合計 100 回の攻撃でザコを倒してレベルを上げ、ステージのボスを倒す、「ずっと勇者のターン」なパズル RPG が登場しています。
100TURN勇者」です。

百人勇者浮遊大陸バトリクスGUN SPIRITS など、数々の人気作を送り出している吉田浩太郎さんが新たにプロデュースした作品で、今回もユニークなドットグラフィックと遊びやすいゲーム性は健在です。

ドットキャラの勇者が戦う物語であり、バトリクス風の攻撃ルールがあり、GUN SPIRITS のような装備システムがあるため、これまでに発売されたゲームの長所をまとめたような内容ですね。

100TURN勇者

ステージクリア制のゲームで、フィールドにはたくさんのモンスターがいますが、ゲーム開始時に仲間の忍者「シャドまる」が「かげぬいのじゅつ」で 100 ターン敵の動きを止めるため、勇者だけがずっと動けます
フィールドを移動し、武器ボタンを押して敵を攻撃、経験値とお金を稼いでレベルを上げ、ボスを倒すとステージクリアになります。

1回攻撃するごとに残りターン数が減っていき、0 になるとゲームオーバー。
この時、術が解けた敵が動いたり攻撃したりする事はなく、0 になった瞬間にゲームが終了します。
つまり敵はほぼ「障害物」ですね。
移動では残りターンは減りません。

攻撃できる場所は使う武器によって変化します
序盤に手に入る斧「キコリーアクス」だと正面とその1つ右、中盤に手に入る「ふたまたのやり」だと正面とそのナナメ前、特殊な「ムーンエッジ」という武器だと自身の右側に強力な攻撃を行います。
武器は3つまで持って行くことができ、任意に切り替えられます。
モンスターと勇者の位置に合わせて使い分ける必要がありますね。

一応 RPG っぽくなっていますが、限られた攻撃回数でいかに効率良くレベルを上げ、ボスを倒すかを考えるゲームであり、つまりゲーム性としてはパズルと言えます
モンスターを倒すとお金を落とし、これでフィールドにあるショップでパワーアップを買うことも出来るのですが、これもパズルのしかけの1つと言えます。
勇者のレベルはステージが始まる度に1からになります。

ただ、ステージをクリアすると武器が手に入ります。
武器には様々な種類があり、さらに特定の敵に強い「しょくぶつキラー」や「どうぶつキラー」、攻撃の度に敵の防御力を落とす「ガードけずり」、クリティカル発生の間隔を短くする「チャージりつ」などのスキルがランダムで付いています

強力な武器が手に入ればクリアは楽になりますし、種類やスキルによって攻撃方向や有利な敵が変わるため、ステージのクリアの仕方も変化します。
つまり戦闘はパズルですが、武器によって難易度や攻略は大きく変わるため、その点は RPG だと言えますね。

100TURN勇者
※「ふたまたのヤリ」は正面よりナナメ前で当てた方が強力。 射程が長い武器は目の前の攻撃力が弱い場合が多く、どれも一長一短です。
右はお城に入った時に登場する王様。 そのステージのヒントを聞けて、たまにお金も貰えるので、見かけたら必ず話を聞いておきましょう。


いらない武器を売ったり、ステージクリア時に余ったお金を持っていると、それが「ジュエル」に換金されます。
ジュエルは武器の強化に使用でき、「攻撃力」「チャージりつ」「ガードけずり」をアップさせられます。

かかる費用は強化回数(武器レベル)と勇者の段位(勇者レベル)に応じていて、武器のレベルが勇者の段位より低いと費用が安くなります
また GUN SPIRITS と同じく、武器の強化にかけた費用はその武器を売ると戻って来ます。

勇者のレベル以上に武器を強化しようとしない限り、弱い武器を強化しても後で売れば元が取れるので、強化は気兼ねなく行うことが出来ますね。

「キャラクターの強さ=武器の強さ」ですから、クリアできないステージにぶつかった時は、クリア済みのステージを繰り返して強力な武器を探しつつ、強化資金を貯めることになります。

ランダム生成の装備を探すのはこのゲームの楽しさの1つですが、やや難点なのは戦闘にアクション性やランダム性がないパズルゲームであるため、クリア済みのステージの再プレイは完全に同じ作業の繰り返しになること。
これだとちょっと、作業感が強いです。

ゲーム全体の難易度がそれほど高くないため、そこまで延々と資金稼ぎや武器探しが必要になる訳ではありませんが・・・

100TURN勇者
※武器は「しょくぶつキラー」「どうぶつキラー」「うみキラー」をそれぞれ用意しておきたいところですが、さらに攻撃力&チャージ率を優先した武器と、ガード削りを優先した武器も用意しておきたいところ。
装備の方針に合わせて武器の強化を行っていきましょう。
右の画像はチャージが貯まって、勇者が光っているところ。 この状態で攻撃するとクリティカルになります。
武器をチェンジしても、その武器でのクリティカル状態は維持されるので、クリティカルを出す必要のない時は他の武器を使うという戦略もあります。


100TURN勇者
※ステージ選択画面は GUN SPIRITS を踏襲していますね。
勇者段のアップに必要な経験値は、「クリアターン数の記録」に応じています。
例えば 70 ターンでクリアすると、100-70 で 30 ターン分の経験値が入り、再度プレイして今度は 50 ターンでクリアすると、70-50 で差分の 20 ターン分の経験値が入ります。
一定ターン数以下でクリアするとゴールドやシルバーのメダルが貰え、これは武器のドロップに関係していますが、入手経験値には無関係です。
勇者段が頭打ちしたら、クリア済みの簡単なステージで記録を更新しましょう。


価格は 100 TURN 勇者だけあって(?)100 円
ジュエルを買う課金はありますが、必須ではありません。

現時点(2014/1)では全 30 ステージで、ボリュームはそんなにある訳ではないのですが、まだストーリーは完結しておらず、武器のスキルも今は2つまでのようなので(スキル枠自体は5つある)、アップデートでの拡張が予定されているのだと思われます。
いずれにせよ、この値段なら十分お得です。

手軽に遊べて、しっかりハマれる、この作者さんらしいアプリですね。

100TURN勇者 (iTunes が起動します)