本家の iPhone AC で公開中の、ジャンル別・厳選おすすめゲーム紹介ページ。
新たに「タワーディフェンス編」を追加しました。

タワーディフェンス(TD)は iPhone アプリによってメジャーになったジャンルであり、スマホやタブレットに最適なゲームのスタイルの1つですね。
一時のブームは過ぎましたが、それでも秀作が数多く出続けている人気ジャンルです。

今回は 10 作品を選出しました。
メジャーなタワーディフェンスを一通り含めたので、意外性のないラインナップではありますが、定番と言える TD はこれを見れば簡単に把握できると思います。

iPhone おすすめゲームアプリ タワーディフェンス編

なお、巷では RTS とタワーディフェンスの区分けがごっちゃになっている感じも見受けられますが、この点はあまり意識していません。
一本道 RTS とタワーディフェンスはスマホからメジャーになった新しいスタイルのゲームなので、ジャンル分けが曖昧になるのも仕方のないところ。
一本道型の RTS は呼び名も一様ではありませんしね。

今回も選出したアプリとその理由、及び候補にしたけど除外した「次点」のアプリとその理由を以下に掲載いたします。
評価は私の独断と偏見なので、その点はご了承下さい。

【 選出作品 】

Fieldrunners / Fieldrunners 2 (選出)
近年のタワーディフェンスの流行は、Fieldrunners の大ヒットと、数々のゲーム賞の受賞、それに伴うメディア露出によって始まりました。
タワーディフェンスを語る上で絶対に欠かせない作品。
今は続編の Fieldrunners 2 が出ているので、こっちの方がオススメ。

geoDefense / geoDefense Swarm (選出)
印象的なワイヤーフレームのグラフィックと花火大会のような演出、高いハマリ性によってユーザーを引き付けたタワーディフェンスの名作。
今となってはちょっと古く見えるけど、でもやっぱり面白いです。

エレメンタルモンスターTD (選出)
日本人向けのシステム&設定で、初心者向けの TD としてオススメ。 でも難易度は結構高く、やり応えがあります。
パズドラの山本プロデューサーが、ガンホー移籍前にハドソンで作った作品です。

Bloons TD シリーズ(選出)
シリーズ作がたくさんあるのでまとめて紹介。 Flash 版も含めると、ユーザー人口はタワーディフェンスの中で最多でしょうね。
オンライン対戦用のアプリも登場し、その勢いは止まりません。

Kingdom Rush Frontiers (選出)
南米発の人気タワーディフェンス。 キャラがちっこいので当初は iPad 版しか公開されていませんでしたが、現在は iPhone でも楽しめます。 でもやっぱり iPad 推奨。
とにかく丁寧に作り込まれた作品で、作り手のこだわりを感じます。

The Creeps! (選出)
ここまでの選出作と比べると若干ランクが落ちるかもしれないけど、それでも遊びやすくて秀作のタワーディフェンス。
難易度が適度で見た目も可愛らしい(?)ので、女性や初心者にもオススメですね。

Sentinel シリーズ(選出)
これも他の選出作と比べると若干ランクが落ちるかもしれないけど、しかしスマホ定番のタワーディフェンスであることは間違いありません。
SF でリアルなグラフィックは Creeps! とは正反対に、完全に男性向けですね。

プラント vs. ゾンビ / Plants vs. Zombies 2 (選出)
2011 年から 2012 年にかけて世界的に大ヒットした作品で、当然の選出。
今や Angry Birds や Fruit Ninja と並び称される、スマホゲームの代表格ですね。

大戦絵巻シリーズ (選出)
選出するかどうか悩んだのですが、「インパクト」という点では突出しているし、当初の欠点も改善されていて長く楽しめるので、選出に含めました。
絵巻物のようなグラフィックと琵琶の弾き語りの BGM は衝撃的です。

Block Fortress (選出)
マインクラフトな開発シーン+ FPS の戦闘シーン+タワーディフェンスという、どのジャンルにすれば良いのか悩む作品。 結局タワーディフェンスのページに含めました。
密かに私の 2013 年のベストゲームです。

【 次点の作品 】

Defender Chronicles / Defender Chronicles II
真横視点の RPG タワーディフェンス。 私がこれを選出したなかったのを意外に思う人もいるかもしれない・・・
実際、2009 年に私が一番ハマっていたスマホゲームはコレです。
しかし同じステージを繰り返して経験値とお金を稼ぐ内容は、今となっては古い印象・・・
Defender Chronicles II は経験値とお金を稼げる致命的バグが発覚し、いきなりバランスが崩壊したのが残念。 でも 2 は今ならオススメではあるかな。

クリスタルディフェンダーズ
スクエニが公開したファイナルファンタジーの世界感を持つ TD。 パズドラとのコラボで一躍有名に。
元はガラケーで公開していた最初期の商用タワーディフェンスの1つ。
PS3 や XBOX360、Wii などでも配信されています。

タワーディフェンス:LOST EARTH HD
Com2uS が「タワーディフェンス」の商標を取って、そのまま「タワーディフェンス」の名で発売した TD。
ルート固定のオーソドックスなタワーディフェンスで、他の TD 経験者には物足りませんが、これから TD を始める人の入門用としては最適。

Space Bandits
Fieldrunners のような自由配置型のタワーディフェンスで、オンライン対戦モードもありました。
完成度の高い TD で、選出してもおかしくないクオリティーでしたが、難易度の高さが普及を妨げてしまい、メジャーに成りきれないうちに Fieldrunners 2 に敗れてしまった印象。

Jelly Defense
タワーディフェンス好きの間で密かに(?)高く評価されている東欧発の TD。
ちょっと独特な見た目と難易度の高さのため、ヒット作にはならなかったのですが、玄人好みのゲームですね。

7cities TD
タワーが経験値を貯めてレベルアップしていく異色の TD。 iPhone 初期の作品の1つ。
タワーが際限なく強くなっていき、それが面白さと独特な戦略に繋がっているのですが、キャンペーンモードだと強くなる前に終わってしまうため、成長を実感しにくかったのが残念。 個人的にはすごく好き。

NINJA TD
iPhone 初期のタワーディフェンスの1つ。 グラフィックのクオリティーが高い作品でした。
タワー(忍者)が5種類しかなく、戦略の幅は狭いのですが、そのぶん初心者でも遊びやすい TD です。

TowerMadness
これも iPhone 初期のタワーディフェンスの1つ。 3D グラフィックが特徴な、ユーザー評価の高い作品。
今となってはグラフィックは見劣りしますが、数少ない自由配置型の TD ですね。

Pew Pew Land / Pew Pew Land II
テンポの良く遊べるルート固定型のタワーディフェンス。 geoDefense っぽいゲームシステムで、難易度が適度で遊びやすい作品。
ただ II は課金要素が強くなったのが残念。 今となってはやや見劣りするかな・・・

CarrotFantasy
中国製の The Creeps!。 ただ Creeps にはない新タイプのタワーなどが加わっていて、楽しめる作品。
クオリティ自体は選出しても良いレベルですが、やはりオリジナルの方を選ぶべきだろうし、今は中国のアプリを選出するのはちょっとコワイ・・・

三国TD - 蜀伝
三国志をテーマにした TD。 見た目はやや地味ですが、タワーが武将になっていて、装備アイテムや特技もあるなど、三国志を知っている人なら楽しめる作品です。
ちなみに「魏伝」もあったのですが、なぜか非公開になりました。

Tiny Heroes
ダンジョンの主となり、訪れる勇者ご一行をトラップで撃退する変わり種の TD。
楽しめる作品ですが、見た目やサウンドがチープで、クオリティ的に見劣りするのが難点。

Tiny Defense
プラント vs. ゾンビを真横にしたような作品。 下の段は地表で、上の段は空。 だから上の方には飛行ユニットしか配置できません。
動きがあまり滑らかでないのが難点ですが、楽しめる作品です。

Space Station: Frontier
四方八方から敵が進攻してくるタワーディフェンスで、どちらかと言うと RTS に近いゲーム性。
資源採掘やエネルギーの補給といった要素があり、システムは難しいのですが、個人的にはかなり好きな作品です。

TapDefense
もう古すぎるため、オススメではないのですが・・・ そもそも iPhone AC というサイトを作ったきっかけは、このゲームの攻略ページを作りたいと思ったのが最初でした。
iPhone で最初のタワーディフェンスであり、当時は爆発的にヒット、このジャンルのパイオニアとなった作品です。