シューティングの名作「ギャラガ」と、宇宙を舞台にしたコメディーアニメ「スペース☆ダンディ」がコラボレーションした、シューティングソーシャルゲームが公開されています。
スペース ギャラガ」です。

先日紹介した「フルボッコ ヒーローズ」、ケイブが公開している「ドンパッチン」に続く、3作目の「ソーシャルゲーム+シューティングゲーム」ですが、これらの作品と大きく違うのはその難易度。
ドンパッチンはライトユーザー向けに(少なくとも序盤は)かなり簡単に作られており、フルボッコヒーローズに至っては敵が目立った攻撃をして来ず、「回避」を排除したようなシステムでした。

しかしスペースギャラガはギャラガらしい難易度で、オリジナルよりは簡単ですが、敵はどんどん飛来してくるし、弾も飛んでくるし、ボスは手強いし、ちゃんとシューターでも楽しめる難度になっています。

が、大きな問題が。 少なくとも現時点では、完成度が中途半端。
なんだか「やっつけ仕事」な印象を受けてしまいます
まあこういうケース、スマホのナムコでは良くあることですけどね・・・

スペース ギャラガ

基本のゲームシステムは Galaga 30th Collection に準じています。
30th Collection の ギャラガボタンを押しっぱなしで連射が可能ですが、弾数の制限があり、弾がなくなると攻撃を止めてリロード(再装填)を待たなければなりません
弾切れしても単発で攻撃し続けることは出来ますが、その間はリロードされません。

画面下には「FIRE MOVE」と、単に「MOVE」と書かれた2本のラインがあり、FIRE MOVE の部分をスライドすることで攻撃しながら移動し、MOVE と書かれた部分をスライドすると弾を撃たずに動きます。

この2本のバーを活用することで、指一本で撃ちながらの移動と単なる移動を使い分けることが出来ます
ただしこの操作方法は Galaga 30th Collection の時から賛否両論で、使いこなすには慣れが必要になりますね。
ただ、通常の FIRE ボタンも用意されているので、普通に両手で操作することも可能です。
FIRE ボタンの位置はオプションで左右に設定可能です。

「クエスト」ごとにステージ数と制限時間が決められていて、時間が切れるか残機がなくなる前に規定のステージを突破するとクリア。
残機制+耐久力制」になっていて、1発の被弾では(相応の防御力があれば)やられません。 残機は常に2機でスタートです。
クエストによっては最後にボスが登場する場合もあります。

スペース ギャラガ
※弾はそれほど飛んで来ませんが、弧を描くトリッキーな動きで敵が次々と飛んで来るので、シューティングに慣れていない人には難しいかも。
右はボス戦のシーン。 ソーシャル+シューティングには珍しく相応に手強いボスです。
特に3つ目のエリアのコウモリは強敵。 レベル 10 以上でないと倒しても次のエリアに進めないので、それ以下の時は地道にレベル上げと強化を行いましょう。


ソーシャルゲームでおなじみの「スタミナ制」で、プレイするごとに行動力が減少、なくなったらしばらく待たないと再プレイできません。

ただ、このゲームには「課金ガチャ」がありません
装備は資金に相当する「ギャラガポイント」を使ってショップで購入します。
強化もこのギャラガポイントで行い、使い捨てのパワーアップアイテムは課金通貨で直接買うか、ログインボーナスなどのプレゼントとして受け取ります。

装備にはショット(武器)とボディ(防具)の2種類があり、それぞれに無属性の「実弾」と、「ミサイル」「音波」「ビーム」という3つの属性があります。
敵のタイプに合わせた装備を使うことで威力が増し、受けるダメージも軽減されます。
付け替えがちょっと面倒ですが。

スペース ギャラガ
※メニューとショップ画面。 随時「強化」を行わないと敵が硬くて倒せないので注意。
と言うか、強化しても敵はメチャメチャ硬いんですが・・・
右はショップ画面のお姉さん。 なにか全体的に一世代か二世代前の雰囲気です・・・
これは狙ってそうしてるんですかね?


ゲームの基本部分は、地味ですが悪くないと思います。
ただこのゲーム、現時点(2014/2)では未完成感が漂います・・・

ショップで買える武器は各属性のものが1つずつ、防具も属性ごとに1つだけ
すぐに買いそろえられるうえに、相応にゲームが進まないと上位の装備はドロップしません。
アイテムや特殊装備も「攻撃力アップ」「リロード時間短縮」などの単純な効果のみ。
演出なども垢抜けない印象があります

さらに無理やりソーシャルゲーム化しているため、武器の強化が十分でない状態でゲームを進めるとやたら敵が硬くて、ギャラガの爽快感が失われています
ザコ1体に5発や6発、敵によっては数十発撃ち込まないと倒せない場合があり、そんなギャラガには本来のテンポの良さはありません。

またギャラガと言えば捕らえられた味方を救助して2機編成になる「デュアルファイター」が特徴ですが、2ステージとか3ステージとかで終わるクエストが多いので、デュアルにする意味がない
おまけにボスは弾をバラまいてくるため、当たり判定が大きくなるデュアルファイターはむしろマイナス。

加えて敵が硬いのに、捕らえられた味方に弾を当ててしまうと撃墜してしまう仕様はそのままだから、救助の難易度がかなり上がっている
弾を当てた敵は反動で後ろに下がるため、これにより味方に弾が当たるケースがさらに増している。

先のステージに進むのにプレイヤーレベルを高める必要もあり、ボリュームのなさをレベル上げの時間でごまかしている印象もあります。

ナムコのスマホアプリは資金やスケジュールがなくなっても、とりあえずそのまま発売し、そこで得られた資金で後からバージョンアップしていくケースが多いと聞きますが、今作もそんな感じがあります。
つまり、まだ β 版の印象が拭えません
今作はアニメ「スペース☆ダンディ」とのコラボ作なので、その放映に合わせなければならなかった事情もあるのかもしれません。

さらに個人的には、この昭和感の漂うキャラクターにも違和感があります・・・
アニメを見てない(そもそも見れる地域に住んでいない)から、コラボされてても全く興味ないし。
原作に登場するヘンテコな宇宙人を集める要素もありますが、集めたからといって特にパワーアップする訳でもありません。

とにかく前述したように「やっつけ感」「調整不足感」が強いです。
たぶんナムコでなかったら、この状態では発売してないだろうな・・・

以下は Youtube で公開されている公式のプロモーションビデオです。



アプリ本体は無料で、ガチャもなく、課金しなくても遊べるゲームではあります
(そして 2014/2/8 現在、課金はまだ行えない状態です)

だから色々と批判も書きましたが、スタミナ制はあるにせよ、無課金でも問題ないため、その点では勧められるゲームです
難易度は相応に高いので、シューティングが苦手な人だと厳しいかもしれませんが、逆にシューティングが好きな人には悪くないですね。
「オススメ!」とまでは言えませんが・・・ なにせタダだし、ギャラガですから、やって損はないでしょう。

アップデートで拡張されていくことが告知されていますから、今後に期待・・・ 出来るのかなぁ・・・?

スペース ギャラガ (iTunes が起動します)