その年のベストアプリを Apple が選出する「BEST OF 2013」が本日発表されました。
優秀作が多く選ばれているので、今年から iPhone を使い始めた人にとってはアプリ選びの指針になると思います。
ただ、この Apple の選出はデザインや技術に優れたもの、外部にアピールしたいものなどが優先される傾向にあり、一般ユーザーの視点とはちょっとズレている部分もあるため、その点は加味しておきましょう。
また、モラル的に問題のあるアプリも除かれている模様です。
BEST OF ○○ は世界共通のアプリが選ばれる傾向にありますが、国ごとにちょっと違います。
以下で紹介されているのはあくまで日本の Apple Store の選出作です。
・Apple Store BEST OF 2013 (iTunes が起動します)
さて、ここではゲームアプリに絞って、選出されたアプリについての私的な感想を記載していきたいと思います。
辛口のコメントもありますので、絶賛コメントしか見たくない方はご遠慮下さい。
【 ベスト iPhone ゲーム 】
・アスファルト8:Airborne (ゲームロフト)
とんでもないコースを大暴走するハチャメチャレーシング。
スマホのカジュアルレースの代表格であり、単純にやってて面白い。
納得できる受賞です。 Android でも大人気ですね。
【 ベスト iPad ゲーム 】
・GO DANCE (セガ)
フェイスカメラでプレイヤーの動きを読み取るダンスゲーム。 こちらは全く納得ができない。
まだ技術的・ハード的に無理がある印象。 ある意味「セガ」過ぎてる。
ただ Apple の選出であることを考えると、新技術を使っているため、いかにも選ばれそうな作品です。
【 グッド iPhone / iPad ゲーム 】
・ブラッドマスク (スクエニ)
スクエニのインフィニティブレード系の格闘ゲーム。
グラフィックや演出は高レベルですが、難易度と課金のバランスで賛否両論だった作品。
テレビ CM も行われたし、間違いなく「話題作」ではあったので、その点を評価しての選出かもしれませんが、私的にはもっと他に候補があったのでは、とも思う。
・BADLAND (Frogmind)
モノトーンのグラフィックとやや残酷な世界感が印象的なアクションゲーム。
Apple がやたら推していたので、その意味で選出は理解できる。
しかし秀作ではあるが、私的にはそこまで凄いとは思わなかったし、巷でもそれほど話題になっていなかった印象。
【 インディーズゲーム 】
・オーシャンホーン (FDG Entertainment)
3D ゼルダの伝説。 私的にはこれがベストゲーム候補。
インディーズゲームになってるけど、内容はインディーズのレベルじゃない。
これがグッドゲームやベストゲームになってないのが私的に不満ですが、パクりっぽいのは避けたんだろうか。
・LIMBO Game (Playdead)
世界的大ヒットのアクションパズル鬱ゲー。 ゲームと雰囲気の完成度がかなり高い。
Apple が好みそうな作品でもあり、選出は妥当でしょう。
・Space Qube (Playground Publishing)
ブロックを組み合わせて自機を作れるシューティング。 ただしゲームとしては単純。
これはゲームとしてではなく、作った 3D モデルを 3D プリンターに出力できる点が評価された、技術賞的なものだと思います。
・Mr.クラブ (Illusion Labs) ※iTunes 起動
1本の柱の回りを螺旋状にグルグル昇っていくミニアクションゲーム。
これも Apple がかなり推していた作品で、うちでも紹介する予定だったけど、モロモロあって放置になってしまいました。 まあショートゲームの秀作と言ったところです。
・Dark Reaper Shoots! (SummerTimeStudio) ※iTunes 起動
Solomons Keep シリーズのような全方向スクロールシューティング。
パワーアップ要素が豊富で楽しめそうですが、課金しないと広告が死ぬほど邪魔。
後日レビュー予定です。
・Shadow Vamp (Gamesmold) ※iTunes 起動
日差しの角度を変えて、光に当たらないようにヴァンパイアを進めていくパズルアクション。
美しい 3D グラフィックがウリのゲームですが、内容としてはミニゲームといった感じ。
【 大作ゲーム(ブロックバスター) 】
・XCOM : Enemy Unknown (2K Games)
FPS をターン制シミュレーション RPG にした作品。 ゲームとしての評価はトップクラス。
ただ Apple アワードは以前から大作過ぎるゲームは敬遠される傾向があります。
「大作ゲーム」というコーナーが別に設けられているのはそのためでしょうか。
・DEAD TRIGGER 2 (MADFINGER Games)
クオリティー的には大作だけど、手軽でカジュアルに楽しめるゾンビ物の FPS。
これはまあ、選出されて当然でしょうね。
割と早い段階でパワーアップがしんどくなってくるのがちょっと残念ですが・・・
・FIFA 14 by EA SPORTS (EA) ※iTunes 起動
このゲームは公開当初やたら不安定でまともに動かず、当方でも落ちまくった挙げ句、起動不能に。
しかもソーシャル化したためサーバーが慢性的に過負荷で運営状態は最悪。
バグもてんこ盛りでレビューしたくても出来ない状態だったのですが、今はマシになったんだろうか・・・? ゲーム自体は前より面白くなってそうでしたが・・・
FIFA 14 だから選出されて当然と思う反面、そんな有り様のアプリを選出すんなとも思う。
・FINAL FANTASY V (スクエニ)
ファイナルファンタジーの新作。 キャラグラフィックに批判が集中しましたが、ゲームは最高。
日本で純粋にスマホゲームを評価したら、本当はこれがトップクラスでしょうね。
・Infinity Blade III (Chair Entertainment)
タッチパネルにマッチした操作の1対1の剣劇アクション「インブレ」シリーズの最新作。
これもトップクラスの作品ではあるけど、さすがに当初ほどのインパクトはなくなったか。
・イザナギオンライン (Asobimo) ※iTunes 起動
国産のスマホ用 MMORPG。 これは手軽にレビューできるような作品ではなさそうなので、後回しにしたまま時間が経っている状態です。 いずれレビューしたいとは思います。
【 海外の人気ゲーム 】
・Clash of Clans (Supercell)
村開発ゲームに RTS 要素を加えた、高クオリティーな作品。 どちらかと言うとバトル重視。
世界的な大ヒット作で、ダウンロード数で言うと世界トップクラス。
開発元のスーパーセルがソフトバンクに買収されるという驚きのニュースもありました。
・ヘイ・デイ(Hay Day) (Supercell)
スーパーセルその2。 ソーシャル型の村開発ゲームの世界的定番。 こちらは開発重視。
総ダウンロード数はこちらも世界トップクラスです。
やはりシンプルな農園ゲームにも、高いクオリティーと多少のゲーム性は必要ですよね。
・キャンディークラッシュ (King.com Limited)
マッチ3ゲームの世界的定番で、おそらく今年の総ダウンロード数はこれが世界ナンバー1でしょう。
最近テレビ CM が始まっててビックリしました。
・Plague Inc. -伝染病株式会社- (Ndemic Creations)
これホントは 2012 年公開のゲームだから、選出外だと思うんだが・・・ 日本語化されたのは今年だけど・・・
疫病で人類を滅亡させる不謹慎なゲームですが、人気と面白さは本物。
これを作ったのはイギリスの20代の方で、あっという間に「大金持ち」になったそうです。
まだスマホアプリのアメリカンドリームは健在な模様。
・Waking Mars (Tiger Style)
おじさんが火星に奇妙な植物を植えて回る、半分アクション、半分環境ソフト的なゲーム。
日本語化されたためストーリーを楽しめるようになっていて、セールされることも多いので、人を選ぶゲームですが当初よりお勧めできます。
・CSR Racing (NaturalMotion) ※iTunes 起動
直線を走るだけのレースゲーム。 やることはスタートダッシュとシフトアップのみ。
私は楽しいと思わなかったけど、その手軽さが非ゲーマーな方にはウケている模様?
クラッチやマニュアルシフトじゃないのでゼロヨンチャンプのようなゲーム性はないです。
これも本当は 2012 年発売のゲームなんだけど・・・ 結構適当?
【 再定義されたレースゲーム 】
・Real Racing 3 (Electronic Arts)
スマホ最高のレースゲームに、課金演出と待ち時間をてんこ盛りしたアプリ。
なんだかんだ言って課金者は多い模様。 まあメーカーにとっては儲かれば正義でしょう。
その儲けでいずれ遊びやすい作品を作って欲しいものです。
余談ですが、「再定義されたレースゲーム」の「再定義」ってなんだ。
って言うか、どうしてそれほど多くないレースゲームが個別部門になってるんだ。
・GTレーシング2: The Real Car Experience (ゲームロフト)
ゲームロフトのパクリ RR3。 パクるのはいい。 課金と待ち時間のシステムまでパクらないでくれ・・・
しかもボリュームが「あり過ぎて」やってられない。 ゲームのテンポや達成感も大事ですよね。
・2K DRIVE (2K Sports)
レース部分は良いんだけどインターフェイスなどが残念な第三のリアルレースゲーム。
ただ上記の2つほどヘビーな課金仕様ではないので、上の2つが合わないリアルレースファンから支持されている模様。
・Riptide GP2 (Vector Unit) ※iTunes 起動
水上バイクレース。 波の表現がリアルでクオリティーは高く、まだ当方ではレビューはしてなかったけど、選出されるのも頷ける作品。
ただ水上バイクなので、実車などが登場する訳ではなく、その点はレースとして欠点か。
・ワイルド スピード ユーロ・ミッション (Kadam) ※iTunes 起動
CSR Racing と同じハンドル操作のないレース風のミニゲーム。
一応カーブもあるけどボタンを押したら自動で曲がる内容で、CSR があるんならこっちはいらないだろ的なアプリ。
しかもどうしてこれと CSR が別部門なのかも疑問。
・Groove Racer (Out Fit 7 Ltd.) ※iTunes 起動
昔懐かしいスロットカーをゲーム化したもの。 ワンキーゲームで非常にシンプル。
Apple アワードには一般向けのシンプルでオシャレなゲームが必ず含まれるので、そうしたカジュアル枠だと思われます。 ゲームとしてはシンプル過ぎる。
【 反射神経の限界に挑戦 】
・Duet Game (kumobius) ※iTunes 起動
円を回転させて、円上にある2つの点が障害物にぶつからないように進んでいくシンプルゲーム。
サウンドや雰囲気が良く、やってみると意外に楽しめるが、結構マゾゲー。 でも選出は納得。
・一瞬のスキマ X (コロプラ) ※iTunes 起動
動くブロックに一直線のすき間が出来た瞬間に画面をタップするミニゲーム。
内容はシンプルだが演出が良く、ゲームも解りやすい。 そしてテンポが良い。 通勤通学向け。
・IMPOSSIBLE ROAD (Kevin Ng) ※iTunes 起動
ジェットコースターのようなレールの上でボールを転がしていく。
非常にシンプルかつシビアなゲームで、私的には選出するレベルではない印象。
・Boson X (Ian MacLarty) ※iTunes 起動
穴だらけのチューブ状の中をジャンプで進んでいくようなゲーム。
これもかなり高難度のマゾゲー。 やはり選出するレベルではない印象。
・Slayin (FDG Entertainment)
左右移動でモンスターを倒しながらステージクリアしていくミニアクション RPG。
システムはシンプルだがファミコン風の演出が良く、適度なゲームバランスで楽しめる作品。
でもこれって「反射神経」が必要か?
・Mega Dead Pixel (Chillingo) ※iTunes 起動
小さなドットを左右に動かし、障害物を避けつつ、それにかすっていくゲーム。
見た目が Apple 好みだけど、シンプルなミニゲームであり、選出に相応しいレベルとは思えない。
【 クラフトゲーム 】
・Minecraft - Pocket Edition (Mojang) ※iTunes 起動
元祖マインクラフト・・・ の劣化スマホ版。 正直スマホでは他のマイクラ系の方が良いです。
「スマホ版も大規模アップデートするよ!」という告知は何度も行われていますが、やるやる詐欺状態。
余談ですが、マイクラ系のゲームってそんなに多くないのに個別部門になってるのが微妙。 これも人気の成せる技か。
・Survivalcraft (Igor Kalicinski) / プレイ日記2
サバイバルモードに特化したマインクラフト系。 スマホではこれが一番オススメです。
アップデートも継続的に行われており、長く楽しめる作品ですね。
・Junk Jack X (Pixbits SRL)
テラリア系。 2D マイクラ。 日本では iOS 版のテラリアが発売されていないので、その代わりとなるアプリであり、そしてスマホで楽しむ場合はテラリアよりこちらの方が良いと思います。
アップデートも意欲的で、前作よりボリュームも増えました。
・The Blockheads (Majic Jungle Software)
グラフィックは 3D だけとゲーム性は 2D という、ちょっと変わったテラリア系。
マイクラ系・テラリア系の基本が詰まっていて、それでいてプレイしやすい入門用アプリと言える存在。
・Block Fortress (Foursaken Media)
マイクラ+タワーディフェンス+FPS。 個人的には今年一番のヒットアプリ。
選出されてなかったら怒るレベル。 ただ、あまりゲームをしない人には複雑かも・・・?
・Guncrafter (Naquatic LLC) ※iTunes 起動
銃を作って試し打ちするゲーム。 銃の作り方はシンプルで、必要なパーツがあってそれっぽい形ならOK。
今回初めてやったけど意外と面白かったので、後日レビューする予定。
(どうしてこれが選出されてないんだコーナー)
・Deemo (Rayark)
今回の選出作品はどれも2013年11月中旬以前のものなので、時期的な理由で対象外になった可能性はあるけど、でもこれはオーシャンホーンより発売は早い。
選出に入ってないのは正直納得できない。
・Plants vs. Zombies 2 (PopCap)
アメリカやイギリスでは「グッドゲーム」にもなっているのに、日本だけ部門別選出作にすらなっていません。
もちろん日本でも人気の作品なので、もはや理由が解らない。
中の人の好みが強く影響してるんだろうか・・・?
・Kingdom Rush Frontiers (Ironhide Game)
タワーディフェンスの名作。 これもアメリカではインディーズ部門に入ってるけど、日本では選出なし。
タワーディフェンスは日本の Apple ではあまり選ばれない?
・Heroes and Castles (Foursaken Media)
3D のディフェンスゲーム。 クオリティーやボリューム、巷の評価などを考えると入ってないのが疑問。
でも、入れるとしたら「大作ゲーム」になるだろうから、枠が足りないのはあるよなぁ・・・
・Block story (Mind Blocks)
RPG のマイクラ系だが、クラフトゲーム部門にこれが入ってないのはちょっと意外。
まあ作りがやや大雑把な感もあるので、選出外になったのも解らないではないですが。
最近日本語化されたので、マイクラ系が好きな方は注目です。
・にゃんこ大戦争 (ポノス)
これは昨年末の発売なので、去年だと発表前、今年だと対象外という・・・
でも日本でユーザーがベストゲームを選出したら、間違いなく上位でしょうね。
BEST OF 2013 のゲーム選出作+α は以上です。
ここに来てまたドラクエや Dokuro など注目作ラッシュなので、それらが入ってないのは悲しいですが、まあしょうがないですね。
ちょっと選出基準が曖昧な部分もありますが、ソーシャルゲームが入っていないため、メディア系サイトのランキングがソシャゲばかりになっているのを考えると、それより役に立つかな、とも思います。
優秀作が多く選ばれているので、今年から iPhone を使い始めた人にとってはアプリ選びの指針になると思います。
ただ、この Apple の選出はデザインや技術に優れたもの、外部にアピールしたいものなどが優先される傾向にあり、一般ユーザーの視点とはちょっとズレている部分もあるため、その点は加味しておきましょう。
また、モラル的に問題のあるアプリも除かれている模様です。
BEST OF ○○ は世界共通のアプリが選ばれる傾向にありますが、国ごとにちょっと違います。
以下で紹介されているのはあくまで日本の Apple Store の選出作です。
・Apple Store BEST OF 2013 (iTunes が起動します)
さて、ここではゲームアプリに絞って、選出されたアプリについての私的な感想を記載していきたいと思います。
辛口のコメントもありますので、絶賛コメントしか見たくない方はご遠慮下さい。
【 ベスト iPhone ゲーム 】
・アスファルト8:Airborne (ゲームロフト)
とんでもないコースを大暴走するハチャメチャレーシング。
スマホのカジュアルレースの代表格であり、単純にやってて面白い。
納得できる受賞です。 Android でも大人気ですね。
【 ベスト iPad ゲーム 】
・GO DANCE (セガ)
フェイスカメラでプレイヤーの動きを読み取るダンスゲーム。 こちらは全く納得ができない。
まだ技術的・ハード的に無理がある印象。 ある意味「セガ」過ぎてる。
ただ Apple の選出であることを考えると、新技術を使っているため、いかにも選ばれそうな作品です。
【 グッド iPhone / iPad ゲーム 】
・ブラッドマスク (スクエニ)
スクエニのインフィニティブレード系の格闘ゲーム。
グラフィックや演出は高レベルですが、難易度と課金のバランスで賛否両論だった作品。
テレビ CM も行われたし、間違いなく「話題作」ではあったので、その点を評価しての選出かもしれませんが、私的にはもっと他に候補があったのでは、とも思う。
・BADLAND (Frogmind)
モノトーンのグラフィックとやや残酷な世界感が印象的なアクションゲーム。
Apple がやたら推していたので、その意味で選出は理解できる。
しかし秀作ではあるが、私的にはそこまで凄いとは思わなかったし、巷でもそれほど話題になっていなかった印象。
【 インディーズゲーム 】
・オーシャンホーン (FDG Entertainment)
3D ゼルダの伝説。 私的にはこれがベストゲーム候補。
インディーズゲームになってるけど、内容はインディーズのレベルじゃない。
これがグッドゲームやベストゲームになってないのが私的に不満ですが、パクりっぽいのは避けたんだろうか。
・LIMBO Game (Playdead)
世界的大ヒットのアクションパズル鬱ゲー。 ゲームと雰囲気の完成度がかなり高い。
Apple が好みそうな作品でもあり、選出は妥当でしょう。
・Space Qube (Playground Publishing)
ブロックを組み合わせて自機を作れるシューティング。 ただしゲームとしては単純。
これはゲームとしてではなく、作った 3D モデルを 3D プリンターに出力できる点が評価された、技術賞的なものだと思います。
・Mr.クラブ (Illusion Labs) ※iTunes 起動
1本の柱の回りを螺旋状にグルグル昇っていくミニアクションゲーム。
これも Apple がかなり推していた作品で、うちでも紹介する予定だったけど、モロモロあって放置になってしまいました。 まあショートゲームの秀作と言ったところです。
・Dark Reaper Shoots! (SummerTimeStudio) ※iTunes 起動
Solomons Keep シリーズのような全方向スクロールシューティング。
パワーアップ要素が豊富で楽しめそうですが、課金しないと広告が死ぬほど邪魔。
後日レビュー予定です。
・Shadow Vamp (Gamesmold) ※iTunes 起動
日差しの角度を変えて、光に当たらないようにヴァンパイアを進めていくパズルアクション。
美しい 3D グラフィックがウリのゲームですが、内容としてはミニゲームといった感じ。
【 大作ゲーム(ブロックバスター) 】
・XCOM : Enemy Unknown (2K Games)
FPS をターン制シミュレーション RPG にした作品。 ゲームとしての評価はトップクラス。
ただ Apple アワードは以前から大作過ぎるゲームは敬遠される傾向があります。
「大作ゲーム」というコーナーが別に設けられているのはそのためでしょうか。
・DEAD TRIGGER 2 (MADFINGER Games)
クオリティー的には大作だけど、手軽でカジュアルに楽しめるゾンビ物の FPS。
これはまあ、選出されて当然でしょうね。
割と早い段階でパワーアップがしんどくなってくるのがちょっと残念ですが・・・
・FIFA 14 by EA SPORTS (EA) ※iTunes 起動
このゲームは公開当初やたら不安定でまともに動かず、当方でも落ちまくった挙げ句、起動不能に。
しかもソーシャル化したためサーバーが慢性的に過負荷で運営状態は最悪。
バグもてんこ盛りでレビューしたくても出来ない状態だったのですが、今はマシになったんだろうか・・・? ゲーム自体は前より面白くなってそうでしたが・・・
FIFA 14 だから選出されて当然と思う反面、そんな有り様のアプリを選出すんなとも思う。
・FINAL FANTASY V (スクエニ)
ファイナルファンタジーの新作。 キャラグラフィックに批判が集中しましたが、ゲームは最高。
日本で純粋にスマホゲームを評価したら、本当はこれがトップクラスでしょうね。
・Infinity Blade III (Chair Entertainment)
タッチパネルにマッチした操作の1対1の剣劇アクション「インブレ」シリーズの最新作。
これもトップクラスの作品ではあるけど、さすがに当初ほどのインパクトはなくなったか。
・イザナギオンライン (Asobimo) ※iTunes 起動
国産のスマホ用 MMORPG。 これは手軽にレビューできるような作品ではなさそうなので、後回しにしたまま時間が経っている状態です。 いずれレビューしたいとは思います。
【 海外の人気ゲーム 】
・Clash of Clans (Supercell)
村開発ゲームに RTS 要素を加えた、高クオリティーな作品。 どちらかと言うとバトル重視。
世界的な大ヒット作で、ダウンロード数で言うと世界トップクラス。
開発元のスーパーセルがソフトバンクに買収されるという驚きのニュースもありました。
・ヘイ・デイ(Hay Day) (Supercell)
スーパーセルその2。 ソーシャル型の村開発ゲームの世界的定番。 こちらは開発重視。
総ダウンロード数はこちらも世界トップクラスです。
やはりシンプルな農園ゲームにも、高いクオリティーと多少のゲーム性は必要ですよね。
・キャンディークラッシュ (King.com Limited)
マッチ3ゲームの世界的定番で、おそらく今年の総ダウンロード数はこれが世界ナンバー1でしょう。
最近テレビ CM が始まっててビックリしました。
・Plague Inc. -伝染病株式会社- (Ndemic Creations)
これホントは 2012 年公開のゲームだから、選出外だと思うんだが・・・ 日本語化されたのは今年だけど・・・
疫病で人類を滅亡させる不謹慎なゲームですが、人気と面白さは本物。
これを作ったのはイギリスの20代の方で、あっという間に「大金持ち」になったそうです。
まだスマホアプリのアメリカンドリームは健在な模様。
・Waking Mars (Tiger Style)
おじさんが火星に奇妙な植物を植えて回る、半分アクション、半分環境ソフト的なゲーム。
日本語化されたためストーリーを楽しめるようになっていて、セールされることも多いので、人を選ぶゲームですが当初よりお勧めできます。
・CSR Racing (NaturalMotion) ※iTunes 起動
直線を走るだけのレースゲーム。 やることはスタートダッシュとシフトアップのみ。
私は楽しいと思わなかったけど、その手軽さが非ゲーマーな方にはウケている模様?
クラッチやマニュアルシフトじゃないのでゼロヨンチャンプのようなゲーム性はないです。
これも本当は 2012 年発売のゲームなんだけど・・・ 結構適当?
【 再定義されたレースゲーム 】
・Real Racing 3 (Electronic Arts)
スマホ最高のレースゲームに、課金演出と待ち時間をてんこ盛りしたアプリ。
なんだかんだ言って課金者は多い模様。 まあメーカーにとっては儲かれば正義でしょう。
その儲けでいずれ遊びやすい作品を作って欲しいものです。
余談ですが、「再定義されたレースゲーム」の「再定義」ってなんだ。
って言うか、どうしてそれほど多くないレースゲームが個別部門になってるんだ。
・GTレーシング2: The Real Car Experience (ゲームロフト)
ゲームロフトのパクリ RR3。 パクるのはいい。 課金と待ち時間のシステムまでパクらないでくれ・・・
しかもボリュームが「あり過ぎて」やってられない。 ゲームのテンポや達成感も大事ですよね。
・2K DRIVE (2K Sports)
レース部分は良いんだけどインターフェイスなどが残念な第三のリアルレースゲーム。
ただ上記の2つほどヘビーな課金仕様ではないので、上の2つが合わないリアルレースファンから支持されている模様。
・Riptide GP2 (Vector Unit) ※iTunes 起動
水上バイクレース。 波の表現がリアルでクオリティーは高く、まだ当方ではレビューはしてなかったけど、選出されるのも頷ける作品。
ただ水上バイクなので、実車などが登場する訳ではなく、その点はレースとして欠点か。
・ワイルド スピード ユーロ・ミッション (Kadam) ※iTunes 起動
CSR Racing と同じハンドル操作のないレース風のミニゲーム。
一応カーブもあるけどボタンを押したら自動で曲がる内容で、CSR があるんならこっちはいらないだろ的なアプリ。
しかもどうしてこれと CSR が別部門なのかも疑問。
・Groove Racer (Out Fit 7 Ltd.) ※iTunes 起動
昔懐かしいスロットカーをゲーム化したもの。 ワンキーゲームで非常にシンプル。
Apple アワードには一般向けのシンプルでオシャレなゲームが必ず含まれるので、そうしたカジュアル枠だと思われます。 ゲームとしてはシンプル過ぎる。
【 反射神経の限界に挑戦 】
・Duet Game (kumobius) ※iTunes 起動
円を回転させて、円上にある2つの点が障害物にぶつからないように進んでいくシンプルゲーム。
サウンドや雰囲気が良く、やってみると意外に楽しめるが、結構マゾゲー。 でも選出は納得。
・一瞬のスキマ X (コロプラ) ※iTunes 起動
動くブロックに一直線のすき間が出来た瞬間に画面をタップするミニゲーム。
内容はシンプルだが演出が良く、ゲームも解りやすい。 そしてテンポが良い。 通勤通学向け。
・IMPOSSIBLE ROAD (Kevin Ng) ※iTunes 起動
ジェットコースターのようなレールの上でボールを転がしていく。
非常にシンプルかつシビアなゲームで、私的には選出するレベルではない印象。
・Boson X (Ian MacLarty) ※iTunes 起動
穴だらけのチューブ状の中をジャンプで進んでいくようなゲーム。
これもかなり高難度のマゾゲー。 やはり選出するレベルではない印象。
・Slayin (FDG Entertainment)
左右移動でモンスターを倒しながらステージクリアしていくミニアクション RPG。
システムはシンプルだがファミコン風の演出が良く、適度なゲームバランスで楽しめる作品。
でもこれって「反射神経」が必要か?
・Mega Dead Pixel (Chillingo) ※iTunes 起動
小さなドットを左右に動かし、障害物を避けつつ、それにかすっていくゲーム。
見た目が Apple 好みだけど、シンプルなミニゲームであり、選出に相応しいレベルとは思えない。
【 クラフトゲーム 】
・Minecraft - Pocket Edition (Mojang) ※iTunes 起動
元祖マインクラフト・・・ の劣化スマホ版。 正直スマホでは他のマイクラ系の方が良いです。
「スマホ版も大規模アップデートするよ!」という告知は何度も行われていますが、やるやる詐欺状態。
余談ですが、マイクラ系のゲームってそんなに多くないのに個別部門になってるのが微妙。 これも人気の成せる技か。
・Survivalcraft (Igor Kalicinski) / プレイ日記2
サバイバルモードに特化したマインクラフト系。 スマホではこれが一番オススメです。
アップデートも継続的に行われており、長く楽しめる作品ですね。
・Junk Jack X (Pixbits SRL)
テラリア系。 2D マイクラ。 日本では iOS 版のテラリアが発売されていないので、その代わりとなるアプリであり、そしてスマホで楽しむ場合はテラリアよりこちらの方が良いと思います。
アップデートも意欲的で、前作よりボリュームも増えました。
・The Blockheads (Majic Jungle Software)
グラフィックは 3D だけとゲーム性は 2D という、ちょっと変わったテラリア系。
マイクラ系・テラリア系の基本が詰まっていて、それでいてプレイしやすい入門用アプリと言える存在。
・Block Fortress (Foursaken Media)
マイクラ+タワーディフェンス+FPS。 個人的には今年一番のヒットアプリ。
選出されてなかったら怒るレベル。 ただ、あまりゲームをしない人には複雑かも・・・?
・Guncrafter (Naquatic LLC) ※iTunes 起動
銃を作って試し打ちするゲーム。 銃の作り方はシンプルで、必要なパーツがあってそれっぽい形ならOK。
今回初めてやったけど意外と面白かったので、後日レビューする予定。
(どうしてこれが選出されてないんだコーナー)
・Deemo (Rayark)
今回の選出作品はどれも2013年11月中旬以前のものなので、時期的な理由で対象外になった可能性はあるけど、でもこれはオーシャンホーンより発売は早い。
選出に入ってないのは正直納得できない。
・Plants vs. Zombies 2 (PopCap)
アメリカやイギリスでは「グッドゲーム」にもなっているのに、日本だけ部門別選出作にすらなっていません。
もちろん日本でも人気の作品なので、もはや理由が解らない。
中の人の好みが強く影響してるんだろうか・・・?
・Kingdom Rush Frontiers (Ironhide Game)
タワーディフェンスの名作。 これもアメリカではインディーズ部門に入ってるけど、日本では選出なし。
タワーディフェンスは日本の Apple ではあまり選ばれない?
・Heroes and Castles (Foursaken Media)
3D のディフェンスゲーム。 クオリティーやボリューム、巷の評価などを考えると入ってないのが疑問。
でも、入れるとしたら「大作ゲーム」になるだろうから、枠が足りないのはあるよなぁ・・・
・Block story (Mind Blocks)
RPG のマイクラ系だが、クラフトゲーム部門にこれが入ってないのはちょっと意外。
まあ作りがやや大雑把な感もあるので、選出外になったのも解らないではないですが。
最近日本語化されたので、マイクラ系が好きな方は注目です。
・にゃんこ大戦争 (ポノス)
これは昨年末の発売なので、去年だと発表前、今年だと対象外という・・・
でも日本でユーザーがベストゲームを選出したら、間違いなく上位でしょうね。
BEST OF 2013 のゲーム選出作+α は以上です。
ここに来てまたドラクエや Dokuro など注目作ラッシュなので、それらが入ってないのは悲しいですが、まあしょうがないですね。
ちょっと選出基準が曖昧な部分もありますが、ソーシャルゲームが入っていないため、メディア系サイトのランキングがソシャゲばかりになっているのを考えると、それより役に立つかな、とも思います。
グラフィックは少なくとも日本人好みじゃないし、目新しい要素も無いし、なんか垢抜けない普通のマッチ3って感じなんだが…
あとレースゲーム推しがなんかウザいですねこの企画w
レースゲームって定番を一つか二つ持ってればそれで良いから、あんまり沢山紹介されても「ふ〜ん」って感じ…