iOS7 にゲームコントローラー対応のシステムが盛り込まれ、スマホゲーマーがその登場を心待ちにしている iPhone 専用の物理コントローラー
先日、PC 用周辺機器の大手「ロジクール」が12月24日に「G550 パワーシェル コントローラ+バッテリー」(G550 Powershell controller + battery)を発売する事を発表、大きな注目を集めています。

G550

価格は約1万円とかなり高く、縦向きのゲームは考慮されていないようで、アナログスティックも付いておらず、正直まだ実用性は微妙なのですが、ロジクールなら相応に信頼のおける製品を作ってくるでしょうし、au ショップが取り扱いを予定するなど、にわかに活気付いています。

iPhone 用のコントローラーには、すでに欧米で発売されている「MOGA ACE POWER」というコントローラーもあります。
こちらは本体を挟み込む形式で、縦向きと横向きの双方に対応でき、アナログスティックも付いているなど、コントローラーとしての完成度は高そうなのですが・・・

MOGAACEPOWER

こちらは日本での正式販売はまだ行われておらず、今の時点で入手したい場合は輸入品となり、おかげで価格がメチャ高い。(Amazon で 17800 円)
アメリカでの価格は $99 で、定価でも約1万円。
やはりロジクールの G550 と同じく、コントローラーとしてはかなり高価です。

また、大手のロジクールと比べると・・・ MOGA というあまり聞き慣れないメーカーには、ちょっと不安はありますね。
Android 用の物理コントローラーを開発・販売している実績があるので、決して悪くはないと思うのですが、コントローラーって酷使されるパーツなので、信頼できるものでないと心配ですからねぇ・・・

という訳で、いよいよ iPhone が物理コントローラーにより本格的にゲームハード化する時代が訪れようとしている訳ですが、しかしスマホやタブレットにはタッチパネルに最適されたゲームも多くあります。
特にシューティングゲームなんかはタッチパネルの方がプレイしやすいですね。

そこで今回、私が以前から愛用している、タッチパネルにマッチしたゲームコントローラーをここでご紹介したいと思います。

これです!!

yubisakku

あっ、待って! ブラウザ閉じないで! 物は投げないで!

コレが何かというと、指の先っぽにかぶせる「指サック」という代物。
普通の指サックはゴムで出来ていて、指先の滑り止めなんかに使うのですが、これは布で出来ていて、画面をなぞるとよく滑ります。

普通は手袋でタッチパネルをなぞっても操作できないのですが、これには導電性の繊維が使われていて普通に操作可能です。
本来は手袋をしている時にこれを付けて、タッチパネルを操作できるようにするためのものだったようです。

ただ、わざわざスマホやタブレットのためにこんなのを装着する人は少なかったようで、残念ながら製造はすでに止まっているようです・・・
Amazon の こちら などで販売されてますが、在庫は(現時点で)わずかで、追加生産もされないでしょうね。
PC 用の周辺機器を販売している「サンワダイレクト」も同様のものを作っていたようですが、こちらも不振だったのか販売中止になっています。

しかしゲーム用途としては、簡単に装着できて、指紋も付かず、指もよく滑り、操作性は抜群です
携帯性にも優れ、電力不要のエコ仕様で、しかもまず壊れません。
ちょっとしたゲームをやるのには必要ないと思いますが、ケイブシューや iPad で相応のボリュームのゲームをやる時には愛用しています。
ノングレアフィルムを貼るよりお勧めですね。

タッチパネル操作が可能な導電繊維を使ったスマホ手袋ならたくさん販売されていますが、これだと手の全体にかぶせなければなりません。
ゲーム用途だと指先だけで十分ですからね。

という訳で、要するに何が言いたかったかというと、指サックの販売をしてくれと。 ゲーマー向けに。
まあスマホ用の手袋を買って、指先をハサミでチョキンと切り、自作する手もあるんですけどね。 切り口がボソボソになりそうだけど。