第二次世界大戦の戦車が活躍する、リアルな 3D グラフィックが美しい戦車戦アクションゲームが登場しています。
「Battle Supremacy」です。
このゲームはスマホのフライトシミュレーター型 3D シューティング「Sky Gamblers」シリーズのスタッフが開発したもので、「Sky Gamblers が今度は地上に降り立った!」という触れ込みで話題になっていたゲームです。
Sky Gamblers の Rise Of Glory が第一次世界大戦、Air Supremacy が現代、Storm Raiders が第二次世界大戦、Cold War が冷戦時代と来て、「もう一通りの時代を作ったから、今度はどうなるのかなー」と思ってたら、まさかの戦車でした。
私は元々、ミリタリー方面は空や海より陸が好きなので、このメーカーが戦車戦のゲームを作ると言うのを聞いて楽しみにしていました。
が、実際にプレイしてみたところ、空戦と比べると・・・ 微妙。
まだ地上戦に慣れていない、みたいな印象も受けますね。
画面左側をスライドして移動、右側をスライドして視点と砲塔の旋回。
ボタンで射撃とズームを行います。
戦車であるため機動性が低く、あまり機敏な動きは出来ません。
車体の重さを感じるリアルな動きではあるのですが、地形に引っかかったり、思うような旋回が出来ないこともあります。
また、キャンペーンモードでは戦車以外の乗り物に乗ることもあるのですが、その操作性にはかなり問題があります。(思わぬ方向に旋回したりする)
射撃は自動照準(オートエイム)で、中央に近い敵に照準が吸い付くのですが、移動しながら撃つと着弾地点がズレます。
止まって撃つ場合でも、照準の大きさがだんだん収縮していき、一番小さくなってから撃たないとズレやすくなります。
加えて一度撃つと、次の弾が装填されるまで射撃できなくなります。 連射はできません。
双眼鏡ボタンを押すとズームし、精密に狙いを付けることが出来るので、これで1発ずつ慎重に撃つのがコツですね。
ズーム中はオートエイムは行われません。
射撃は正面を狙う時は問題ないのですが、側面を狙う場合、移動によって勝手に照準(砲塔)が前方に戻ってしまうことがあります。
これはコントロール設定を「上級向け」にするとなくなりますが、上級操作でも画面をダブルタップすると砲塔が前に戻るので、操作する時は画面を連打しないよう気を付けなければなりません。
※ズームで遠方の敵を狙っているシーン。 車体より砲塔を狙った方が大きなダメージになり、相手の砲塔を故障させる場合もありますが、着弾誤差があるのできっちり狙っても砲塔に当たるとは限りません。
ズーム中は照準を自由に動かせますが、戦車なので上下に動かせる範囲には限りがあります。
坂にいると敵を狙いづらくなるので注意。
※岩陰に隠れて敵を側面に捕らえ、出て撃ったらすぐに戻る、という感じで戦うと比較的安全ですが・・・
素早く動けないし、出た後でしばらく止まらないと着弾地点がブレます。
ヒット&アウェイ戦法はこのゲームには向いていませんね。
ゲームモードは1人用のキャンペーンと、様々な条件で戦えるフリーのバトル、オンライン対戦の3種類。
キャンペーンは1エリアに4つのステージがあり、全3エリアなので計 12 ステージです。
ただ早いステージは数分で終わるので、キャンペーンのボリュームはそんなにありません。
展開はバラエティーに富んでいて、途中で飛行機や装甲車、水上艇を操縦するシーンもあります。
常に多くの味方と行動するため、自分1人で頑張らなくても味方が敵を殲滅してくれる事もあります。
しかしこのため、基本攻略は味方を盾にして、その後ろから敵を撃つという形になります。
機動力を生かした戦いが出来るゲームではないので、プレイスタイルは止まって遠くから狙うスナイパースタイルが基本。
接近戦をする時は、耐久力を頼りにやられながら撃ち合う感じです。
味方の攻撃でいつの間にか終わることも多く、ゲームとしては正直微妙です。
また、飛行機の操縦シーンは作りが大雑把で、弾数制限がなく適当に撃っても当たるマシンガンを連射しまくる簡易的なもの。
コントロール設定もできず、地面に激突することもなく、Sky Gamblers のスタッフが作ったとは思えない代物です。
一方、オンライン対戦は結構楽しめます。
Sky Gamblers と同じく、すでに行われているゲームに乱入し、いつでも退出できる手軽なシステムで、チーム戦での撃ち合いを行えます。
味方と共に行動することが大切で、進むか待ち伏せるか、待ち伏せるならどこに陣取るかの駆け引きもありますね。
このゲームの戦闘システムは、対人戦でないとイマイチな気がします。
どのモードでも戦果に応じて経験値とお金を入手でき、経験値が貯まって階級が上がると新しい戦車がアンロックされ、資金を使ってパワーアップすることも出来ます。
ただしキャンペーンで使う戦車はステージごとに決められているため、アンロックした戦車を使えるのはフリーバトルとオンラインのみです。
※飛行機で航空支援を行うシーン。 でも操作の設定が行えず、スティックの上で機体が上昇し、下で下降するという一般的なフライトシミュレーターとは逆の操作。
そして操作設定がないので、任意に変えることも出来ない。
簡単なのでテキトーにやってもクリアできるけど、もうちょっときちんと作って欲しかった・・・
※オンラインでは日本の「一式中戦車 チヘ」を使うことも出来ます。
装甲は紙ですが、機動力があり装填も早いので、スピードを生かした戦い方も可能です。
でも日本の戦車を出すんなら、これじゃなくてチハだろうと言うのが本音。
価格は 500 円。 追加課金は(現時点では)ありません。
クオリティーを考えると高過ぎないとは思います。
ただ、色々な部分で作り込みというか、詰めが甘い気がしますね・・・
ここまで美しい 3D グラフィックと建物の破壊表現を作りあげているのに、コントロールとかキャンペーンモードのイベントとか、細かい点で手抜き感を受けてしまう。
機動力や砲撃間隔も、もうちょっと機敏に動けて、多く撃てた方が、ゲームとしては楽しめると思います。
オンライン対戦だとこんなもんかな、とも思いますが。
しかし戦車戦のアクションゲームとしては、今のところこれが一番だと思います。
陸軍なゲーマーの方は注目すべき作品ですね。
どちらかと言うとこのゲームは、オンライン対戦がメインだと思います。
・Battle Supremacy (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
「Battle Supremacy」です。
このゲームはスマホのフライトシミュレーター型 3D シューティング「Sky Gamblers」シリーズのスタッフが開発したもので、「Sky Gamblers が今度は地上に降り立った!」という触れ込みで話題になっていたゲームです。
Sky Gamblers の Rise Of Glory が第一次世界大戦、Air Supremacy が現代、Storm Raiders が第二次世界大戦、Cold War が冷戦時代と来て、「もう一通りの時代を作ったから、今度はどうなるのかなー」と思ってたら、まさかの戦車でした。
私は元々、ミリタリー方面は空や海より陸が好きなので、このメーカーが戦車戦のゲームを作ると言うのを聞いて楽しみにしていました。
が、実際にプレイしてみたところ、空戦と比べると・・・ 微妙。
まだ地上戦に慣れていない、みたいな印象も受けますね。
画面左側をスライドして移動、右側をスライドして視点と砲塔の旋回。
ボタンで射撃とズームを行います。
戦車であるため機動性が低く、あまり機敏な動きは出来ません。
車体の重さを感じるリアルな動きではあるのですが、地形に引っかかったり、思うような旋回が出来ないこともあります。
また、キャンペーンモードでは戦車以外の乗り物に乗ることもあるのですが、その操作性にはかなり問題があります。(思わぬ方向に旋回したりする)
射撃は自動照準(オートエイム)で、中央に近い敵に照準が吸い付くのですが、移動しながら撃つと着弾地点がズレます。
止まって撃つ場合でも、照準の大きさがだんだん収縮していき、一番小さくなってから撃たないとズレやすくなります。
加えて一度撃つと、次の弾が装填されるまで射撃できなくなります。 連射はできません。
双眼鏡ボタンを押すとズームし、精密に狙いを付けることが出来るので、これで1発ずつ慎重に撃つのがコツですね。
ズーム中はオートエイムは行われません。
射撃は正面を狙う時は問題ないのですが、側面を狙う場合、移動によって勝手に照準(砲塔)が前方に戻ってしまうことがあります。
これはコントロール設定を「上級向け」にするとなくなりますが、上級操作でも画面をダブルタップすると砲塔が前に戻るので、操作する時は画面を連打しないよう気を付けなければなりません。
※ズームで遠方の敵を狙っているシーン。 車体より砲塔を狙った方が大きなダメージになり、相手の砲塔を故障させる場合もありますが、着弾誤差があるのできっちり狙っても砲塔に当たるとは限りません。
ズーム中は照準を自由に動かせますが、戦車なので上下に動かせる範囲には限りがあります。
坂にいると敵を狙いづらくなるので注意。
※岩陰に隠れて敵を側面に捕らえ、出て撃ったらすぐに戻る、という感じで戦うと比較的安全ですが・・・
素早く動けないし、出た後でしばらく止まらないと着弾地点がブレます。
ヒット&アウェイ戦法はこのゲームには向いていませんね。
ゲームモードは1人用のキャンペーンと、様々な条件で戦えるフリーのバトル、オンライン対戦の3種類。
キャンペーンは1エリアに4つのステージがあり、全3エリアなので計 12 ステージです。
ただ早いステージは数分で終わるので、キャンペーンのボリュームはそんなにありません。
展開はバラエティーに富んでいて、途中で飛行機や装甲車、水上艇を操縦するシーンもあります。
常に多くの味方と行動するため、自分1人で頑張らなくても味方が敵を殲滅してくれる事もあります。
しかしこのため、基本攻略は味方を盾にして、その後ろから敵を撃つという形になります。
機動力を生かした戦いが出来るゲームではないので、プレイスタイルは止まって遠くから狙うスナイパースタイルが基本。
接近戦をする時は、耐久力を頼りにやられながら撃ち合う感じです。
味方の攻撃でいつの間にか終わることも多く、ゲームとしては正直微妙です。
また、飛行機の操縦シーンは作りが大雑把で、弾数制限がなく適当に撃っても当たるマシンガンを連射しまくる簡易的なもの。
コントロール設定もできず、地面に激突することもなく、Sky Gamblers のスタッフが作ったとは思えない代物です。
一方、オンライン対戦は結構楽しめます。
Sky Gamblers と同じく、すでに行われているゲームに乱入し、いつでも退出できる手軽なシステムで、チーム戦での撃ち合いを行えます。
味方と共に行動することが大切で、進むか待ち伏せるか、待ち伏せるならどこに陣取るかの駆け引きもありますね。
このゲームの戦闘システムは、対人戦でないとイマイチな気がします。
どのモードでも戦果に応じて経験値とお金を入手でき、経験値が貯まって階級が上がると新しい戦車がアンロックされ、資金を使ってパワーアップすることも出来ます。
ただしキャンペーンで使う戦車はステージごとに決められているため、アンロックした戦車を使えるのはフリーバトルとオンラインのみです。
※飛行機で航空支援を行うシーン。 でも操作の設定が行えず、スティックの上で機体が上昇し、下で下降するという一般的なフライトシミュレーターとは逆の操作。
そして操作設定がないので、任意に変えることも出来ない。
簡単なのでテキトーにやってもクリアできるけど、もうちょっときちんと作って欲しかった・・・
※オンラインでは日本の「一式中戦車 チヘ」を使うことも出来ます。
装甲は紙ですが、機動力があり装填も早いので、スピードを生かした戦い方も可能です。
でも日本の戦車を出すんなら、これじゃなくてチハだろうと言うのが本音。
価格は 500 円。 追加課金は(現時点では)ありません。
クオリティーを考えると高過ぎないとは思います。
ただ、色々な部分で作り込みというか、詰めが甘い気がしますね・・・
ここまで美しい 3D グラフィックと建物の破壊表現を作りあげているのに、コントロールとかキャンペーンモードのイベントとか、細かい点で手抜き感を受けてしまう。
機動力や砲撃間隔も、もうちょっと機敏に動けて、多く撃てた方が、ゲームとしては楽しめると思います。
オンライン対戦だとこんなもんかな、とも思いますが。
しかし戦車戦のアクションゲームとしては、今のところこれが一番だと思います。
陸軍なゲーマーの方は注目すべき作品ですね。
どちらかと言うとこのゲームは、オンライン対戦がメインだと思います。
・Battle Supremacy (iTunes が起動します)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
PCであれだけウケたんだからスマホでもある程度売れるだろうっていう狙いでしょうか
個人的には出来が良ければある程度パクっても気にはしませんが
500円払ってアプリ落とすなら家でWoTやるかって感じになりそう