1990 年代風の 2D グラフィックがシューターの心をくすぐる、完成度の高い縦スクロールのシューティグゲームが登場しています。
「AngerForce - Strikers」です。
先に総評を言ってしまうと、最近見たシューティングゲームの中では一番面白いアプリですね。
グラフィックはレトロですが、動きは滑らかで演出も派手、さらに敵ロボットの細かい動きには作り手のこだわりを感じます。
「クラシックな STG」と紹介されていますが、敵弾はかなり多めで弾速は遅く、ゲーム性としては 2000 年代以降の弾幕シューティングに近いです。
開発したのは Screambox という北京のメーカーで、初期の iPhone シューティングを支えた香港の Epic Force や、ライトニングファイター を作った台湾の Uwan など、2D シューティングに関しては欧米より中華圏の方が良作が多いですね。

オーソドックスな縦スクロールシューティングです。
操作は「相対移動」で、指の位置に関わらず、指を動かした方向と速度で自機が移動します。
画面下には指置き場となるスペースがあり、後方から弾を撃たれるようなこともないため、指が邪魔になることはありません。
操作性は良好ですね。
通常ショットはオートですが、敵に弾を撃ち込んでいると「パワーゲージ」が貯まっていき、これが最大になるとパワーストックが1つ増加。
それを消費して「スキル」と呼ばれる特殊攻撃を発動できます。
例えば最初の自機である剣士風の青年は、パワーを1つ消費して貫通する火の玉を撃ち、2つ消費すれば近距離に強力な斬り払い攻撃を行えます。
スキルで敵を倒すとコンボが増えていき、さらにパワーゲージが増えるボーナスエネルギーが出るので、敵をスキルで連続撃破することが高スコアにも繋がるようになっています。
画面の端にはこれらのスキルとボムを発動させるボタンがありますが、1つ目のスキルはダブルタップ、2つ目のスキルは二本指タップでも発動させられるため、片手でもプレイ可能で、ボタンの押しミスも起こりません。
ボムはライフがない時にダメージを受けると「食らいボム」になるので、手動で発動しなくても活用できます。
自機はライフ制で残機はなし。 実質「ライフ=残機」です。
ダメージを受けた時のアクションが小さいので、食らった時の被害を認識し辛いのですが、実際には1機失っているのと同じなので注意しましょう。

※左が火の玉、右が斬り攻撃。 左上にあるメーターが撃ち込みによって増えるパワーゲージで、これが最大になるとスキルに使うパワーが1つ増えます。
メーターの上にある赤い歯車のようなものがライフで、メーターの下の黄色いマークと数字がボムの残数です。
敵を倒すとコインがポロポロ落ちてきて、これが貯めればゲーム開始時にパワーアップを購入できます。
パワーアップにはライフ1追加、コインを吸収、パワーストック拡大などがあり、装備できる枠もコインで拡張できます。
強すぎるパワーアップはありませんが、ライフをたくさん持ってスタート出来るようになるとかなり有利ですね。
コインはゲームオーバー時のコンティニューにも使用でき、最初は 100 G、二度目は 400 Gと必要額が上がっていきますが、このぐらいなら(コイン吸収を使えば)すぐに貯められるので、数回は実行可能です。
全6ステージの2周エンドで、パワーアップやコンティニューのない「エキスパートモード」もあります。
自機は4種類用意されていますが、最初の1人目以外は課金キャラ。
ただ、1人目だけでも十分遊べますし、2人目は 100 円、3人目は 200 円なので、そんなに高額ではありません。(4人目は 400 円)

※左は2人目の女性キャラ。 遠くから威力のある爆弾を放てるので、1人目よりも使いやすいです。
右はこのキャラのストーリーシーンで、こうしたイラストが各キャラごとに用意されています。 鉛筆画なのが渋い。
作り込みが深く、オープニングやストーリーシーンのペン画イラストがオシャレで、輸送機で運ばれてきたロボットが腕を振り上げながら攻撃し、ダメージを受けるとジャンプして撤退するなど、しぐさも細かいです。
無名メーカーのシューティングというと演出が簡素なものが多いですが、このゲームはしっかり作られていて、ショボイ印象は受けません。
BGM も良いですね。
難易度は割と高めで、冒頭で述べたように「弾幕シューティング」と言えます。
あまりシューティングをしない人には辛い難易度かもしれませんが、難しすぎる程ではなく、序盤ステージは簡単なので、適度なバランスだと思います。
コンティニューもあるので、シューティングに慣れている人なら1周目のクリアはそれほど難しくないでしょう。
ただ難点は、自機の当たり判定がどこにあるのが解り辛いこと。
自機の見た目が結構大きく、当たり判定はその中央部のみですが、パッと見ではどこなのか判断し辛いです。
にも関わらず後半になると精密な弾避けを要求されるので、困ることも多いです。
もう1つ気になるのは、1人目のキャラが近距離攻撃型と言えるので、ちょっと初期キャラとしては使いやすいとは言えない点でしょうか。
まあ難点と言うほどではないのですが。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 500 円。 この内容なら高くないと思います。
課金キャラやゴールドの課金購入もありますが、必須ではありません。
前述したように課金キャラの値段は安いので、本格的にやりたい人は買っても良いですね。
さすがにケイブシューと比べると辛いですが、この価格帯の小メーカーのシューティングとしては上位の作品だと思います。
シューティングゲームが好きな人なら、見逃せないアプリでしょう。
・AngerForce - Strikers(iTunes が起動します)
「AngerForce - Strikers」です。
先に総評を言ってしまうと、最近見たシューティングゲームの中では一番面白いアプリですね。
グラフィックはレトロですが、動きは滑らかで演出も派手、さらに敵ロボットの細かい動きには作り手のこだわりを感じます。
「クラシックな STG」と紹介されていますが、敵弾はかなり多めで弾速は遅く、ゲーム性としては 2000 年代以降の弾幕シューティングに近いです。
開発したのは Screambox という北京のメーカーで、初期の iPhone シューティングを支えた香港の Epic Force や、ライトニングファイター を作った台湾の Uwan など、2D シューティングに関しては欧米より中華圏の方が良作が多いですね。

オーソドックスな縦スクロールシューティングです。
操作は「相対移動」で、指の位置に関わらず、指を動かした方向と速度で自機が移動します。
画面下には指置き場となるスペースがあり、後方から弾を撃たれるようなこともないため、指が邪魔になることはありません。
操作性は良好ですね。
通常ショットはオートですが、敵に弾を撃ち込んでいると「パワーゲージ」が貯まっていき、これが最大になるとパワーストックが1つ増加。
それを消費して「スキル」と呼ばれる特殊攻撃を発動できます。
例えば最初の自機である剣士風の青年は、パワーを1つ消費して貫通する火の玉を撃ち、2つ消費すれば近距離に強力な斬り払い攻撃を行えます。
スキルで敵を倒すとコンボが増えていき、さらにパワーゲージが増えるボーナスエネルギーが出るので、敵をスキルで連続撃破することが高スコアにも繋がるようになっています。
画面の端にはこれらのスキルとボムを発動させるボタンがありますが、1つ目のスキルはダブルタップ、2つ目のスキルは二本指タップでも発動させられるため、片手でもプレイ可能で、ボタンの押しミスも起こりません。
ボムはライフがない時にダメージを受けると「食らいボム」になるので、手動で発動しなくても活用できます。
自機はライフ制で残機はなし。 実質「ライフ=残機」です。
ダメージを受けた時のアクションが小さいので、食らった時の被害を認識し辛いのですが、実際には1機失っているのと同じなので注意しましょう。

※左が火の玉、右が斬り攻撃。 左上にあるメーターが撃ち込みによって増えるパワーゲージで、これが最大になるとスキルに使うパワーが1つ増えます。
メーターの上にある赤い歯車のようなものがライフで、メーターの下の黄色いマークと数字がボムの残数です。
敵を倒すとコインがポロポロ落ちてきて、これが貯めればゲーム開始時にパワーアップを購入できます。
パワーアップにはライフ1追加、コインを吸収、パワーストック拡大などがあり、装備できる枠もコインで拡張できます。
強すぎるパワーアップはありませんが、ライフをたくさん持ってスタート出来るようになるとかなり有利ですね。
コインはゲームオーバー時のコンティニューにも使用でき、最初は 100 G、二度目は 400 Gと必要額が上がっていきますが、このぐらいなら(コイン吸収を使えば)すぐに貯められるので、数回は実行可能です。
全6ステージの2周エンドで、パワーアップやコンティニューのない「エキスパートモード」もあります。
自機は4種類用意されていますが、最初の1人目以外は課金キャラ。
ただ、1人目だけでも十分遊べますし、2人目は 100 円、3人目は 200 円なので、そんなに高額ではありません。(4人目は 400 円)

※左は2人目の女性キャラ。 遠くから威力のある爆弾を放てるので、1人目よりも使いやすいです。
右はこのキャラのストーリーシーンで、こうしたイラストが各キャラごとに用意されています。 鉛筆画なのが渋い。
作り込みが深く、オープニングやストーリーシーンのペン画イラストがオシャレで、輸送機で運ばれてきたロボットが腕を振り上げながら攻撃し、ダメージを受けるとジャンプして撤退するなど、しぐさも細かいです。
無名メーカーのシューティングというと演出が簡素なものが多いですが、このゲームはしっかり作られていて、ショボイ印象は受けません。
BGM も良いですね。
難易度は割と高めで、冒頭で述べたように「弾幕シューティング」と言えます。
あまりシューティングをしない人には辛い難易度かもしれませんが、難しすぎる程ではなく、序盤ステージは簡単なので、適度なバランスだと思います。
コンティニューもあるので、シューティングに慣れている人なら1周目のクリアはそれほど難しくないでしょう。
ただ難点は、自機の当たり判定がどこにあるのが解り辛いこと。
自機の見た目が結構大きく、当たり判定はその中央部のみですが、パッと見ではどこなのか判断し辛いです。
にも関わらず後半になると精密な弾避けを要求されるので、困ることも多いです。
もう1つ気になるのは、1人目のキャラが近距離攻撃型と言えるので、ちょっと初期キャラとしては使いやすいとは言えない点でしょうか。
まあ難点と言うほどではないのですが。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 500 円。 この内容なら高くないと思います。
課金キャラやゴールドの課金購入もありますが、必須ではありません。
前述したように課金キャラの値段は安いので、本格的にやりたい人は買っても良いですね。
さすがにケイブシューと比べると辛いですが、この価格帯の小メーカーのシューティングとしては上位の作品だと思います。
シューティングゲームが好きな人なら、見逃せないアプリでしょう。
・AngerForce - Strikers(iTunes が起動します)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。