままです。
ただし難易度は明らかに上がっていて、「誰でも楽しめるカジュアルゲーム」とは言えなくなっています。
敵の攻撃が激しくなっており、厄介なレーザーや拡散グレネード、特攻してくる敵なども増加。
中ボスが多数出てくる場面も増えています。
加えて今回はリロード時間が長い武器が多く、前作はほとんどリロードなんて気にしなくても良かったのですが、今回は攻撃や回避を行いつつ、適宜身を隠してリロードも行わなければなりません。
リロードにも「タイミングを合わせれば攻撃力アップ&高速リロード」という仕様が追加されたため、むしろこれが煩わしい。
よって操作はかなり忙しくなっていて、前作の「隠れて撃って倒す」というシンプルな感じではなくなっています。
かわして撃ってジャンプして隠れてリロードして特殊武器を使って・・・ みたいな素早いアクションが必要。
ゲームとして面白くなったと言えますが、楽しめるユーザー層は狭まったでしょうね。
また、前作はそんなに資金的に辛くなく、普通に買える範囲の装備でラストまで行けたのですが、今回はやや課金重視になった印象があり、上位グレードの装備がないと終盤ステージは厳しいです。
しかし無課金では上位グレードの装備を買うのはかなり辛い・・・
テクニックと攻略でカバー出来るゲーム内容なので、低グレード装備のみでもラストまで行けないことはないのですが、最低でも入手金を2倍にする課金はしておかないとスムーズにプレイ出来ない感じです。
普段あまりゲームをしない人だと、それでも辛いかもしれません。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 600 円。 ただし +200 円で資金2倍の課金をしないとちょっと辛い気がするので、800 円と見ておいた方が良いかもしれません。
まあゲームは面白く、グラフィックもハイクオリティーなので、やや高めですが、高過ぎることはないと思います。
ややネガティブな意見も多くなりましたが、それはあくまで前作と比較しての話。
これ単体で評価すると、相変わらず遊びやすいガンシューティングであり、手軽な操作で派手な撃ち合いを楽しめるゲームです。
その点は前作の「正当進化」と言って良いでしょう。
ゲーマーには普通にオススメできるゲームですね。
・EPOCH.2 (iTunes が起動します)
iPhone / Android 共に人気となったタイトルですが、その続編が先日登場しました。
「EPOCH.2」です。
ロボット同士の戦争によって文明が崩壊した未来が舞台で、前作で発見されたプリンセスの生存者捜索を助けるのが今回の目的となります。
前作は日本語化されていなかったため、ストーリーがよく解らない難点がありましたが、今回は日本語化されており、ムービーも字幕付き。 物語も楽しむことが出来ます。
こうした 3D 視点のガンシューティングはマニアックなものが多いのですが、このゲームは攻撃は半自動で、回避に専念すれば良く、手軽に楽しめるシステムになっています。 これが大きなヒットとなった要因でしょう。
ただ、今回はゲーム性が高まっている分、難易度も高くなっており、「カジュアルさ」は減っています。
この点は賛否両論ある気がしますね。
パッと見は 3D グラフィックのフィールドが広がっているように見えますが、自由に探索できるゲームではありません。
左右フリックで横に飛び移り、下フリックで身を隠し、敵をタップでロックオン、上フリックで身を乗り出して敵を射撃します。
射撃は敵をロックオンしていれば自動で行われます。
また、身を乗り出している時に上フリックすると大ジャンプし、これで敵の攻撃をかわしたり、反対側に飛び移ったり、別の足場に移動したりできます。
移動できる場所が決まっているのが特徴で、多くのシーンは左・中央・右の3ヶ所のみです。
左にいる時に右フリックすると中央に移動し、そこで左フリックするとまた元の位置に戻ります。 その中間はありません。
「ゲームウォッチのようなシステム」と言えば、昔のゲームを知っている人には解りやすいかもしれません。
ただし移動できる場所はシーンごとに変化し、左と右の2ヶ所しかない時もあれば、6ヶ所ほど移動できる場合もあります。
身を隠している時に下にフリックするとリロードを行います。
リロードは弾がなくなると自動で行われますが、今回は任意にリロードするとメーターが現れ、それを見ながらタイミング良くフリックすると、一時的に攻撃力がアップするボーナスが付きます。
他に、隠れている敵にも当たる手榴弾、敵全員を攻撃する誘導ミサイル、様々な特殊効果を発揮する追加装備も使用可能で、回数の制限はなく、一定時間ごとに使うことができます。
※横になぎ払うレーザービーム。 これは横移動ではかわせないので、ジャンプで回避する必要があります。
見てからかわすのが困難な攻撃も多いので、撃っては動くを繰り返すのが基本。
※これがリロード時のタイミングメーター。 白いところでフリックすると、その時にチャージされた弾は攻撃力が少しアップします。
攻撃と回避を忙しく繰り返している時、これのタイミングまで計るのはちょっと大変ですが・・・
ステージをクリアするとストーリームービーが表示され、ゲームの背景が語られているファイルやクレジットなども入手できます。
前述したように今回は日本語化されているので、前作のように「英語の長文が解らないからチンプンカンプン」ということはありません。
クレジットはショップ(廃棄物処理場)で装備を買うのに使用でき、武器にはマシンガン系や電撃系、グレネードランチャーやスナイパーライフルなど多様なものがそろっています。
追加装備も、一定時間スローにしたり、デコイ(おとり)を出すなどのユニークなものがあります。
ステージによってはボスや中ボスも登場。
なかなか手強く、きっちりとした攻略が必要になります。
ただ、場面が切り替わる際にセーブが行われ、やられてもそこから再開できるので、繰り返していれば勝つ方法も見えてくるはずです。
※装備購入画面。 右下に書かれている「ベストアタック」「ベストディフェンス」は次のステージで有利になる属性。
その属性の装備を身に着けて出撃したいところですが、武器の場合は種類によって使い勝手が違うので、その辺も加味したいところ。
防具(アーマー)を変更すると見た目もガラッと変わります。
※ストーリーシーン。 前作でコールドスリープ状態のプリンセスを発見したけど、パワーがないから目覚めさせられない。
そこでまず、各所を巡ってパワーコアを探して回るのですが・・・
※終盤に登場する、レーザーポインター付きのスナイパーライフルを持つ敵は要注意!
撃たれたら即着弾して大ダメージを受けるので、まともに戦っても倒せません。
全体をスローにする特殊装備を使い、その効果中だけ撃って、効果が切れる前に隠れ、ちびちび減らしていきましょう。
かなり時間がかかるので面倒ですが、普通にやり合うのは自殺行為です・・・
全体としては、前作をそのままパワーアップさせたような感じです。
グラフィックにさらに磨きがかかり、武器や敵の種類が増え、ストーリー演出も増加。
それでいて遊びやすいゲームシステムはそのままです。
ただし難易度は明らかに上がっていて、「誰でも楽しめるカジュアルゲーム」とは言えなくなっています。
敵の攻撃が激しくなっており、厄介なレーザーや拡散グレネード、特攻してくる敵なども増加。
中ボスが多数出てくる場面も増えています。
加えて今回はリロード時間が長い武器が多く、前作はほとんどリロードなんて気にしなくても良かったのですが、今回は攻撃や回避を行いつつ、適宜身を隠してリロードも行わなければなりません。
リロードにも「タイミングを合わせれば攻撃力アップ&高速リロード」という仕様が追加されたため、むしろこれが煩わしい。
よって操作はかなり忙しくなっていて、前作の「隠れて撃って倒す」というシンプルな感じではなくなっています。
かわして撃ってジャンプして隠れてリロードして特殊武器を使って・・・ みたいな素早いアクションが必要。
ゲームとして面白くなったと言えますが、楽しめるユーザー層は狭まったでしょうね。
また、前作はそんなに資金的に辛くなく、普通に買える範囲の装備でラストまで行けたのですが、今回はやや課金重視になった印象があり、上位グレードの装備がないと終盤ステージは厳しいです。
しかし無課金では上位グレードの装備を買うのはかなり辛い・・・
テクニックと攻略でカバー出来るゲーム内容なので、低グレード装備のみでもラストまで行けないことはないのですが、最低でも入手金を2倍にする課金はしておかないとスムーズにプレイ出来ない感じです。
普段あまりゲームをしない人だと、それでも辛いかもしれません。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 600 円。 ただし +200 円で資金2倍の課金をしないとちょっと辛い気がするので、800 円と見ておいた方が良いかもしれません。
まあゲームは面白く、グラフィックもハイクオリティーなので、やや高めですが、高過ぎることはないと思います。
ややネガティブな意見も多くなりましたが、それはあくまで前作と比較しての話。
これ単体で評価すると、相変わらず遊びやすいガンシューティングであり、手軽な操作で派手な撃ち合いを楽しめるゲームです。
その点は前作の「正当進化」と言って良いでしょう。
ゲーマーには普通にオススメできるゲームですね。
・EPOCH.2 (iTunes が起動します)
すぐに落とします。✖2の課金は様子を見て行います。一応、歳をとってもゲーマーのつもりなので(笑)
しかし、今更、改めてなのですが、「ゲーマーには普通にオススメできるゲームですね」と書かなくてはならない程、ゲームを紹介するのに、気を遣う時代なのですね。主様の記事で、何度も目にしてきたコメントですが、改めて「据置機」全盛の頃とは、全てにおいて変わったのだなと、ふと考えてしまいました(笑)