ドラゴンクエストが初めて戦闘からフィールド、キャラクターまで全て 3D グラフィックになった作品「ドラクエ8」。
それをスマートフォンで発売するという衝撃的なニュースが報じられたのが今年の10月。
それが本日ついに公開されました。
「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」です。
オリジナルは 2004 年に PlayStation 2 で発売されており、それ以外の機種には移植されていませんでした。
つまりドラクエ8は、初の移植がスマホということになります。
いやー、凄い時代になりましたね。
ドットグラフィックで表現されていたドラクエがフル 3D になったことで、その見た目は大きく変化し、発売当時は賛否両論あったのですが、結果としてはドラクエらしさを保った形での 3D 化は多くのユーザーから絶賛されました。
優れたゲームバランスと日本の RPG らしい遊びやすいシステム、親しみやすいグラフィックと深いやり込み要素は、3D になっても損なわれていません。
この作品はスクウェア・エニックスの発売ですが、オリジナルの開発はレベルファイブが行っていました。
当時はまだレベルファイブの名は知られていませんでしたが、このドラクエ8の開発を滞りなく終わらせたことで、大きな信用を得ることになります。
iOS 版の推奨機種は iPhone 5 以上か iPad 3 以上。
iPhone 4 以下には対応しておらず、iPhone 4S / iPad 2 以下 / iPad mini も非推奨で、これらの機種では「長時間プレイされた時に動作が不安定になったり、アプリが強制終了されてしまう場合がございます」と明記されています。
シーン切り替え時の読み込みも結構長く、推奨機種でない場合はかなりの待ち時間になるようです。
基本的に推奨機種以外でのプレイは考えない方が良いでしょう。
また、インストール後のデータ量が 1.5 GB あるので、空き容量に注意して下さい。
フィールドを移動するための仮想スティックは、先日発売された「ドラゴンクエスト1」と同じです。
スティックの位置は左・中・右の3段階に切り替え可能。
ドラクエ1の時はその操作性を酷評する声も聞かれましたが、今回は 3D 化して 360 度自由に動けるためか、操作し辛さはありません。
(と言うか、私はドラクエ1の操作性も巷で言われているほど悪いとは思っていません)
縦画面になったため、横の視野範囲は狭く、移動の際に不便に感じることもあります。
しかし少しでも解りやすくするためか、画面右上にミニマップが表示されるようになりました。
このミニマップには今どちらを向いているかを示す矢印も付いていて、視野の狭さから来る方向の解りにくさをカバーできるようになっています。
ミニマップをタップすることで全体マップと現在地の確認をすることもできます。
この仕様のため、ダンジョンのマップは「地図」のアイテムを取らなくても最初から見えるようになりました。
ゲーム展開は毎度おなじみの「ドラクエ」で、少し経験値稼ぎが必要になる、キャラクターの成長を実感できるバランスになっています。
ストレートに進むと苦戦するので、きついと思ったら装備を調え、アイテムを用意し、十分な準備を整えて進行する必要がありますね。
全滅するといつものようにお金が半分になるので、引くか進むか迷った時は、無理しないことが大切です。
3D になったキャラクターの演出はかなり見事で、モンスターのアクションもコミカル。
イベントシーンでも棒立ちで話すようなキャラは存在せず、身振り手振りを交え、細かい仕草を見せます。
その様子はドラクエと言うより、もう「鳥山ワールド」。
ただ、縦画面になった影響で横の表示範囲が狭いため、全体的に視点が引き気味で、キャラクターの表示も小さめです。
それでなくても iPhone の画面は小さいので、オリジナル(PS2 版)と違ってキャラに迫力がありません。
iPhone と iPad では印象が大分違うので、iPad を持っている人はそちらでのプレイを推奨します。
※モンスターが生き生きと動くのがドラクエ8の特徴。 3D モデルを 2D アニメ風に表現するトゥーンレンダリングの技法によって、CG っぽくない表現になっています。
右はダンジョンの中で、背景が綺麗ですね。 ダンジョンでも右上にマップが表示されるため、ほとんど迷いません。
※イベントシーン。 いかにも鳥山明なキャラクターが、鳥山明なアクションを見せてくれます。
表情や手の動きなどがすごく良く、こういう世界感もドラクエの良さですね。
ゲームシステム面では、ため攻撃の「テンション」と、特技を習得するための「スキルポイント」、「練金釜」を使ったアイテム合成が加わったのが特徴です。
テンションは「ためる」というコマンドを使った回数に応じて増えていき、3回使うと「ハイテンション」になって強力な「会心の一撃」を繰り出すことが出来ます。 ただし攻撃するとテンションは元に戻ります。
FF シリーズの「ためる」と使い方は変わりませんが、魔法や特技にも有効です。
スキルポイントはレベルアップで得られるもので、例えばこれを「剣」に振り分けていくと、合計4ポイントになった時点で剣の攻撃力が上がり、9ポイントで「ドラゴン斬り」を習得できます。
ただし各キャラは5系統のスキルを持ちますが、5つ全部をマスター出来るほどスキルポイントは得られません。
主人公の場合は「剣・ヤリ・ブーメラン・格闘・勇気」の5つがありますが、どれを優先するかでゲームの攻略は変わってきます。
練金釜は2つか3つのアイテムを素材として使い、新しいアイテムを作り出すもの。
組み合わせは完全に決められており、それ以外の組み合わせでは失敗します。
レシピさえ解っていれば早い段階で強力な装備を得られるので、攻略情報をネット上で調べられる今となっては、かなり有利なシステムです。
しかもスマホ版ドラクエ8は、最初から待ち時間なしで練金が完了します。
オリジナルはしばらく移動する必要があったのですが、スマホ版はその辺は簡単にされているようですね。
他にも特殊なモンスターを見つけて「スカウト」し、闘技場に参加させるなどの要素があります。
※左は「さくせん」の画面。 作戦の変更だけでなく、「スキルの振り分け」や「練金釜」もこの作戦画面を通して行います。
また「HPまんたん」というボタンがあり、これを使うと手軽にパーティーの体力を全快させられます。
スキルポイントは一度振り分けると戻せないので、何をメインにして戦っていくのか、よく考えて振りましょう。
右の画面は練金釜の画面。 失敗しても素材は消費しません。 うまく使えばラクにゲームを進められます。
PS2 時代のドラクエだけあってクオリティーもボリュームも流石ですが、やっていて気になる部分もいくつかあります。
まず、戦闘のテンポが良くない。
3D キャラのアニメーションがあるので、その分だけ進行が遅くなっているのですが、もっと気になるのがダメージの表示。
攻撃を受けるとダメージが表示され、その後に残り HP が表示されるのですが、この2つは同時に表示して欲しいところです。
と言うか Youtube の動画で確認したところ、オリジナル(PS2版)はダメージ表示が消える前から残り HP が表示され始めています。
それがなぜかダメージ表示が完全に消えてから残り HP を出し始めるようになっているので、これがテンポ悪化の要因になっています。
どうしてこういう仕様に変えたのか疑問です。
※戦闘のテンポはアップデートで幾分か改善されています。
細かいところでは、敵を直接タップしてのターゲット選択が出来ない(同じ敵が複数出てきた時、ターゲット選択したい場合は小さな矢印ボタンでカーソルを動かす必要がある)点もやや気になります。
戦闘以外では、前述したように 3D 表示なのに縦画面であるため、見渡せる範囲が狭いです。
見慣れた場所を移動する分には問題ないのですが、新しい町に入った時や狭い建物の中では、頻繁に画面を回して周囲を確認しなければならないこともあるでしょう。
スマホのアプリとして不便だと思うのは、中断セーブがフィールドでしか行えないこと。
頻繁に「こまめにセーブしましょう」と表示されるのですが、ダンジョンではこまめにセーブできません。
※セーブ出来る場所はアップデートで増やされました。
戦闘後や場面切り替え時にはオートセーブが行われるのですが、そのデータで再開できるのは電源が切れたりアプリが不正落ちした場合のみ。
スマホ版 FF みたいに無条件の再開&どこでもセーブだと、ピンチの時にアプリを落として直前からやり直せたり、ボスの前から再開できるので、その対策をしているようです。
このオートセーブの仕様はドラクエのゲーム性を考えると悪くないと思うのですが、ただスマホですから急な用件で切らなければならなくなる事もある訳で、ダンジョンの深部でそうなると攻略をあきらめて魔法で出るしかなくなります。
アプリを落としてもタスクには保持されますが、タスクデータやオートセーブはあくまで補助的なものなので、「おきのどくですがオートセーブはきえてしまいました」になっても文句は言えません。
※オートセーブもアップデートで改善され、セーブタイミングの増加、セーブからの再開の強化などが行われています。
全体的に見て、同じスクエニのゲームですが、スマホ版 FF で培ってきたノウハウはあまり反映されていない印象があります。
まあ、開発会社や部署は違うんだろうから、当然なのだろうけど。
以下は Youtube で公開されている公式の PV です。
価格は 2800 円。 これが発表された直後、反射的に「たけーよバカ!」という意見がネット上で飛び交いましたが、PS2 版をそのまま移植し、しかもこれだけの大タイトルですから、私的には妥当なところだと思います。
FF シリーズが 1800 円なので、それより 1000 円高いというのは確かにあるのですが、価格分の内容が伴っているのであれば良いかと。
最近は 2000 円の XCOM とか、3000 円の シュタインズゲート とか、5400 円のアイドルマスターとかが発売されてますしね。
そしてあのドラクエ8が内容とボリュームそのままで移植されているのですから、全体のクオリティーも十分です。
ただ、元が家庭用ゲーム機の作品で、どこでもセーブがないこともあり、外出先や通勤通学中に進められる感じではないですね。
出来るとしたら経験値稼ぎぐらいでしょうか。
しかしあのドラクエの 3D 時代の作品を、スマホやタブレットでがっつりと遊ぶことができる・・・
それはユーザーにとっては非常に喜ばしく、時代の変化を感じられます。
・ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (iTunes が起動します)
それをスマートフォンで発売するという衝撃的なニュースが報じられたのが今年の10月。
それが本日ついに公開されました。
「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」です。
オリジナルは 2004 年に PlayStation 2 で発売されており、それ以外の機種には移植されていませんでした。
つまりドラクエ8は、初の移植がスマホということになります。
いやー、凄い時代になりましたね。
ドットグラフィックで表現されていたドラクエがフル 3D になったことで、その見た目は大きく変化し、発売当時は賛否両論あったのですが、結果としてはドラクエらしさを保った形での 3D 化は多くのユーザーから絶賛されました。
優れたゲームバランスと日本の RPG らしい遊びやすいシステム、親しみやすいグラフィックと深いやり込み要素は、3D になっても損なわれていません。
この作品はスクウェア・エニックスの発売ですが、オリジナルの開発はレベルファイブが行っていました。
当時はまだレベルファイブの名は知られていませんでしたが、このドラクエ8の開発を滞りなく終わらせたことで、大きな信用を得ることになります。
iOS 版の推奨機種は iPhone 5 以上か iPad 3 以上。
iPhone 4 以下には対応しておらず、iPhone 4S / iPad 2 以下 / iPad mini も非推奨で、これらの機種では「長時間プレイされた時に動作が不安定になったり、アプリが強制終了されてしまう場合がございます」と明記されています。
シーン切り替え時の読み込みも結構長く、推奨機種でない場合はかなりの待ち時間になるようです。
基本的に推奨機種以外でのプレイは考えない方が良いでしょう。
また、インストール後のデータ量が 1.5 GB あるので、空き容量に注意して下さい。
フィールドを移動するための仮想スティックは、先日発売された「ドラゴンクエスト1」と同じです。
スティックの位置は左・中・右の3段階に切り替え可能。
ドラクエ1の時はその操作性を酷評する声も聞かれましたが、今回は 3D 化して 360 度自由に動けるためか、操作し辛さはありません。
(と言うか、私はドラクエ1の操作性も巷で言われているほど悪いとは思っていません)
縦画面になったため、横の視野範囲は狭く、移動の際に不便に感じることもあります。
しかし少しでも解りやすくするためか、画面右上にミニマップが表示されるようになりました。
このミニマップには今どちらを向いているかを示す矢印も付いていて、視野の狭さから来る方向の解りにくさをカバーできるようになっています。
ミニマップをタップすることで全体マップと現在地の確認をすることもできます。
この仕様のため、ダンジョンのマップは「地図」のアイテムを取らなくても最初から見えるようになりました。
ゲーム展開は毎度おなじみの「ドラクエ」で、少し経験値稼ぎが必要になる、キャラクターの成長を実感できるバランスになっています。
ストレートに進むと苦戦するので、きついと思ったら装備を調え、アイテムを用意し、十分な準備を整えて進行する必要がありますね。
全滅するといつものようにお金が半分になるので、引くか進むか迷った時は、無理しないことが大切です。
3D になったキャラクターの演出はかなり見事で、モンスターのアクションもコミカル。
イベントシーンでも棒立ちで話すようなキャラは存在せず、身振り手振りを交え、細かい仕草を見せます。
その様子はドラクエと言うより、もう「鳥山ワールド」。
ただ、縦画面になった影響で横の表示範囲が狭いため、全体的に視点が引き気味で、キャラクターの表示も小さめです。
それでなくても iPhone の画面は小さいので、オリジナル(PS2 版)と違ってキャラに迫力がありません。
iPhone と iPad では印象が大分違うので、iPad を持っている人はそちらでのプレイを推奨します。
※モンスターが生き生きと動くのがドラクエ8の特徴。 3D モデルを 2D アニメ風に表現するトゥーンレンダリングの技法によって、CG っぽくない表現になっています。
右はダンジョンの中で、背景が綺麗ですね。 ダンジョンでも右上にマップが表示されるため、ほとんど迷いません。
※イベントシーン。 いかにも鳥山明なキャラクターが、鳥山明なアクションを見せてくれます。
表情や手の動きなどがすごく良く、こういう世界感もドラクエの良さですね。
ゲームシステム面では、ため攻撃の「テンション」と、特技を習得するための「スキルポイント」、「練金釜」を使ったアイテム合成が加わったのが特徴です。
テンションは「ためる」というコマンドを使った回数に応じて増えていき、3回使うと「ハイテンション」になって強力な「会心の一撃」を繰り出すことが出来ます。 ただし攻撃するとテンションは元に戻ります。
FF シリーズの「ためる」と使い方は変わりませんが、魔法や特技にも有効です。
スキルポイントはレベルアップで得られるもので、例えばこれを「剣」に振り分けていくと、合計4ポイントになった時点で剣の攻撃力が上がり、9ポイントで「ドラゴン斬り」を習得できます。
ただし各キャラは5系統のスキルを持ちますが、5つ全部をマスター出来るほどスキルポイントは得られません。
主人公の場合は「剣・ヤリ・ブーメラン・格闘・勇気」の5つがありますが、どれを優先するかでゲームの攻略は変わってきます。
練金釜は2つか3つのアイテムを素材として使い、新しいアイテムを作り出すもの。
組み合わせは完全に決められており、それ以外の組み合わせでは失敗します。
レシピさえ解っていれば早い段階で強力な装備を得られるので、攻略情報をネット上で調べられる今となっては、かなり有利なシステムです。
しかもスマホ版ドラクエ8は、最初から待ち時間なしで練金が完了します。
オリジナルはしばらく移動する必要があったのですが、スマホ版はその辺は簡単にされているようですね。
他にも特殊なモンスターを見つけて「スカウト」し、闘技場に参加させるなどの要素があります。
※左は「さくせん」の画面。 作戦の変更だけでなく、「スキルの振り分け」や「練金釜」もこの作戦画面を通して行います。
また「HPまんたん」というボタンがあり、これを使うと手軽にパーティーの体力を全快させられます。
スキルポイントは一度振り分けると戻せないので、何をメインにして戦っていくのか、よく考えて振りましょう。
右の画面は練金釜の画面。 失敗しても素材は消費しません。 うまく使えばラクにゲームを進められます。
PS2 時代のドラクエだけあってクオリティーもボリュームも流石ですが、やっていて気になる部分もいくつかあります。
まず、戦闘のテンポが良くない。
3D キャラのアニメーションがあるので、その分だけ進行が遅くなっているのですが、もっと気になるのがダメージの表示。
攻撃を受けるとダメージが表示され、その後に残り HP が表示されるのですが、この2つは同時に表示して欲しいところです。
と言うか Youtube の動画で確認したところ、オリジナル(PS2版)はダメージ表示が消える前から残り HP が表示され始めています。
それがなぜかダメージ表示が完全に消えてから残り HP を出し始めるようになっているので、これがテンポ悪化の要因になっています。
どうしてこういう仕様に変えたのか疑問です。
※戦闘のテンポはアップデートで幾分か改善されています。
細かいところでは、敵を直接タップしてのターゲット選択が出来ない(同じ敵が複数出てきた時、ターゲット選択したい場合は小さな矢印ボタンでカーソルを動かす必要がある)点もやや気になります。
戦闘以外では、前述したように 3D 表示なのに縦画面であるため、見渡せる範囲が狭いです。
見慣れた場所を移動する分には問題ないのですが、新しい町に入った時や狭い建物の中では、頻繁に画面を回して周囲を確認しなければならないこともあるでしょう。
スマホのアプリとして不便だと思うのは、中断セーブがフィールドでしか行えないこと。
頻繁に「こまめにセーブしましょう」と表示されるのですが、ダンジョンではこまめにセーブできません。
※セーブ出来る場所はアップデートで増やされました。
戦闘後や場面切り替え時にはオートセーブが行われるのですが、そのデータで再開できるのは電源が切れたりアプリが不正落ちした場合のみ。
スマホ版 FF みたいに無条件の再開&どこでもセーブだと、ピンチの時にアプリを落として直前からやり直せたり、ボスの前から再開できるので、その対策をしているようです。
このオートセーブの仕様はドラクエのゲーム性を考えると悪くないと思うのですが、ただスマホですから急な用件で切らなければならなくなる事もある訳で、ダンジョンの深部でそうなると攻略をあきらめて魔法で出るしかなくなります。
アプリを落としてもタスクには保持されますが、タスクデータやオートセーブはあくまで補助的なものなので、「おきのどくですがオートセーブはきえてしまいました」になっても文句は言えません。
※オートセーブもアップデートで改善され、セーブタイミングの増加、セーブからの再開の強化などが行われています。
全体的に見て、同じスクエニのゲームですが、スマホ版 FF で培ってきたノウハウはあまり反映されていない印象があります。
まあ、開発会社や部署は違うんだろうから、当然なのだろうけど。
以下は Youtube で公開されている公式の PV です。
価格は 2800 円。 これが発表された直後、反射的に「たけーよバカ!」という意見がネット上で飛び交いましたが、PS2 版をそのまま移植し、しかもこれだけの大タイトルですから、私的には妥当なところだと思います。
FF シリーズが 1800 円なので、それより 1000 円高いというのは確かにあるのですが、価格分の内容が伴っているのであれば良いかと。
最近は 2000 円の XCOM とか、3000 円の シュタインズゲート とか、5400 円のアイドルマスターとかが発売されてますしね。
そしてあのドラクエ8が内容とボリュームそのままで移植されているのですから、全体のクオリティーも十分です。
ただ、元が家庭用ゲーム機の作品で、どこでもセーブがないこともあり、外出先や通勤通学中に進められる感じではないですね。
出来るとしたら経験値稼ぎぐらいでしょうか。
しかしあのドラクエの 3D 時代の作品を、スマホやタブレットでがっつりと遊ぶことができる・・・
それはユーザーにとっては非常に喜ばしく、時代の変化を感じられます。
・ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (iTunes が起動します)
・iPhone4s/iPad2/iPad mini での動作問題の緩和
って書いてあったので、今後はこれらでもどうにかプレイできるようになるんですかね…
デジタルコンパスが要るとかなんとかでtouchは5世代目でも落とすことすら出来ないらしいので自分には関係ない話ですが